3歳で母、16で父に捨てられた孫娘を生き返らせたのは祖母じゃなく担任
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは、はい
大原敬子:
まずですね、とても不思議なことは、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたと息子さんとの親子関係が、
相談者:
はい
大原敬子:
今回の大きな土台なんですよね、実は。
相談者:
はい
大原敬子:
なぜ息子さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
好き勝手に生きて来て、
相談者:
はい
大原敬子:
3人で過ごしたり、
相談者:
はい
大原敬子:
二年前には再婚したりして、
相談者:
はい
大原敬子:
そして、えー、自分の娘が、お婆ちゃんと一緒に居るときも、まあ、任せる。
相談者:
はい
大原敬子:
ということは、あなた自身が、もっと強気で出てもいいのに、
相談者:
はい
大原敬子:
あなた自身が、息子さんに対して、遠慮してるんですねえ。
相談者:
あります。はい。
大原敬子:
ここに、大きな問題点があるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それがあ、大きな原因だっていうことを頭に入れて頂きたいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
と申しますのは、あなた自身の、自分の気持ちとか、
相談者:
はい
大原敬子:
立場とか、役割が、非常に不鮮明なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、
「こういうときに叱ればいいんだけども叱れないんですよねえ」、って。
「でもねえ、お金が無ければ出ていけないの知って」、あーでもない、こーでもないと悩んでいる割には、
相談者:
はい
大原敬子:
育てるお婆ちゃんの、
相談者:
はい
大原敬子:
立場が毅然としてないんです。
相談者:
・・
大原敬子:
それは、どういうことかと言いますとね、
相談者:
はい
大原敬子:
息子さんに対してはいいお母さんでいたいんです。
相談者:
・・
大原敬子:
分かります?
相談者:
そおです、はい
大原敬子:
で、お孫さんに対しても、いいお婆ちゃんでありたいと思うんです。
相談者:
その通りです、はい
大原敬子:
ところがいかないんです。
お孫さんと、息子の関係は、お孫さんに対しては、怒りの関係なんですよ。
相談者:
・・
大原敬子:
お父さん嫌いってことです。
相談者:
はい
そうです
大原敬子:
そういう、トライアン(グル)、3人の関係がありますけども、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは両方、穏便にしたいんです。
相談者:
・・
はい
大原敬子:
ね?
だから、息子さんが二年前に結婚のときにも、あなたは反対したかどうか分かりませんけども、3人で住んでていた息子さんが、
相談者:
はい
大原敬子:
結婚したときに、
相談者:
はい
大原敬子:
どういう関係で許したのか?
あなたが・・例えばですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
まとめますと、
「ちょっと待って」って。
「再婚はいいかもしれないけど、もうちょっと待ってよ」って。
「この子がね、18で卒業するまでは」って言えてもいいんですねえ。
相談者:
はあ・・
大原敬子:
でも、それは息子さんの言いなりになったんです。
相談者:
・・
大原敬子:
で、息子さんもですね、
相談者:
はい
大原敬子:
再婚するときに、散々、母にお世話になっていながら、
相談者:
はい
大原敬子:
平気で、再婚を言ってしまう、途中で。
預けっぱなしで。
相談者:
・・
大原敬子:
で、お孫さんは、「わたしはお父さんについて行かない」って言ったら、そいで、平気。
相談者:
・・
大原敬子:
この横暴な息子さんを、許してしまったあなたは一体なんだろうか?ってことです。
相談者:
・・
大原敬子:
再婚は反対ではないけれども、これだけお孫さんを心配するならば、
相談者:
はい
大原敬子:
18まで、
相談者:
はい
大原敬子:
待っててもいい強さは必要なんですね。
相談者:
あー
大原敬子:
その強さがあれば、息子さんも牛耳れるんですよ。
相談者:
おっしゃるとおりです。
大原敬子:
そうですか
相談者:
はい
大原敬子:
せめてね、
相談者:
先生ありがとうございます、はい
大原敬子:
いや、(苦笑)結構キツく言ってしまったんですけども、わたしが、自分の・・祖母のことね?
相談者:
はい
大原敬子:
いた場合に、なぜ?・・自分に置き換えたんですよ。
なぜ、お婆ちゃまは、父親と、再婚許したんだろうか?って。
相談者:
はい
大原敬子:
「もう少し待ってくれててもいいのに」
で、わたしには・・わたしで怒ることもしない。
「あなたは何よ!」っていう気持ちもお孫さんにはあるんです。
でも、このお孫さん、行き場がないですから。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、人間っていうのはね、
相談者:
はい
大原敬子:
マイナスが、プラスに変わるんです。
相談者:
・・
はい
大原敬子:
この子がお母さんいなかったからとか。
相談者:
はい
大原敬子:
お父さんではなくて、このわたしが、
心血注いでこのわたしが居るってことを、お孫さんが体で分かったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
自分の人生に悔いはないんですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは、息子さんにも、いいお母さんを演じた。
相談者:
はい
大原敬子:
お孫さんにも、いい、お婆ちゃまを演じた。
相談者:
はい
大原敬子:
ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
わたしが、命を、心血を注いで、この子に掛けた愛ってものは、偽りはないでしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
それを信じることです。
相談者:
ありがとうございます。
大原敬子:
分かりますか?
そしてね、
相談者:
はい
大原敬子:
答えが言えないとき、
相談者:
はい
大原敬子:
「お婆ちゃん、考えるからね」って。
「必ず、お婆ちゃんの心から、あなたに話す」
相談者:
はい
大原敬子:
「その時間を頂戴」ってことがね、
相談者:
あ
大原敬子:
子どもにとってはすごく、安心するんです。
相談者:
そおですね、ああ
大原敬子:
ですから、
「大丈夫」
「来年だってお婆ちゃんは生きてるから」って。
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
あの、お孫さん、言いますよ、これから、「就職は」って言ったら、
「大丈夫」って。
相談者:
・・大丈夫
大原敬子:
「どんなことがあっても、お婆ちゃんが、あなたの盾になる」って。
相談者:
はい・・
大原敬子:
「お父さんには負けないよ」って。
相談者:
(苦笑)はい、それを、
大原敬子:
人間ってのはすごく弱くなったときにね、力強い言葉ってのはね、「あなたが頑張る」は嫌なんです。
相談者:
んー
大原敬子:
わたしが、是非ともあなたを守らしてくれって言われたときに、
相談者:
うん
大原敬子:
愛されてることを感じるんですね。
相談者:
はあ
大原敬子:
今日からですね、
相談者:
はい
大原敬子:
一年先、学校が云々ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
まずあなたが元気でいることです。
相談者:
はい
大原敬子:
わたしさえ生きてれば、
相談者:
はい
大原敬子:
この子を守れるっていうその気持ちが、お孫さんに通じ、じるとわたしは、ホントに思ってますよ。
それは自分の体験から今言ってるんです。
相談者:
ああ
大原敬子:
今日から、
相談者:
はい
大原敬子:
これ息子さんとあなたの関係を、しっかりと、強くなることです。
相談者:
はい
大原敬子:
息子さんに対してあまりにも弱かった。
相談者:
そうです・・
大原敬子:
ね?
相談者:
そのとおりです
大原敬子:
分かりますか?
相談者:
はい
大原敬子:
嬉しいです。
非常にキツく言いましたけれども、
相談者:
いや、も、先生、もうホントにそのとおりです。
大原敬子:
ホントに?
ありがとう、ホントにありがとう。
相談者:
はい
大原敬子:
いいお孫さんになりますよお。
相談者:
はい
大原敬子:
今、加藤先生にお願いしますね。
相談者:
はい
大原敬子:
先生お願いします
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)