出産と式を控えるアタシたち夫婦にキャッシングさせて返さない舅姑
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
今あ、大迫先生に、ほんっとに、いいお話伺いましたねえ。
相談者:
はーい
加藤諦三:
あのねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
その場その場を丸く収めるっていう解決はねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
トラブルをね、
相談者:
はい
加藤諦三:
増長させるんです。大きくしちゃうんですよ。
相談者:
うーん
加藤諦三:
だから、大迫先生がおっしゃったように・・
「じゃ今度10万貸してくれ」つったら、その場は・・10万借りて、か、あの、自分が借りて貸してあげればね、
相談者:
はい
加藤諦三:
その場は納まるんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・まずきちんと、あ、いくらぐらい、何社ぐらい払、あ、借りていて、
相談者:
はい
加藤諦三:
もうこれ以上どこも貸してくれないんで、
相談者:
はい
加藤諦三:
こうなってる、今、自分の・・立場、ここにいるんだという・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そこをしっかり理解して、
相談者:
はい
加藤諦三:
先の事態を予測して、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・その場を丸く収めるっていう、
相談者:
うーん
加藤諦三:
その態度は止めて下さい。
相談者:
分かりました。
加藤諦三:
よろしいでしょうか?
相談者:
はい、分かりました。
加藤諦三:
はいどうも、失礼します。
相談者:
はい。はい、すいません、ありがとうございましたあ。
加藤諦三:
解決は、修羅場を作ること。
(内容ここまで)
Googleストリートビューが多重債務者を増やす
60万か。
枠いっぱいって感じだな。
もしかしたら、2社かもね。
で、月二万の返済とな。
金利18%で、40ヶ月。
返済総額80万。
ざっとこんなとこ。
ご覧の通り、ファイナンス的には長期の資金需要を短期融資で賄うのはバカ以外あり得ないんだが、無担保・無保証の低額融資は活況を呈している模様。
キャッシングとお仲間のカードローンも貸出し残高を急激に増やしている。
先日のニュースで全銀協の会長が「自主規制も必要」とか心にもないことを。
なんせ低金利が続く中、これだけの高利で借りてくれるんだもんね。
舅姑の事情をもう少し聞いて欲しかったなあ。
年齢とか、生活とか、仕事とか、家とか。
一番知りたいのはカネの使い途だけど。
いくら最後の頼みの綱って言ったってねえ。
仮に、離れて暮らす息子夫婦の家計を知らずに無心して(これもあり得んが)、息子が勝手にキャッシングしたのなら、まだ許せる。
でも、そうじゃない。
キャッシングの返済額で合意してるし、両親も承知の助。
てか、両親が金策を伝授している。
もうね、新婚の息子にキャッシングさせるなんて気が変になってるとしか。
そこまでして張らなきゃいけないミエってなんだろう?って思うわけよ。
大迫 「根本的な解決をしてあげなきゃいけないようなところまでご両親は来てる」
そう。
日本には借金をチャラにしてくれる自己破産というありがたい制度がある。
ところが、気易く自己破産に走る不届き者がいる一方で、夫の両親のように、多重債務の果てに、築いた近しい人間関係を破壊してまで足掻く人がいる。
一つ考えられるのは不動産。
これさえなければ、自己破産しても他人に気づかれることはない。
ところが自宅が持ち家だと、それを手放して安アパートへ引っ越さないといけないわけだ。
ご近所から、親戚から、それこそ年賀状のやり取りをしていた相手全員の知る所となる。
もちろん自己破産したなんていうハッキリしたことまでは分からないけれど、住まいが変われば色んなことを考えるのが人の常。
つまらん見栄と言えばそうなんだけどさ。
困ったことにGoogle ストリートビュー(*)なんていう恐ろしいサービスまで普及しちまった。
(*)Google ストリートビュー: Google マップで通りや建物が画像で見られる。
番地を打ち込みさえすれば、トキワ荘なんていう名前を隠してたってムダだ。
親がアンタらにここまで甘えるなら、こっちも最後の頼みの綱を出せば?
夫が両親を説得しに行くとき、アンタも一歳の子連れて一緒に行きなよ。
言葉要らないから。
それで目を覚まさないようじゃ、おしまい。