妻の徹底したシカトに参る78歳。自分を慕う優しい息子に離婚をためらう

テレフォン人生相談 2018年1月11日 木曜日

妻と喧嘩して2年半、口も利かず家庭内別居状態。子供がいるので離婚に踏み切れない。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 男78歳バツイチ 妻52歳 結婚30年 息子29歳 娘24歳 4人暮らし

今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、お世話になります。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
え・・っと嫁が2年ん、半前から一切ものを言わないんですよ。

今井通子:
・・えー、あなたおいくつ?

相談者:
78です。はい

今井通子:
奥様は?

相談者:
52歳です。

今井通子:
52歳

相談者:
はい

今井通子:
・・ご結婚何年目ですか?

相談者:
もう30う・・30年経ちますね。

今井通子:
30年?

相談者:
はい

今井通子:
お二人共初婚?

相談者:
いやわたしは、あの2回目です。

今井通子:
・・最初は何歳の時に、結婚されました?

相談者:
あのお、わたしは最初は30歳で結婚しました。

今井通子:
30歳で結婚してえ、

相談者:
はい

今井通子:
何年?

相談者:
15年、一緒におりました。

今井通子:
15年結婚していて・・

相談者:
で、離婚しました。

今井通子:
で離婚された。

相談者:
はい

今井通子:
離婚理由は何でした?

相談者:
えっと、子どもが欲しくないいうのと、

今井通子:
はい

相談者:
・・あとお、む、向こうの先方の両親とは上手く行かない事で。

今井通子:
はい

相談者:
それで嫁の方は、最初の嫁の方はもう、
「お互いに別れよう」って、「人生やり直そう」ちゅう事で離婚、別れたんですよ。

今井通子:
15年後に?

相談者:
はい

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
で、そこで、あなたは、

相談者:
はい

今井通子:
えー・・その、15年経ってますから、

相談者:
はい

今井通子:
4、45歳ですよね?

相談者:
はい、はい

今井通子:
はい。で45歳の時に結婚されたの?、それとも1年か2年・・も、もし・・

相談者:
えー、2年くらい置いてですね。

今井通子:
結婚された?

相談者:
はい

今井通子:
はい。で、その時、奥様はおいくつでした?

相談者:
21でした。

今井通子:
21でしたあ。

相談者:
はい

今井通子:
そうすう、る、と、えー、もう30年間、

相談者:
はい

今井通子:
円満に暮らしてたわけ?

相談者:
そうです、円満にずっと暮らしとったんですよ。

今井通子:
うん

相談者:
・・ほいで2年、半前にちょっとあのお・・食事の事でちょっとあの・・喧嘩なったんですよね・・そ・・

今井通子:
どんな喧嘩でした?

相談者:
僕あの・・食中毒、あの起こしたノロウィルスみたいなの。

今井通子:
ノロウィルスに罹(かか)った?

相談者:
そうです、朝の、刺身はちょっと悪かったんでしょうね。

今井通子:
・・はい

相談者:
それが
食べもんが・・ちょっと悪かった・・ってい、わたしが言うて、それで、あの・・喧嘩なったんですよね。

今井通子:
はい

相談者:
それから一切、もうあの、朝の・・食事はもう、あのお・・わたしは夜勤で上がったら、朝ちょっとお酒飲むんですよ。

今井通子:
おーおお

相談者:
そのもう、お酒のつまみも一切それから出さないなったんですよ。

今井通子:
なるほど。

相談者:
それからあ・・1ヵ月ざいて、荷物を全部じぶ、2階に持って上がったんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
だからもう、2、2年半、一切ものを言ってないです。

今井通子:
じゃその、お酒のつまみなんかは作ってくれないけど、

相談者:
うん

今井通子:
三食は食べさしてもらってんの?

相談者:
いや、昼はわたしはあの、会社で食べてますから。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
と、夕飯は?

相談者:
夕飯は子どもおりますのでね、

今井通子:
はい

相談者:
ちゃんとします。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
あ、お子さんは、そうすると、おいくつとおいくつが、男女で・・

相談者:
え、上の子が、です、29歳。

今井通子:
はい

相談者:
下の子が24歳。

今井通子:
はい

相談者:
上は男です、下が女の子です。

今井通子:
はい

相談者:
だか、子どもが二人おりますので食事の用意は、夜は絶対にします。

今井通子:
・・なるほど。じゃ、食事の時もお・・例えば
「お醤油取って」みたいな一言も・・

相談者:
いや・・もの言いません。

今井通子:
ふうん・・それでえ、お子さん達とは、喋るの?

相談者:
普通、普段、通り笑ったりしてます。

今井通子:
・・で、あなたが何か言うと全く答えがない?

相談者:
全く、はい、返事はないです。

今井通子:
それが2年半も続いてんですか?

相談者:
そうです。

今井通子:
なるほど。

相談者:
だからその間(かん)に何回もわたし謝ったんですよね。

今井通子:
ええ

相談者:
「ま、お互いに欠点はあるから」

今井通子:
うん

相談者:
「もう水に流してくれんか」と。

今井通子:
うん

相談者:
何回も謝っとるけどダメなんですよ。

今井通子:
・・んー

相談者:
もう、方法がないんですよね。

今井通子:
それまで口喧嘩って、何かでした事ありますか?

相談者:
あ、それはあるけども、すぐケロっとして、ま、あくる日はケロっとしてました。

今井通子:
ふうん・・よっぽど、言い方が強かったのかな?

相談者:
強かったんでしょうね。どっちかって、あの、わたし、の両親がちょっとあのお・・ま、年齢的にも、も、なんていうかね、封建主義っちゅうんかね。

今井通子:
ええ

相談者:
そういうとこがあるんですよね。あの、亭主関白ちゅうんかね。

今井通子:
はい。ただそのお・・2年半口利かないほど・・それから、あのお(苦笑)、ま、家庭内離婚というか・・ね?、荷物全部2階に上げちゃうほど、腹が立ったというか何か、何かが原因がないと・・

相談者:
その前からね、

今井通子:
ええ

相談者:
その、土日い、は休みなんですよ日曜祝日は。

今井通子:
はい

相談者:
・・かなり一日朝早くから、どっか行って出掛けるんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
で、夕方帰って来るんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
・・それで夕方帰って来て、子どもに、
「疲れた、疲れた」っちゅう言葉発するんですよね。

今井通子:
はい

相談者:
だから、どこ行く、行ってるのか、わたしは、全く分からんわけですよ。

今井通子:
あーそうなんですか。

相談者:
誰か好きな人がおるんじゃないか?っていうような、言い方されたね、同僚は。

今井通子:
・・あ、周りの、周りの人からはね?

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
・・まあ、その・・

今井通子:
で、それは確かめようと、なさったの?

相談者:
わたしはしないです、そこまで、する必要がないと思ったから。

今井通子:
・・うん

相談者:
そこまでして、したら、またそれがハッキリ分かったら、自分自身も嫌やからね。

今井通子:
うん

相談者:
知らない方がいいかなと思って。

今井通子:
なるほど。

相談者:
わたし自身は、勘としては・・あのお、どっか外にど、同年代の好きな人がおるような気がします。

今井通子:
うーん

相談者:
お洒落とかそういうのは、ちょっと、違うもん着るようになってね。

今井通子:
うーん

相談者:
以前と好みが変わって来たような気が、します。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
・・それで?・・今日のご相談はそうすると何です?

相談者:
んだからその、あもう、あ、あのお、べっ・・別れた、場合は、年金はわたしは、全部嫁に渡してますから、

今井通子:
はい

相談者:
・・この分を、どうなるやろか?というのと、

今井通子:
あ、ちょっと待ってそれ・・凄い話飛んじゃうんですけど、
離婚をするっていう事を前提に考えてらっしゃるわけ?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
・・それでえ、その、離婚の時にどうなるだろう?という事をご質問なさりたいという事ですね?

相談者:
そうですね。はい。そいで離婚した場合、わたしが今一人で暮らせるやろか?って不安があるんですよ。

今井通子:
・・うん

相談者:
わたし・・

今井通子:
もしも、別れた時の、

相談者:
はい

今井通子:
あなたの収入は?

相談者:
年、え、収入は今働いている給料ですね。

今井通子:
ええ

相談者:
それと・・

今井通子:
はい

相談者:
年金、満額、も貰ってます。

今井通子:
そうするとあなたの収入は、年金プラスう・・

相談者:
今の給料ですね。

今井通子:
今の給料、ですよね?

相談者:
はい、はい

今井通子:
ていう事は、経済的にはしっかりやって行かれるわけ?

相談者:
ん、やって行けます。はい

今井通子:
一人で?

相談者:
はい

今井通子:
すと、一人でやってな、行けなそうな・・不安はな、何の・・

相談者:
年齢的にね?

今井通子:
ええ

相談者:
孤独死とかよくあるでしょう?

今井通子:
・・ええ、ええ

相談者:
それと、子どもの、ことが二人心配なんですよね。
・・上のお兄ちゃんが非常に寂しがり屋なんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
・・わたしがおらんと物凄くその落ち込むような、た、性格ちゅうんかね。

今井通子:
うーん

相談者:
あー、だから、それが一番気になるんですよねえ。

今井通子:
うんふんふんふん

相談者:
わたしの人生はもうあともう・・わずかですからね・・もう、あと何年生きるか分からん人生ですから・・残された子どもにそういう、心配を掛け・・たくないちゅうのが強いんですね、わたしとしたら。

今井通子:
・・ふーん

相談者:
で、僕はどっか県外でも行けば、あのお・・子ども
「今の会社辞めてお父さんとこついてく」ちゅうからね。

今井通子:
うん「県外でも行けば」っていう、条件付きはなぜ?

相談者:
もう、その、地元にわたしはおりたくないような、別れた場合は。

今井通子:
あ、あなたが・・

相談者:
はい、もう顔見るでしょ?やっぱり何かにつけて。

今井通子:
うーんなるほど。

相談者:
そしてあの、今のお兄ちゃんが、非常にあの・・わたしを、物凄い大事にしてくれるんですよね。

今井通子:
うん

相談者:
「もうお父さん、仕事辞めていいよったらぁ」って言うんですよね。

今井通子:
ええ

相談者:
「その、分は自分の、が、小遣いあげるから」ってい、言うんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
それが物凄いブレーキ掛かるんですよ。

今井通子:
なるほど。

相談者:
どうしたら先生いいですかね?

今井通子:
分かりました・・今日は弁護士の・・

相談者:
はい

今井通子:
坂井眞先生がいらっしゃいますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生、よろしくお願い致します。

相談者:
すいません、はいお手数かけます。

(回答者に交代)


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