アル中娘が虐待⇒児相⇒帰宅のループ。心配するしかない婆さんが児相に八つ当たり
テレフォン人生相談 2017年8月16日 水曜日
アルコール依存症の娘から虐待された孫が児童相談所に預けられている。娘の元へ戻ったらまた虐待されるのでは?という不安。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女74歳 離婚して一人暮らし 娘47歳 孫9歳
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
あのね
加藤諦三:
はい
相談者:
娘のことでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ご相談したい・・
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
で・・
加藤諦三:
それで最初に年齢教えてください。
相談者:
74です。
加藤諦三:
74歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
してません。
加藤諦三:
と今あ、は・・お一人で暮らしてんの?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
ほいで、お嬢さんがいるっていうことは、別れて一人ということですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
それで?、お嬢さん、お子さんは?、今そ・・
相談者:
40・・7歳
加藤諦三:
分かりました。
そいで・・この47歳のお嬢さんは?
相談者:
・・アルコール依存症なんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ・・子どもが一人・・
加藤諦三:
で、このお嬢さん、まだ結婚してないんですね?
相談者:
結こーんして別れました。
加藤諦三:
結婚して別れ・・そいで今一人でいるんですか?
相談者:
いや・・男の人と同居してるみたい。
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で・・お嬢さんには・・お子さんはいないんですね?
相談者:
いるんです。
加藤諦三:
・・そうすとこの、47歳のお嬢さんの家族・・今の、生活の形態っていうのはどうなってんですか?
相談者:
今、現在、男の人と、暮してます。
加藤諦三:
でそこに、要するにあなたから見るとお孫さんがいるわけ?
相談者:
あーはいはい
加藤諦三:
それで、それは一人、二人?
相談者:
一人。
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
9歳です。
加藤諦三:
9歳の子がいる・・それで・・同居している男性っていうのは、およそ何歳ぐらい?
相談者:
55歳です。
加藤諦三:
でこのお・・55歳の人は働いてるんですか?、働いてないんですか?
相談者:
働いてます。
会社の社長とか言ってますけど。
加藤諦三:
はい。そいでそのお嬢さん、その47歳のお嬢さんがアルコール依存症だっていうのは、
相談者:
ええ
加藤諦三:
どの程度の、アルコール依存症なんですか?
相談者:
昼間から飲んで、肝臓も悪いみたいです。
加藤諦三:
昼間から飲んでという・・
相談者:
あはい、昼も夜も・・夜は、子どもを連れて、飲み歩いたり。それは何年も続いてるんです。
加藤諦三:
この9歳の子どもを連れて夜飲み歩いてんの?
相談者:
はい、そうです。その男の方と。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
それで・・喧嘩するんです、二人で。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
お酒入ると。
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ、現在・・孫が、児童相談所、何回か入ってるんです。
今現在入ってます。
加藤諦三:
・・あ、児童相談所に入ってるということは、さっき「一緒に飲みに歩いてる」って言ったけど・・
相談者:
それは、その前の話。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、もうそろそろ出て来るんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ・・家(うち)へ遊びに来ててえ、
加藤諦三:
家へ誰が遊びに来てんですか?
相談者:
あの孫が、あそ・・来たんです。
加藤諦三:
児童相談・・
相談者:
2ヵ月ぐらい前に。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、「お家帰るの嫌だ」って言ったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで・・「お酒飲まない、お、お母さんは好きだけどお・・飲むお母さんは嫌い」って。
加藤諦三:
うん。それで、それから・・
相談者:
児童相談所に電話したんです。
加藤諦三:
あなたが、児童相談所に、電話をして、
相談者:
はい
加藤諦三:
この9歳のお孫さん、がこういう状態だという風に言ったんですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
そして、児童相談所が・・
相談者:
迎えに来たんです。
加藤諦三:
う・・その家に迎えに来て、
相談者:
はい
加藤諦三:
ほいで、預かって行ったと。
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい。
それ以後、児童相談所とあなたとの連絡は、ど、どう、なんかあったんですか?
相談者:
ああ、何回も、あります。
加藤諦三:
はい
相談者:
それでえ・・どういう状態・・かな思ってえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
わたしの方からもそうだし、
加藤諦三:
ええ
相談者:
児童相談所、からも電話、ありました。
加藤諦三:
はい。
それで・・そのお・・
「もうじき帰る」と、「出る」と言ったのは、児童相談所が言ったんですか?
相談者:
うん、なんか・・児童相談所お・・から、ありました。
・・わたしが電話をしました。
加藤諦三:
あ、あなたが電話をしたん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
で・・その児童相談所があ・・そのお母さんの、言い分とか、この子の気持ちとか色んなことを考えて、会議でもって帰すことに決めたということです・・
相談者:
まだ、決まってないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・「恐らく、帰すようになります」って言われた。
加藤諦三:
・・で、あな、たの今日の相談っていうのはどういうことですか?、つまり・・児童相談・・
相談者:
まあ、また帰ったらおんなじことの繰り返しい・・じゃないですか?、依存症で。
結局う、隣り近所も、ま、ご迷惑、掛けてるんです、喧嘩で。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
それでえ、そんな依存症っていうのはあ、なかなかねえ・・あのお・・
「お家では、治せるはずない、ですよ」って・・わたしもあちこちお聞きしたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
「自分の力では・・あのお、依存症いうのは、治らん、治りませんよ」って言われたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで心配してえ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしたらいいものかな?思って。
加藤諦三:
で、ど・・
相談者:
それでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ご相談したんです。
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあの、スタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてんので
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
不幸は連鎖する、という言葉が相談者の声や話し方を聞いて浮かびました。管理人さんと一緒ですね。加藤先生にしては、あまり掘り下げなかったの残念です。もしかしたらこの人自身も、、、と訝しんでしまいました。
この人、引き取る気なんてないと思います。
お子さんはどうすれば救われるんでしょうか。自分自身の問題に精一杯な大人に囲まれて、また同じ道を辿るのでしょうか。子を産んで育てる、ということは自然の摂理でもなんでもなく重いものなのだと改めて考えさせられました。
早速「いつか読書する日」検索して、観ました。管理人さんが言ってたように、児相の会議の様子、ありました。
映画では、一時保護されたようでしたが、感想としては、そこに至るまで、真剣な一人がいないと、後手後手になってしまうんだろうな・・ということです。
でも、それにしても、切なくも大人の優しく熱いラブストーリーでした。
管理人さん、教えてくれてありがとうございます!