（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
はい
あのお、

相談者：
はい

加藤諦三：
たしかに、この、お孫さんは、二年前にお父さんも行っちゃった。
お父さんにも、お母さんにも・・捨てられた。

相談者：
はい

加藤諦三：
居場所がない。
その通り。
生きていてもしょうがないという、思うのは当たり前です。

相談者：
はい・・

加藤諦三：
それでもね、あなたが言ったように、この子は人間が変わったように元気になるんですよ。

相談者：
はい・・

加藤諦三：
なぜかって言うと、学校は認めてくれる場所だったんです、この子にとっては。

相談者：
はい・・そおです

加藤諦三：
だから、いくらだって元気になれるんです。

相談者：
病・・はい

加藤諦三：
だから、あなたがまず強くなること。

相談者：
そおです・・はい
おっしゃる通りです。

加藤諦三：
あなたが強くなれば、全て解決できます。

相談者：
・・
はい

加藤諦三：
この子は、

相談者：
はい

加藤諦三：
三歳のときから、

相談者：
はい

加藤諦三：
辛い人生を歩いて来てます。

相談者：
はい

加藤諦三：
でも、これが、将来、大ーきく花咲くときが来ます。

相談者：
はあ、そおです・・はい

加藤諦三：
それは、あなたの、これからの、この子に、あなた自身の生きる態度ね。

相談者：
そうです

加藤諦三：
それによって、

相談者：
はい

加藤諦三：
三歳からの辛い人生が、マイナスがプラスに変わります。

相談者：
・・

加藤諦三：
・・

相談者：
はい

加藤諦三：
よろしいですか？

相談者：
はい
ありがとうございます。

加藤諦三：
はい、どうも失礼します。

相談者：
はい、ありがとうございましたあ。
はい、失礼します。

加藤諦三：
人は、苦悩することで、成熟していきます。