反抗する娘に見るかつての自分。形だけの喧嘩しない夫婦と一緒に出かける親子

テレフォン人生相談 2022年7月11日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女53歳 夫55歳 娘15歳 息子13歳

今日の一言: 捨てれば幸せになる物にかじり付いてる人がいっぱいいます。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
よろしくお願いいたしますう。

加藤諦三:
最初に年齢教えてください。

相談者:
53歳です。

加藤諦三:
53歳、結婚してますう?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
55歳です。

加藤諦三:
55歳、お子さんは?

相談者:
15、長女

加藤諦三:
はい

相談者:
13、長男

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、どんな相談ですか?

相談者:
反抗期の娘の態度を見ていると、

加藤諦三:
はい

相談者:
昔の自分ん、のようだと、思っているんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしは、幼少期、両親が毎日喧嘩をしていて、

加藤諦三:
はい

相談者:
とても、嫌な思いをして育ったといいますか、

加藤諦三:
はい

相談者:
その、経験が今でも、人格形成とかに影響受けちゃってるような気が、自分ではしているんですが、

加藤諦三:
うん、はい

相談者:
15歳の娘の態度見てると、

加藤諦三:
はい

相談者:
わたしがかつて受けていたような、

加藤諦三:
ええ

相談者:
心の傷を、わたしが・・母に似ているので、

加藤諦三:
はい

相談者:
負わせているんではないかと、思いまして。

加藤諦三:
あなたが、自分で言ってる心の傷を受けたっていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
具体的に言うとどんなようなことですか?

相談者:
毎晩お酒を飲んでは両親が喧嘩してたんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、朝になると、「学校には行きなさい」って、母に言われるんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
母のことが心配で学校に行きたくなかったんですね。

加藤諦三:
不登校の1つのパターンとしてね?

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
家のことが心配で、

相談者:
はい

加藤諦三:
学校に行かれないっていうのが、

相談者:
はい

加藤諦三:
不登校の世界的な研究で、出ている、ことなんですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
ですからあなたが・・学校に行けなかったっていうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
まあ、理解できることですけれどもね。はい。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
それで?

相談者:
今でも母のことを良く思ってないんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
そう言いつつも親子なので、似てると思うんですよね。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
で、そういう、悪い態度、娘に対してとっているので・・

加藤諦三:
あなた、の家庭自身で、今、ご主人とあなたとが、

相談者:
はい

加藤諦三:
仲が悪いんですか?

相談者:
仲は悪くはないですが、

加藤諦三:
うん

相談者:
会話はまったくないですね。食事を一緒に摂ることもないですし、会話もないですね。

加藤諦三:
それは、あの、娘にとっては、

相談者:
はい

加藤諦三:
派手に喧嘩するのと同じようにい、

相談者:
はい

加藤諦三:
娘の成長には障害になりますよね。

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
それで?

相談者:
姉があ、わたしがこういう、相談をすると、

加藤諦三:
はい

相談者:
「そういうとこお母さんそっくりだよね」とかって言うんですよね。

加藤諦三:
ええ

相談者:
当然、姉はまったく、母とは違う性格で、

加藤諦三:
ええ

相談者:
親に反抗したり・・悪態をついたりはしなかったですね。
で、わたしはかなり酷かったですね。

加藤諦三:
お姉さんには、

相談者:
はい

加藤諦三:
あんまり酷い態度をとってないんでしょ?お母さんが。

相談者:
喧嘩してるときは夜なので、

加藤諦三:
うん

相談者:
大体、姉は、のんびりしてるタイプなので、寝ていましたね。

加藤諦三:
うん、だからお母さんからすればあ、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたが捌け口になっていて、

相談者:
はい

加藤諦三:
お姉さんは捌け口になってないんだよね。

相談者:
あーあ

加藤諦三:
そいで今の相談っていうのはどういうことですか?

相談者:
娘を見ていると、

加藤諦三:
うん

相談者:
あまり、いい、生活態度ではない・・それえ、は、かつてのわたし、が受けたような・・

加藤諦三:
うん

相談者:
間違った対応をしているから、

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう(苦笑)悪い子になったというか・・

加藤諦三:
あなたは、自分を責める自責型っていうのかな?

相談者:
はあ

加藤諦三:
要するに自分を責めることでえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい頃からの、いろんなことがあったと思うんだけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
それを全部解決して、

相談者:
はい

加藤諦三:
今度の娘との、関係も・・

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしが、悪くて、娘がこうなったと思ってんだよね。

相談者:
はあ

加藤諦三:
もう典型的な自罰型、自分を罰するんですよね。

相談者:
はあ

加藤諦三:
で、今日の相談ていうのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしが悪い・・どうすれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしはどう、したら良いか?という、ことですね?

相談者:
そうです。はい

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオにですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
心の、洞察ではもう抜群のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

「反抗する娘に見るかつての自分。形だけの喧嘩しない夫婦と一緒に出かける親子」への15件のフィードバック

  1. 周りが憎くて信頼してない。
    あ、これ俺だわ。

    解決法が、いらないものを捨てること。
    うーん。その勇気がほしい。

    安倍総理の「家庭の幸福は妻への降伏」という生き方が、当面の俺の生き方かな。

  2. ただ一言、「捨てれば不幸になる物に、捨てる人がいっぱいいます。」。
    私は先週まで単発の仕事に行っていましたが、今週と来週は仕事がなく、再来週からまた単発の仕事に3週間行くので、とりあえず今週と来週投稿します。「長期の仕事に早く行け!」と思っている方、多いはずですが。

    1. ヨッ人気物wwwあなたの今後の予定は私以外皆様興味ゼロと思われます。今後ここコメ欄に投稿せずひっそりと私だけにお知らせ下さい。

  3. 子供は、純粋で感受性が強いのか、親の無意識に呼応するよう。
    相談者さん、本来の自分を誤魔化して生きてきたのではないかと思う。
    自分の感じるままを押さえて上手く対応してきたつもりかもしれないけど、実際はその違和感が子供、家族に伝わりの現状なのではないかと。
    ありのままの自分になるために、加藤先生はステル と。
    自分自身で生きることが、お子さんと心を通い合わせる早道だと思いました。

  4. 会話もないし食事も一緒にしないけれど「仲が悪いわけではない」という現状認識が怖いですね。
    相談者さんにとっての「仲が悪い」とはかつての両親のように日常的に喧嘩している状態を指すのでそこまでではない自分達は正常範囲にあると判断しているのでしょうが、不幸なことにこの基準が既にズレてしまっている。この夫婦は十分過ぎるほど不仲だしこの家庭は不幸ですよ。
    負の連鎖、とは簡単に言いますが、人格形成期の家庭環境はその人の一生に拭えない影響を与えるのだなとあらためて感じました。

  5. 今日の先生方の話は奥深い。
    自分にも意識と無意識の乖離があるかもしれないなと思った。

  6. 二十歳くらいまでにほぼ人格形成が。そんな事もきいたことあります。
    私も精神の乖離があった人間です。なので相談者さんの普通の定義にしてる仲悪くないがなんとなくわかる。
    母と兄妹と距離を取ることでだいぶ解消されました。連絡は取るけど以前のようにべったりではない。
    ご自分の家族を、思いやりをもって育ててみて下さい。

    1. ご相談者さんの姉が嫁いでいれば、今後嫁ぎ先のお舅さんやお姑さんの介護で実家どころでないと思うので、ある程度の距離は取れるでしょうか。
      ご相談者さんも親やお舅さん、お姑さんの介護プランをある程度考えながら、今いる家族と何とか上手く生活していってくれたらなあと思います。

        1. 齧りついている物から手を離して、不幸になる人がたくさんいます。

  7. 会話のない夫婦が子供を連れて家族旅行・・・
    観光名所で、ホテルのレストランで、どんな顔してどんな会話してるのか
    娘さんと息子さんの居心地の悪さはいかばかりか
    それで「家族の思い出が作れている」と思ってる相談者は相当な重症

    娘さんが暴言を吐き息子が物に当たるって、反抗期の域を超えてる
    そんなときに母親としてどういう反応してるんだろう
    娘に言い返したり息子を𠮟りつけるならまだマシで、ただただ言われっぱなしで、後になって「きっと私が悪いんだろう」と居直ってんじゃなかろうか
    それじゃ子どもたちも抑えが利かなくなるに決まってる

    幼少期に安全と安心を得られなかった人が、親になって子供に安全と安心を与えることは難しい
    最後の加藤先生の〆、心を縛るこだわりをすべて捨てて自分の意志で動けるようになるだろうか
    この相談者ならリアルに「子供たち」を捨てかねないのが恐ろしい

  8. ご長男さんがどうなのか、多少気になる。
    ご長女さんとは異なるよう、祈るばかり。

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