認知症の同級生を尻目にその妻と内縁になった間男。離婚を画策する黒幕は妻か?
テレフォン人生相談 2017年5月31日 水曜日
つきあってる女性は離婚したいのに夫が認知症になって離婚できていない。離婚する方法は?
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 男61歳 12年前に離婚 娘が一人いる 現在内縁の妻51歳と同居中 内縁の妻の夫61歳は10年前から入院中 子どもが二人いる
ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談ですう。
相談者:
はい、もしもし、あい・・
ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします。
相談者:
はい、こちらこそ。
ドリアン助川:
えー、今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
今あ・・一緒に暮してる女性がいてるんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
えーてー、それにい、あのお・・う僕も、あのやっぱりもう61な、年なもんでえ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
その人にまあ・・自分の、生命保険とかそういうのを、まあいや、えー、亡くなった時の、後のことを、処理してもらおうと思て、えーとまあ、保険の・・受取人っちゅう形で・・渡したい、ことなんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それが・・その女の人に、籍が抜けてないんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
もう・・ええ、その人は亡くなってはないんですけど、ちょっと病院へ、入ってる状態で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
痴呆症っつんですか。
ああいうなに、なって、
ドリアン助川:
はい
相談者:
話ができないような状態なんですよ。
あー、要は、別れ#$%◆・・
ドリアン助川:
その女性・・
相談者:
うん、女性が。
ドリアン助川:
じょ、女性・・
相談者:
うん
ドリアン助川:
すいません。その女性がですか?
相談者:
いや、じゃないです。女性の旦那ですね。はい
ドリアン助川:
じょ、女性の旦那さんが?、はい
相談者:
はい、そうです。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
はい、そのお・・対応できんもんで、その別れたい、籍抜きたいんですが、
ドリアン助川:
はい
相談者:
その女性に対して、その受取人になってもらいたいがために・・やけど、その保険屋さんが・・
「籍が抜けてないから、ダメです」って言われたんですよ。
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
ほいで、それを何とかこう・・受け取れえ、るような形にして、あげたいなと思うんですよ。女性に。
ドリアン助川:
うーん。
相談者:
はい、ええ
ドリアン助川:
あのお。ん、も一回教えてくださいね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えっと、あなた様、今61歳。
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
えー、この女性と一緒に暮されてるということですけども、
相談者:
そうです、はい
ドリアン助川:
あなた様にはご家族は?
相談者:
あ、おりません、あの、か、子どもはあ、一人いてます、はい。女の・・子。
ドリアン助川:
はい、あ、じゃ、り、離婚されたんですね?
相談者:
え、そうですね、離婚して、一人です、今。
ドリアン助川:
はい。何年前に離婚されたんですか?
相談者:
えーとお、10、2年ぐらい前ですか。はい
ドリアン助川:
12年前。
相談者:
はい、そうです。
ドリアン助川:
ま、いずれにしてもあなたは離婚を経て、一人、身であると。
相談者:
そういうことです、はい
ドリアン助川:
そして・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
今その暮らされてる女性っていうのは、同居されてるんですか?
相談者:
え今、同居してます。はい
ドリアン助川:
同居されている。
相談者:
あいあい
ドリアン助川:
で、この女性は、今の・・
相談者:
ええ
ドリアン助川:
ま、内縁の奥さんはおいくつなんでしょう?
相談者:
えっと51です。
ドリアン助川:
51歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
そして、この51歳の彼女には、夫がいるわけですね?
相談者:
え、そうです、あい、はい
ドリアン助川:
この夫はおいくつですか?
相談者:
えーっと、61です。
ドリアン助川:
61歳
相談者:
はいええ
ドリアン助川:
あ、あなたと、同じ年齢ですね?
相談者:
そうですね、同級生です、はい
ドリアン助川:
あ、同級生?
相談者:
はい
ドリアン助川:
入院されてるその、旦那さんが、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
あなたの同級生?
相談者:
そういうことです、そういうことです。
ドリアン助川:
あーそうなんですか。
相談者:
あい、あいあい、あい
ドリアン助川:
それでえ・・
相談者:
ええ
ドリアン助川:
61歳の年齢でえ・・痴呆症?
相談者:
ええ・・医者が言うには、そういうことです。
ドリアン助川:
う・・長期入院をしてるということなんですね?
相談者:
う、そうです、はい。
もーお・・10年近いですかね。はい
ドリアン助川:
10年近く。
相談者:
はいええ
ドリアン助川:
このお・・その、同級生のお・・ま、
相談者:
うん
ドリアン助川:
も、奥さんですよね?
今同居されて、
相談者:
はいそうです。はい
ドリアン助川:
うん、いつ頃に知り合わせたんですか?
相談者:
10年、以上ですから、ま、10年、ぐらいかな。
ドリアン助川:
あー
相談者:
だから、一緒に暮し始めたのがまあ・・は、9年ぐらいか、ですかね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ええ、ええ
ドリアン助川:
じゃ、これはその、同級生が入院してから一緒に暮し始めたってことですね?
相談者:
あうー、そうですそうです、うん、はい
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、えーと、女性としてはあ・・その内縁の奥さんの気持ちとしては、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー今のその同級生え、の、旦那さんと別れて・・
相談者:
そうそう、はい
ドリアン助川:
えー、法の上でもあなたと一緒になりたいと。
相談者:
そういうことです、はい、はい
ドリアン助川:
で、その上で、まあその保険云々の話はそれからですよね?
相談者:
そういうこと、そういうこと。はい、はい
ドリアン助川:
うん、ということは、今日のお話というのは、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えー、もっと端的にいいますと、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えー・・まずこのお・・意識い・・が、まあ、意識不明?
相談者:
いや、意識、は、あります。
ドリアン助川:
意識はある。
相談者:
うーあります。
ドリアン助川:
ん
相談者:
でも、ま、言ったらあ、過去のことはあんまり覚え・・突然お、あ、思い出したり、
ドリアン助川:
はい
相談者:
もう、ぜんぶ、えー、ここ、何分か前にい、言ったことが、も全然・・忘れて、
ドリアン助川:
うん
相談者:
ていう形ですね。男の人は。はい
ドリアン助川:
はい、で、ずっとこの10年近く、病院にいると。
相談者:
ええ、そうですそうです。そういうことです。
ドリアン助川:
で、この人とその女性が離婚が成立して、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
そして、あなたと、ま、晴れて、一緒に暮らせるように、
相談者:
うん、そういうことです、はい
ドリアン助川:
ということに・・にはどうしたらいいか?ってことですね。
相談者:
そうです、はい
ドリアン助川:
うーん、保険のことが第一義ではないですね?
相談者:
そうですね、第二ですね、それは。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ええ、ええ
ドリアン助川:
うーん、分かりました。
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、それでは今日の先生紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
弁護士の大迫恵美子先生です。よろしくお願いします。
相談者:
あーはい、すいません、お願いします。
(回答者に交代)
いつも、楽しみに見ています。
50代でアルツハイマーになった父を全力で介護した母を見ていました。
娘もいるこの相手は離婚したいと本当に思ってるの?
男の最後の後始末、頼めるような相手なのかよ。筋は違ってるけど、
法律的なところは勉強になります。