役割に疲れきった夫婦。家事嫌いな妻が「あなたは大丈夫」と出て行ったら
テレフォン人生相談 2017年9月22日 金曜日
「私は家を出ます」とのメモと離婚届けを残し出ていった妻。子供も大きくなったし、離婚した方が良いか?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 男47歳 妻47歳 長女22歳は県外に住む 長男20歳大学生 次女13歳 二世帯住宅で父も同居
今日の一言: 心の問題は、体の不調となって現れます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。
相談者:
わたし、47歳です。
加藤諦三:
47歳、結婚してます?
相談者:
結婚しております。
加藤諦三:
えーっと、奥さん何歳ですか?
相談者:
同じ、47歳です。
加藤諦三:
47歳・・お子さんは?
相談者:
3人おります。
加藤諦三:
上から年齢で言うとどうなりますか?
相談者:
えっと・・22歳、
加藤諦三:
はい
相談者:
女。
加藤諦三:
はい
相談者:
二十歳、
加藤諦三:
はい
相談者:
男。
加藤諦三:
はい
相談者:
13歳、女です。
加藤諦三:
はい、分かりました。それで、どんな相談ですか?
相談者:
3ヵ月前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
うちの妻が、書き置きを残して、
加藤諦三:
はい
相談者:
一人で、家(うち)を出て行ってしまって、
加藤諦三:
つまり13歳の女の子を残して一人で出てったと。
相談者:
そう、そうです。
加藤諦三:
と、前触れもな、ない、ということですよね?、書き置きをして出てっちゃったってことは。
相談者:
そうですう。
加藤諦三:
で、あなたはそれでなんか・・なん・・か最近変だなっていうような、なんかそんな感じもなかったの?
相談者:
強いて言えば、んとお、なんか、更年期、かなあ?、だか、「だるいぃ」、「体がだるいぃ」、「重いぃ」とかって、うーん、そういう、話は、聞く、うん、聞いてたんですけども。
加藤諦三:
要するに、あなたは、更年期障害だっていうふ、ぐらいにしか考えてなかったんだね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
体がだるいっていう、ことをね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん、はい
それで、書き置きには、な、一人で出てった、なんて書いてあったんですか?
相談者:
なんちゃ「お父さんへ」と書いてありまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、えーと
「わたしは、今日、家(うち)を出て行きます」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・うんと、「理由は、今聞かないでください。いずれ話す時が来るしょう」と書いてありました。
加藤諦三:
あー
相談者:
それで、離婚届、も、そ、一緒に挟ま・・っていて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
もうあの、「わたしは、一切」あの「財産も何も要りません」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしの事でしょうけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
「あなたは」・・「自分で」、こ、「子ども達の面倒も看れるし、自分で生活もできるでしょうから、わたしは」・・「この家(うち)を」うん
「出て」い・・「行かせてもらいます」と書いてありました。
加藤諦三:
はあ・・
で、それが・・えっと、あなたあ・・朝、仕事で出るわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、帰って来たのは何時ですか?
相談者:
えーっと、帰って来たのは、夕方あ・・6時過ぎなんですけども。
加藤諦三:
夕方ろ、ま、6時として、そこ、どこに置いてあったの?
相談者:
えーっと、うちの、その一番下の娘が見つけまして。
加藤諦三:
あっ、あなたが、帰って来た時はもうお嬢さんが、見つけてたの?
相談者:
はい、そうです。なんか、#$%◆
加藤諦三:
この22歳のお嬢さん?
相談者:
いえ、一番下の、
加藤諦三:
あ
相談者:
13歳ですう。
加藤諦三:
ええ
んでもう、もう知ってた、読んでたわけだね?
相談者:
そうですう。
加藤諦三:
それで、どんな様子だったの?
相談者:
うん、あのとりあえずぅ・・わたしの、父、あのお、その13歳の子の祖父が・・あの、同居してるもんですから、同居ちゅうか、二所帯で一緒にいるもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
えっとその、とりあえずお爺ちゃんに喋・・って、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そ・・えんで、わたしに・・すぐ、こうこ、こういう書き物があるよ、と連絡が、その、携帯の方に入りました。
加藤諦三:
あ、そうか、そうすと、あなた、夕方6時に帰って来る前に、知ってたわけね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うんふうん・・で、22歳のお嬢さんとあの、二十歳の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
息子さんは、
相談者:
はい
加藤諦三:
どんな反応だったんですか?
相談者:
いや、全然、あーの、わたしの前では・・どういうわけか、一切・・そのお母さんの、お話、話も、あの13歳の娘もしません。
加藤諦三:
そうすると例えばあ、その日の夕食ってのはどうなったわけ?
相談者:
あの22歳の娘は、あ、けが、県外に離れてるもんですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
二十歳の・・もう大学生なんです・・けど、
加藤諦三:
はい
相談者:
同居してて、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと・・結局・・4人で、あの、うちの・・親父、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、そ、ええ、その4人で・・とりあえず食事は、夕食はとれたんですけど。
加藤諦三:
「とりあえず夕食した」って誰が作ったの?
相談者:
えーと・・あ、わたしですう。
加藤諦三:
あなたが作ったわけ?
相談者:
はい
加藤諦三:
帰ってから?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん・・で、そのお・・材料はあれですか?・・ちゃんと・・奥さんが・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そろ、揃えといてくれたの?
相談者:
いや(苦笑)、実の話を、しますと、えーっと、10年くらい前から、家事一切、そういうの苦手な人で、
加藤諦三:
あー
相談者:
「わたしが作る」(苦笑)って言ったら・・365日のうち、360日は、わたしが作っていたような感じだったんですよ。
加藤諦三:
あ、家事、一切しないの?
相談者:
いや・・しないわけでもないんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
気い向いた時じゃないと、や・・やらない、ひ、人、だったんですね。
加藤諦三:
あー・・そうするとおー・・13歳の子を育てる時なんかはどうだったんですか?、子育てはやるの?
相談者:
ええ。まず育児放棄その他はなかったんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
例えば、食事与えるにしても、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしはできるだけ手を加えて、最初1から作って、有りあ、あの、合わせの物じゃなくて、自分で作って、食べさせようと思うんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
うちの妻の場合は、すぐインスタント与えたり、
加藤諦三:
あー
相談者:
あーと、弁当買って来たりそういう感じのだったんですよね。
加藤諦三:
うーん・・
相談者:
うん
加藤諦三:
・・あのお・・それは家事が・・嫌いだとか・・その、料理が嫌いだとかっていうの、じゃなくて・・なんか大変失礼な、し、質問するけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
夫も子どもも、あんまり好きじゃなかったってことあんの?
相談者:
うーん、今考えると、もしかすれば、そういうところも、あったのかもしれませんね。
加藤諦三:
で、お爺ちゃんがいるしい、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・わたしは・・家政婦じゃないわよ、と。
相談者:
はい
加藤諦三:
だけどお、ん・・んーなんかみんな・・お爺ちゃんも含めて、あなた達の事が好きになれないと。
相談者:
ま、書き置き見る限りは、なんか・・そういう風にも取れるような気がしました・・けども。
加藤諦三:
・・うーん
「わたしは一切の財産要らないわよ」って書いてあったんでしょ?
相談者:
書いてありました。
「ただ一番下の子だけ」が、「の成長だけが心配です。よろしくお願いします」ということ、で、締めてありました。
加藤諦三:
うーん・・「いずれ話す時が来る」っていうのはあ・・今、話してもお・・わ、「わたしの気持ち、今話しても、あなたには、達には分かんないわね」ていうような、ことなのかな?
相談者:
多分そうだと思いますけれども。
加藤諦三:
だからあ、ま、家事を、料理をしないっていう事含めてえ・・なんか奥さんからすると・・このお、夫も家族も・・お爺ちゃんも、みんな・・遠い存在だったのかなあ?
相談者:
うーん、今思えば、そういう、風に、感じ、れた部分もありますね。
加藤諦三:
ねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
そして・・そうすっと、今日のあなたの相談っていうと・・こんなような状態の中でえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・う、わたしはこのまま・・
相談者:
果たしてこのまま#$%◆生活、
加藤諦三:
放っといていいか?
相談者:
ええ
加藤諦三:
それともお、自分の方から積極、せっ・・たらいいのかと、どういう態度を取ったらいいのか?ですか?っていうようなことですかね?
相談者:
こういう妻と、今まで、やって、なんとか、子どもがいたんで頑張って来たんですけどお、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
これから、もう、47にも、お互いなりますし、
加藤諦三:
ええ
相談者:
子ども達も・・ある程度成長したので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ここらで、別れた・・
加藤諦三:
ああ、なるほどね。
相談者:
踏ん切り付けた方がいいのか?
加藤諦三:
はいはい
相談者:
皆さまあ、の、お知恵を拝借したく、
加藤諦三:
ああ
相談者:
電話した、差し上げたところでございます。
加藤諦三:
はい分かりました。今日はあのスタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
(回答者に交代)