認知症の同級生を尻目にその妻と内縁になった間男。離婚を画策する黒幕は妻か?

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
はい

大迫恵美子:
はい、こんにちは

相談者:
あどうも、こんちは

大迫恵美子:
(咳払い)・・えっとですね、その、おー、まあ・・えーっと今一緒にお住まい、の、

相談者:
はい

大迫恵美子
おー、あの、女性の方の、ご主人のことを、お尋ねしたいんですけど、

相談者:
あい、はい

大迫恵美子
あの、どの程度のね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー症状なんでしょうかね?、その意識はあるっていうことなんですけど、

相談者:
あ・・あい、

大迫恵美子:
あーの・・

相談者:
あの、いし、意識はあります。
あーの、意識って、あーまあ、病院で・・歩いたりとか、あ、いうことは、してます。

大迫恵美子:
はい

相談者:
ただ・・あの・・記憶が・・全然違うー、記憶ってんですか。
もう何十年も前のことを思い出したりとか。
今現在・・顔を見ても、分かるんですけども、

大迫恵美子:
はい

相談者:
あのお、たまに、この、
「お前誰な?」という話にも、なるんですよ。

大迫恵美子:
はい

相談者:
それでえ、その女の人が、

大迫恵美子:
はい

相談者:
と言っても、顔はなんか記憶にあるみたいで、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
ええ、ほんでえ、もう、それも、ほんの、まあ、えー、時間経つと、
「誰な?」っていう感じで。んー、なるみたいですね。

大迫恵美子:
はあ

相談者:
はい、はい

大迫恵美子:
あのその人にはね・・おー、ま、奥さん以外の、

相談者:
うん

大迫恵美子:
親族っていうのはいないんですか?

相談者:
えーと子どもです、子どもいてます。
ええ、子どもがあ・・

大迫恵美子:
その女性との間の、子どもですよね?

相談者:
そうですね。子ども二人です、あい。

大迫恵美子:
二人。

相談者:
はい

大迫恵美子:
他に例えば、その・・弟であるとかね・・兄弟・・

相談者:
えー、い、あのお、いてます。
ただ、どこに居てるか分からないですよ。

大迫恵美子:
あ、全然分からない?

相談者:
分からないです、はい、はい、はい

大迫恵美子:
あー・・あのね

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、その奥さんの方からすると、

相談者:
うん

大迫恵美子:
おー、ま、離婚したいっていうことですよね?

相談者:
あ、そういうことですね、はい

大迫恵美子:
はい、で

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、その状況がね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
回復の見込みがないと。

相談者:
・・ええ

大迫恵美子:
いうようなものなんでしょうかね?

相談者:
ええ、あの一応医者に聞いたら、

大迫恵美子:
はい

相談者:
「回復は見込みありません」てことです。

大迫恵美子:
ああ

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ま、あのお、その場合ね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
おそらく、ま今の・・症状、あなたのおっしゃってることを前提にすると、

相談者:
あい

大迫恵美子:
夫婦としてのね

相談者:
はい

大迫恵美子:
えーま、心の通い合いみたいなものが非常に難しくなってしまっていて、

相談者:
はいはい

大迫恵美子:
で、その、見込みがないということだとするとね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
奥さんの方からあ・・離婚ん、を、まあ、申し立てる、理由があるんじゃないかと思うんです。

相談者:
あーはいはいはい、はい、はい

大迫恵美子:
そうすると、ですねえ、あの

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判離婚っていうことの可能性があるように思います。

相談者:
あ、そうですか、はいはい

大迫恵美子:
はい

相談者:
はい

大迫恵美子:
ただ、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
問題は、そのお・・

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ご自分で裁判ができるだけの能力がないんじゃないかと思われますので、

相談者:
ええ、ないですね、はいはい

大迫恵美子:
ええ、だからそれを代わってね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あのお手続きを、取れる人を、

相談者:
はい

大迫恵美子:
選ばなくちゃいけないと思います。

相談者:
あ・・それはあ、あれですか?、娘さんでもいいんですか?
駄目なんですかね?

大迫恵美子:
・・あのお、娘さんっておいくつぐらいですか?

相談者:
今20う・・4(し)かな。ええ

大迫恵美子:
ああ

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの非常に難しいのはね・・裁判所が選ぶかどうかなんですね。

相談者:
ああ

大迫恵美子:
要するにお母さんと、お父さんとの間の離婚を、子どもが、

相談者:
うん

大迫恵美子:
お父さんの代理をするみたいな話ですよね。

相談者:
あー、そうなんですか、はい

大迫恵美子:
いや、そういう、関係なんでしょ?、その、娘さんっていうのは。

相談者:
あう、そう、そうですね。はい

大迫恵美子:
ええ・・ですからちょっとねえ・・何となく、しっくり来ない話ですよね。

相談者:
あー、はい

大迫恵美子:
できれば、そのお・・病気の方のね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
えー身になって、やって下さるう、

相談者:
うん、ええ

大迫恵美子:
ご親族がいいと思うんですよね。

相談者:
あいはい。
い、そんで、それがあ・・なんていうんですか、あの探したんですけども、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
どこにい、いてるやあ、さっぱり分からないんもんで、

大迫恵美子:
ああ

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると裁判所で、誰かを選んでもらうしかないかもしれませんけどお、

相談者:
ああ、そうなんですか。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
ああ、はあ

大迫恵美子:
そうすると・・ま非常にね、簡単ではないですよ。
要するに・・

相談者:
あーそうなんですか、はい

大迫恵美子:
はい。
あのお、お考えになってるのはね。

相談者:
ええ

大迫恵美子:
協議離婚のようなものを想像してると思うんですけど、

相談者:
あい、はいはい、はい

大迫恵美子:
あの誰かが、離婚届にサインすればいいんじゃないかなっていう風に思ってるかもしれませんけど、

相談者:
あーそうですね、はい、はい

大迫恵美子:
それはできないです。

相談者:
あーそうですか、はい

大迫恵美子:
要するにその痴呆症の方がね、自分の判断で、

相談者:
ええ、ええ

大迫恵美子:
えー離婚できると。

相談者:
ええ

大迫恵美子:
いう状況にないんじゃないかと思うんですよね。

相談者:
あ、そうですね。はいはい

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はい

大迫恵美子:
離婚するっていう意味が分からない人が、署名してくれても駄目なので、

相談者:
あいはい

大迫恵美子:
そうするとお、おー、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ご本人の意思で、離婚できないので、

相談者:
あいはい

大迫恵美子:
これはもう裁判上の離婚にするしかないんです。

相談者:
あーそうなんですか。はいはい

大迫恵美子:
ええ、だから、だ、その娘さんが、お父さんに代わって、サインするなんてことでは終わらない話なのでね、

相談者:
あーそうなんですか、はい

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判をする時の、

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判手続きに耐えられる人を選ばなくちゃいけないっていう意味なんです。

相談者:
あーはいはいはいはい・・

大迫恵美子:
それ、でえ、それは、あ、ま、恐らく、あの、後見制度だと思いますけど、

相談者:
あい、はい

大迫恵美子:
あの、後見人に誰かを選んでね、

相談者:
あい

大迫恵美子:
これは裁判で選ばなくちゃいけないんですけど、

相談者:
あいはい、はい

大迫恵美子:
その人が、代わって裁判をするっていうことだと思います。

相談者:
あーそうですか、はい

大迫恵美子:
はい

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、非常に大袈裟な、大事(おおごと)の手続きが必要ですよ。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
あー・・あ、じゃ、簡単にい・・できないわけですね、そういうことは。

大迫恵美子:
もちろん簡単にできないです。

相談者:
あーはい

大迫恵美子:
あのお、で、そこではね、やっぱり

相談者:
ええ

大迫恵美子:
相当その・・考えて、判断がされますのでね。

相談者:
ええ、はいはい、はい

大迫恵美子:
だって結局は今、あの奥様がいるから、

相談者:
うん

大迫恵美子:
という風に・・まあ、ま、周囲もみんな思ってますよね?、要するに面倒を看る人は奥さんがいるじゃないかと。

相談者:
あいはいはいはい、はい

大迫恵美子:
だから離婚させちゃうってことは、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
ん、面倒看る人、いなくしちゃうってことですからね。

相談者:
あいはいはい、はい

大迫恵美子:
それは・・相当程度、あのお、厳しい目でね、

相談者:
あーええ

大迫恵美子:
ホントに、離婚の原因があるのかな?っていうことを、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
裁判所は判断するわけですよ。

相談者:
あーはいはいはいはい

大迫恵美子:
もちろん、その奥さまの人生も掛かってるわけですから、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そうは言っても、

相談者:
はい

大迫恵美子:
病気の人を、このままほったらかしにするようなことを簡単にしていいのかな?っていう考え方は働きますからね。

相談者:
あーはいはいはい、はい

大迫恵美子:
ですから、きちんとした手続きの中で、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
厳密に、判断されることですから、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あのお・・それにふさわしい、その・・手続きをする人を選ばれるわけです。

相談者:
あいはいはいはいはい

大迫恵美子:
で、一番いいのは、あのさっき言ったように身内の方なんですけどね、

相談者:
あいはい

大迫恵美子:
で、それがいらっしゃらないんだとすると、

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判所が誰か、まあ、後見人になる人を選んで、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、多分弁護士とか、

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ司法書士とか、そういうね、

相談者:
あい、あ・・

大迫恵美子:
あの、後見制度の、登録をしてるような人を、頼むんじゃないかと思いますけど、

相談者:
はいはいはい

大迫恵美子
そういう人を探し出して後見人になってもらってね。

相談者:
はいはい

大迫恵美子
そして、手続き、裁判手続きをするっていうことになるだろうと思います。

相談者:
あ、そーなんですか。
あのま・・えー弁護士なり、司法書士の人に、人なりは、こちらから選んで、ほいでえ、裁判所に・・ま、言ったら、えー、提出って言うんですか、なんて言うんですか、そういうな、こういうことお、になって、もらいたいんですけど、ってことはできるんですか?
それとも・・こう、裁判所がこの人になってもらえ、ということはできるんですか、そういうことは・・なるんですかね

大迫恵美子
ええ
裁判所が選ぶということになると思います。

相談者:
あー、そうですか。

大迫恵美子
はい

相談者:
あの、ほ、それは、こちらから、あの
「この人になってもらいたいんですけど」て言うて、裁判所が、ほいで、
「あ、この人だったいいですよ」ちゅうことになるわけ?

大迫恵美子:
あのね、

相談者:
そうじゃない?

大迫恵美子
その凄くね・・あ、簡単におっしゃってるけど(苦笑)

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そんな簡単じゃないですよ。
要するにね、ま、傍から見てるとね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、だ、まったく第三者的な立場から見てると、

相談者:
はいはい

大迫恵美子:
病気の人を、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
切り離すためにね、

相談者:
うんうん

大迫恵美子:
えー代理人、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その代理をする人を、選ぶと。

相談者:
あいはいはい

大迫恵美子:
いう手続きを、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
切り離そうとしている人が申し立ててるっていう、図式になるわけですよ?

相談者:
ええ、あ、まあ、そうですね、ええ

大迫恵美子:
ええ

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そうすると裁判所としてはね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
じゃ、ちゃっちゃと進めましょう、っていうわけになかなかいかないじゃないですか。

相談者:
あいはいはいはいはい、はい

大迫恵美子:
あのお、ですから、それはいろいろとね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
事情を聞かれたりとか、

相談者:
えーえ

大迫恵美子:
あのお・・あの、なかなか、スムーズに、さっさと行かないだろうと、思われますよ。

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あの非常にその・・お互いに、なるほど、あの、お気の毒だなと思う事情がね、

相談者:
うん

大迫恵美子:
両側にある話しなので、

相談者:
あい、あー、そうですね

大迫恵美子:
ええ。裁判所としては、どっちにも偏らないように、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
しっかりやらなくちゃいけない事案だという風に考えると思いますよ。

相談者:
あーそうですか。はい

大迫恵美子:
ええ。
で、ま、保険はね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
あのお、ま、保険屋さんに聞いてると思いますけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの親族じゃない人が受取人、生命保険の受取人になってるっていうのはね、

相談者:
はい、あい、はい

大迫恵美子:
あのお、過去にはね・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
いろいろと、殺人だとか、

相談者:
ああ、そうですね、はいはいはい・・

大迫恵美子:
保険金殺人だとかね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そういうことが、あったので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういう事故を防止するためには、あのお、簡単に認めないですよね。
他人が受取人になってるっていうことを。

相談者:
あーあーはいはい、はいはい・・はい

大迫恵美子:
ま、あなたの場合は他人じゃないんですけど、おー、ま、外見上は、やっぱりそういう、そのお、向こう側の内規に触れてしまうので、

相談者:
あーあーはいはい・・はいはい

大迫恵美子:
「駄目ですよ」って言われてるってことですよね。

相談者:
あいはいはいはい・・分かりました。
あじゃ、あのお、それは、あの弁護士とか、そういう司法書士の方とかってねえ、い、いちお、僕が、ゆ、ゆい、遺言状ってんではないですけど、そういうのは書いても一緒なんですかね?
やっぱり。

大迫恵美子:
あ、それはね、いいんです。あなたが遺言状をお書きになってえ、

相談者:
あ・・あい

大迫恵美子:
えー亡くなったらね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
自分の財産を、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
その方に残すっていうね、

相談者:
あ、そうですか。

大迫恵美子:
それは、構わないですよ。

相談者:
あーそれはいいんですか、はい

大迫恵美子:
あ、はい

相談者:
すいません、どうも、ありがとうございます。

大迫恵美子:
いえいえ

相談者:
ええ

(再びパーソナリティ)


認知症の同級生を尻目にその妻と内縁になった間男。離婚を画策する黒幕は妻か?」への1件のフィードバック

  1. いつも、楽しみに見ています。
    50代でアルツハイマーになった父を全力で介護した母を見ていました。
    娘もいるこの相手は離婚したいと本当に思ってるの?
    男の最後の後始末、頼めるような相手なのかよ。筋は違ってるけど、
    法律的なところは勉強になります。

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