3世代家族で育った娘が仕事で参って父親にSOS。話は相談者自身の親子関係へ

テレフォン人生相談 2017年6月22日 木曜日

23歳の娘が職場で精神的に追いこまれている。原因は家族間のDVではないか?。娘が立ち直るには?

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男53歳 妻49歳 別に暮らす娘23歳 息子20歳 母73歳 父は他界 5人暮らし

今日の一言: 絶望は人を有毒にする。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
#$%◆はい、お願いします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。

相談者:
はい、53歳です。

加藤諦三:
結婚してますう?

相談者:
はい

加藤諦三:
えーっと、奥さん何歳ですか?

相談者:
49歳です。

加藤諦三:
49歳、お子さんは?

相談者:
二人おります。

加藤諦三:
二人、何歳ですかあ?

相談者:
えー娘が23です。

加藤諦三:
はい

相談者:
息子は・・二十歳です。

加藤諦三:
で、今4人で、生活してる

相談者:
え、ま・・母親が・・おります。わたしの。

加藤諦三:
あ、お、お母さんね

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さん何歳ですか?

相談者:
73です。

加藤諦三:
73、はい分かりました。で、どんな相談ですか?

相談者:
えーと、あのお、娘えー・・がですね。とまあ、わた・・

加藤諦三:
23歳の?・・お嬢さん、はい

相談者:
はい、そうです、はい。
娘が、まあ、あのお、大学ま卒業して今、デザイナーとして働いているんですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、大学う、の時からちょっとあの、精神的に不安定になることがありましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー

加藤諦三:
そのお、

相談者:
はい

加藤諦三:
お嬢さんが精神的に不安定っていうのは、具体的に言うと、一つ、ど、どんなことでもいいですから・・

相談者:
あのま・・人をこう、何ていうんですかね、あのお、避けるいうかあ、

加藤諦三:
はいはい

相談者:
普段はあの、ま、そんなに、その社交的ではないっていう・・ことはないんですね。
仕事もお・・ま、どちらかというと・・え、責任ん、持った仕事お、すぐに、こなしてた感じ、らしいんですけどもね、1年目から。

加藤諦三:
はい

相談者:
ただ、それがあの・・非常に負荷が・・高くてですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、徹夜あ、が何日も続いたりい、

加藤諦三:
はい

相談者:
ていう、ことで、それであの・・ま
「会社って何なんだろ?」みたいな感じで・・悩んでしまったりい、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あの・・ま、大変だなとは思っていたんですけど、ま、卒業したんで、あんまりその、口出すのもどうかと思って、

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと距離を置いていたんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
・・で・・ま・・も、ゴールデンウィークの終わりの頃に・・僕のとこに連絡がありましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
「お父さん暇だよぉ」なんて言って。
そいでまあ、ちょっと行ってみたところ、あのお、行った途端にこう泣き出してみたりい・・

加藤諦三:
泣き出した。

相談者:
あの、ええ、ええ、僕に、対してもこう・・怒ってみたりい・・でま、家があのお、あんまりその、元々・・家族仲が良くなかったもんですからあ、

加藤諦三:
うーん

相談者:
ま、特にわた、それは、僕と母と・・か、父親の関係のこと、なんですけども、

加藤諦三:
うん

相談者:
今で言うところの、DV、の、ま、も、家庭でし、だったんですよね。

加藤諦三:
と、あなたのお父さんが、

相談者:
はい、暴力を振るう・・

加藤諦三:
あなたのお母さんに、暴力を振るう?

相談者:
ええ。
僕もそうだったし、

加藤諦三:
あ、妻にも子どもにも暴力を振るっていたということですか?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
うーん。
その、とう、暴力はどの程度?

相談者:
いや、酷い時には毎日ですね。

加藤諦三:
毎日?

相談者:
仕事でなんか気に入らないことがあれば当たり散らす・・っていう形ですけど・・

加藤諦三:
あー

相談者:
で、殴るう・・は、毎日じゃないですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、当たり散らして、あの、怒鳴りつけて何とかしてってのはも、普通でした。

加藤諦三:
うーん。それであれですかあ?、その、会社では、非常に、人当たりのいい・・

相談者:
ええ、父親はあの、仕事の面では、誰もこう、悪口を言う人はいない・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
いなかったんですよね。
で、認められていた、にはいたんですけども、

加藤諦三:
だから・・今、DVって言ったのはそ・・家でDVであって、外では非常に外面は良かったんですよね?

相談者:
概ね、そうだと思います。

加藤諦三:
うん、ですよね。

相談者:
ええ

加藤諦三:
で、そのお父さんと今はどうな・・なってるんです・・

相談者:
えっと、えーもう10年ちょっと前ですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、僕もちょっとあのお・・自分で仕事をしたりしていてですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
そいったところあの、ま・・父親のお、まあ、あの、退職して暇だったりして、そうするとこう、その仕事お、に、僕が仕事でまあ・・手前味噌ですけど・・ちょこちょこ上手くは、いって来たんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
そうすと、それを妬んでその・・口を出して来ましてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、そこで喧嘩になってあの、叩き出したんですね。・・はい

加藤諦三:
「叩き出した」というのは、あなたがお父さんを、叩き出したっていうこと?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はいはい、はい

相談者:
追い出しました。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、た、それがあの、ただ単に、そのお、親子喧嘩で追い出したっていうよりも、それを今度、母親に八つ当たり・・ていう形でまた始めたもんですから、警察う、沙汰、みたいな恰好になったんですね。

加藤諦三:
はいはい

相談者:
まあ、包丁持ち出して、出刃包丁持ち出して、刺そうとしたりい、

加藤諦三:
うーん

相談者:
パイプレンチって・・結構、5、6キロあるような、レンチがあるんですけどお、

加藤諦三:
うん

相談者:
それで殴りかかって来たりって、そういうことをして・・あの警察に何度も来てもらったりしたんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
た、それでもあの、母親があのお・・正式に訴えなかったもんですから。
結局、あのお・・警察としたらあ、そこでちょっとお説教して終わり、っていう恰好になってしまって、それ何度も繰り返してたんですね。

加藤諦三:
今、このお父さんは、何歳ですか?

相談者:
あ、もう、あの・・死んで居ません。

加藤諦三:
・・何年前ですか?、亡くなったの。

相談者:
えーっと、4、5年前だと思います。

加藤諦三:
4、5年前、何歳ですか?亡くなられたのは。

相談者:
・・70う・・やっぱ3、4だと思います。

加藤諦三:
73、4

相談者:
はい・・ただ母親があの、それで・・えー、もう、安心しているのかと思ったところ、

加藤諦三:
うん

相談者:
今度は母親が結局あの、父親と同じようなこと最近言い出し、ましてえ。・・え、あのお・・父親がその・・
「あーしなさい、こ、あーせ、こーせ」って言ってた、あのお、こう押し付けるようなことを。あの、孫に、だ、要するにわたしの娘ですね、

加藤諦三:
うん

相談者:
に言ったり、とかですね。あのお、恨み言を並べたりっていうようなこと、最近し始めたり・・

加藤諦三:
ああ、おと

相談者:
してたんですよ。

加藤諦三:
お父さんに、やられてるから、その・・恨みが、孫の方に、出てるんでしょうね。

相談者:
まあ、多分そうだと思うんで

加藤諦三:
うーん

相談者:
だから、あのお、娘や息子には、あの
「家に帰って来る必要ないよ」っていうことは言ってあるので。

加藤諦三:
うん

相談者:
それはそれでいいと思ってるんですけど、ただ・・娘がそのお・・精神的に追い込まれたりして、じゃ、それに対して、何かあ・・手助けができないのかな?・・っていうの、が、あるんですね。

加藤諦三:
うーん。だけどあなたから見るとお、この精神的におかしくなったのは、あなたのお父さんとお母さんとの関係だということですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
・・え、大変、難しい・・話・・だと思いますけども。今日はあのお・・スタジオに、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)

「3世代家族で育った娘が仕事で参って父親にSOS。話は相談者自身の親子関係へ」への1件のフィードバック

  1. いつも拝見してます。文にしてまとめて
    くださって感謝です。
    この頃ですが、大原先生の言いたいことが
    わかりそうでわからないというか、
    解釈の違い以前に
    要領を得ない感じで、歯がゆい気持ちに
    なります。

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