虐待を受けた親に頼って生きる男33歳。大原敬子「虐待じゃありません」
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。
大原敬子:
いやあのね?
相談者:
はい
大原敬子:
これえ・・あなた、お父さんとお母さんいい人ですよ。
相談者:
はあ
大原敬子:
まずこれ、頭に入れておいて欲しいの。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたは終始一貫して・・お父さんとお母さんに、関心を持って欲しかったの。
相談者:
そうです。
大原敬子:
それが、この年まで来ちゃったの。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お父さん、お母さんがいい人っていうか、一般的な親ですよってこと言いますね。
相談者:
はい
大原敬子:
まずお母さんが、あなたに言ったことだけを、事実を、取り上げて、
相談者:
はい
大原敬子:
あの、話しますとね?
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは、まず、うん、お尻を叩くと。
お尻を叩く親っていうのは、子どもに対して・・必死な時にやるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
お尻は。
相談者:
はい
大原敬子:
だけど幼児期ですと思うんですね、お尻を叩くってのは。
相談者:
はい
大原敬子:
その時は、あなたがどうしても、ひ、非常にいい意味での、んー、何ていうんでしょうかね。扱いにくい子に産まれたんだと思うんです。
相談者:
そうです。
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
はい、あのお、感情の起伏が激しいとか・・
大原敬子:
だと思います。
相談者:
頑固って言われてますから。
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
で、それはなぜかっていうと、どっかで、年子ですから、
相談者:
はい
大原敬子:
あの、お姉ちゃんばっかり、僕にも見て欲しいっていう、ある意味で繊細さがあるんですね。
相談者:
うん、繊細#$%◆
大原敬子:
ところが、お母さんにとっては、もうホントに扱いにくい、その一番いい例が、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが非常に・・自分勝手な、行動をすることが二つあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
一つはね、お母さんが、夜中に出しちゃったと。
相談者:
はい
大原敬子:
その時に、「君はどうしたの?」って言われたら(笑)
「車の中に入った」って言いましたね。
相談者:
はい
大原敬子:
親にとってはこれは、どうにもなんないんですよ。
ドア叩いてね、
「お母さんごめんなさい」とかね、コミュニケーションがあれば、親が何とかできるんですけども。
相談者:
はい
大原敬子:
あなた、「あ、そっか、怒ってんな、ま、いいわいいわ」と思いながら、ふらーっと庭に出て、車寄ったら、車開いてた。
「じゃ、これ寝ちゃえ」って形なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、こ、コミュニケーションができないんです、あなたとは。
相談者:
うん、そうだと思います。
大原敬子:
それから、もう一つの例がですね、特徴が、お姉ちゃんが、怒ると。
相談者:
はい
大原敬子:
すると、お姉さんはお母さんにって食って掛かるって。
相談者:
はい
大原敬子:
これは、人間関係で、
相談者:
はい
大原敬子:
怒った時に、感情そのまま返って来るってことは・・コミュニケーションができてるんです。
ただあなたの場合は、「僕は怒ったら、黙ってしまう」って。
黙ってしまったら、相手は何も言わないですよね?
相談者:
そうです、ね。
大原敬子:
こういうタイプの人っていうのは、どういう心理かっていうと・・黙ってると、相手がイライラして来ますね?
相談者:
はい
大原敬子:
「なんか言ったらどうなの!」っても言わないんですから。
相談者:
はい
大原敬子:
それを見て小気味いいってことは・・相手に絡む・・分かりますか?
相談者:
はい
大原敬子:
拗ねるという、感情があるっていうことです。
相談者:
はい
大原敬子:
で、絡むと拗ねるの感情の、そのもっと行きつく先は・・
「もっと僕を見て」って。
「もっと僕を承認して」って気持ちが強いってことなんです。
相談者:
強いですね。
大原敬子:
絡むってのはコミュニケーションできない人の時に、絡むとか拗ねるっていうことで、自分に注目を浴びたいって時に、それしかなかったってことです。
相談者:
うん、確かに。
大原敬子:
分かる?
相談者:
絡むし、拗ねますよ、凄く。
大原敬子:
うん?
相談者:
絡むし・・拗ねます。
大原敬子:
ね?
相談者:
凄く、凄くその絡むし、凄く拗ねます、はい
大原敬子:
そうです、そうです
相談者:
はい
大原敬子:
それぐらいに、「お父さんお母さん、僕は寂しかったんだ」って言いたかったんです。
相談者:
そうです、寂しいです。
大原敬子:
ところがね、お父さんお母さんはそれ、理解できないんです。
相談者:
うん・・そうですね。
大原敬子:
どうして、この子は?って思ってるんです。
分かりますか?
相談者:
はい
大原敬子:
だから、あなたが幼児期の、両親のこれ虐待ではないです。
それからね、車の中に入れたのも、もうあの子の場合・・あなた平気なんですよ、車、外に出しても。
相談者:
ああ
大原敬子:
も、どっかで(笑)、とにかく、もう悪さはするってのか、なんていうのかしらね・・もう勝手な世界で逞しく生きてるんですけども、それは逞しく生きてるんではなくって、自分の感情が出せないってことなんですよ。
相談者:
うん、ま、確かにそうです。
大原敬子:
ね?、だから、謝らすなんて、「絶対言うもんか」って思うんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そうでしょ?、でも、自分の中で孤独感があって、車を探したら車のドアが開いてたんですよ。
で、「寝ちゃえ」って寝てしまったんです。多分、ご両親、お母さんは・・どっか探したと思いますよ。
たら「あら、この子寝てるわ」って。
「どうしてこの子一言、『お母さん、ごめんなさい』とか言ってくれないのかしら?」って、お母さんは求めてるわけですよ。
相談者:
あー、ま確かに、「勝手口は開いてたから、そこから入ったら良かったのに」とは言われましたね。
大原敬子:
うん・・でしょうね。
相談者:
はい
大原敬子:
でもお母さんも・・「そこから入れば良かったのに」って頑固なんですね。
相談者:
はい、そうです、確かにそうです。
大原敬子:
じゃ、あなたはお母さんを血を、どうか分かりませんけども、 勝手口が開けてあった。もし、開けてあったっていうことが何回もあって、あなたが・・あれ?、このお母さんは凄く怒ってるけれども、なんか・・「ご飯食べるな」って言っても、例えばですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
「食べちゃいけない」って言われても・・夜中にこっそりと・・おにぎりが置いてあったりした、お母さんを知っていれば、あなたは勝手口から入ったんです。
相談者:
あー、そうかもしれないです、そういうことはないです。
大原敬子:
ね?、で、そういうことがなかったから、お母さんにすると精一杯の勝手口なんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
でもあなたは、「あーもう、きっと出したんだ、あのお母さん」、「分かったよ」ってことで、あなたは車の中に入ったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
このぐらいに感情のズレがあったってことです。
相談者:
まあ、ま、そうでしょうね。
大原敬子:
ね?、だからお母さんも、不器用。
相談者:
うん、確かに。
大原敬子:
あなたも不器用だったの。
相談者:
はい
大原敬子:
分かる?
相談者:
はい
大原敬子:
だから、それは虐待ではないです。
相談者:
あー、なるほど、確かにそうですね。はい
大原敬子:
で、今日のお話の最後なんですけども、じゃあ、これからどうしたらいいか?ってことを、あなた言ってましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
まず、お父さんとお母さんと・・コミュニケーションを心掛けること。
相談者:
あー
大原敬子:
自分の家はまんざらじゃなかったってことに気付けば、
相談者:
はい
大原敬子:
人間は前に行けるんですよね。
相談者:
あー
大原敬子:
だから、ホントに幸せになって欲しいので、
相談者:
はい
大原敬子:
自分の今まで、自分もやりたいことをやったって。
でも、これが僕の・・親に対する、愛情の・・伝え方だったって。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、親も人間であるから、
相談者:
はい
大原敬子:
多分気付かなかったんだろうと。
相談者:
うんー
大原敬子:
一つあなたが大人になって・・コミュニケーションをして欲しいと思いますけども。
相談者:
・・はい
大原敬子:
いいですか?
相談者:
はい
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、今井先生に代わりますね?
相談者:
はい
大原敬子:
先生・・
(再びパーソナリティ)
本当にその通りですよね〜
管理人さんいつもありがとうございます
相談よりコメントを楽しみにしてます
今、相談しようかどうしようか考えている案件があります
正直言うと管理人さんに直接相談したいです
いつも速やかなUPをありがとうございます。管理人さまのコメントを引き続き楽しみにさせていただいてます
今回の相談者は、家を出て1人暮らしすればいいだけではないのかな?理屈好きで自己防衛の強い方だと思って聞いてました。心がまえと言われてもねえ、、、