実家から追い出された姑が反撃開始! 後妻を襲う借地権という無形の相続財産
テレフォン人生相談 2017年9月7日 木曜日
「父の遺産である家の相続がされていないので平等に分けたい」と家裁から通知がきた。今、夫と2人で暮らすこの家はどうなってしまうのか?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女63歳 夫63歳と二人暮らし 再婚同士 女の長男43歳 次男40歳 長女37歳 夫の息子33歳 姑86歳
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
今日はよろしくお願いします。
今井通子:
はい、こちらこそ。
今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
はい。あの家の権利で、ちょっと兄弟関係で揉めて・・るんで、ちょっとお願いしたいんですけども。
今井通子:
なるほど。
えー、あなたは、おいくつですか?
相談者:
63です。
今井通子:
63歳。ご主人は?
相談者:
同じ年です。
今井通子:
同い年。
相談者:
はい
今井通子:
お子さんいらっしゃいますか?
相談者:
はい、います。
・・えーと、再婚同士で。
今井通子:
あ、そうなんですか。
相談者:
はい
今井通子:
はい、じゃ、ちょっと待って。ご主人の?・・お子さん、おいくつですか?
相談者:
男の子が33歳、一人です。
今井通子:
あ、お一人?
相談者:
はい。んで・・
今井通子:
あなたの方は?
相談者:
んが、えー60さ、えー、ちゃう、43で(苦笑)
今井通子:
(笑)
相談者:
男の子。
今井通子:
はい
相談者:
はい、次も男の子で40。
んで、下が女の子で、37、それだけです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
で、これが、あなたのご家族ですよね?
相談者:
はい
今井通子:
で、えー、家が、どうなったんですか?
相談者:
現在、住んでいる家なんですけども、
今井通子:
あなた方が住んでらっしゃる家?
相談者:
はい、そうです。主人と・・
今井通子:
それはご主人とあなたの、お二人で?
相談者:
二人で。はい
今井通子:
はい
相談者:
で、住んでる家を、
今井通子:
はい
相談者:
2年前までは、
今井通子:
はい
相談者:
主人のお母さんも一緒に住んでました。
今井通子:
はい
相談者:
で、それが2年前出て行ってから、
今井通子:
あ、お母さん出て行ったの?、おい、おいくつだったの?
相談者:
86です。
今井通子:
おー、お元気ね?
相談者:
はい、ふっふふ(笑)
今井通子:
86歳の・・お母さまが、
相談者:
はい
今井通子:
ご主人のね?
相談者:
はい
今井通子:
お母さまは家を出た?
相談者:
ていうか、もう。ゴタゴタして。
ちょっと色々、揉め事がありまして。で、出て行って・・
今井通子:
「ゴタゴタがあって」っていうのは・・お母さまを追い出したってこと?
相談者:
いやいやいや、この家は、主人の、名義なので、追い出したっていうより、出て行ったんです。
今井通子:
はい。
名義はご主人なのね?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、4分の1が、亡くなった、父親の名義になってるんです。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい。
で、その4分の1を、お母さんと・・主人兄弟4人なんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、その・・ま、いうたら、3人と、お母さんと4人で、申立人をして、
今井通子:
はい
相談者:
で、家庭裁判所から呼び出しが来たんです。
今井通子:
はい
相談者:
で・・来たんで、ま、うちらビックリして、どないしたもんやろね?思って・・相談した方がいいかなと思って・・
今井通子:
うーん
相談者:
全然何も、分からないんで。
今井通子:
なるほど。
相談者:
相手の意図が。
今井通子:
これは・・あの、土地付きの家?
相談者:
そうです。
今井通子:
と、土地と家とでえ・・
相談者:
はい
今井通子:
全体で、おいくらぐらいの物?
相談者:
もう、今はも、ほとんど価値ないんていうか、もう、30数年なりますからね。
今井通子:
えーじゃ、家は・・どれぐらいの・・広さっていうのかな?
相談者:
下に、二部屋あります、6畳の部屋が。
今井通子:
うん
相談者:
で、台所が4畳半ぐらい。
今井通子:
うん
相談者:
ほんで2階に、6畳が・・3つと4畳半が一つです。
今井通子:
うん
相談者:
あとガレージがあります、その下に。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
でえ・・あの、土地は・・かなり、広いんですか?
相談者:
50坪ぐらいだと思うんですけど・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
町中なんですよね?
相談者:
今はちょっと町中ですけど、ま、前は、ちょっと田舎でした。
今井通子:
あーなるほどなるほど。
相談者:
はいはいはい
今井通子:
はい。・・それで?・・ご主人の・・
相談者:
はい
今井通子:
ご兄弟全部男の人なの?
相談者:
男、女、女です。
今井通子:
あ、男女女、はい
相談者:
はい
今井通子:
このお父さんの名義って、お父さんもう亡くなってんでしょ?
相談者:
亡くなってます。
今井通子:
で、これは、そうすると、名義を書き換えてなかったっていうこと?
相談者:
・・あのお、家のお・・払いが終わって名義を書き換える時に、
今井通子:
うん
相談者:
しようと思ったんですけども、
今井通子:
うん
相談者:
母親が、そこで止めたもんだから、できなかったんですよ。兄弟全部。
今井通子:
・・うん。いやいや・・
相談者:
で、そのままにして来たんです。うやむやで。ま、自分も住んでからね、母親も。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
ていうか・・その、ちょっと待って。
お父さまが、全体を買ったの?、それとも、4分の1はお父さんが出して・・
相談者:
最初、
今井通子:
うん
相談者:
主人が買って、
今井通子:
うん
相談者:
・・ほんで、なんか・・あの、自分なんかが同居するんで・・建て増しの部分の4分の1を、建ててそれを・・父親の名義にしたみたいです。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
・・それで・・ちょーっと、やっぱり気になるんだけどそのお母さん、ど、なにが揉めちゃったの?
相談者:
・・お金のことで。
今井通子:
・・ふーん
相談者:
いっつも揉めるのが、も、お金のことなんですよ。ほんだからもう、兄弟全部来て・・もう何回もそういう家族会議しました。
それでもやっぱり・・うちの主人が長男なんで、
今井通子:
はい
相談者:
ま、「もうしゃあないな」いう感じで、ずーっとそのまま、もう流して、そのまま住んでたんです。
ところがその1年半前に、
今井通子:
はい
相談者:
ま、同じように、ま、お金のことで喧嘩になって、
今井通子:
ええ
相談者:
・・ほんで、お母さんが・・隣り、の人、ま、近所の人のとこに出て行って、そこから・・ま、家出みたいにして、ま・・家を出て行ったんです。う、母親が。
ほんで、そっから、警察に電話をしたみたいで、警察が入って来たんですね。
今井通子:
うん
相談者:
ほんだら警察の人が、「一緒に住んでたら」、「これ以上住んでたら」、やっぱり変な話・・ま、殺人事件とまで、言わないけども・・そういう可能性もあるから、も、「他の兄弟と住んでもらった方がいいですよ」って言われたんで・・で、ま、弟が・・一緒に住むようになって、ま、荷物持って行ったんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
で、そのまま・・音沙汰なかったんですけど、
今井通子:
うん
相談者:
今回、急に、ま、言うたら、こういう感じで、一週間前に、書類が届いたんです。
今井通子:
はい。
で、今回は・・そのお・・4分の1のお・・お父さま名義の・・
相談者:
はい
今井通子:
ば・・ところ?
相談者:
そうです、そうです
今井通子:
に関して、これを・・お母さまと、
相談者:
そ、はい
今井通子:
弟さん、妹さん、妹さんなのかな?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
うん。んで・・ま、訴えて、
相談者:
はい
今井通子:
・・で、あの、わ「分けましょう」という話なわけね?
相談者:
・・でしょうねえ、分けるというか、どう、家を分けるわけいかないし。
ちょっとそこが、多分、「お金でしょうね」って主人と二人は言うてるんですけどね。
お金で揉めてゴチャゴチャでずーっと来て・・
今井通子:
うん、じゃ、そこに書いてあるのは、何て書いてあるの?
相談者:
えーっと、被相続分持分の4分の1を、請求しますいうことですね。
今井通子:
分かりました。今日はですねえ・・
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の塩谷、崇之先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。先生よろしくお願いします。
相談者:
はい、お願いします。
(回答者に交代)
相談者 かなりの強者って感じでしたね
結局築30オーバーの家屋四分の一がどれくらいの評価額になるのかはわからないけど それすらも渡したくないって強欲
姑の世話も逃れられたのだから
それくらい「しょうがない」って思えないものかね