（回答者に交代）

大迫恵美子：
もしもし？

相談者：
はい

大迫恵美子：
はい、こんにちは

相談者：
お世話になります。

大迫恵美子：
ちょっと確認したいんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、定期預金をね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、あなたが「預かってる」っておっしゃいましたけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それはどういう風にしてるっていう意味ですか？

相談者：
いや、名前は主人の名前で、

大迫恵美子：
うん

相談者：
預金証書をわたしが一応預かってます。

大迫恵美子：
うん、あなたが、握ってるって事ね？

相談者：
はい、そうです。はい

大迫恵美子：
あの・・あなたの名義にしてあれば、

相談者：
はい

大迫恵美子：
それはあなたが・・持ってるって事になりますけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ご主人の名義の物をね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、判子だとか、通帳だとか、あなたが持っててもね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの「通帳無くしました」とか、

相談者：
はい

大迫恵美子：
「印鑑は変えます」っていう事だとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
いくらでも下ろす事が出来るわけだから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そうするとあんまり意味がないですよね？

相談者：
あーはあはあはあ、は、分かりました。

大迫恵美子：
はい

相談者：
はい

大迫恵美子：
それとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお・・その、土地をどうしたいか？っていうお話なんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
売った方がいいのか？

相談者：
うん

大迫恵美子：
贈与をした方がいいのか？っていうのはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
これは、ま、税金の事をおっしゃってるんだと思うんですけど、

相談者：
はい、そうです。

大迫恵美子：
ええ。
・・あの、ま、もちろんそれは贈与だと税金掛かりますけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
例えば、じゃ、買った事にしてっていってね？

相談者：
いや、もう、こ、そやけん・・息子からお金もらって買うてもらおうと思って息子に（含み笑い）。

大迫恵美子：
うん、だからそれはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
息子さんが「それでいいよ」って言わないと出来ない事でしょ？

相談者：
はい

大迫恵美子：
それは出来るんですか？

相談者：
そやけん、もう、
「銀行からお金借りて、そうでもして、あんた達が貰わんと、」・・お、その、「お母さんの土地は知らんよ」ってわたし、息子には言いましたけどね。

大迫恵美子：
・・うん、あの、「知らんよ」はいいんですけど（苦笑）。

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、息子さんが、だって、それ、お金借りて、お金用意するっていう事だとするとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、そうしたいかどうか？っていう事があるじゃないですか？

相談者：
はい・・で・・

大迫恵美子：
で、それと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、いずれにしてもね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたの持ち分の、

相談者：
はい

大迫恵美子：
半分はまあ、その、そのまま放っとくとご主人が法定相続しますけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
息子さん達だって、

相談者：
はい

大迫恵美子：
残りの半分を、

相談者：
はい

大迫恵美子：
２人で相続するわけでしょ？

相談者：
はい

大迫恵美子：
だから、例えばその、自宅の土地の３分の１をね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
えー、息子さん達が、買い取ると。

相談者：
はい

大迫恵美子：
それで・・３分の・・お、２になるわけですかね・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
息子さん、ひ・・

相談者：
はい、はい

大迫恵美子：
これ、１人、１人の息子さんが３分の１持ってるって事ですか？

相談者：
はい

大迫恵美子：
そうするとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
それはそうなんですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ただ、上に自宅が、それ、ご主人名義の物が建ってるんでしょ？

相談者：
はい、そうです。

大迫恵美子：
そうすると・・まあ・・これ、賃貸借って事に、なってる、わけじゃないとは思いますけど・・ま、共有名義の上に建ってるわけですけど、

相談者：
共有名義でしてるだけで・・

大迫恵美子：
う・・そうするとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、息子さんはそれは、名義は、３分の２とか・・自分の物になったとしても、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、自宅に、あの、お父さんが住んでたら・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
も、それどうしようもないですよね？

相談者：
あー、そうですか。

大迫恵美子：
まあ、お父さんがそれ、あの、処分して、あの、割合的にお金で分けようっていう話ならば、いいですけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
「この家に、死ぬまで住むよ」って言ったらね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
結局・・亡くなるまでの間はずっと・・そこに、い、居るわけだから。

相談者：
うん、いや、だけど・・その、わたしがもし早く亡くなって、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
女の方が、入った時に、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
もし、結婚し、結婚・・する事になった時に、

大迫恵美子：
ええ

相談者：
今度、主人名義の分が・・

大迫恵美子：
うん

相談者：
もらえるでしょ？

大迫恵美子：
分かりますよ。

相談者：
うん

大迫恵美子：
分かりますけどね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
だから、わたしが申し上げてるのは、要するに息子さんの立場としてね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
お金を借りて、

相談者：
うん

大迫恵美子：
そういうその、何分の１っていう物を買い取ったとしてもね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
あんまり息子さんにとってメリットのある話じゃないけれども、

相談者：
あ、メリットじゃない・・はい

大迫恵美子：
息子さんはやってくれるんですかね？って事ですよ。

相談者：
・・あ、それは相談してみないと分かりません。

大迫恵美子：
うーん、だからね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
あの、「どうしたらいいですか？」ってわたしどもに相談されても、

相談者：
うん

大迫恵美子：
結局息子さんが協力してくれないと出来ないのであればね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
売るっていう選択肢って、ま、選んでも仕方がないじゃないですか。

相談者：
ああ、そうですか。

大迫恵美子：
だから贈与税を払ってそうするかどうかですね。

相談者：
はー、は、は

大迫恵美子：
でね、この時に、あの・・気を付けなきゃいけないのは、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、贈与して、したからもう安心だって事じゃないんですよ。

相談者：
あー、そうなんですか。

大迫恵美子：
あの、相続の時にね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
贈与した分っていうのは、

相談者：
はい

大迫恵美子：
相続、財産の中に組み入れて計算するっていう考え方があるもんですから、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あなたが、あの、息子さん達に贈与したらね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
遺言書を作って、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、この贈与は、

相談者：
はい

大迫恵美子：
相続財産の時に、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、計算に入れないで下さいっていう事、書き残しておかなくちゃいけないの。

相談者：
あ、そうですか。

大迫恵美子：
あのお、持ち戻しの、禁止っていうんですけどね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あのお、そういう贈与っていうのは、

相談者：
はい

大迫恵美子：
う、あのお、亡くなる・・う、時・・のまでに、

相談者：
はい

大迫恵美子：
贈与した分っていうのは、

相談者：
はい

大迫恵美子：
相続人の間で不公平にならないように、

相談者：
はい

大迫恵美子：
もう１回、持ち戻して計算するっていう考え方が・・あの、法律で決まってるのでね、

相談者：
はい

大迫恵美子：
「そういう事しないで下さい」って言っとかないと、

相談者：
はい

大迫恵美子：
結局、一旦息子さんの、に贈与した事にしておいても、

相談者：
はい

大迫恵美子：
相続の時にはやっぱりその分も、計算してご主人の、取り分を多くしてしまうので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
そうすると、ホントにね、息子さんの取り分っていうのは・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
少なくなってっちゃうんですよね。

相談者：
あー、そうですか。

大迫恵美子：
うん・・

相談者：
あー

大迫恵美子：
そうすると・・そんな事一生懸命あなたがしても、

相談者：
はい

大迫恵美子：
息子さんにとってはあんまりね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
大した話ではないんですよ。

相談者：
あーそうですか（苦笑）。

大迫恵美子：
で・・だけど、ま・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
もちろんあなたの方は、その、息子が大した事があるかどうかじゃなくて、

相談者：
はい

大迫恵美子：
新しい、その奥さんに・・一文（もん）もやりたくない（苦笑）っていうね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
そっちの気持ちの問題ですっていうんだったら・・

相談者：
はい

大迫恵美子：
ま、それは、気持ちはね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、お金では代えられないので、

相談者：
はい

大迫恵美子：
一生懸命やるっていう事はありますけど、

相談者：
はい

大迫恵美子：
ただ、伺ってるとね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
うーん・・要するに・・あ、はな、あなたが亡くなった後、不動産の、持ち分を巡って、ゴタゴタする種を蒔いてね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
で・・そういう事に、ゴタゴタに巻き込まれた息子さんとしては、

相談者：
はい

大迫恵美子：
あんまりメリットのないような事に・・

相談者：
あ・・

大迫恵美子：
なるんだろうなっていう、感じはしますね。

相談者：
ああ、そうですか。

大迫恵美子：
ええ

相談者：
あー、はあ、あ、分かりました。
したら、しない方がいいっていう事ね？

大迫恵美子：
ま、それは息子さんとよく相談してみてね、

相談者：
はい・・はい

大迫恵美子：
息子さんが「それでもお母さんの気が済むようにするんなら協力するよ」って言うんだったら・・

相談者：
うーん

大迫恵美子：
それはそれでいいですけどね。

相談者：
あーはあ、はあ、はあ

大迫恵美子：
はい

相談者：
じゃ、わたしの方が・・ん、ずーっと長生きしとかないといけないですね（苦笑）。

大迫恵美子：
いや、それは絶対そうですね。

相談者：
（笑）

大迫恵美子：
あの、長生きした人が勝ちですからね。うーん

相談者：
ね、フフフ（笑）、分からんですもんね・・

大迫恵美子：
ん

相談者：
も、病気ばっかりしてるから。

大迫恵美子
ん

相談者：
ハ、ハ、ハ（苦笑）分かりました。

（再びパーソナリティ）