高速使って4時間の実家の墓か、共同墓地か。時代は生きている人を最優先に
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、参考になりました。ありがとうございました。
加藤諦三:
はい
相談者:
失礼いたします。
加藤諦三:
お墓のあり方も時代によって大きく変わっているようです。
(内容ここまで)
大迫さんのアドバイスは義兄に聞かせないとね。
元々相談者夫婦の考えは大迫さんに近いんだし。
だいたい、義兄が口出すことじゃないんだけど、実家の墓守(はかもり)を相談者の子らに期待しているわけだ。
だとしても、上から目線にも困ったもんだわ。
素直に頭下げて頼めば、相談者だってそれほどこだわりなさそうだし、し方がないな、で済みそう。
どうするんでしょうね。
義兄との間に軋轢を生まないためだけに実家の墓に納骨するか。
気づいたんだけど、義兄の遺産は相談者の夫の代襲相続人である子どもたち二人だけで相続することになる。
つまり、たとえ今、納骨しなくたって、管理義務は必ず回ってくるってことだ。
そういうことも考え合わせれば、落とし所かもしれん。
救いは子どもたちが肯定的なこと。
ま、実感が伴っていないだけなんだが。
いずれにしても、問題が一代先送りになるだけ。
だから、子どもたちには、面倒臭くなったら、いつでも墓仕舞いしなさいとでも言っておけばいいんじゃないかしら。
うちも、相談者と似たところがあってだな。
父は末弟。
だからうちにはお墓がなかった。
昨年、父が亡くなったときに家族で揉めたのがコレ。
皆んな生前から問題意識はあったわけだけど、さすがに闘病中にお墓の話は出来なかった。
相談者みたく口出す親戚はいないから、自分たちで決められるんだけどさ。
お寺に属している関係で3つの選択肢が用意された。
- 合同納骨
- 専用納骨堂
- 墓地
上から安い順。
といっても、本当に半端ない差だ。
ゼロが一つづつ増えていくイメージ。
1は納骨したが最後、骨壷は2度と返って来ない。
信徒のヒソヒソ話に過ぎないが、ぶっちゃけ、寺のどこか土に還されてても分からない。
2は要するに室内に設けられたお墓。
氏が書かれた仏壇がそれだ。
下半分が納骨スペースで、上半分に位牌やらが置かれる。
将来的に家族も入ることができる。
3が石碑を立てた、いわゆるお墓。
この3の選択肢があるのは、スペースに空きがあるからに他ならない。
理由は、どこの家も墓守の確保に苦労しているようで、3から2への変更が相次いでいるからだ。
だから2は満杯に近く、増設工事が進んでいる。
ちなみに、お値段は2が軽自動車が買えるくらい。
それでも、買い取るわけではなく、期限は50年。
揉めたのはアタシが1を主張したからなんだけど、2で落ち着いた。
これで、
父を弔う気持ちが満たされ、
次に入る予定の母も安心し、
お寺に対するメンツも立ち、
信徒仲間から見下されることもない。
もしアタシの主張した1を選択していれば、すべてはこの逆。
大迫 「お墓は生きている人たちのため」
しみるわぁ。
月命日には掃除の行き届いた空調の効いた部屋でお墓参りしている。
期限の切れる50年後のことは誰にも分からない。
更新する人がいなければ、たぶん強制的に2から1に移行するだけだ。
アタシ?
生きてるか?・・微妙(苦笑)
今日のは入ってくれと言われて悩んでたけど、
以下の相談は入れてくれと言われて悩んでる回。
今度は上から目線なのは相談者の方だ。
のんきで危うい
こんな大切でどうでもいいこと
頼る認識が問題
覚悟と責任のある考え方で決定してこなかった人生
中途半端な供養観念は感謝も愛も中途半端
だからこそ
清い顔した、お寺や団体にカモられMax
ネギしょったあなた、美味そな顔で狙う
そんな輩に気付くかどうか・・