身に覚えのない連帯保証人。ズサンな不動産屋がダメ元請求

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
よろしいですか?

相談者:
あ、ありがとうございます。

加藤諦三:
あなたは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
随分しっかり生きてるね。

相談者:
いいえ(照れ笑い)そうなんか分からないんですけども。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい

加藤諦三:
なんかね・・自己蔑視してる人は、不当な請求にねえ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
払ってしまうような人もいるんですよ、世の中に。

相談者:
はい

加藤諦三:
んなんか・・

相談者:
でも全然なんか、納得できないんで・・

加藤諦三:
その、だからそういうような人じゃないっていうことがあなた分かったからね。

相談者:
あ・・あ、分かりました。

加藤諦三:
ま、坂井先生の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
おっしゃる通りにして下さい。

相談者:
はい、はい、はい

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
どうも、ありがとうございました。失礼します。

加藤諦三:
自己卑下する人は、不当な請求に怯えてしまいます。

(内容ここまで)

ホントにこんな不動産屋がいるの?っていうレベルの話。

とにかく空き家よりはマシだから急いで貸しましたってか。

 

相談者  リフォーム代の請求が僕に来てるんです。

 

リフォーム?
家賃を滞納してたんじゃないのね。

これ、妹本人に対してさえも果たして請求できるのか怪しいもんだ。

だってほら、今、敷金とかの返還請求の裁判でも、借り手勝訴の流れでしょ。

たとえリフォームの必要があったとしても、住んでいれば普通に起こる劣化はすべて貸し手の責任。

 

だけど、相手を見て対応するみたいな不動産屋はいる。

アタシにも経験あるけど、引っ越しの際に不動産屋が部屋をチェックにしに来るわけさ。

で、壁クロスの汚れやら、床の傷やらをブツクサ言うもんだから、こっちも、もし請求されたら交渉させてもらうからね、って匂わしてたわけよ。

したら、錠前の交換だけ請求して来た。

ま、鍵一個失くしちゃってたし、しょうがないかなと思いつつ、以前、配管かなんかの不具合で床が濡れた際に何の補償もなかった話を持ち出してみたら、アッサリと相殺してくれて、敷金は全額戻ってきた。

何事も搾取されるのはいつも無知の人たちだということを心に刻もう。

 

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