2年前から義母の介護をする長男の嫁。報われない毎日に嫌気

テレフォン人生相談 2017年5月4日 木曜日

夫は単身赴任中。仕事をしながら姑の介護をしているが行き詰ってしまった。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女55歳 夫60歳は1年前から単身赴任中 長男25歳 次男22歳 義母93歳とは2年半前から同居中 夫に姉と妹がいる

今日の一言: なし

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、もしもし

加藤諦三:
はい、はいテレフォン人生相談です。

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。

相談者:
はい、えー55です。

加藤諦三:
55歳。結婚してます?

相談者:
はい、してます。

加藤諦三:
えーご主人何歳ですか?

相談者:
60歳です。

加藤諦三:
60歳。お子さんは?

相談者:
えっとお、息子が二人で、

加藤諦三:
はい

相談者:
25と、22です。

加藤諦三:
はい、分かりました。で何で、どんな相談ですか?

相談者:
えっとお、今、母の、介護をしてるんですけ、あと、同居をしてる母が93歳です。

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・最近ちょっと色々思うことがあってえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
まだこの状況が続くんですがあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
今後どう、気持ちを切り替えて、

加藤諦三:
はい

相談者:
行ったらいいのか、教えていただきたいです。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい

加藤諦三:
「最近思ってることがあ、あって」というのはどういうことですか?

相談者:
えと、最初に自分の中で、同居するにあたってえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
決めてえ、ることがあって、

加藤諦三:
はい

相談者:
やっぱりこう、感情をむき出しにしないようにしようっていうことと、

加藤諦三:
はい

相談者:
自分のこう、も、できる範囲で、決めた範囲は、あのお、無理をせず、この範囲っていうのは、きちっとやろうっていうのを、

加藤諦三:
はい

相談者:
決めてたんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、それ、それでちょっとやってたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
段々もう、当たり前になって来てえ、

加藤諦三:
はいはい

相談者:
でこっち、わたしも今パート・・仕事をしてるので、

加藤諦三:
はい

相談者:
やっぱり日によったらキツい日とかあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
あとゆっくり休みたい日とかあるん・・で、

加藤諦三:
はい

相談者:
そのことをこう、上手くお話をして伝えーるけど、聞いてない。

加藤諦三:
うんー

相談者:
で、感じてない。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、「自分ん、は・・こうなんだ」っていうことを、言われて、なんか思いやりがないなあとか思って、わたし、わたしに・・

加藤諦三:
これはあれですね?、今、介護してる・・母親のことですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい。で、これは、あなたのお母さま、それとも・・ご主人。

相談者:
あ、主人です。はい

加藤諦三:
ご主人の方ね。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
でえ、

加藤諦三:

相談者:
そういった、不満があ、段々溜まって来て、

加藤諦三:
うーんうん

相談者:
切り替えよう切り替えようと思って自分ん、なりに、

加藤諦三:
うん

相談者:
ちょっとやって来たけど、ちょっと、も、最近キツいなあ、と思ってですね。

加藤諦三:
んあいはいはい・・まあ、それはキツいでしょうねえ。

相談者:
うん

加藤諦三:
あーのお・・理屈で正しいっていう事とお、

相談者:
はい

加藤諦三:
感情とは、違いますからねえ。人間の感情は別に理屈通りに動くわけじゃないですからね。

相談者:
そうですね

加藤諦三:
むしろ僕はね、気になるのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
このあなたが、お義母さん・・の、介護している、ことに対して、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたのご主人はどういう態度なんですか?

相談者:
えっとですね、主人は今単身赴任です。

加藤諦三:
あー、そうですか。

相談者:
うん、でも、同居したのはですね、2年半ほど前なんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
単身赴任になったのは、1年んー、くらいなのでえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
えっとお、1年半ぐらいは一緒に、いたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、あの手伝うし、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお・・色々やります。

加藤諦三:
・・え、そのお、介護を手伝う・・という・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ことよりもね、

相談者:
はい

加藤諦三:
恐らくま、手伝うのは・・もう、それは、そうしなきゃ、自分の・・母親ですからね・・

相談者:
親ですからね。

加藤諦三:
当たり前だと思うんですけど。そうじゃなくて、やっぱりそのお、例えば・・あなたが、ま、パートをしながら、

相談者:
はい

加藤諦三:
お義母さんを介護していて、いろんな・・苦労したことがありますねえ

相談者:
あはい

加藤諦三:
そしてえ、ご主人が例えば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
夜帰って来ました。

相談者:
はい

加藤諦三:

相談者:
はい

加藤諦三:
そこであなたがあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
介護の苦労話を、しました。

相談者:
します、はい

加藤諦三:
その時に、

相談者:
はい

加藤諦三:
「もー、お袋も90だしい・・わ、世の中みんな苦労してんだよ」っていうような、対・・応してるのか?

相談者:
うーん

加藤諦三:
それとも、
「お前も苦労するなあ」と、「適当でいいよ」と。

相談者:
うーん

加藤諦三:
いう風な・・ことをご主人が言うのかってことなんです。つまり、
「もう適当でいいよ」って、「お前苦労するな」っていうのは・・言葉だけ取ったら、こっちの方が間違ってます。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・だけど・・現実には・・こう言われた方が、あなたの気持ちは・・楽になるんです。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
介護のような難しい・・ことを、の場合にはね、正しいことをいうっつのは物凄い、マイナスなんですよ。

相談者:
うーん

加藤諦三:
正しいことじゃなくて、こう、苦労してる人の気持ちを汲み取・・るっていう・・

相談者:
はい、そうなんです、分かって欲しいっていうか。

加藤諦三:
そう、そ、そこなんです。だから・・その、分かってほしいという気持ちをご主人があ・・受け取ってるかどうか?という質問を今したわけ。

相談者:
半分ぐらい(笑)だけかもしれません。

加藤諦三:
ああ、す、そうすると・・んまあ・・かなり、いい方ですよね?

相談者:
・・そうですね

加藤諦三:
もうホントに、うん

相談者:
それでどうにか・・もって来たところも、あります。

加藤諦三:
す、それが今あ・・ご主人がいなくなってえ

相談者:
はい

加藤諦三:
気持ちがもたなくなったっていうこと?

相談者:
す、それもあるし、

加藤諦三:
うん

相談者:
ますますう、その母のお、その、わたしへの思いやりのなさ「こんなにわたしはしてるのに」っていう、悔しさ。

加藤諦三:
・・あーそれか。

相談者:
はい。もうなんか自分のことしか考えてない、自分の娘しか考えてない。
「いやいや、わたしがいつも毎日してるのは、わたしですよ」って言いたいです。

加藤諦三:
あ、そっか、そのお・・ご主人のお母さんじゃない、実の娘が、いて、

相談者:
はい

加藤諦三:
ていうこと?

相談者:
主人ん、の妹と、お姉さんがいます。

加藤諦三:
あー、それでこのご主人の妹と、お姉さんー、は・・この母親の介護をしていない?

相談者:
・・えっとですね、その、こんなに、なるにあたってちょっと揉めましてえ、母が一人で住んでいて、

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、主人は、よ、長男だからいいと思って同居をしようと思ったけど、ストップがかかったんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
要は家とかがあるからですね。だから話し合いをちゃんとしてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
同居を決めた方がいいのではないか?と提案をわたしがしてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと喧・・嘩になったけれど、話し合いの場を持って、

加藤諦三:
はい

相談者:
本人の、は、「どうしたいのか?」って母に、聞いたところ、
「一人ではいれないから」

加藤諦三:
はい

相談者:
「同居をしてください」っていうことで、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、「わたしらは、望んで同居するわけではないけれど」

加藤諦三:
うん

相談者:
「『そうして』って言うんで・・あれば、同居をしてもいいです。どうしますか?」っていうことを言って、母に、決めてもらって、じゃ、母が、
「一人ではいれないから、同居お願いします」ってことで同居になったんですね。

加藤諦三:
あー

相談者:
なのにい・・「わたしは、狭い部屋に閉じ込められて」とか、

加藤諦三:
あー

相談者:
とか不満を、言うんです。

加藤諦三:
う、うーん

相談者:
「え?、流れは自分が決めたんじゃないですか」と、

加藤諦三:
あー

相談者:
わたしは言いたいです。

加藤諦三:
あーそうでしょうねえ。そー分かりました。け、結局、

相談者:
はい

加藤諦三:
いろいろと・・不満がもう・・溜まって来て、処理できなくなっているということですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのお、スタジオに心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)


「2年前から義母の介護をする長男の嫁。報われない毎日に嫌気」への3件のフィードバック

  1. この手の相談でアイ先生の回答はいつもきれいごとすぎる
    私も介護の当事者だけど
    介護は本当に報われない だれからも感謝されない
    当の介護される方も自分ばかりが辛い思いしてるという被害妄想で
    一番頼りにしなきゃいけない嫁を困らせる
    こういうときは逃げちゃえばいいって言ってほしい
    もう十分頑張りました
    あなたはもう自分の生活にもどっていいんだって
    いってほしい

  2. 私は回答者を批判したつもりはありません
    アイ先生は素晴らしい方だと思ってます

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