普通が優しさに割増しされる洗脳。DVに苦しむ女が夫をけなされて「気分が悪い」

テレフォン人生相談 2017年3月14日 火曜日

夫は転職を繰り返し、暴力を振るうので別れようと思うことがあるが、優しいところがあるので別れられない。今後どう付き合っていけばよいか?

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者:女54歳 夫47歳再婚同士で10年前に結婚 前夫との間に子ども3人

ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう。

相談者:
あ、もしもしい

ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。

相談者:
あ、こち、よろしくお願いしますう。

ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか。

相談者:
・・あの、主人ん、の・・ことなん、ですけども。

ドリアン助川:
はい

相談者:
ま、職場あ、の人、と合わなくてえ・・ま仕事も・・長続きしない?

ドリアン助川:
はい

相談者:
っていうことと。ま、仕事でイライラしていてえ・・わたしに当たったりい、

ドリアン助川:
はい

相談者:
こ、娘のことを凄く悪く言ったりとか、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ていう、ま、家庭にもちょっと影響があるっていう・・のでちょっと・・相談したいなと思いまして。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、あなた様はおいくつですか?

相談者:
あん54歳です。

ドリアン助川:
54歳。旦那さんはおいくつでしょう?

相談者:
は47歳

ドリアン助川:
よんじゅうな、あ・・初婚同士で?

相談者:
いえお互いに、再婚、です。

ドリアン助川:
お互いに再婚。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー何年前に・・一緒になられたんですか。

相談者:
それは10年ぐらい、ですかね。はい

ドリアン助川:
10年、くらい前。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、娘さんというのは・・どちらの?

相談者:
あ、前の、夫との子どもです。

ドリアン助川:
はい

相談者:
3人です。

ドリアン助川:
3人いらっしゃる?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、んん、同居してるんですか?

相談者:
・・今は別々です。

ドリアン助川:
ということはそのお・・旦那さんがあ、今・・お嬢さんのことを悪く言うということはその目、目の前のお嬢さんがいらっしゃるわけではないんですね?

相談者:
ん、ではないんですけどもやっぱり、口うるさく言ったりしてえ、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
結局、娘がもう・・嫌になっちゃって、出て行ったいう、感じで。

ドリアン助川:
あー一緒にいる時に。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あの、失礼ですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
その離婚の原因というが・・この結婚だったとか。

相談者:
人には誰にも言ってないんですけどお、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
別居は・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
主人と前の人としてたんですけども、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
やっぱりきっかけになったのは、

ドリアン助川:
はい

相談者:
今の主人との出会いです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
離婚に踏み切ったのは。

ドリアン助川:
なるほど。それで、えーまー、そういう形でえ・・清水の舞台から飛び降りるような気持ちで・・

相談者:
ええ(笑)そうですね、

ドリアン助川:
二人一緒なったんでしょうか?

相談者:
まさか自分が離婚するとは思ってなかったんですけども。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
そうなって、一緒になったのにい、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・あは(苦笑)結局主人があ・・なんか仕事が・・全然続かなくって。

ドリアン助川:
それはま、前からですか、若い頃から?

相談者:
あ、多分そうです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの履歴書を書くとお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
もう忘れちゃったぐらい・・もう、1枚じゃ足りないぐらい・・

ドリアン助川:
うーん

相談者:
なんです。

ドリアン助川:
じゃ大体そのお・・すぐ辞めちゃうというのは・・これはあれですかね、職場の人間関係ということですかね。

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
うーん。例えばね・・あなたから見て・・ちょっと普通の人間・・と比べて、喧嘩っ早いとかあ、

相談者:
ま、それはあります。

ドリアン助川:
ああ

相談者:
ええ、わたしに対してもです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
はい

ドリアン助川:
そのお・・んご、ご結婚なさる時は、そういう人だって分かんなかったんですか?

相談者:
再婚するちょっと前に、

ドリアン助川:
はい

相談者:
一回怒って、なんか凄い人だなあ、と思ったんですけど。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
だけど、いひ(苦笑)正直、わたしが好きだったので、

ドリアン助川:
はい

相談者:
何かそういうのも目を・・瞑ってしまったっていうか・・

ドリアン助川:
うーん。それでその時の・・

相談者:
ええ

ドリアン助川:
怒り方っていうのは・・例えばその物を投げたりひっくり返したりするとかあ・・そういうとこまで行っちゃう?

相談者:
さすがにその時はまだ・・ね、他人だったで、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
そこまではまではしなかったんですけどお、主人の場合は、言葉があ・・凄いんです。

ドリアン助川:
言葉の、暴力があるんだ。

相談者:
そういう感じですう。

ドリアン助川:
うーん。全然普段とは違う人格が出て来ちゃうっていうことですか?

相談者:
そんな感じですう。

ドリアン助川:
うーん。例えばほら、普段温厚な・・あの・・大魔神って分かります?

相談者:
あはい(笑)

ドリアン助川:
あの温厚お、なんだけど、

相談者:
うん

ドリアン助川:
怒るとこう、ぐわーっと腕が上がると物凄い形相に変わると。ああいう人・・

相談者:
そうですね、いつもの優しい顔が、もう全然もう・・んま、しゃく、んま、ぎゃ真逆になってしまって、

ドリアン助川:
逆の、人格が出て来ると。

相談者:
はーい

ドリアン助川:
うん

相談者:
でも、実際に普段は優しいんです、ホントに。

ドリアン助川:
普段は優しい。

相談者:
はい

ドリアン助川:
その・・んー、で、あの、今は、「その時はまだ」っておっしゃいましたけど、今は、そのお、物が飛んで来たリ、机がひっくり返ったりするんですか?

相談者:
あ、あります。わたしもう、左足にま・・あの、足1本真っ青になって・・たまたまその時・・仕事行ってなかったのでえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
保険証がなかったから病院に行けなくて・・ていうようなこともありました。はい

ドリアン助川:
うーん。まそのお・・「普段は優しい」っておっしゃいますけどもお・・こういうことが頻繁にあるんですか。

相談者:
そこまで怒るっていうことはあ、ホントに、何か月かに・・1回、くらい・・です。

ドリアン助川:
ん何か月かに一回なら結構頻繁ですねえ。

相談者:
そうですねえ。

ドリアン助川:
年にだって数回あるっていうことでしょう?

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
でやっぱり、怪我をさせたらあ・・いけないっていう、やっぱそこまでは、な、主人も理性みたいのはあって、結局、椅子を投げて壊しちゃったりとかあ、

ドリアン助川:
・・うーん

相談者:
あの、壁を叩いて穴開けちゃったりとかあ。

ドリアン助川:
元々、そういうところが、そういう性格・・なのかどうか分かりませんけども、その職場あ、も、上手く行かないし、

相談者:
はーい

ドリアン助川:
人生も、なんかこう、チグハグなって来ちゃってるし。

相談者:
あ、そうなんです。はい

ドリアン助川:
でえ、んー、暴れちゃってるという感じなんですかねえ。

相談者:
そうです、ま、怒ってないときは、本当に・・あのお(苦笑)いい人ってか優しいんですけどね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
はい

ドリアン助川:
多分でも職場でも・・「あいつ、いきなりキレちゃったよ」みたいなことが・・

相談者:
そうなんです

ドリアン助川:
あるわけですねえ。

相談者:
それは多分わたし・・想像できます。

ドリアン助川:
うーん・・あなたとしては、どうしたいんですか、これから。

相談者:
ちょっと怒られるとお・・「もうこの人とは別れよう」っていつも思うん、です。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
真剣に。
「もう明日家を出て行こう」・・って、

ドリアン助川:
はい

相談者:
思うんですけど、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
やっぱ二日ぐらい経つと、また、優しくなるんで、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
・・あの「でもやっぱりこの人・・まあわたしを必要としてくれてるんで・・やっぱ置いて行けないな」(苦笑)みたいに思・・っちゃうんですね。

ドリアン助川:
うーん・・わ

相談者:
でも、実際にわたしが好きなんだ、好きなんだと思います、まだ。

ドリアン助川:
うーん。今日、お悩みとしてね、

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、電話を掛けて来てくださって、

相談者:
はい

ドリアン助川:
どうなんでしょ、つまり、これからあ、この結婚を、も辞めた方がいいのかどうかという相談なのか・・わ

相談者:
わたしはあ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
正直い、に言うとお、

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・あの一緒に居たいんです、まだ。

ドリアン助川:
ええ、ええ、ええ

相談者:
うん

ドリアン助川:
その辺どういう風に、してったらいいかということを、今日話したいという・・

相談者:
なんかねもう、うん

ドリアン助川:
ことですか?

相談者:
どうしたらいいのかがもう・・分からない状態・・になっています。

ドリアン助川:
はい・・では、えー、

相談者:
はい

ドリアン助川:
今日の先生紹介いたします。精神科医の高橋龍太郎先生です。よろしくお願いします。

相談者:
あ、よろしくお願いします。

(回答者に交代)


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