2年前から義母の介護をする長男の嫁。報われない毎日に嫌気

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
今あのお・・愛先生のご提案っていうのはもう、ホントに・・素晴らしい提案だと思うんですけれどもお、

相談者:
そおですね・・

加藤諦三:
その提案と同じい・・路線なんですけどね、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・選択肢が今言ったように・・愛先生が言ったように、ひ、人が入るものもそうですし、

相談者:
はい

加藤諦三:
高齢者のお・・施設に入るのも、それは・・ね、93歳の、お母さまからすれば、
「お金が・・毎月掛かって、払ってやだ」って言うかもしれないけど・・
「これもやだ、これもやだ、これもやだ」って言ってたら・・どうにもならないわけですよ。

相談者:
そうですよねえ、はい

加藤諦三:
なんかみんなが、
「これは嫌です」っていうこと言うと、その、集団の矛盾はどっか一ヵ所に来ちゃうんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、その人が・・犠牲を払うと。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけどもその犠牲は、みんなから感謝されません。

相談者:
はい

加藤諦三:
大体僕から見るとね・・このスタートが間違ってるの。

相談者:
はい

加藤諦三:
だって・・ホント理想を言えばね、

相談者:
はい

加藤諦三:
母親がここに住みたいと。

相談者:
はい

加藤諦三:
一緒に住みたいと。

相談者:
はい

加藤諦三:
わたし達も、介護してあげたいと。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・これがあってはじめて上手く行くんですよ。

相談者:
うーん

加藤諦三:
だから最初っからこれがないわけ。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
・・だから最初、相互性があっても、上手く行かないことってのは出て来るのに、

相談者:
はい

加藤諦三:
最初のスタートから相互性がないんです。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
で、最初の、す、スタートから相互性がないところで、

相談者:
うん

加藤諦三:
それぞれが「わたしには、これができません」て言い出したらどうなりますか?・・破たんするの分かってますよ。

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
だから、今・・あなたの聞いているとね、

相談者:
うん

加藤諦三:
一つ問題はね、

相談者:
はい

加藤諦三:
マドモアゼル愛先生の、

相談者:
はい

加藤諦三:
ご提案あった、「それ無理です」って。

相談者:
うん

加藤諦三:
あなたの感情からすると、無理だっての分かります。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから僕が・・一つ、いや一つ、し、視野を広げて、

相談者:
うん、そうですね

加藤諦三:
そ・・「施設の入るっていうのも一つの選択肢じゃないですか?」・・っていうと、
「いや、それは無理です」ってなってっちゃうんです。

相談者:
・・うーん。いや、その、わたしい、は・・凄く賛成だし、そうしていただくと、大変助かるんですけど、

加藤諦三:
あはい

相談者:
結局、決めるのが、本人・・なので。

加藤諦三:
ええ・・そうです、だけども、だって本人の言う通りにこれがしてたらどうなりますか?

相談者:
永遠にこのままですね。

加藤諦三:
永遠にこのままならいいけど、今あなたがもう限界に来てんですから。

相談者:
うん

加藤諦三:
・・だからね、限界に来てる時はあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
みんなに対して、「あなたが変われ」って言ってるときなんです。

相談者:
うん

加藤諦三:
当然これは・・93歳の母親にも適用して、「あなた(93歳の義母)が変われ」っていうことなんですよ。

相談者:
はい

加藤諦三:
今限界です。あなたの話聞いてると。

相談者:
はい

加藤諦三:
この集団は。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・集団が限界に来てるときは・・

相談者:
うん

加藤諦三:
それぞれの・・メンバーに対して、「あなたが変わりなさい」ということなんです。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
だ、具体的に言えば、

相談者:
はい

加藤諦三:
・・愛先生の言われた・・ようなこと、或いは・・
「『そこには行きたくない』と本人が言ってます」っていうんじゃなくて、
「いやあ、そうですか、じゃ、わたし達出て来ます」って言えばいいわけじゃないですか。

相談者:
そうですね・・はい

加藤諦三:
そうでしょ?、あ、で、出ればいいわけです。

相談者:
出てもいいかなって思います。

加藤諦三:
うん、だから、そうそう、それでいいわけ。

相談者:
はい

加藤諦三:
だ、もうそれで「出ます」と・・いうのでもいいんですよ。

相談者:
うん

加藤諦三:
だからこれがねえ・・一人一人が・・既存ん、の、カテゴリーで物を考えない。

相談者:
・・はい

加藤諦三:
視野を広げるときです。

相談者:
・・分かりました。

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
はいどうも、失礼します。

相談者:
はい、失礼いたします。

 

「2年前から義母の介護をする長男の嫁。報われない毎日に嫌気」への3件のフィードバック

  1. この手の相談でアイ先生の回答はいつもきれいごとすぎる
    私も介護の当事者だけど
    介護は本当に報われない だれからも感謝されない
    当の介護される方も自分ばかりが辛い思いしてるという被害妄想で
    一番頼りにしなきゃいけない嫁を困らせる
    こういうときは逃げちゃえばいいって言ってほしい
    もう十分頑張りました
    あなたはもう自分の生活にもどっていいんだって
    いってほしい

  2. 私は回答者を批判したつもりはありません
    アイ先生は素晴らしい方だと思ってます

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