不登校、万引き、涙を見せる狡猾な一人娘12歳に振り回される62歳の男
(回答者に交代)
三石由起子:
はい。こんにちは
相談者:
はい・・お願いします。
三石由起子:
あの、学校に行かない時ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
朝起きられない・・っていう事お、あるんじゃないでしょうかね?
相談者:
はい
三石由起子:
例えばあ、
相談者:
はい
三石由起子:
スマホとかあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
ゲームとかあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
最近与えたんじゃないですか?
相談者:
あ、あの・・最近は与えてないですけど、
三石由起子:
うん
相談者:
パソコンはありますから、結構いじってます。
三石由起子:
そうでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
よ、夜中もお・・いじってんじゃないですか?
相談者:
はい、そ、そうだと思います。
三石由起子:
そうでしょ
相談者:
はい
三石由起子:
あのねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
子どもってえ・・
相談者:
はい
三石由起子:
あの、夜「早く寝ろ、早く寝ろ」って言っても寝られないんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
これはね、やっぱり
相談者:
はい
三石由起子:
朝早くう、叩き起こすしかないのね。
相談者:
はい
三石由起子:
で朝早く叩き起こすと、夜は自然に眠くなるわけですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね、だから、そういう風にして、一つはリズムを変えて行かなきゃいけない。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。それとね・・あの、親がね、用心しなきゃいけない、のはね、
相談者:
はい
三石由起子:
この、12歳っていうのは中々あのお、も知恵が回るう・・時代になって来ましてね、
相談者:
はい
三石由起子:
父親と母親を手玉に取るんですよ。
相談者:
まあ・・まあまあ言われたら、そういう事だと思います・・はい
三石由起子:
うん、だからね、都合のいい話を両方にするんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、この話は・・パパにした方がいいとか。
相談者:
はい
三石由起子:
この話は、ママにした方がいいとか。
相談者:
はい
三石由起子:
でそれぞれに、「パパに黙っててね」とかあ。
相談者:
うん
三石由起子:
「ママに黙っててね」っていう事があるんですよね。
相談者:
はい
三石由起子:
うん
相談者:
だからね、
三石由起子:
うん
相談者:
あん、そのお、ちょこちょこ休むのも、
三石由起子:
うん
相談者:
あのお・・妻には言ってないんです、わたし。
三石由起子:
そうでしょう。そうでしょ
相談者:
はい
三石由起子:
そういう事だと思うんです。
相談者:
あ、あの「黙ってて」てえ・・
三石由起子:
うん
相談者:
もう、懇願されてポロポロ泣きますから。
三石由起子:
うーん
相談者:
はい
三石由起子:
わたしはそういう事だと思うんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
あのね、わたしはその、わたし、自分が甘やかしたんじゃあ、なかろうかってあなたおっしゃったけれどもお、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたがね、そのお・・50歳の時に、生まれ、た子なのよねえ?
相談者:
そうですそうですそうです。
三石由起子:
うーん・・
相談者:
あの、孫みたいなもんです。
三石由起子:
そりゃ可愛いに決まって、そうりゃ可愛いに決まってる。それとね、
相談者:
はい
三石由起子:
その今まで可愛がり・・続けて来たって事はあ、
相談者:
はい
三石由起子:
決して間違っていないから、ね?
相談者:
あ、そうですかねえ。
三石由起子:
うんそれはもう、どん、どんなあのお・・猫っ可愛がりしても、
相談者:
はい
三石由起子:
決して間違・・って来た事じゃないの。だから、
相談者:
はい
三石由起子:
まずそれを間違ったと思わない方がいい。
相談者:
はい
三石由起子:
それとお、あのお、そういう父親を、彼女は見て来てるし、
相談者:
はい
三石由起子:
分かっているのでね。
相談者:
はい
三石由起子:
一度ね、ちゃんと話をする必要があります。
相談者:
はい
三石由起子:
ちゃんと話をするっていうのはね、
相談者:
はい
三石由起子:
父親は、こう、この、これこれこういう仕事に行って、
相談者:
はい
三石由起子:
いると。
相談者:
はい
三石由起子:
母親も、これこれこういう仕事に行っていると。
相談者:
はい
三石由起子:
ね、マンションのローンも二人で払っていると。
相談者:
はい
三石由起子:
「あなたのお仕事は何ですか?」と。
相談者:
はい
三石由起子:
「役割分担があるでしょ?」っていう話をお、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
娘にしないと駄目なんです。
「あなたのお仕事は学校に行く事でしょ?」ってことですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
それをお、ちゃんと分かるように言わないと。
相談者:
・・
三石由起子:
だって「体が・・悪い」って言って、
「じゃお父さんお仕事に・・3日も4日も行かなかったらどうなりますか?」と。
相談者:
はい
三石由起子:
「お母さんが行かなかったらどうなりますか?」って。
相談者:
はい
三石由起子:
「誰がご飯作りますか?」
そういう事じゃないですか。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。じゃ同じように放棄したらどうなるかっていう事をね、
相談者:
はい
三石由起子:
ホントにきっちり話をしないと駄目です。その、雑談みたいな風にしても駄目なん、ですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だからね、もっと言えばね。
相談者:
はい
三石由起子:
「『お母さんに黙ってろ』なんていうことは駄目だ」っていう事を、あなたゆ、言わなくちゃ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。ポロポロ泣こうが何しようがね。
相談者:
はい
三石由起子:
「今度休んだらあ・・もう、お父さんはお母さんに言う」と。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん、だってあなたの仕事はこうなんだからっていう事をきっちりね、
相談者:
はい
三石由起子:
お嬢さんに言ってくださいよ。
相談者:
はい
三石由起子:
12歳の子でも分かりますよ、きっちり。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん
相談者:
やもう、母親は結構、怖がってるんですわ。
三石由起子:
うーん、だからあ、その・・怖、怖がってるところに内緒にしようなんていうのは駄目ですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、そ、それとお・・泣ーいたくらいの事で騙されちゃやあーよ、父親があ。
相談者:
あーあの、真剣に・・
三石由起子:
女の子上手なんだからホントに。
相談者:
#$%◆
三石由起子:
ホント、コロっと騙されんだよね、女の子にね。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん、でも、そういう役割はあ、もう終わったんです、12歳ですから。
相談者:
はい
三石由起子:
うんだから、「もうあなたはあ、子どもじゃないんだよ」っていう事を、
相談者:
はい
三石由起子:
言ってやってくださいよ、もう中学生にもなるし。
相談者:
はい
三石由起子:
で「学校に行って、勉強する事はあなたのお仕事です」と。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん。でま・・その万引きの事もね、
相談者:
はい
三石由起子:
「人にちょっと脅かしてもらった」とか言ってるけどさ(苦笑)
相談者:
はい
三石由起子:
それ怒るの親でしょうが。
相談者:
いや・・
三石由起子:
うん
相談者:
わたしもこっぴどく怒ったんですけどね。
三石由起子:
うーん
相談者:
結構・・あのお、言った時はボロボロ泣くんですけど、
三石由起子:
うん
相談者:
もう・・30分1時間すると結構、ケロっとする・・
三石由起子:
だからね、騙されちゃ駄目なんだって。ハハ(笑)
相談者:
(笑)
三石由起子:
きっちり、きっちりと話をしてください。だって万引きって犯罪だからさ。
相談者:
はい、はい、はい
三石由起子:
うーん、これ今、ちょっと泣いとけば、お父さんはきっと許してくれるって・・絶対読んでますもん。
相談者:
あーそうですかね。
三石由起子:
うーん
相談者:
はい
三石由起子:
だから、今まで可愛がっていたっていうのはね、
相談者:
はい
三石由起子:
必ず力になりますから。
相談者:
はい
三石由起子:
一度ホントに怒んなくちゃ駄目だし。
相談者:
はい
三石由起子:
この母親に黙ってるっていうのは駄目ですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
あとね、母親がね・・これで終わると思ってあなたは黙ってるんでしょうけど、
相談者:
はい
三石由起子:
これ・・これからも黙り続けた時にね、
相談者:
はい
三石由起子:
問題はもうちょっと大きくなった時に・・
相談者:
はい
三石由起子:
こ奥さんはどんな気持になるでしょうね。
相談者:
はい
三石由起子:
一人だけ秘密にされたっていう事をね。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
どれだけ悲しく思うでしょうか?
相談者:
はい
三石由起子:
うーん・・それは余計な事まで考えるよ、日本人じゃないから駄目だったんじゃないかとかね。
相談者:
はい
三石由起子:
どれだけ悲しい思いをするか。
相談者:
はいはい
三石由起子:
あのねえ・・母親にはあ・・母親としてアドバイスをする事もあるし、
相談者:
はい
三石由起子:
母親には母親の怒り方もあるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
三石由起子:
それをやっぱり・・夫婦なんだからさ。母親の役割っていうのをさせてあげないと。
相談者:
はい
三石由起子:
それはあなたが庇う事じゃないと思う。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん。それは、お嬢さんにとっても不幸な事だろうし、
相談者:
はい
三石由起子:
この奥さんにとっても不幸な事になりかねませんよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。だから・・あのお、もう、内緒にしないっていうことを、
相談者:
はい
三石由起子:
まずお嬢さんに言う事。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、いつまでもその子どもでいなさんなという事を、
相談者:
はい、はい
三石由起子:
きっちりね・・なんかの、話のついでじゃなくてさ、
相談者:
はい
三石由起子:
「ちょっとお話があります」と呼んでさ。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
うーん。えー向かい合ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
きっちり話をして下さい。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん。あのね、何でそういう事しろって言ってるかっていうと、
相談者:
はい
三石由起子:
子どもにも覚悟ができるからですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん。で子どももね、あー、一人前の扱いをしてもらってるなあって事が、それで分かるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うーん、だから、あなたは、怒ってるつもりでいるかもしれないけど、
相談者:
はい
三石由起子:
子どもに騙されちゃ駄目です。
相談者:
はい
三石由起子:
はい
相談者:
ありがとうございます。
三石由起子:
はい、はい
(再びパーソナリティ)
回答者、いいアドバイスだったんじゃないかな。
「可愛がってきたことは、間違いじゃない」そうだと、思う。
甘やかしてきたから、そうなったんじゃないかと思ってしまうだろうけど、
相談者が娘を可愛く思って、大切にしてきたこと、やっぱり娘はわかってると思う。、だから、娘が、「お父さん悲しませちゃいけないな」と思う時が、必ずくると思う。
ただ、不登校は、どうやったって、いかないときは行かなかったりするし、親が(いい意味で)諦めたりしたときに、フッと行くようになったりすることもある。
怒鳴ったり、説得したりして、行くようになるんであれば、誰も苦労しないし、こんなに、日本で不登校が多いはずはない。
不登校は、やっぱり本人が、「学校」が合わない、「学校」というみんなで同じことをするのが良しとする、決まった枠に納まることが合わないってことだと思う。
理解してくれる先生がいて、学校の中でなにか個性を発揮できる場を作ってくれたりすればいいけど。
母親は、子どもが学校行かなくなったら、まず怒ってしまうのは分かる。
「学校いくのが当たり前」って絶対的価値観が、あるから。
でも、そのうち怒鳴っても何しても行かないということを受け入れなければいけない。
でも、子どもは必ず成長する。
子どもを信じて、まずは、明るく元気な不登校を目指そう。学校いかない子に、学校の話はしない。たくさん雑談して、たくさん遊んだりすればいい。卑屈になって、家の中で過ごすんじゃなくて、買い物でもどこでも外に行くこと。近所が嫌だったら、遠くに出かければいい。
きっと少しずつ少しずつ成長して、元気になって、また社会の中に入っていきたいと本人が思うようになるはず。
不登校になったら、ある程度時間がかかることは、覚悟すること。
頑張ってほしい。