身に覚えのない連帯保証人。ズサンな不動産屋がダメ元請求
テレフォン人生相談 2017年10月9日 月曜日
妹が住んでいた家の大家さんから突然リフォーム代の請求が来て、妹の連帯保証人になっていることを初めて知った。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男56歳 14年前に離婚 26歳の息子と二人暮らし 娘は独立している 子持ちの妹48歳
今日の一言: 自己卑下する人は、不当な請求に怯えてしまいます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ・・あ、すいません。よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えてください。
相談者:
えー、56です。
加藤諦三:
56歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
えっとお、今離婚してます。
加藤諦三:
えー何年前ですか?
相談者:
えーともう、10う、4、5年前ですか。
加藤諦三:
14、5年前ね。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、今、そうすっと、お一人で暮らしてんですか?
相談者:
いや、あの、せがれとです。
加藤諦三:
ご子息、何さ・・
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
何歳ですか?、息子さん。
相談者:
息子26です。
加藤諦三:
26歳。
相談者:
え、あと娘はいるんですけども今、一人で住んでます。
加藤諦三:
あーそうですか、はい・・
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
んでどんな相談ですか?
相談者:
と、連帯保証人について聞きたいんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
えっとですね・・
加藤諦三:
あなたが連帯保証人になったの?なんかの。
相談者:
いや知らない間にい、連帯保証人になっちゃってたんですよ。
加藤諦三:
「知らない間に、連帯保証人になってた」・・
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
ってのはどういう事ですか?
相談者:
えっとですねあのお・・自分妹がいまして。
加藤諦三:
あ、妹が。
相談者:
えーとえーもう・・何十年も、会ってないんですよ。
加藤諦三:
・・はい
相談者:
んでえ、なんか妹があ・・えー、借家あ、で、借りてるらしいんですけども。
加藤諦三:
あはい
相談者:
それを黙って出てっちゃら、出てっちゃったらしくて。
加藤諦三:
・・
相談者:
んで、大家さんがなんかその・・部屋を見に行った時に、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんかもう、中が酷かったらしいんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
んでリフォームするっていうんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
もリフォーム代の請求が僕に来てるんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ
加藤諦三:
や・・
相談者:
で、金額が約70万弱なんですよ。
加藤諦三:
え、それでその・・ま、あなたに妹さんがいてえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
も何十年も会わないっていう事も分かったんですが、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
それで妹さんが家を借りてたっていうのも分かるんですが、
相談者:
はい
加藤諦三:
それと連帯保証人とはどこが関係あんですか?
相談者:
その大家さんからいきなり手紙が送られて来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分のところに。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、そのお、連帯保証人の欄に、僕の名前が書いてあったんです。
加藤諦三:
ああ
相談者:
んでえ・・
加藤諦三:
ただ、連帯保証人の名前が書いてあったってやっぱり・・
相談者:
はい
加藤諦三:
判子を・・実印な・・
相談者:
判子はその・・三文判が・・妹とおんなじ三文判が全部押してあるんですよ。だから・・なんつか、実印っていうのが一切ないんですね。
加藤諦三:
ん、実印ではないんですね?
相談者:
はい、三文判です。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
とあなたは、それを・・知らなかったわけですね?
相談者:
知らないですね。
加藤諦三:
ま、そうですよね、
相談者:
ええ
加藤諦三:
何十年も会ってないんだから。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
どこに住んでたかも知らないし。
加藤諦三:
はい
相談者:
でそのお、大家さんー、なり不動産・・からもあの、も、例えば連帯保証人になるっていう・・電話ももらってないんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
ないし。
だから全然それが・・分かんない間に、そういう、請求が来まして。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。で、今月末までに支払わないと、法的・・処置を取りますとかっていう・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
手紙が来たんですね、はい
加藤諦三:
そ、それで・・あのお・・連帯保証お、いくらぐらいの・・
相談者:
えっとお、な、70万弱です。
加藤諦三:
70万弱。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・では、あなたビックリしたでしょうね。
相談者:
そうですね。今にしたら・・
加藤諦三:
だって何十年も会わない人お・・
相談者:
ええ・・#$%◆
加藤諦三:
・・の事連帯保証になっていて、
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
今月中に払わないとっていうのが来れば。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
それで今日、そうすっと今日のあなたの相談というのはあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あれですか?、こんな全く知らない・・話。
相談者:
はいはい
加藤諦三:
でしかも、自分が判子を押していないと。
相談者:
そうです。
加藤諦三:
実印押していないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・んでえ・・
相談者:
んで、それを払わなきゃいけないのかなって。
加藤諦三:
70万を、払わなきゃ・・ならないのか?という事ですね?
相談者:
いけないのかっていう、はい・・そうです、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
あ、すいません。
加藤諦三:
全くの、素人から考えても・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・全く知らないで、判も自分が押してなーいで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が名前も書いてなきゃ・・
相談者:
そうです。
加藤諦三:
・・でしょ?
相談者:
あの、払わなくていいんじゃないかなと(苦笑)
加藤諦三:
うん
相談者:
僕は思うんですけども。
加藤諦三:
で・・
相談者:
はい
加藤諦三:
だけどあなたは非常に驚いたという事ですね?
相談者:
そうですね、いきなりい、来たもんで。はい
加藤諦三:
いきなり来たもんでね?
相談者:
電話も全然・・それっきり、電話もないんですね。お、その大家さんからは、ただ手紙は・・2回来ただけで。
加藤諦三:
あ、手紙はあったの?
相談者:
手紙で来たんですよ2回。
加藤諦三:
・・2・・
相談者:
1回目はだからなんか・・妹が出てってしまって・・
加藤諦三:
あ、妹が・・
相談者:
連絡が・・連絡がつかないんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
ん、もし、つかない場合はお兄さんの方に、保証してもらいますっていうのが来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
んでえ・・1週間ぐらい経ったら今度・・郵便の、内容明細ですか?
加藤諦三:
・・あ、内容証明のね?
相談者:
あ、内容証明です。
加藤諦三:
ええ
相談者:
それで送られて来まして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
そん時あのお、金額が入って、相手の口座番号が書いてありまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
今月末まで振り込まないと・・法的処置を取りますっていう、連絡が来たんですね。はい
加藤諦三:
だって、えーと、最初の手紙たって・・その、も、何十年も会ってない、どこに住んでるかも知らない・・
相談者:
はい
加藤諦三:
妹さーん、についての手紙でしょ?
相談者:
そうですね、それ、その時にだからあのお、契約書が入ってたんですね。
加藤諦三:
ああ、どういう契約書だ・・てね?
相談者:
はい、そうです。
・・で、あのお・・
加藤諦三:
はい
相談者:
自分が判を押してない契約・・
加藤諦三:
で、このあなたは・・
相談者:
契約・・
加藤諦三:
とは、だん、長年会ってないっていう妹さんっていうのは、どういう方だったんですか?
相談者:
ちょっと中学時代から・・あまり何ていうんですか、素行が良くなくて。
加藤諦三:
中学時代から。
相談者:
はい
加藤諦三:
結構な年ですね?今何歳?
相談者:
今あ、僕と、8つ違うんで48ですか。
加藤諦三:
あ、まだ48ですか。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
それで今、独身なの?
相談者:
なんか、急にゴタゴタしまして、なんか、生活保護を受けてるらしいんですよ。
・・はい、子どもは・・
加藤諦三:
で、結婚してないの?
相談者:
・・子どもはいます。
加藤諦三:
子どもはいる?、それで結婚は?
相談者:
・・結婚は・・
加藤諦三:
はしてない?
相談者:
1回した・・したとおも、して・・別れちゃったと思うんですけども。
加藤諦三:
あ、結婚はして・・
相談者:
はい
加藤諦三:
子どもはできて別れた?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたは、詳しい事情は分かってないのね?
相談者:
分かってないです、はい、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
あ・・
加藤諦三:
今日はスタジオに、弁護士の坂井眞先生がいらしてんので、
相談者:
はい、すいません。
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、すいません。
(回答者に交代)