妻の徹底したシカトに参る78歳。自分を慕う優しい息子に離婚をためらう
(回答者に交代)
坂井眞:
あのお、ま、ほ、法律問題そのものではないんですが、まずこう全体から行くと、
相談者:
はい
坂井眞:
聞いていて思うのは、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、無理もない状況かもしれないんですけど、
相談者:
はい
坂井眞:
色々考えて、
相談者:
はい
坂井眞:
・・悩みをみんな・・まとめてですね・・
相談者:
はい
坂井眞:
ま、言ってみたら一緒くたにどんどんどんどん問題を大きくしていって、
相談者:
はい
坂井眞:
「どうしていいか分かんない」ってなっちゃうんですよ。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
話聞いてると。
相談者:
はい
坂井眞:
奥さんとの関係はどうす・・したいのか?
相談者:
はい
坂井眞:
どうするのか?
相談者:
はい
坂井眞:
で、こうした場合は、どうできるのか?
相談者:
はい
坂井眞:
その場合は息子さんはどうするのか?ってこう分けて考えないとね。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
それは頭整理できないと思いますから。
相談者:
はい
坂井眞:
それで、えーま、ちょっとそういう全体的な考え方、頭整理して考えましょうね、っていう事を・・
相談者:
はい
坂井眞:
最初に申し上げておきますね。
相談者:
はい
坂井眞:
それで、ご相談の一番のポイントはやっぱり、あのわたしがお聞きしていると・・2年半前から口を利かない奥さんの話なんですよ。
相談者:
はい、そうですね。
坂井眞:
それが話の始まりでしょ?
相談者:
はい
坂井眞:
でえ、その関係どうするか?って事を決めない、と。
相談者:
はい
坂井眞:
解決法なんか出て来ないですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
きっかけはそのお・・ノロウィルス事件と言っておきますけども。
相談者:
はい
坂井眞:
食中毒事件?、食べ物の事で、奥さん、にキツい言い方をしたのが原因らしいと。
相談者:
はい
坂井眞:
でそれは実際、その・・直後?、2日ぐらいで・・荷物持って上あがっちゃって、
相談者:
うん、はいもう・・
坂井眞:
それから口利いてくれないんだから、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
ま、きっかけはそうかもしれないですよね?
相談者:
はい
坂井眞:
だけど、お話伺ってるとあなたも自分で古いタイプっていうから、
相談者:
はい
坂井眞:
あの、キツい事言うってな事は、何べんもあったんでしょ?
相談者:
・・はい
坂井眞:
でそうすると、そのお、お今回の・・
相談者:
はい
坂井眞:
食中毒事件?
相談者:
はい
坂井眞:
てあなたが怒ったような、レベルのキツい言い方ってのは・・これが初めて言ったわけじゃないんですよね?
相談者:
・・そうですねえ。
坂井眞:
自分で、どうですか?その辺。
相談者:
あ、それは他の面であるけど、すぐ謝ります、わたしは。
坂井眞:
キツい事は言うけど謝って許してくれて来たわけ?
相談者:
はい、あやめ、謝ります「ごめんね」つって。
坂井眞:
で、今回の事は特にキツかったの?そうでもないの?
相談者:
特にキツかったです。
坂井眞:
あ、じゃ、そのとく、特別キツかった事が理由かもしれないと思ってるわけ?
相談者:
わたしはそう思ってます。
だからあの、何回も謝りました、頭下げて。はい
坂井眞:
そういう風にあなたは、いつも謝ってえ、来たって言ってんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
向こうはそう思って来なかったのかもしれないですよね?
相談者:
あーはあはあはあ
坂井眞:
で、これはもう、わたしの聞いていての、あ、勘でしかないけれども、溜まって来たものが・・その、ちょっとき、特別キツい言い方をしちゃったのをきっかけに・・「あもう、ダメだ」って、心が切れちゃったのかな?、その時にと。
相談者:
いやあ、それ・・
坂井眞:
いう事も考えられないすか?
相談者:
う、それまで仲良かったんですよ、二人共ね。
坂井眞:
で、そんな仲良かった人が・・
相談者:
わたしは・・ああ
坂井眞:
その、ノロウィルス事件の事だけで、こうなりますか?
相談者:
・・それがわたし疑問なんですよね。
坂井眞:
うん、で、疑問だったら、ホントは仲良かったんだけど不満があったんじゃないか?とかいう反省はないですか?
相談者:
あーだから自分は、反省は、どーういう風にして反省、それを思いつかんのですよねえ。
坂井眞:
うん、だから、これはあの・・わたしの・・あくまで想像で物を言ってますからね、
相談者:
はい
坂井眞:
今お聞きしただけで
1つは、「謝っている」、「仲良かったのに」と言いながら・・ほ、本心、自分がホントに悪かったと思わない・・ていないわけだから、今の言い方。
相談者:
あ・・
坂井眞:
相手に、その謝りの気持ち、伝わってるのかな?、ってちょっと疑問に感じました。
相談者:
はあはあ
坂井眞:
あなたもご自分で、「封建的な方だから」っておっしゃるならば・・なんかひょっとしたら、何か長い間、そういう不満があったのかな?、という目で見て、
相談者:
うーん
坂井眞:
そういう態度で話してみないと、話進まないような気がするんですね。
相談者:
はい、はい、はい
坂井眞:
で、もう1つね、
相談者:
はい
坂井眞:
えーと・・そういう、うことがあれば、その・・
相談者:
はい
坂井眞:
奥さんとの関係でいうと、ちょっと話をしてみて何か、その、この耐えられない生活を改善する余地があるのか?
相談者:
はい
坂井眞:
それとも、もう全然ないならば・・
相談者:
はい
坂井眞:
それはもう、別れるしかないっていうのは1つの答えですよね。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
でも、そこのところを関係改善する、一遍、2年半、口利いてないのに、
相談者:
はい
坂井眞:
口利かないから、もうおしまいだ、と言うにはあなたの方も、もうちょっと、こう自分のね?
相談者:
はい
坂井眞:
考えを見つめて、間違ってなかったんだろうか?と。
相談者:
はあー、そうですね。
坂井眞:
分かんないかもしれないけど、「ちょっと言ってくれ」と。
相談者:
はい
坂井眞:
「ホントにもうダメだったら俺、諦めるから」と言ったら向こうも・・あの、応じてくれるかもしれない。
分かんないそれは・・うん
相談者:
あ、もうい、もう、もう一回は、あ、お話をしてね、
坂井眞:
うん
相談者:
2人っきりでね?
坂井眞:
で話するためには・・
相談者:
はい
坂井眞:
あなたが、わたしに今言ったように、
相談者:
はい
坂井眞:
「いや、わたしはやる事ちゃんとやって来て、いつも謝ったし」
相談者:
うん
坂井眞:
「人間お互い、足りないとこあるんだから許せよ」っていうんじゃ・・
相談者:
はい
坂井眞:
2年半口利かないほど、心閉ざした人の心は開かないんだろうなと。
相談者:
はあ、はあ
坂井眞:
わたしは思うわけ。
相談者:
そうですね。
坂井眞:
で、そういう事をした上で、
相談者:
はい
坂井眞:
おー、あなたは本当は別れたくないわけでしょ?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
だったら、そういう事やってから、別れればいいんで何も78で別れるって、それはオススメしませんよ。
相談者:
はい、#$%◆
坂井眞:
何とか、話ができるもんならするべきで、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
その前に・・あのお、「辛いから」とか、あの「話が分かっちゃうのが怖いから聞かない」って言って、
相談者:
はい
坂井眞:
それで、何となく、ホントは別れたくないのに、
「もう離婚を前提に考えてる」ってさっきおっしゃってたけど、ホントは別れたくないんでしょ?
相談者:
そうですね。
坂井眞:
うん、だったらその前にちゃんと心を開いて・・
相談者:
はい
坂井眞:
えー、ま、聞きたくない事も聞いて、じゃそれじゃ、しょうがないと思ったら、離婚、ホントにする気になるかもしれないしね。
相談者:
はい・・そうですね。
坂井眞:
・・で、奥さんも奥さんの方で、もうちょっと心閉ざしちゃってるけれども・・あの、
「別れよう」とか言わないわけでしょ?
相談者:
言わんです。
坂井眞:
で、奥さんは別に別れたら、生活できないわけじゃないでしょ?
相談者:
ええ
坂井眞:
でそうすると、
「別れよう」って言わない理由は、その経済的な理由はないわけじゃないですか。
相談者:
はい
坂井眞:
そうすっと、やっぱりそ、そこを言わない何かがあるわけですよ。
相談者:
そうですねえ。
坂井眞:
うん
相談者:
はい
坂井眞:
それから、あのお、最後に年金の話だけども、
相談者:
はい
坂井眞:
年金は、あなたの年金もあるし、奥さんの年金もあるわけで、
相談者:
はい
坂井眞:
お互いの年金を足して、それぞれ半分になるように分割って話はあるかもしれないけど、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたの年金が全部なくなるという事がないから。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
そこは、全部なくなっちゃうってことじゃないから、それだけは頭に入れといてください。
相談者:
はい、分かりました。
坂井眞:
うん
相談者:
な、もう1回やっぱ、嫁と1回ゆっくり話をしてみた方がいいですね?
坂井眞:
わたしはそう思いますよ、結論出す前に。
相談者:
はい
坂井眞:
あの、話した上で、
相談者:
うーん・・はい
坂井眞:
納得された方がいいと思う。
相談者:
分かりました、ありがとうございました。
(再びパーソナリティ)