保健室登校が続く中3の娘。暴かれた大家族の病巣

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:

大原敬子:
大変ですねえ

相談者:
はい、こんにちは、よろしくお願いします。

大原敬子:
あのですね

相談者:
はい

大原敬子:
あの、苛められる、苛めるってパターンは、

相談者:
はい

大原敬子:
家庭に問題があるっていうと、とても変に取られてしまいますけども、

相談者:
はい

大原敬子:
子どもが凄く繊細的なお子さんは、

相談者:
はい

大原敬子:
家庭の中の、い・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分の居場所を探すために、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の性格を作ってしまい、

相談者:
はい

大原敬子:
そしてそれがサディストの習慣の中で、

相談者:
はい

大原敬子:
苛める、苛め、られる側が、同じ集団なんです、実は。

相談者:
はい、あ、はい

大原敬子:
で、

相談者:
はい

大原敬子:
ほとんどが頭が痛くなるとか、

相談者:
はい

大原敬子:
鼻血が出るとか、

相談者:
はい

大原敬子:
そういう、形になるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、これはほとんどの方が、学校とおっしゃってんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
根っこを見て行くと、

相談者:
はい

大原敬子:
家の中の・・大人からすると、全く問題がないと思うんですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
子どもにとっては、どうしても居心地の悪い・・環境があるってことが、一つの原因なんですね。

相談者:
あーはい

大原敬子:
それ一つですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、もう一つですね、

相談者:
はい

大原敬子:
吐く・・吐き出すとか、

相談者:
ええ

大原敬子:
吐くってのは、

相談者:
はい

大原敬子:
物凄い憎しみと怒りがある時なんです。

相談者:
あー、そうですか。

大原敬子:
これは。

相談者:
はい

大原敬子:
これを、

相談者:
はい

大原敬子:
ちょっと横に置いときまして。

相談者:
はい

大原敬子:
あの、わたしの見方が、

相談者:
はい

大原敬子:
穿(うが)ってるかもしれませんけども、どうしてもシンプルに納得できないとこがあるんです。

相談者:
は・・はい

大原敬子:
と申しますのは、

相談者:
はい

大原敬子:
ご夫婦は、

相談者:
はい

大原敬子:
あのお兄ちゃんと、

相談者:
はい

大原敬子:
え、下の、お子さん15歳と29歳、14歳離れてますよね?

相談者:
はい、はい

大原敬子:
で、お母さま結婚なさったの、20代の前半で、

相談者:
はい

大原敬子:
ご主人さまは・・10代になりますよね?

相談者:
あ・・えっと、いえ、わたしは、連れ子なものですから、

大原敬子:
やっぱお兄ちゃんが連れ子だったんですね?

相談者:
はい、一番上の子は連れ子です。

大原敬子:
分かりま・・や・・

相談者:
はい、はい

大原敬子:
そこをどうしても知りたかったんです、実は。

相談者:
あ、はい、はい

大原敬子:
でなければ、

相談者:
はい、はい

大原敬子:
お嬢さんはこうはならなかった。

相談者:
あ、はい・・はい

大原敬子:
ってことは、

相談者:
はい

大原敬子:
もそ、そこの連れ子で、結婚して、15歳と14歳の年子を、

相談者:
はい

大原敬子:
産んだわけですよね?

相談者:
はい、そうです、はい

大原敬子:
そうすると、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さまの中に、

相談者:
はい

大原敬子:
お父さん、自分と父親との関係が、

相談者:
ええ

大原敬子:
お兄ちゃんを触れた時に、二人の、両親の・・関係が見えるんですね。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
そして、お婆ちゃんとお爺ちゃんの関係も見えて来るんですね。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
てことは、このお嬢さんは、すんごく・・

相談者:
はい

大原敬子:
繊細で、

相談者:
はい

大原敬子:
そして・・非情に物事を、見ているお子さんなんですよ。

相談者:
はい、はい、そうです・・

大原敬子:
で、事実を絶対言わない、あなた達には。

相談者:
はい、はい、そうです。

大原敬子:
で、

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんが、
「あなたはこのようにしてください」

相談者:
はい

大原敬子:
「あなたはこんな娘なのよね?」っていうことを、無意識に、

相談者:
はい

大原敬子:
非言語的で、お嬢さんに、植え付けてるんですね。

相談者:
ああ、はい

大原敬子:
ですから、お嬢さんは、

相談者:
はい

大原敬子:
自分がホントの・・姿を見せてしまったら、

相談者:
はい

大原敬子:
お父さんお母さん・・

相談者:
はい

大原敬子:
その先の、お爺ちゃんお婆ちゃんまで、

相談者:
はい

大原敬子:
変になってしまう。

相談者:
あー・・

大原敬子:
一瞬にして・・

相談者:
はい

大原敬子:
空気の・・変わる、食卓であり、

相談者:
あ、はい

大原敬子:
家族構成だと・・いう、ことを、頭に入れとかないと、

相談者:
はい

大原敬子:
この状況にならないんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
それいかがですか?

相談者:
分かります。はい

大原敬子:
そ・・

相談者:
それは分かります。

大原敬子:
そうですか。

相談者:
言われると、はい。あのお、いつも・・ま、主人の、の、顔色うかがったり、わたしの顔色うかがったりしてるっていうのが・・あります。

大原敬子:
ありますよね?

相談者:
はいはい

大原敬子:
で先程ね・・今、お母さま、ひ・・一つずつ細かくおっしゃってるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
・・今日のお電話・・

相談者:
はい

大原敬子:
・・無意識の中で、あなたが。

相談者:
はい、はい

大原敬子:
意識化されたものが、

相談者:
はい

大原敬子:
絶対お有りになるはずなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
ホントに隠してるわけじゃないんですよ、あなたのお話を聞いて分かるんです。

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
で、も、どうしてもそこを、排除しながら・・

相談者:
はい

大原敬子:
話してるんです。

相談者:
あー・・はい

大原敬子:
ですから、今話を聞いていても、
「新学期にこういうことがありました」

相談者:
はい

大原敬子:
「吐き気がありました」
「登校して保健室な、登校しています」

相談者:
はい、はい

大原敬子:
でもこれは学校になっちゃうわけですね。

相談者:
・・はい

大原敬子:
そして、

相談者:
はい

大原敬子:
苛めの方も、ちゃーんと、理解できてるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
頭痛とか、その吐き気はしっかりと・・え、チェックされてるんですけれども、

相談者:
はい

大原敬子:
やっぱこれ、苛めで原因を持ってきたいんですね。

相談者:
あーはい、はい

大原敬子:
でも、これだけ、感性の豊かなお嬢さんが、

相談者:
はい

大原敬子:
苛めっていう形で持って行かなければ、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の体の症状を・・「この家の中だ」と言ってしまったら、

相談者:
あーはい

大原敬子:
もう自分の居場所がないんです。

相談者:
あー・・はい

大原敬子:
なにかこのお嬢さんが、わたしが・・

相談者:
はい

大原敬子:
犠牲になることによって、

相談者:
はい

大原敬子:
家族の輪が保てるという感覚に、なると分かるんです、この理解が。

相談者:
あー・・なるほどですね。

大原敬子:
ええ

相談者:
はい

大原敬子:
でこのお嬢さんは、

相談者:
はい

大原敬子:
これだけ、こう何ていうか細やかですから、

相談者:
はい

大原敬子:
絶対に、

相談者:
はい

大原敬子:
苛められても、

相談者:
はい

大原敬子:
耐えられる子なんですよ。

相談者:
あーそうですか、はい

大原敬子:
で、今言ってるのは、

相談者:
はい

大原敬子:
吐き気は無意識の中の意識です、これは。

相談者:
あー・・

大原敬子:
助けてくれってことです。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
「もうわたしは、限界ですよ―お母さん」ってことなんです。

相談者:
はい・・はいはい

大原敬子:
今まず、当面やることは、

相談者:
はい

大原敬子:
あなた自身は、このお嬢さんが、吐き気に・・

相談者:
はい

大原敬子:
動揺することなく、

相談者:
はい

大原敬子:
吐き気イコール

相談者:
はい

大原敬子:
「お母さん、わたし限界だから強く抱きしめて」ってことです。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
分かりますかしら?

相談者:
分かりました、はい

大原敬子:
そのように・・

相談者:
わた・・はい

大原敬子:
#$%◆していただきたいんです。

相談者:
はい、分かりました。はい

大原敬子:
じゃあ、

相談者:
はい

大原敬子:
あの加藤先生に伺ってみますからね?

相談者:
はい

大原敬子:
先生。

相談者:
分かりました、はい・・はい

(再びパーソナリティ)

「保健室登校が続く中3の娘。暴かれた大家族の病巣」への1件のフィードバック

  1. 体調不良が憎しみの表現……
    とてもよくわかります。
    家庭がつらいものだと認めるわけにはいかない、
    子供なりの矜持がかわいそうです。

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