高速使って4時間の実家の墓か、共同墓地か。時代は生きている人を最優先に
テレフォン人生相談 2017年12月20日 水曜日
夫と生前「合同墓地に入ろう」と話していたが、義兄から「実家の墓に入れるべき」と言われた。どうしたら?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女62歳一人暮らし 夫は1年前に他界 娘と息子がいる 夫には実家で一人暮らしの兄がいる
今日の一言: お墓のあり方も時代によって大きく変わっているようです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願い致しますう。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えてください。
相談者:
62歳です。
加藤諦三:
62歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
・・えーと・・してましたけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、1年前に、夫が亡くなりました。
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすっと・・今お一人で暮らしてんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんな事ですか?
相談者:
主人の納骨の事なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人が生きてた時にい、ま・・話し合ったというか、真剣に話し合ったわけじゃないんですけど、
こう、「こうしようかねえ」って話では・・
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
なんていうんですか、こう、みんな・・こう入るう、合同の・・
加藤諦三:
はいはい
相談者:
お墓みたいな、お墓っていうか、そういうとこありますよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。そこに、入ろうかって・・したら、子ども達にも迷惑掛からないんじゃないか?って話をしてたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
主人の・・兄、がですね、やっぱりそういうとこに入れるのは、
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、ちょっと・・ていうか・・無縁仏っていうか、そういうような言い方、
「そういうとこに入れるのはちょっとなあ・・」って・・いう事言われまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、あのお・・ま・・兄が実家あ、なもんですからね。
加藤諦三:
うん
相談者:
本家っていうか。
なもんですから、
「そこに墓があるから」
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ
「入れてはどうだ?」という事で。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、ちょっとお・・迷ってるというか、ど、どうしたものかなあ?、と思いまして。
加藤諦三:
あ・・そうすっと、あなたとしては・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのお、実家の、にある、ご主人の、実家・・あの、夫の・・
相談者:
はい
加藤諦三:
家ですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
そこお、の、お墓に、入っ・・あの、あなたの・・ご主人が、入るのが・・嫌なん、ですか?
相談者:
・・いや、嫌、ではないんですけど、なんか、あの、子ども、その後の、わたしの子、息子お・・がいるんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
息子の・・
加藤諦三:
あの、お子さん何人いんの?
相談者:
ええ二人、娘と息子。
加藤諦三:
二人?
相談者:
はい
加藤諦三:
娘と・・息子さん両方、はい
相談者:
はい、はい、おりまして。
加藤諦三:
で・・
相談者:
あの・・
加藤諦三:
その、二人の・・ご意見はどうなんですか?
相談者:
いや、あの、娘は、あの
「お墓に入れたらいいんじゃない?」って言ってるんです。
で、息子は「任せる」・・
加藤諦三:
その実家の方の?
相談者:
あ、そうですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で息子は、ま、む、うんー・・
「どっちでもいいよ」っていう・・言い方なんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・夫の、兄ですよね。
加藤諦三:
うん
相談者:
兄はあの・・子どももいませんし・・
加藤諦三:
うん
相談者:
連れ合いも亡くなって。
加藤諦三:
はい
相談者:
今一人暮らししてるんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしなんか考えるには、ゆくゆくは、じゃうちの・・長男、にな、息子になりますよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
がそのお・・お墓とか、納骨堂とかがあるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
それを看る事になってしまうのかなあ・・と思って。
加藤諦三:
つまり、あなたはあ・・実っ・・家のお、お墓に入るのが・・ご主人が入るのが嫌だというよりも・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
あなたの息子さんが・・
相談者:
ええ、に負担の掛かるのかな・・
加藤諦三:
負担が掛かるのお、が・・
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
嫌だから・・ちょっと・・
相談者:
どうしたものかなあ?・・っていう・・
加藤諦三:
という事ですね?
相談者:
ええ、はい
加藤諦三:
で、先程
「生きている時に、話し合った」っていう・・
相談者:
ええ・・はい
加藤諦三:
ことですよね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
んで、生きている時に話し合ったという事は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ご、「合同の、中に入ろうね」とか・・
子ども、「そしたら子どもに迷惑掛からないね」っていうのは・・その・・今あなたが言ってる・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの息子さんの方に、迷惑が掛からないねと・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
いう事ですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
・・で、そういう・・迷惑が掛からない、ためには・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
・・じゃあ合同の・・という、実家の方じゃない方にしようというのは・・ご主人自身の意思だ・・ったわけですか?
相談者:
意思というか、ま、ふ、ま、二人で話・・した、してたんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ・・でも・・今、兄一人でいますよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
そうすると、やっぱり・・なんか放っておけないっていうか、なんか・・そういう気持ちもわたしにもあるんですよね。
加藤諦三:
あ・・あなたの方の気持ちに・・が、お・・お兄さんの方、気持ちを推測して・・
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
どうしようかな?という・・
相談者:
そうそう、そのなんていうんですか、
加藤諦三:
こと。
すと・・
相談者:
その、うん
加藤諦三:
お兄さんの方からの・・「一緒のお墓に」という方の・・お兄さんの方の、考え方に・・こう・・違和感があるっていうんではなくて、あなたの気持ち・・が、
相談者:
つ・・そう、うん
加藤諦三:
お兄さんの事を考えてという事?
相談者:
ええ、考えて、無下(むげ)、何ていうんですかね?、今、仲良くっていうんですか、ま、義理の間ですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・つき、お、付き合いをしてますよね。あのお・・
加藤諦三:
はい
相談者:
・・で・・これで、あ、兄がそのお・・ね?、合同、葬の、方に入れるのには、は、反対というか、まあ・・良くは思っていないわけですよね?
加藤諦三:
はい
相談者:
それを無下に、あのお、二人で話し合ったからって、入れてしま・・って、いいものなのかどうなのか?その・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
関係が、ね?
加藤諦三:
あーそう・・
相談者:
今このままの関係が・・
加藤諦三:
なるほどね。
相談者:
うん、つづ、続くのかしら?、と思っ・・
加藤諦三:
あ、そう・・も、自分と同じ墓に、入ろうって事ですよね?
相談者:
そうですね。そうすると・・要するにうち、う、わたしの息子が・・次、看てくれるんじゃないかっていう・・ことですよね?
加藤諦三:
うん
相談者:
兄は思いますよね?
加藤諦三:
うん
相談者:
ええ
加藤諦三:
・・息子さんは「どっちでもいい」と言う、ってると。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
んで、お嬢さんの方は・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
「その実家の墓に入った方がいい」と言う・・
相談者:
そうですね、やっぱり、あの、今、あ、兄が一人暮らしなので、何ヵ月に一回かは・・あのお・・様子を見に行ったりしてますので、息子のは、方は全然なんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
娘の方はなんかそういう付き合いをしてる、ので、
加藤諦三:
うん
相談者:
尚更そうだと思うんですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
うーん
加藤諦三:
で、お墓で手を合わせるのも、そっちの方が・・
相談者:
うん
加藤諦三:
なんかホントに、手を合わせてるような気持ちになると。
相談者:
そうですよねえ、お爺ちゃんお婆ちゃんも入ってるわけですからね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
娘にしたら・・
加藤諦三:
うん、それも分かるんですよねえ。
相談者:
うんー
加藤諦三:
と・・で、ご主人ん、とあなたの中で・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
その迷惑が・・掛かるという風に、か、発想、考えたのはなん、なんでなんですか?
相談者:
あ、子どもにですか?
加藤諦三:
ええ
相談者:
・・いや、迷惑って、今よく言われるじゃないですか?お墓を建てたら・・建てたり、とか、納骨堂を買ったりしたら後が大変だとかってそう#$%◆ですよね?
加藤諦三:
うーん、それはもちろんそうですよね。
相談者:
ええ
加藤諦三:
お墓・・タダではないですからね。
相談者:
ええ
加藤諦三:
か、管理するところはもちろん・・
相談者:
そう、そうですよね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
だからそ、そういうか、形がある物っていうんですか?、そういうのは・・作らないで・・うん、その、「合同葬みたいなところに入れたらいいね」っていうような・・
加藤諦三:
うんー
相談者:
感じで話(はなし)したんですよね。
加藤諦三:
・・はい、分かりました。
その、大変、あの難しい・・微妙なね?
相談者:
え
加藤諦三:
問題だとは思いますけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はそのスタジオに弁護士の、大迫恵美子先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
のんきで危うい
こんな大切でどうでもいいこと
頼る認識が問題
覚悟と責任のある考え方で決定してこなかった人生
中途半端な供養観念は感謝も愛も中途半端
だからこそ
清い顔した、お寺や団体にカモられMax
ネギしょったあなた、美味そな顔で狙う
そんな輩に気付くかどうか・・