元夫が来るのが恐いと言いつつ夫名義の家に住む女の泣き笑い
テレフォン人生相談 2017年10月10日 月曜日
4年前に離婚した元夫が3日前に突然、「財布を忘れたから泊めて欲しい」と訪ねてきた。怒りと不安で怖くて仕方ない。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女48歳 4年前に自営だった夫と離婚 長男22歳 次男20歳 長女16歳は元夫と同居
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし、よろしくお願いします。
今井通子:
はい、今日はどういったご相談でしょう?
相談者:
えっとお、前の夫との、トラブルでの相談なんですけども。
今井通子:
あなたおいくつ?
相談者:
48歳です。
今井通子:
48歳。あなた自身はそうすると?・・えー、何んー、十年前に結婚された?
相談者:
あ、えーと23年前に、恋愛結婚しました。
今井通子:
はい。
相談者:
はい。で・・
今井通子:
で?はい
相談者:
えっとお・・長男が22歳。
今井通子:
はい
相談者:
次男が・・20歳。
今井通子:
はい
相談者:
長女が16歳です。
今井通子:
で・・何年前に別れられたの?
相談者:
えーと4年前に離婚しました。
今井通子:
あ、なるほど。
でその、ご主人とのトラブル?
相談者:
はいそうです。
今井通子:
はい、どんな事でしょうか?
相談者:
え~と結・・婚もですね。あの付き合って2週間ぐらいで、あの夫の家に行きましたら、義理の母親が、
「3ヵ月後に結婚式を予約したから」ってゆう流れの、結婚だったんですね。
今井通子:
・・ん?「恋愛結婚」って言われなかった?
相談者:
恋愛なんです。恋愛なんですけれども、付き合って2週間ん、ぐらいで、
今井通子:
はい
相談者:
あのお家に行ったらもう
「3ヵ月後に」あのお、「式決まってるから」みたいなそういう感じで、
今井通子:
ええ
相談者:
もう、なんだろ、お、義理の母親が早く結婚をさせたかった・・
今井通子:
うん
相談者:
みたいな・・なので、もうなんか付き合い出して、わたしも、あれよあれよという間(あいだ)に結婚してしまったみたいな・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
感じの結婚だったんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、あの義理の両親と、義理の姉夫婦での三世帯の同居から始まりまして、
今井通子:
はい
相談者:
えーと自営業で、後を継いで、子育てと仕事をして来たんですね。
今井通子:
・・うん、
相談者:
はい
今井通子:
えー、ちょっと待って。そうすると?
相談者:
はい
今井通子:
義理のお父さんと、お母さんて、
相談者:
はい
今井通子:
おいくつぐらいなの?
相談者:
えっとお・・もう他界してしまったんですけれども。
今井通子:
あ、なるほど、はい
相談者:
はい。で、あの・・
今井通子:
で、そこにお姉さんがいたの?
相談者:
はい、義理の姉夫婦もいたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で・・
今井通子:
で、そちらが、継がれたんじゃなくて、あなた達が継いだわけ?
相談者:
そうなんです。自営業を継ぎました。で、あの姉夫婦も引っ越して行って、
今井通子:
うん
相談者:
義理の父も母も、他界した後・・あの、仕事がやっぱりこう、上手く、行かなくなり、
今井通子:
はい
相談者:
7年前に、自営業を・・を、辞めたんですね。
今井通子:
うん
相談者:
で、夫は無職になりました。
・・で、夫が、以前から住みたかったっていう・・
「海のある町に住みたい」っていう事でそちらに引っ越したんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
そこでわたしが・・あのお・・養って行くために働くっていう事・・
今井通子:
はい
相談者:
で、子どもは、夫が面倒を看るっていう風な形になったんですが、結局は・・あの母としての役割・・とお、稼ぐことっていう両立を・・求められ・・
今井通子:
あ両方・・うん
相談者:
はい、求められてしまい、
今井通子:
はい
相談者:
あのお、ちょっと耐えきれなくなって、
今井通子:
うん
相談者:
・・稼ぐことだけに専念するために、
今井通子:
うん
相談者:
あの、別居をして、
今井通子:
うん
相談者:
子ども達・・と、夫が生活できるように生活費を送っているっていう生活、が、続いてって、4年前に正式に離婚しました。
今井通子:
そうするとお、そのお、お子さん、達は・・
相談者:
はい、夫のところにいます。
今井通子:
それでえ、あなたは今、じゃ、独身ん、なのね?
相談者:
はい、独身で、一応彼もいて、へへ(苦笑)
今井通子:
なるほどね。
相談者:
幸せな平穏な日々を送らせていたんですが。
・・あ、そうそれで、離婚をした時に、もう夫お、に、わたしも畳み掛けて、
「働きなさいよ」と。
ふふ(笑)
今井通子:
うーん
相談者:
あの働いてもらう事になって、アルバイトは探せたんですけれども、
今井通子:
・・はい
相談者:
まあ、そこそこしかないので・・あの、い・・海辺の町は引っ越したんですけれども、元あった家、に、あの、賃貸で、出してたんですが、全然入居がいなかったので、そこにわたしが住むという形で・・あのお、養育費を、15万?、子ども達の養育費として、入れるっていう、事に、取り決めをして・・
今井通子:
はい
相談者:
・・たんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で・・2年ぐらい前、からはもう、夫からの連絡もなか、なくってそのままだったんですけれども、
突然三日前に夫が・・
「同窓会でこっちに来て、財布を落としちゃったから泊めて欲しい」と。
今井通子:
・・はい
相談者:
急に連絡が入りまして・・(ため息)
今井通子:
うん
相談者:
泊める事などできないので、
今井通子:
うん
相談者:
電車賃を貸して、帰したんですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、その日と翌日は凄く怒りで・・があったんですけども、その後凄く、怖いんです(涙声)。
今井通子:
うん
相談者:
不安なんです。
今井通子:
怖い?
相談者:
はい・・なんか今まで、この、平穏だったのに・・またなんか問題、が・・問題がっていうか・・
今井通子:
あー・・
相談者:
なんかよく分からないんですけど。凄く漠然とした不安が・・襲って来て(震えた声)
今井通子:
うーん
相談者:
どうしたらいいか分からない(涙声)・・
今井通子:
お一人で住まわれてんの?
相談者:
はい。一人で住んでます。
今井通子:
あの、そこは一軒家?
相談者:
一軒家です。
今井通子:
ああ・・要するに、海辺の町で、まず住みましたあ。
相談者:
はい
今井通子:
そこで、あなたがあ、まあ、は、要するに稼いで、
相談者:
はい
今井通子:
あの、ご主人に・・主夫う、をして頂こうと思ってたら、
相談者:
はい
今井通子:
それもなく・・あなたが両方やっていて、
相談者:
はい
今井通子:
大変だったのでえ・・
相談者:
はい
今井通子:
稼ぐ事だけにして、あなたは家を出たわけですよね?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
あなた・・なんか特殊な技能を持ってらっしゃんの?
相談者:
ないんです。
今井通子:
で、で、何?、どっかに勤められたの?
相談者:
・・えーっと、いえいえ、じよう、自営業です。あのインターネットで通販の販売をしています。
今井通子:
あーはあ、はあ、は・・なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
これを、あなたがやってたわけね?
相談者:
はい
今井通子:
で、ご主人はしないで。
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
それで、あなたが・・あの稼いで、15万を仕送り?
相談者:
えとその間はですね・・あのお・・えーと35万ぐらい、仕送、りしてたと思います。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
35万、仕送りをして、
相談者:
はい。で、4年前、に離婚をした時に、もう養育費だけって、いう・・
今井通子:
あーなるほどね。
相談者:
事で。
今井通子:
お子さん達とはあなた会ってるの?
相談者:
1年半ぐらい前から、子ども達とは連絡をしていなかったです。
今井通子:
・・えー「いなかったです」という事は・・また、お会いになったの?
相談者:
それがその、元夫が、わたしの家、あの、ところに電話をして来たその日に子ども達と会ってた日なんです。
だから「俺の面倒を看てよ」って、いう意味で来たのかと・・
「子ども達の面倒も看てるんだったら、俺の面倒も看てよ」っていう、そういう・・
今井通子:
うーん
相談者:
意味でもあるかと、その日にわざわざ来たっていうのは同窓会というのは嘘ではないかとわたしは思っています。
今井通子:
うん、ていう事はあなたが、逆にその・・あ、ん、・・えーと、
「僕の面倒も看てよ」って来たのかあ?・・それ、ともう一つ考えられるのは・・
相談者:
はい
今井通子:
んあの「僕の、面倒を看ている、子ども達を取らないでよ」って言ったのか?、そこは分からないね。
相談者:
・・あー・・
今井通子:
うん・・えー、お父さんはでも、今、じゃ無職、なわけじゃないのね?
相談者:
アルバイトをしています。
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
はい。アルバイト以外に、わたしが、あの不動産投資をして、
今井通子:
はい
相談者:
あの夫の名義で不動産を買ったので、それ以外に15万円ぐらいは収入があるんです。
今井通子:
なるほどなるほど。
相談者:
はい
今井通子:
であなたはまた別に・・あの自分の分は稼いでると。
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
・・うーん、そうするとその、怖さっていうか、不安っていうのは、どこから来るんだろ?
相談者:
何が、何が怖いん・・んでしょうね・・
今井通子:
ご主人が現れるのが怖いの?
相談者:
・・
今井通子:
うん
相談者:
ああ、先生、わたし分かっちゃった(泣き)
今井通子:
なあに。
相談者:
・・(泣き)わたしこれ以上面倒看たくないんです。(すすり泣き)だから不安なんだ、また面倒看なくっちゃいけないかもしれないと思って。
今井通子:
なるほどね。
相談者:
(すすり泣き)もう、やだ。
今井通子:
うん。じゃあその「もうやだ」を・・面倒看なくていいように何とかしようって、か、一緒に考えましょうか?
相談者:
はい
今井通子:
・・今日はですねえ、三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので・・
相談者:
はい
今井通子:
先生に聞いてみますね?
相談者:
はい(泣き)お願いし・・
今井通子:
よろしくお願いします。
相談者:
お願いします(泣き)
(回答者に交代)
二週間付き合って三か月後に結婚して
元夫のご両親と姉夫婦と同居
元夫の自営がうまくいかなくなり「海の見える町」に引っ越し
良く言えば従順 悪く言えば元夫に振り回されてる感じ
でも でも その後この相談者さんすごい才覚を発揮
35万仕送り 離婚後も15万養育費を払ってる
ご主人名義で不動産投資もして月15万は元夫の収入になる
インターネット販売って才覚があれば随分と稼げるんだな
という事にすごく興味をそそがれました
そんなに稼げるのに元旦那の家に住んでる、ていうか経済的な面倒みたりしてんのがおかしいってことが、自分で冷静に認識できないのがこわい。未練があるとしか思えない。ていうか見ないふりしてるだけでほんとはわかってる。
新しい彼と元旦那との修羅場がこわいけど両方捨てられないってだけの話じゃん。なんでも手に入れられるけど、そのリスクがわかんないって、なかなかこわいことだな。