男「成年後見人しか方法はない」実は勘違いで一言で解決。男「すみません」
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
はい、お世話になります。
大迫恵美子:
あはい、こんにちは
相談者:
こんにちは
大迫恵美子:
えーとですね、ま、ちょっと遠まわしな言い方なのでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
えーちょっと、分かりずらかったんですけど。
相談者:
あ、そうですか・・
大迫恵美子:
要するに、そのお、ご実家を、売ってしまいたいっていうお話なんですか?
相談者:
・・いやあのお・・そういう日が・・そう遠くない時期に来ると思ってえ、るんですよね。
大迫恵美子:
うん、その意味は、お兄さんが亡くなるっていう意味ですか?
相談者:
いや亡くなるんじゃなくて、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
ま・・今、まだ、あのお・・そういう、最低限の周辺との、それなりに、コミュニケーションとか、なんかはできるという事でグループホームにいるんですけども、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
もっと進むともう、そこにも居れなく、なるんですけども。
大迫恵美子:
あーはい
相談者:
そうなると完全に、もう、実家ていうのもお、認識もなくなりますし・・意味が・・兄貴にとって、実家というのも認知できなくなるんで、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
そうなると、おー、離れたところで維持して行く・・必要、ていうかな、意味がなくなるんで、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
・・処分、せざるを得ないと。で、近くで見てくれる、人もいないんでですね、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
・・
#$%◆・・
大迫恵美子:
その意味はね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あのお、ご実家を売ってしまって・・お金に変えて、
相談者:
はい、それが・・
大迫恵美子:
あのお・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
その、お金で・・あなたがお兄さんを引き取って、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その費用に充てたいという意味ですか?
相談者:
いやあ、違います。・・て言いますのはあの、ん、ちょっとこ、説明が、遅れましたけども、
大迫恵美子:
はい
相談者:
あのお、山間のですね、
大迫恵美子:
ええ
相談者:
場所なもんですから・・売れるような・・物ではないんですね。
大迫恵美子:
はい
相談者:
ですから、ま、相続といっても・・資産ん、が、転がり込んで来るというより・・そのお、ま・・負担だけが、付いて来るというような相続になるわけですよ。
大迫恵美子:
はい・・いや、それで?
相談者:
ええ、ですから・・
大迫恵美子:
はい
相談者:
あれですよ。
ま、それが、手続き上、相続はどうなろうとも、わたしに来ると思うんですけども、さっき言いましたように・・その、それが・・ま、わたしが・・亡くなってれば、こ、わたしの子どもに、また移るという事で。
大迫恵美子:
あ・・
相談者:
さっき言いましたように・・
大迫恵美子:
えっとね、ま、まず、ちょっとその前提が違うんですけど、
相談者:
はいはい
大迫恵美子:
お姉さん達もね?・・あのお、先妻さんの、娘な、さん、なんでしょ?お父さんの。
相談者:
はい
大迫恵美子:
ですから・・ま・・少なくとも、お父さんを通じては、あなた方は4人兄弟ですよね?
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
だから、あの、お兄さんの相続人っていうのはね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなただけじゃないですよ。
相談者:
・・あ、そうですか。大きな誤解をしてました。
大迫恵美子:
は・・はい
相談者:
ま、あの、父、親の、親の相ぞ・・財産の相続、じゃなければ・・わたしだけなのかと思ったんですけど。
兄の、実の兄弟であるわたしだけなのかと思って早とちりしてました。・・ええ
大迫恵美子:
例えばその、先程からその、山間の、不動産で、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
価値もないしね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
え、そんな、「わたしにもしもの事があったら我が子に迷惑が掛かる」っていうような事、おっしゃるんだけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
・・我が子の方はね(苦笑)、息子さん、なのか?娘さんなのか?分かりませんけど、お子さん達は・・あの、嫌なら相続は放棄すればいいわけです。
相談者:
・・うんー
大迫恵美子:
ね?、だから、あの何がなんでも迷惑が掛かるっていう事がないんです。
相談者:
あーはあはあ
大迫恵美子:
で、あなたご自身もね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
嫌なら相続を放棄すればいいんです。
相談者:
・・あー、そうですか。
大迫恵美子:
ええ、それでそのお・・後見人というのもね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
後見人というのは、これあの、法定代理人という事なんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
要するにご本人がいるから、成り立つ存在なんですよ。
相談者:
はいはい
大迫恵美子:
ご本人に万が一の事があったらね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
万が一の時にもう、たちまちほ、後見人の資格はなくなるんです。
相談者:
んあー、消えるわけですね?
大迫恵美子:
はい
相談者:
あー
大迫恵美子:
消えちゃうんですね。代理権ですからね。
相談者:
うん、うん
大迫恵美子:
も、基がなければそのそ、ね?
相談者:
うん
大迫恵美子:
あの、代理もなくなっちゃうので、だから、成年後見人になるっていう事は、お兄さんの生前、お兄さんのために色んな事をするっていう人なんですよ。
相談者:
はいはい
大迫恵美子:
だから、それは、まあ、例えばね、お兄さんの財産を管理して、お兄さんの身辺看護、も、あの、責任を負いたいから成年後見人になるっていう事は、それはあり得ますよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
あり得ますけど・・大きな財産を動かす予定がなければね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
身の回りの世話なんて別に、成年後見人の資格を取らなくても、
相談者:
はい
大迫恵美子:
身内の方は誰でもやってる事ですから、
相談者:
そうですよね。
大迫恵美子:
そのためだけに成年後見人な、なるっていう事はあんまり意味がないんですよ。
相談者:
分かりました。
大迫恵美子:
で、成年後見人になるっていうのは普通はね?、不動産のような物とか、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
或いは、高額な、預貯金のような物を動かすとかね。
相談者:
なるほど、はいはい、ええ
大迫恵美子:
そういう時には、あの・・
相談者:
ああ
大迫恵美子:
成年後見人じゃないと、勝手に人の物を触れないっていう事からね、
相談者:
うん
大迫恵美子:
あの、成年後見の、資格がいるって事なんですけど、
相談者:
#$%◆
大迫恵美子:
そういう事をしようと思ってなければ、後見人っていうのはあんまり意味のない事なんですよ。
相談者:
・・分かりました。アドバイスありがとうございます。
大迫恵美子:
いえいえいえ
相談者:
ま、そういう、おー、頂いたアドバイス踏まえてですね、わたしの・・勘違いも・・あのお、ハッキリしましたので。
あのお、ま、誠実に対応して行きたいと思います。
大迫恵美子:
そうですね、その方がいいと思いますね。
相談者:
はい。いやいや、ありがとうございます。しょうもない誤解で・・とんでもない・・
(再びパーソナリティ)