破綻した住宅ローンにしがみつく冷めた夫婦。この期に及んでなぜか夫を信じる女

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし

相談者:
はい

大迫恵美子:
はい、こんにちは

相談者:
はい、よろしくお願い致します。

大迫恵美子:
えーとですねえ

相談者:
はい

大迫恵美子:
んーまずその、あなたがね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
え一、一番目標にしていることがあ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
今のような生活を続けて行く、ということだとするとね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、不確定要素がいっぱいあって、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、このお、電話だけでね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、お答えできないんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
一つは、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、まずこの住宅ローンを払い続けて行けるのかどうか?

相談者:
はい

大迫恵美子:
これは、あ、65歳になった時に入って来るというね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
え、ご主人の年金がいくらなのか?

相談者:
はい

大迫恵美子:
これが分からないと、何とも言えないです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから・・あ、その年金の中でね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ご主人がどんな使い方をして、生活しているのか?

相談者:
はい

大迫恵美子:
それについて、あなたの方で情報がなければね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、はっきりと。お、ローンの返済計画がどうなのかっていうことが分からないです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
えーと、それともう一つ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その、ご主人は他に借金がないのか?

相談者:
・・

大迫恵美子:
これについてもね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたが情報を持っていなければ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
判断できません。

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、今、わたしが3つ言っただけで、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、もうあなたの方では判断できないな、っていうことが分かったでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、ま、あなたの生活っていうのは、要するに、今のようにパートで自分の生活費を稼ぎながら、

相談者:
はい

大迫恵美子:
え、ご主人のお家でタダ、で住むと。

相談者:
はい

大迫恵美子:
いうことが前提ですよね?

相談者:
まあ・・そうですね・・

大迫恵美子:
うん、だから、例えばご主人に生活費を出してもらうとかね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうことまで考えてるわけではないんでしょ?

相談者:
いやあ、考え、考えてるっていうかもう無理なので、

大迫恵美子:
うん、「無理」っていうか・・

相談者:
あの、もらえないので。

大迫恵美子:
あーだから無理っていうか・・家庭内別居だからくれないんでしょ?

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
うん。だからくれないっていう前提で、自分が生きて行くのにどうしたらいいかっていうと、自分で・・生活費ぐらいはパートで稼がなきゃっていう前提でしょ?

相談者:
はい。はい

大迫恵美子:
だけどお、住居費までは無理だから

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、この人の家に、タダで住むっていうことが前提になってんでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
でも、今言ったように、

相談者:
はい

大迫恵美子:
この住宅ローンを払い続けられるかどうかをあなたが知る、にはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
分かんない情報が多すぎるっていうことですよね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で・・えー、わたしはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、予想ですけどね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
・・あなたへの、この150万は返って来ないと思いますよ。

相談者:
・・そうですか。

大迫恵美子:
うん・・ま、それは年金もの凄くもらう(苦笑)かどうか知りませんけど、

相談者:
いやいや、あのお・・いや、す、そんなにはないと思います。

大迫恵美子:
だって、そしたら、今住宅ローンね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、半年で70万焦げ付いてんでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
これ全然払ってないですよね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
1回も払ってないぐらいじゃないですか?

相談者:
ちょっとそれは分かんないです。

大迫恵美子:
だって半年でしょ?

相談者:
・・はい

大迫恵美子:
8万円でしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
6ヵ月、で8、6、48万円ですよ。

相談者:
あんと、あの・・ん、2回ボーナス払い分があるんですけど。

大迫恵美子:
うん、だからそれ足すと、

相談者:
ま・・はい

大迫恵美子:
もう、70万じゃないですか。

相談者:
あーはい

大迫恵美子:
だから・・全然払ってないと思いますよ。

相談者:
あー・・

大迫恵美子:
あのね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その前の80万円も、

相談者:
はい

大迫恵美子:
大体これ、ローンっていうのはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
3ヵ月・・滞納すると。

相談者:
はい

大迫恵美子:
おーいろいろと動き出すんですよ、銀行の方はね。

相談者:
はいはい

大迫恵美子:
だから、80万円っていうのは、3ヵ月ぐらい、ま、滞納したあと銀行が動き出して、

相談者:
はい

大迫恵美子:
保証会社に代位弁済してもらって、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると保証会社が競売・・の手続きに入って行くわけですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そのギリギリぐらいのお金だと思うんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
80万円っていうのはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、それを、ぜ、丸々あなたが払ってるわけでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、それ払ったあと、70万円焦げ付くってことは。

相談者:
はい

大迫恵美子:
これ、その80万円、丸々溜める、時も、1回も払えない時が半年ぐらいあって。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから今回も半年払えてないってことはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
1年間全然払えてないってことですよ。

相談者:
あー

大迫恵美子:
ということは、

相談者:
はい

大迫恵美子:
この間(かん)の、1年分のローンの蓄えが全くないってことですよね、ご主人。

相談者:
そうです。

大迫恵美子:
うん。そうすると全く蓄えのない人が、

相談者:
はい

大迫恵美子:
これから65歳になって、多少年金が増えてね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それでも月8万、それからボーナス月13万掛ける2、のね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ボーナス・・払いして行くとすると、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたに返すお金ないですよ。

相談者:
そうですよね。

大迫恵美子:
うん

相談者:
だからそれで心配なん、で、

大迫恵美子:
いや心配する必要ないんです。

相談者:

大迫恵美子:
無いんだから。

相談者:
・・はい

大迫恵美子:
ね?
その心配っていうのはどっちか分かんないってことでしょ?
どっちか分からないんじゃなくて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
入っ、返って来ないです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ね?
そういう風に考えると、

相談者:
はい

大迫恵美子:
返って来ないという事になった時、じゃあどうするか?って考えないといけないでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
でねえ、あの、何度も言うけど、これ年金が増えたからといってね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ローンの分だけ、抜けるほど。年金が、増えるのか?
だって今まで1回も払えてない、のが、1年間あるってことは、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その増えた分で、ローンを払う・・ぐらいのことを考えないといけないでしょ?

相談者:
・・はい

大迫恵美子:
ね?
だから月8万円増えるのか?、年金が。

相談者:
うん

大迫恵美子:
そしてボーナス払いの13万円掛ける2のね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
貯められるぐらい・・年金が多いのか?

相談者:
あー

大迫恵美子:
だからそれ計算してみて、そうじゃなかったら。またど・・このローンは躓(つまづ)きますよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そしたらいずれにしろ競売になっちゃいますよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で・・多分、今の状態だとね、残が1千万もあるってことはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
おそらく物件の、価値よりも、

相談者:
うん

大迫恵美子:
ローンの、残ローンの方が高くないですか?

相談者:
まあ、そうだと思います、けど。

大迫恵美子:
そうすると、今競売になっちゃうと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
家はなくなるわ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
借金は残るわ、ですよ。

相談者:
そうですね。

大迫恵美子:
うん

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうするとご主人はね、その、借金払えなければ、破産するしかないんです。

相談者:
あー

大迫恵美子:
これは、まあ、分かんないですよ、そうなるかならないかはね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ご主人が年金をどのぐらい貰える、のかが分からないので。

相談者:
はい

大迫恵美子:
だけど、その危険性は・・結構あるんじゃないかなという感じがします。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
うん、だってもう働いてないんだから、増えて来るものは何もないんですよ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから、あなたのお話から、時々聞こえて来るね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その、ご主人がどんな人なのかな?っていう・・ご主人像。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それはまあ、情報少ないのでハッキリ分かりませんけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
必ずしも、お金をね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、ちょびちょび、ちょびちょび貯めて行くっていう、堅実タイプじゃなさそうですね。

相談者:
そうですねえ

大迫恵美子:
うーん

相談者:
割とあの、見栄っ張りなんで。

大迫恵美子:
うーん。そうすると、

相談者:
はい

大迫恵美子:
経済的には、このご主人は・・あ、これから立ち直ってね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
ま、少なくとも、なに、何がしかの足場を築いて行くような・・タイプには思えないですね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ということを前提に、あなたは自分をどうするか決めないといけないと思いますよ。

相談者:
だからどうし、たら、いいです・・

大迫恵美子:
あのね、どこかでね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたの中で、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうは言っても、この人がなんとかしてくれるんじゃないかな?と思ってるからね、

相談者:
・・あー

大迫恵美子:
迷ってると思いますよ。

相談者:
そうですねえ。

大迫恵美子:
うん

相談者:
それはあり、あります。

大迫恵美子:
うん、それはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
なんかあんまり・・どうですかね。

相談者:
うん

大迫恵美子:
可能性の低いことに・・期待してませんか?

相談者:
そうですねえ

大迫恵美子:
で一人で出て行くって思ってるんだったら、

相談者:
はい

大迫恵美子:
一人でどうやって暮らして行くかを今から一生懸命考えた方がね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
「どうなるか不安です」って言ってるよりは、よっぽど・・あなたの幸せのためには足しになるんじゃないでしょうか。

相談者:
・・分かりました。

(再びパーソナリティ)

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