身に覚えのない連帯保証人。ズサンな不動産屋がダメ元請求

(回答者に交代)

坂井眞:
はいよろしくお願いします。

相談者:
あ、こちらこそよろしくお願い致します。

坂井眞:
あのお・・

相談者:
はい

坂井眞:
そりゃま、お話の、通り、であれば・・

相談者:
はい

坂井眞:
身に覚えのない事でなんで、そんな、ものを払わなきゃいけないんだってのは加藤先生のおっしゃる通り・・

相談者:
はい

坂井眞:
そんなことはあってはならないんだけれども。

相談者:
はい

坂井眞:
ちょっと周りの事からお聞きしますね。

相談者:
はい

坂井眞:
で最初のお話聞いていたら、

相談者:
はい

坂井眞:
「妹とは何十年も会っていない」と。

相談者:
はい

坂井眞:
「住んでるところも知らなかった」っておっしゃったから、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
だけど、なんか、後の方で聞いたら、
「電話で話したりはするんです」・・っておっしゃってたじゃないですか?

相談者:
はい、年に・・年に、何回かですね。た、たまに向こうから電話来るぐらいで。

坂井眞:
で、だけど「何十年も会ってない」って言って、なんか最初聞くと、音信不通っぽく聞こえたんだけど。

相談者:
あ、音信不通ではないです。

坂井眞:
ないんだよね?

相談者:
はい

坂井眞:
で音信不通じゃない・・

相談者:
会ってはいないですけども、

坂井眞:
うん

相談者:
電話では、たまに・・これこれ、たまに、なんか相談じゃないですけど。

坂井眞:
うーん

相談者:
「お金貸してくれ」だとか。

坂井眞:
うん

相談者:
じゃないですけど(苦笑)そういう話は・・

坂井眞:
あの何でこんな事聞くかっていうと、

相談者:
はい、はい

坂井眞:
「身に覚えない」と言いながら・・

相談者:
はい

坂井眞:
なんか電話の中でね?

相談者:
はい

坂井眞:
「あ、いいよ」とか言っちゃってたりすると嫌だなと思ったりするので、

相談者:
はい、それはないです。

坂井眞:
その辺のこう、周りを固めておきたいんだけど。

相談者:
はい。それはないですね。

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
で、他の人と話す時も、

相談者:
はい

坂井眞:
「いや、何十年も会ってないし、どこに住んでいるかも知らない」ってパッと聞くと音信不通なのに、

相談者:
はい

坂井眞:
その後に、「いや電話で、年に何回か話します」と。

相談者:
はいはい

坂井眞:
言っちゃうと、「何だか話、つじつま会わない」って言われちゃうから。

相談者:
あーはいはい、はい

坂井眞:
その辺はね、事実を正確に言った方がいいですよ。

相談者:
あ、分かりました。はい

坂井眞:
で・・でその辺をね、あんまりあの、最初大袈裟に言っちゃうと、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、「なんだ、知ってんじゃないか」って言われちゃうから。

相談者:
あ、はいはい、はい

坂井眞:
例えば大家さんと話す時にもね。

相談者:
はいはいはい、#$%◆

坂井眞:
それ注意した方がいいと思いますよ。

相談者:
あ、それは知ってます。

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
それで、通常そのお・・ま、今、その、親族関係・・前みたいに大家族じゃないし、近い人が、側にいない人もいるから・・

相談者:
はい

坂井眞:
借りる時に家、あの家をね、

相談者:
はい

坂井眞:
住むところを借りる時に、

相談者:
・・はい

坂井眞:
保証人立ててくれって・・

相談者:
はい

坂井眞:
えー言われますよね?、普通。

相談者:
そうですね、はい、自分も・・そうです。

坂井眞:
で、その時に、

相談者:
はい

坂井眞:
あの、親族う・・の名前書いてもらう事もあるわけで。

相談者:
はい

坂井眞:
で、いつもあのお、側にいる人ばっかじゃないから。

相談者:
はい

坂井眞:
ま電話で確認・・できれば一番いいんだけど。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
よくあるのは・・
「印鑑証明出してください」って言われるわけですよ。不動産屋さんに。

相談者:
そうですね、はい。ん、自分もそうです、はい

坂井眞:
サインしてもらって、

相談者:
はい

坂井眞:
えー、判子ついてもらって、

相談者:
はい

坂井眞:
でその印鑑証明・・

相談者:
はい

坂井眞:
実印をついてもらって押してくれれば・・

相談者:
はい

坂井眞:
それで間違いなく、連帯保証人になってくれたという・・

相談者:
はい

坂井眞:
証拠になるから。

相談者:
はい

坂井眞:
あの、「それを出してください」って・・

相談者:
はい

坂井眞:
ま、それ、あなたもきっと経験あるような気がするんだけど。

相談者:
あーあります、はい

坂井眞:
ね、常識的にはそういうこと多いですよね?

相談者:
はい、はい

坂井眞:
で、逆に言うと、

相談者:
はい

坂井眞:
わたしが心配しているのは、

相談者:
はい

坂井眞:
なんかの時に、

相談者:
はい

坂井眞:
そういうー、なんかま、さっき聞くと「同じ判子だ」って言ってたから。

相談者:
はい

坂井眞:
むこう、あの妹さんと。

相談者:
はい

坂井眞:
そんな事ないと思うんだけれども。

相談者:
はい

坂井眞:
なんか頼まれて印鑑証明渡したりした事はないですか?

相談者:
ないです。

坂井眞:
それは全然ない?

相談者:
はい、ないです。

坂井眞:
で、送って来た契約書に押してあるのも、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたの判子ではないんだよね?

相談者:
じゃなくて、さ、あのお・・妹とおんなじ三文判が、全部押してあるんです。

坂井眞:
妹と同じ三文判というと普通連帯保証人の判子としては、不動産屋さんがいたら認めないけどね。

相談者:
え、でも・・#$%◆

坂井眞:
「これ同じじゃないか」って言われちゃいますね。

相談者:
ええ、おんなじのが押してある・・

坂井眞:
おんなじのが押してある。

相談者:
はい

坂井眞:
でそうするとこれはあの、請求して来てる大家さんの方に分が悪いと思うんですけど。

相談者:
はい

坂井眞:
弁護士的にはまずそういうところを確認をして、

相談者:
はい

坂井眞:
「見覚えはないけどなんかの時に、あのお・・印鑑証明を渡して印鑑貸したことがある」なんて言うと、

相談者:
はい

坂井眞:
こっちの印鑑が押してあって、

相談者:
はい

坂井眞:
印鑑証明まで向こうが持ってると、

相談者:
はい

坂井眞:
「『そんなの身に覚えがない』って言うんだけど、なんでこんな実印が押してあって、印鑑証明が付いてるんだ」って言われちゃうので。

相談者:
はい、いえ、自分の名前が書いてあるところがあるんですけども、

坂井眞:
うん

相談者:
そこに、印、印って書いてあるとこあるんですけども、

坂井眞:
うん

相談者:
そこには何も押してないんですよ。

坂井眞:
・・あ、そこには押してないんですか?

相談者:
はい。んでもう一個上に、なんか、自分の名前が二つ書いてあって、

坂井眞:
はい

相談者:
で、一個の方は、自分の住所と・・

坂井眞:
はい

相談者:
電話番号と名前が書いてありまして、

坂井眞:
はい

相談者:
それが、俺と、妹とおんなじ判子が押してあるんですよ。

坂井眞:
うん、それはだから・・

相談者:
#$%◆

坂井眞:
あなたにとって有利な・・話で。

相談者:
三文判で。

坂井眞:
うん

相談者:
でもう一個のがまた俺の名前が書いてあって・・そこには何も判子が押してないんですね。

坂井眞:
うん・・で、なんで二か所にあなたの名前が書いてあるの?

相談者:
ど、実印・・多分押すようになってると思うんですけども・・なんですか・・連帯保証人として・・認めますみたいな事を・・

坂井眞:
うん、でそれはだから・・

相談者:
書いてあって。

坂井眞:
連帯保証人がサインして判子押すとこで・・

相談者:
ふんふん

坂井眞:
普通それがあればいいんだけど、

相談者:
はい

坂井眞:
もう一ヵ所ってのが意味がよく分からない・・んですけどね。

相談者:
なんか二つあるんですけどもね、あの、片っぽはなんか働いているとこだとか・・そんなようなことが書いてあったんで。

坂井眞:
んなるほど。

相談者:
で、最後に、連帯保証人としてどうのこうのって書いてあって、そこには、判子がないんですよ。

坂井眞:
サインもない?

相談者:
・・あ、自分のサインが、だから、あるんですけども、自分が書いたサインじゃなくて・・

坂井眞:
うん。どうもだから、連帯保証人のとこは判子はないっていう事のようなので、

相談者:
はい

坂井眞:
それだけで、もう、その、家主さんに不利そうだし、

相談者:
はい

坂井眞:
あともう一つは、あの・・

相談者:
はい

坂井眞:
お聞きしたかったのは、

相談者:
はい

坂井眞:
サインって、あの、要するに・・欧米だと、判子なんかなくて、

相談者:
はい

坂井眞:
ヨーロッパあ、の人たちはサインで全部済ませるじゃないですか。

相談者:
そうですね、はい、はい

坂井眞:
で、まサインの方が真似しにくいって話もあるぐらいで。

相談者:
ん、えー、まるっきり妹が書いた・・妹の名前が書いてあって、

坂井眞:
うん

相談者:
同じ・・字なんですよ。

坂井眞:
あなたのサインと全然違う?

相談者:
違います。う、同じ字で、妹が書いてあるのと同じ字で書いてあります。

坂井眞:
あーそうすると、

相談者:
はい

坂井眞:
そのサインも、あなた、自分の、名前書いた、のは、もちろん色んなとこにいっぱいあるんだけど・・

相談者:
はい

坂井眞:
それ全然違う?

相談者:
全然違います。

坂井眞:
うん

相談者:
だ、女の子が書いてある字なので。

坂井眞:
うん

相談者:
ええ

坂井眞:
で、判子もあなたのもんだという証明はないし、まして、

相談者:
はい

坂井眞:
妹さんの判子だし、

相談者:
はい

坂井眞:
それから、サインも妹さん、と同じじで書いてあるんだとしたら。

相談者:
そうです、はい

坂井眞:
あなたは、身に覚えがないっていう事の裏付けは、

相談者:
はい

坂井眞:
かなりちゃんと取れ、ると思うので、

相談者:
はい

坂井眞:
そこの心配はなさそうですね。

相談者:
あ、そうですか、はい、ありがとうございます。

坂井眞:
ちょっと色々細かく聞いたのは、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたの心配がなくなるために細かく聞いてるんで。

相談者:
はい

坂井眞:
と、判子お、の部分も、印鑑証明も大丈夫だし、

相談者:
はい

坂井眞:
印鑑証明もないし、

相談者:
はい

坂井眞:
そもそもサインも違うと。

相談者:
違います、はい

坂井眞:
しかも連帯保証人欄には・・

相談者:
はい

坂井眞:
判子も押してない。

相談者:
押してないです。

坂井眞:
ていうことになると、

相談者:
はい

坂井眞:
そのお、賃貸借契約書の連帯保証人としてね、

相談者:
はい

坂井眞:
あなたが連帯保証人になったっていう・・ま、証明が向こう、向こうが証明しなきゃいけないんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
請求する側が。

相談者:
はい

坂井眞:
でそれを証明するための材料はかなり欠けているので、

相談者:
はい

坂井眞:
ホントにあんまり心配する必要はないと思います。

相談者:
あ、ありがとうございます。

坂井眞:
で、ポイントは・・

相談者:
はい

坂井眞:
ま、そもそもあの、契約書の、コピーが、来てるわけだから、

相談者:
来てます、はい

坂井眞:
「わたし、そもそも連帯保証人なのにわたしの名前書いてないじゃない」て、

相談者:
はい

坂井眞:
書いてあるのか。

相談者:
ええ、あ、書いてあって・・

坂井眞:
うん

相談者:
判子がないんです。

坂井眞:
「判子がないじゃないですか」ってのは一つですよね。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
で、「サインだけあるけど、サインは、これは上の、あの・・借りてた妹本人の字と同じじゃないですか」と。

相談者:
はい、それはあのお・・この間手紙で書いて送ったんですよ。

坂井眞:
うん、でそれから・・

相談者:
ええ

坂井眞:
「わたしのサインと全然違いますよ」・・

相談者:
はい、そう・・

坂井眞:
ていう事。

相談者:
はい

坂井眞:
で、「わたしは、そちらと話したこともないし確認を受けたこともないです」

相談者:
あ、ないです。

坂井眞:
「全く身に覚えもないことです」っていう事を・・

相談者:
はい、はい

坂井眞:
ちゃんと整理してね・・

相談者:
はい

坂井眞:
書いて、「わたしは・・」

相談者:
はい

坂井眞:
「連帯保証なんかした覚えはないので」

相談者:
はい

坂井眞:
「払うつもりはありません」という事を、

相談者:
はい

坂井眞:
ちゃんと今言ったような事整理してね、具体的に。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
「こういうわけで、あなたの言ってる根拠はないでしょ」と。

相談者:
はい

坂井眞:
「わたしもそんな記憶は、記憶は全くないし」

相談者:
はい

坂井眞:
「やった経験はないし」

相談者:
はい

坂井眞:
えー「実際書いてあるサインや判子や・・も違うし」

相談者:
はい、はい

坂井眞:
「印鑑証明だって、そちら持ってないだろうし」

相談者:
はい

坂井眞:
「わたしが、連帯保証人だと言っている根拠は何もないから」

相談者:
はい

坂井眞:
「全く、あの不当な請求ですよ」と。

相談者:
はい

坂井眞:
「わたしは連帯保証人ではないので、払えません」と。

相談者:
はい、はい

坂井眞:
ハッキリ言った方がいいです。

相談者:
あ、分かりました。はい

坂井眞:
なんか、そういう事言ったら払うんじゃないかと思って分かって言って来てる可能性強いですよね。

相談者:
そうですね、はい

坂井眞:
だって見たら分かるんだもん。

相談者:
はい。

坂井眞:
それが例えば・・

相談者:
#$%◆

坂井眞:
妹さんが如何にもな形を作っていて、

相談者:
はい

坂井眞:
で、違う判子かなんかを押してた、りすると、

相談者:
はい

坂井眞:
ちゃん、で誰か別の人に書かせたりしてね。

相談者:
あ、そうです、字も一緒なんで。

坂井眞:

相談者:
はい

坂井眞:
で、如何にも手材ができていると、

相談者:

坂井眞:
おー、あのホントかと思っている人もいるかもしれないけど、

相談者:
あ、そうですね、はい

坂井眞:
あなたのお話聞く限り、

相談者:
はい

坂井眞:
その契約書の体裁から見る限り、

相談者:
はい

坂井眞:
如何にも・・

相談者:
はい

坂井眞:
違うじゃないですか。

相談者:
あ自分も見てもなんか全然・・

坂井眞:
うん、だそれをちゃんと言って、

相談者:
納得できないんで。はい

坂井眞:
「わたしもそんなことはしてないんで」

相談者:
はい

坂井眞:
「あなたの請求は全く理由がない」と。

相談者:
はい

坂井眞:
だ、「絶対払いません」ていうのハッキリさせると・・

相談者:
はい

坂井眞:
いいと思います。そしたらもう言って来ない可能性はありますから。

相談者:
あ、はい・・あ、分かりました。

坂井眞:
うん

相談者:
はい

坂井眞:
いいですかね。

相談者:
これはなんか・・

坂井眞:
はい

相談者:
手紙かなんかで・・送った方がよろしいですか?

坂井眞:
うん、手紙で送った方がいい。

相談者:
はい、はい、はい

坂井眞:
出したっていう証明をあとでしたいと思うんだったら、内容証明にしていていいと思います。

相談者:
あ、内容証明・・はい、分かりました、ありがとうございます。

坂井眞:
よろしいですかね?

相談者:
どうもありがとうございます。

(再びパーソナリティ)


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