夜の営みと生活費をバーターする男の3つの相談。問答無用の三石砲の連射で終わる
テレフォン人生相談 2018年2月23日 金曜日
夕食中に妻と口喧嘩になって、箸を投げつけテーブルを蹴ったら、怖がった妻が出て行って、離婚を切り出された。復縁したい。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 男46歳 妻46歳 結婚7年目 娘6歳
今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし、よろしくお願いしますう。
今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
はい。1週間ほど前に、
今井通子:
はい
相談者:
えー、妻が、あの出てってしまいましてえ、
今井通子:
あらら。
相談者:
で、ま、あの、いち、その後、えー、1度本人と会ったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
えー「もう絶対離婚する」っていう風に、言ってまして、
今井通子:
はい
相談者:
それでわたしは、あの、全く離婚したあ、くないものですから、
今井通子:
はい
相談者:
あの、どうしたものかな?と思ってお電話をしました。
今井通子:
はい。
まずあなたおいくつ?
相談者:
46です。
今井通子:
46歳。奥様は?
相談者:
はい、あの同じ年ですう。
今井通子:
46歳。
相談者:
はい
今井通子:
ご結婚何年目?
相談者:
えー、7年目です。
今井通子:
7年目。お子さんは?
相談者:
えー、1人いますう。
今井通子:
男の子さん、女の子さん?
相談者:
え、女の子ですう。
今井通子:
おいくつ?
相談者:
えー、6歳です。
今井通子:
6歳。
突然1週間前に、奥さんが出てっちゃったわけじゃないだろうけど・・
相談者:
あ、そうですね、はい、あのお・・
今井通子:
ん、何が・・どうなって出て行く羽目になったの?
相談者:
えっとまず、出て行きましたそのお、きっかけになったのは、
今井通子:
うん
相談者:
その、前日に、えー・・ちょっと口喧嘩をしまして、
今井通子:
はい
相談者:
そ、夕食う、中だったものですから・・えー、お箸を投げつけたんです。
今井通子:
はい
相談者:
で、とても腹が立ったので、テーブルを蹴飛ばして、ちょっと、あったラックを蹴飛ばしたんです。
今井通子:
はい
相談者:
で、それで、えー、妻がとても怖がって、出て行っちゃったってのが、これがまず、あの、直接の契機です。
今井通子:
あーなるほど。
相談者:
はい
今井通子:
その口喧嘩は何だったんですか?
相談者:
あ、はい。
妻がそのお、更年期障害い・・で、えー、とかっていう風に本人は言ってるんですが、この半年ぐらいで、少し、あの、見た目にも、わ、痩せ、分かるぐらい痩せてましてですねえ。
今井通子:
はい
相談者:
で、その日の夕食、娘には、夕食を用意した・・娘とわたしには夕食を用意したんですが、本人が食べなかったんです。
今井通子:
うん
相談者:
で、んー、
「なんで食べへん・・んの?」って「食べないのか?」っていう風に聞きましたら、
「夕方」、なんか、「おやつをたくさん食べた」と。
今井通子:
うん
相談者:
「しっかり食べてるから心配しなくてもいい」ってな事を、言ったんですけれども、
今井通子:
うん
相談者:
「『しっかり』って何をどれぐらい食べたの?」っていう風に聞きますと、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、「もうそんな細かい事は」・・「言いたくない」と。
今井通子:
うん
相談者:
で、「そんな細かい事を聞くのは普通じゃないので録音する」ってスマートフォンを取り出してですね、
今井通子:
うん
相談者:
「これ録音して誰に聞かすの?」って聞きましたら、なんか・・
「第三者に、弁護士とかに聞かす」とかって言い出しまして、
今井通子:
うん、うん
相談者:
それでちょっとブチ切れたという、こういう次第なんです、恥ずかしいんですが。
今井通子:
・・それが、えー、まず、と、直接原因で、
相談者:
はい。1週間程前の話です。
今井通子:
うん。それで、その・・今まで、
相談者:
はい
今井通子:
その7年間、
相談者:
はい
今井通子:
まず最初に、そういう口喧嘩は、しょっちゅうしてましたか?それとも・・あまりしてなかった?
相談者:
あ、はい。
1年程前までは、
今井通子:
はい
相談者:
ま、あの、小さな、たまに口喧嘩っていうのは、ゼロではなかったんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
あの、とっても仲良く、あのお、幸せに暮らしてましたし、
今井通子:
はい、はい
相談者:
多分、妻も娘もそう感じてくれてたと、思います。
今井通子:
はい
相談者:
で、ただ、この、1年ぐらい前からあのお、えー、ちょっとセックスレスに、なりまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、その頃から段々、色んな口喧嘩のような、いざこざが増えて、も、ここんところ、この1週間ぐらいは、えー、毎日口喧嘩、みたいな感じ、でした。
今井通子:
・・ふうん、この1年前からのセックスレスは、どっち側から?
相談者:
あの、妻から、です。
今井通子:
ああ・・はい
相談者:
で、えー、もう1つその、夫婦の間で問題があってですね、
今井通子:
はい
相談者:
その、お金の・・話、で、
今井通子:
はい
相談者:
わたしあのお・・外資の金融機関に勤めて、まして、
今井通子:
はい
相談者:
で、あの、生活するには、あの、今んところ、親子3人が生活するにはあんまり、困らない状況かとは思うんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
で、妻に対して・・月々、11万円の生活費を渡してたんです。
今井通子:
はい
相談者:
わたしとしては、ま・・そんなに、有り余る事はないん、でしょうけども、生活に困るほどではないという風に思ってたんですが、
今井通子:
はい
相談者:
で、それがなんか、こ、その、ちょうど、あの、セックスレスになったあたりからあ、妻が、
「もうちょい、金を」・・「お金を、増やして」っていう話を、して来ましてですね、
今井通子:
はい
相談者:
で、わたしも別に、今のところ生活困ってるわけではないので・・あの、こ、応えようとし、したんですが、
「それならちょっと」・・えーっと、「きちんと夜の生活も」、「セックスも」、し、「しようよ」って話をしましたところ(含み笑い)・・
今井通子:
はい
相談者:
そ、「それは嫌だ」と・・「お金だけ欲しい」と。
今井通子:
はい
相談者:
で・・えー、わたしも、
「そんな拒否される、拒否するなら、こっちも拒否する」とかっていうそんな話を、あの、半年ぐらい前・・でしょうか、
だいぶ、1ヵ月ぐらいこう、も、だいぶ揉めまして、
今井通子:
はい
相談者:
で、その時は結局、その、セックスレス云々の話っていうのはま・・あのお、ペンディングにして、
お金だけ、ま、妻の、言う通り、払うって言うとあれなんですが、あの、妻の言う通りにするって事で、一旦半年ほど前に決着をしてたん、です。
今井通子:
・・うん
相談者:
で、なんですが、ま・・そうこうしてる間に全くセックスレスになり、些細な事から、い、あの言い合いをしたり、いざこざ・・をするような事も段々、段々増えて・・まあ、この、2週間ぐらい前でしょうか、その、ほぼ毎晩・・こう、怒鳴り合い、のような、会話をするようになって・・1週間程前にとうとう出て行っちゃったっていう、こういう次第、ですう。
今井通子:
うん。なるほどね。
相談者:
はい。
あ、すいません、それと、まだあるんですけれども、お話していいですか?
今井通子:
はい(苦笑)
相談者:
(苦笑)え、す、す、すんません。
えっと・・まず・・妻が出て行った・・後、
今井通子:
はい
相談者:
・・妻からその、
「話がしたい」っていう連絡が、あって、
今井通子:
はい
相談者:
で、えと、ただ・・
「家に帰って来るのは怖い」と。
今井通子:
・・うん
相談者:
「なので外で」・・「会いたい」って言ったんです。
今井通子:
はい
相談者:
で、そこでは、まあ、全く・・その「離婚をしたい」と。
で・・「話し合う、余地はない」っていう事でですね・・
で・・えと、1時間ぐらい話をして「じゃあ、帰る」って妻が言ったんですが、じゃ、で・・そこでわたしもその・・帰って欲しくなかったので・・あの、止めようと、したんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
で、妻はもう、振り切って帰ろうとしたんですが、あのお・・えっと、お巡りさんが、居てですね、
今井通子:
・・はい
相談者:
で、お巡りさんところにその、行って・・え、助けを求めかけたんです。
今井通子:
うん
相談者:
で、「わたし(この人)は」その、ス、「ストーカーだ」と。
で、そうい、で、わたしはもちろん、お巡りさんに、え、だから、あの、「夫婦です」っていう話はしたんですが、
ま、お巡りさんが言うには、その、
「夫婦であっても」・・「嫌がってるのは」・・「ダメです」。
この・・「このままでしたら事件に」な、「しちゃいますよ」って事だったので、もう当然帰ったんですけれども。
で、そういう事をされたのも、とても・・悲しかったんですが、
あの、その時の妻の、その表情が、なんかこう、わたしに対して物凄い恐怖の表情でですね、
今井通子:
ええ
相談者:
あ、ほ、ホントに、怖がってるように・・見えて、
で・・あの、離婚を、する理由も、ま、色んな理由があるんですが、妻が言うには、
「わたし(あなた)の事がもう怖くて、一緒に住めない」とか、なんか、そ、そういう言い方をしてまして、そこも気になるところ、なんですう。
今井通子:
ふうーん。
それで、帰った先はどこなの?
相談者:
えっとお・・
今井通子:
その日。
相談者:
その日は、あの、妻の実家に帰ってます。
今井通子:
ご実家へ帰られた?
相談者:
はい、あ・・で・・ですので、実家に帰った事が分かっ・・その時は、その日は実家に帰る事は分かっていたので、
わたし、妻が、帰りました後、あのお、1時間後ぐらいでしたでしょうか、やっぱりちょっと・・あの、妻の実家に行こうと思って行ったんです。
今井通子:
はい
相談者:
ま、そしたら、そのお、妻はまだ、ちょ、どういうわけか、あの、そこにはいなくて、
今井通子:
はい
相談者:
お父さんんだけ出て来たん、ですけれども。
今井通子:
はい
相談者:
で、まあ、その、お父さんにはその、事情を話して・・あの、
「離婚するつもりはないです」っていうのを、こう・・い、一生懸命、謝って、その、伝えて、
「その旨」・・えー「妻に伝えて下さい」っていう事を、言って帰った次第、なんですけれども。
今井通子:
はい
相談者:
で、わたしのこの会話っていうのは、その・・玄関先での立ち話・・
今井通子:
うん
相談者:
だったものですから。
今井通子:
はい
相談者:
え、帰宅をしようとした妻がそれを見つけて、
後から確認すると妻からわたしの携帯へ、あの、「ストーカー行為を、は(わ)やめて早く、帰るように」っていう、こう、留守番電話が残っててですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、その、翌日に、今度、妻が、わたしの実家へ・・電話をしたようで。
今井通子:
はい
相談者:
わたしの母親に対して・・ま、あの「これこれこういうストーカー行為があった」と。
で、「わたし(〇〇さん)に対してそんな事言わないように」・・えー・・「連絡をしてくれないか?」っていう連絡をわたしの実家にしてた、よう、なんです。
て、ていう状況なんです。
今井通子:
・・なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
それでえ、
相談者:
はい
今井通子:
そうすると今日お、のご質問はあ・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたは、まあ、離婚したくないわけだろうけど・・
相談者:
はい
今井通子:
ん、どういう、なりますかね?
相談者:
そうですね、で、まず、えっと、大きく3つ、あって、
今井通子:
はい
相談者:
まず1つが離婚したく、ないと思ってるので、どういう風にしたら離婚を避ける・・る・・えー、ことが、できるか?ってのがまず1つです。
今井通子:
うん
相談者:
で、次に2つ目に・・セックスレスの、話、ですね。
今井通子:
はい
相談者:
で、これを、もし妻、妻が帰って来てくれたと、して、
今井通子:
うん
相談者:
で、それをま、さ、あのお、何とか解決できる方法が、あるのか?
今井通子:
はい
相談者:
で、最後、3つ目が、もう1つの問題のその、お金の件。
今井通子:
うん
相談者:
これがわたしが、そんなに異常な事を、い、異常っていうか、そのお、あの、変な事を言ってるか?、どうなのか?っていう、この、3点を、お聞きしたくて・・あの、ご連絡してます。
で、3点って言ったんですが、まず第一はやっぱり離婚を避けたいっていうのが・・最大、ですう。
今井通子:
分かりました。
今日はですね・・三石メソード主宰で作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
先生よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)
普通にモラハラ経済DVですありがとうございます。
「なんで金を渡さないの」
「金の話だよ」
「お・か・ね・の・は・な・し・だ・よ」
容赦ない三石砲が今回もキレッキレ。
この放送を教本にして「その結婚本当にいいの?」というタイトルにして婚姻届と一緒に配布したいくらい。
年金と税金とマウント材料が欲しい政治家と老年代にとっては目の上のたん瘤だろうが(笑)
管理人さんのコメントも楽しみです。
自分もアスペなんだろうなと気付かされました。
アスペって克服できないんかなぁ・・・
アスペ同士の夫婦ならバランスが取れるんかなあ・・・・
治療法、あるんでしょうかね? 病気なら気の毒やね。
しかしウチの職場、そんなのうじゃうじゃいるのよ。
しかもそんな人に限って出世してるのよ。
管理人さんの解説&コメント、いつも解りやすくて助かります。
付き合っている人がアスペだと思います。本人は全く自覚無いし、むしろ頭が良くて回転も速い事は自覚。
思考回路の違和感、話の通じない不気味さと恐怖は親密になった人でないと分からないと思います。
なので、同じく悩んでいる人がいるんだと思うと少し慰められます。
何か解決のヒントになればと本を読んだり、テレホン人生相談聴いたりしていますが、結局は本人が自覚して治療する以外は無いんですね、、、
これからも楽しみに読ませていただきます。
外資金融お勤めで稼ぎはよろしく
生活費、11万?
十分でっしゃろ?とか
自分の稼ぎの1/10も渡してなかったドケチ亭主だろ
ズレとるわ
金額ではない財産でもない
おのれの根性がキモイんじゃ!
セコくてギラギラした油っぽい中年がS〇X!S〇X!って、そんなん・・
お巡りさんを盾にして逃げる程、恐怖、嫌悪感いっぱいなのに
セックスなんて出来る訳ないだろう。
中学生やませてる小学生でも分かる現実だよ
仮に相談者がアスぺで自覚しようがしまいが
行いを直そうが直しまいが関係なく奥さんは離婚しかないと思う。
アスペの方って勉強できる人多いよね
でケチな気がするのは私だけかな
高学歴の人の中で働いているのでまわりアスペチックな方ばかりです
もう慣れたけど
そうそうこんな感じになりそうだなぁって思いながら読みました
相談者はお金と結婚していたのですね。
この人に妻とは何と思っていたのだろう。性行為のできる家政婦か。
性行為のできる家政婦アンドロイドの開発が待たれる。文句言わずに家事、モノ食わない、夜も満足。アスぺ男にはもってこいだ。少子化が加速される?アスぺ男に子孫を残させるような国なら滅んだ方が良い。
wantsが少なすぎー!
そしてデメリット多すぎ!
仕事まともに出来てんの?この人
…いや、この人の中では妻子の価値が物凄く低いんだ
だから舐めてかかってるからこんな上からの交渉が出来るんだ
これもうサイコパスじゃないのか…
私の元夫も同じで、セックスと生活費や必要なものを買う時、又は育児とセックスがトレードオフでした。
本人は悪い事をしている自覚はないんです。セックスは妻のつとめだと再三言い聞かされ、結婚生活数年間、育児の疲弊等で心が弱り私自身正常な思考が出来ませんでした。
「このくらいで済むんだから楽なものでしょ」「これをやるならもちろん今夜サービスしてもらえるんだよね」「育児をやって欲しいなら勿論分かっているよね?」
これが結婚生活の中で言われた言葉です。自分の気持ちが通らなければ不機嫌になるのも同じ。
どうしてこういう思考になるのか分かりませんでしたが、アスペルガーだったのですね…
元夫も仕事が良く出来て、周りへの配慮も上手く、傍からみると良い夫でした。
若かった私は人を見る目がなく結婚してしまいましたが、どうかこれから結婚する人達が同じ様な被害にあわず、幸せな結婚生活が営める様に祈っています。
以前にこちらを読んで、面白かったな。と思い再訪再読。
YouTubeで音声でも聞きましたが、三石先生の怒号が半端なくて、結構それで男の異常さの印象が薄れてしまったのですが…いや再読して改めてアスペルガーだよなあ。と。
ここまで妻に本気で怖がられる存在になっていることを事実として認識しながら、もしも夫婦再構築できたあとの夜の営みを心配する思考回路が不可解。
まず再構築が無理だと普通の人なら分かることが、分からないのね。
でも可哀想。
アスペルガーって本人も周りも不幸。
早く原因特定されて遺伝子治療でもなんでも治せるようになるといいのに。
このページ、管理人さんの講義も面白いしコメントも一つ一つ、レベル高い。
最近の記事は変なコメントが目立つので、ここに再訪して「そうだった、以前はコメント含めて、こんなに面白かったよね。」って、しみじみ思いました。
私も。2019年くらい迄はコメント欄落ち着いていたな、と懐かしくなる。最近は極論を振るったり、自分の物差しを押し付けたり…。本件の相談者と同等に墜ちてまで、コメントすることも無いのにね。