言えない、叱れない。母にも娘にも「私さえ我慢すれば」で済ませた関係

テレフォン人生相談 2020年9月22日 火曜日

夫のモノDVに遭っていたが娘の不登校を機に離婚。
娘は元気に学校に行くように。

今の悩みは娘に嫌われたくないあまり怒ることができないこと。
自身は母の希望するレールから外れた生き方をしていて言いたいことを言えずにいる。
娘と母と心を通わせたいが、まずは母との関係からと考えている。

 

パンドラの箱って言いたかった。

 

夫と別れたら不登校が治った。
不登校児を持つ親の会とかで発表しても良さそうだな。

家に問題があるのに家から出ないというのは一見矛盾するようでいて定説でもある。
家の問題とはすなわち夫婦関係。
嫁姑問題が絡むことはあっても夫婦関係。

加藤某もこの立場。
不登校や引きこもりの相談で夫婦関係を必ず訊く。

ただそのメカニズムはよく分からない。
だって表出のし方は真逆だったりするから。

嫌な家に帰らないのが非行。
嫌な家から出ないのが不登校。

どっちがいいですか?

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 関西なまりの女45歳 3年前に離婚 中2の娘と2人暮らし 母73歳

今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談でえす。

相談者:
あ、こんにちはあ

今井通子:
こんにちはあ、今日はどういったご相談ですか?

相談者:
中学2年の、娘と・・今2人暮らしなんですが、

今井通子:
はい

相談者:
これからの子育てについてと、えーと、わたしの親の、

今井通子:
はい

相談者:
両親なんですけど。あ、心が通ってないから通えるようにしたい。

今井通子:
親とね?

相談者:
うん

今井通子:
まず、あなたおいくつ?

相談者:
45です。

今井通子:
ご結婚されて?

相談者:
3年前に離婚しました。

今井通子:
はい
えー、ご結婚されたのは何年前?

相談者:
えーと、20年前です。

今井通子:
離婚理由は?

相談者:
離婚原因は娘が、不登校になりまして、
それは、あの、元主人の、言葉の暴力とか、家で物を壊すとか、

今井通子:
ちょっと待って。
そうすると、お嬢さんにとってお父さんの暴力、家庭内暴力?

相談者:
言葉の暴力と、あと、物を壊すんですよ。物に当たるんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
それで、その、それをビビってしまい、身体が硬くなって、こう精神的に・・息が苦しくなって、学校行けなくなったんで、離婚しました。

今井通子:
あーあ

相談者:
&#△%

今井通子:
これは何?、お嬢さんに対してだけなの?

相談者:
いや、あたしにもですけどもね。
あたしは、「あたしさえ我慢してれば」っていう考えだったんですよ。

今井通子:
うーん

相談者:
けどやっぱ娘も、それを、え、感じてしまい、ムリ(?)になりました。

今井通子:
う、あの、お嬢さん何歳頃、ん、になった頃から?

相談者:
えーっとねえ・・小学校5年の・・春ですかね?

今井通子:
はい

相談者:
ふんで、7月の初めで夏休みに入り、夏休み2人でいろいろ話し合ってえ、パンドラの箱を開けてしまい・・

今井通子:
はい

相談者:
そこで、2人共、原因が、「パパや」っていうことになって・・

今井通子:
それっていうのは、

相談者:
はい

今井通子:
あなたが結婚して、

相談者:
はい

今井通子:
どれぐらいのときから始まったの?

相談者:
結婚してすぐからです。

今井通子:
あららら・・そして、じゃあ、えー、お嬢さんは、生まれてこのかた・・

相談者:
はい

今井通子:
ずうっとお父さんの、暴力的な言葉と・・

相談者:
はい

今井通子:
物投げたり(含み笑い)、こ、こう、なんか・・

相談者:
(苦笑)

今井通子:
机とか壊したりっていうのを、見て育って来たわけね?

相談者:
あ、はいそうですね。

今井通子:
で・・えー、小学校の・・5年の頃に?

相談者:
とうとうもう、なんていうの?あの、学校行けなくなってから、「息が吸えない」って言い出したから、

今井通子:
うん

相談者:
じゃあ、ちょっと考えようかと、2人でね。

今井通子:
あ、はい

相談者:
ふんで・・「原因はこれや」と。「パパや」と・・

今井通子:
うん、うん

相談者:
いう話で。

今井通子:
・・はい
ということに気がついて。

相談者:
て・・

今井通子:
はい

相談者:
そこで・・あたしも、あの、実は20年前から・・ひどい鬱になって、心療内科に通ってるんです、今もね?

今井通子:
はい

相談者:
だから精神的なことですぐ分かったんですよ、娘がね?

今井通子:
はい、はい

相談者:
だ、これは、これは削除しないといけないと思って、離婚して、家を出ました。

今井通子:
なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
で、今の、お嬢さんの状態はどうなの?

相談者:
もう、元気ハツラツです。

今井通子:
アハハ(笑)そうなんですか。はい

相談者:
ハハハハハ(笑)

今井通子:
そうすると、お嬢さんのこれからの子育て?

相談者:
あのね・・

今井通子:
に、ついて・・ていうのは?、どういうご質問になるわけ?

相談者:
実は・・実は・・

今井通子:
はい

相談者:
あたしはね・・親の線路が乗せたいって感じで、線路に、「この子は乗れへん」「乗れへん」って言って育てられて来たんですよ。

今井通子:
・・うん

相談者:
だから・・もう幼稚園、小学校とかからもう、ずっと、自分の、意思を言えなかったんで。
あたしも蓋してたとこに気づいたんですよ。
「お母さんとのことや」って。

今井通子:
うん

相談者:
ここを解決せな・・娘にも・・やっぱり、強く言ったら嫌われるっていうのがあるんですよ。

今井通子:
なるほど。

相談者:
うん、ふんで、今はまだいいんですけど、これから、反抗期になって、

今井通子:
はい

相談者:
あたしがキツく言えなかったら、どんどん、おかしくなったらどうしようと思ってね。

今井通子:
・・あー、なるほどね。

相談者:
うん

今井通子:
これは先の心配ね?

相談者:
そう

今井通子:
あー

相談者:
それと、

今井通子:
うん

相談者:
あと、そこへ、親との関係を・・もっとなんていうの?、やっぱり分かってもらいたかったんですよ。

今井通子:
はい
・・お母さまは、今ご存命?

相談者:
・・えー、っと73

今井通子:
73歳で。

相談者:
お父さんは77。夫婦関係はいいです。

今井通子:
はい

相談者:
とってもいいです(笑)。

今井通子:
はい
で、あなたは一人っ子?

相談者:
はい、一人っ子です。

今井通子:
あー、なるほどね。

相談者:
あたしばっかりにこう、教育ママ的に・・

今井通子:
うん

相談者:
「こうしなさい」「ああしなさい」て来ましたね。

今井通子:
うん
そうすると、お嬢さんのことから、は・・初めてあなた自身も自分が意思を言えない、ていう・・

相談者:
(苦笑)気づ、気づきました。

今井通子:
ことに、気、気づいたわけね?

相談者:
フッフ、はい(苦笑)

今井通子:
そうすると、今、気づいた?、じゃあ、これから、親とどうしようと思う?、それとも・・そのこと、気づいたことによって、お嬢さんにどうしたらいいかを、知りたい?
どっち?

相談者:
あたしが、

今井通子:
うん

相談者:
やっぱり・・楽になりたいと思ったんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
お、子どもにもこう、軽く怒れるようになりたいと。

今井通子:
はい

相談者:
怒ることがすっごく勇気のいることなんで。

今井通子:
はい

相談者:
そやったら親との関係も・・やっぱり仲良くしたいなと思ったんですよ。
ほんで一人っ子やし、いずれは・・

今井通子:
うん

相談者:
一緒に暮らしてもいいんやけど、

今井通子:
ええ

相談者:
このことを解決しないと一緒に暮らせないなと思ったんですよ。

今井通子:
うん

相談者:
お互いに分かり合いたい。

今井通子:
うん、よ、要するに、意思を言えなかった部分を、相手に分かってもらって、
同等の立場で喋れるようになることでえ・・

相談者:
で、子どもにも・・

今井通子:
子どもに対しても、リラックスして怒ることもできるようになりたい?

相談者:
できると・・と、お、思うんですがいかがでしょうか?(苦笑)

今井通子:
うーん、なるほどね。分かりました。
今日はですねえ、

相談者:
はい

今井通子:
精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願いいたしまあす。

相談者:
よろしくお願いしますう。

(回答者に交代)


「言えない、叱れない。母にも娘にも「私さえ我慢すれば」で済ませた関係」への3件のフィードバック

  1. そりゃ、言われた方の親は、私たちが想像するようなショックは受けませんよ。
    だって、なにを言われてるか、さっぱりわからないんだから。

    機能不全家族を長年作ってきた父母が、それに苦しんだ子供の「ここが間違ってて、私は辛かった!」という告白を、真の意味で理解することは、諦めたほうがいいです。

    伝えることには、意味はあると思います。
    自分の心にとっては。一歩踏み出した感あると思います。

    でも、親は今更変わらないので、おそらく口癖になってる、「線路に載ってない」は、死ぬまで言い続けると思います。
    「それやめてって言ってるでしょ、ほんとに気分悪い!」
    と毎度伝えても、未だにうちの親は、こういう系のキラーワード伝えてきますよ。

    この人に、認めて欲しいという気持ちを、捨て去ることです。
    で、自分で自分を認めてあげましょう。
    親にして欲しかったことは、自分で自分にしましょう。
    相談者さんは、娘さんにもしてあげましょう。

  2. アップありがとうございます。

    娘さんのために離婚を決断したり、心療内科へ通ったり、人生相談に電話かけたりと、自分で解決しようとする力がある相談者さんだなと思いました。
    娘さん、十分感謝してると思いますよ。
    頑張ってね!

  3. 離婚に至るまで、色々と大変だったと思いますが、娘さんと相談者さんにとっては今が一番精神的にも安定しているのでしょうね。
    だからこそ、自分と親との今までの関係も考えられる余裕が出来たのでしょうし、テレ相談に電話する勇気や元気も戻ってきたのだと思いました。

    管理人さんの相談者さんの紹介で、よく「関西訛りの」とありますが自分は関西出身なので、関東の方にとっては関西は独特な「訛り」になるのでしょうね。(笑)
    主人は関東出身ですが(神奈川県横浜市)、こちらからしたら充分な「横浜訛り」に聞こえますが。(笑)

コメントはお気軽にどうぞ。

名前欄には、何かハンドルネームを入れてください。🙏
空白だと、すべて「匿名」と表示されてしまいますので。