訴訟予告通知?にビビる。成人息子の未払いは法的・道義的に親には一切責任なし

テレフォン人生相談 2018年4月7日 土曜日

5年前、息子が家を出て行く時に、賃貸の保証人を頼まれたが断った。
携帯に掛けても出なくて、そのうち繋がらなくなり、4年前からは全くの音信不通。
2,3ヶ月前に、保証会社と思われるところから、息子が親の住所に居るかどうかの問い合わせがあった。
数日前、息子宛に解約清算金の請求書と訴訟予告のようなものが送られてきたが、どうしたらいいか?
弁護士の回答は「放っておけ」

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女59歳 夫67歳 二人暮らし 息子28歳

今日の一言: 自分のするべきことをしていれば、あとは心配しないこと。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい

加藤諦三:
えーと最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
はい、50、9です。

加藤諦三:
59歳、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えーっと、ご主人何歳ですか?

相談者:
67です。

加藤諦三:
60・・お子さんは?

相談者:
1人です。

加藤諦三:
何歳ですか?

相談者:
28です。

加藤諦三:
28歳。
今一緒にす、住んでんの?それとも・・外に・・

相談者:
いえ、住んでません。

加藤諦三:
そうすっと今・・ご主人とお2人ですね?

相談者:
はい、2人です。

加藤諦三:
はい分かりました、それでどんな相談ですか?

相談者:
はい、あのお・・子どもお、が出て行ってですね、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお・・アパートの・・あのお・・えっと、解約精算金?・・

加藤諦三:
はい

相談者:
が未納になってて、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお・・そこを・・

加藤諦三:
何?、解・・あ、お子さんがアパートを出てった時に、

相談者:
はい

加藤諦三:
その、出て行く手続きがまだ済んでないという意味?

相談者:
あのね、あのお・・もう・・約う、5年ぐらい前に、あの・・

加藤諦三:
5年前?

相談者:
はい

加藤諦三:
うん

相談者:
出て行ってまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
はい、今は全然、あの・・連絡が、取れない状態なんですね。

加藤諦三:
して、5年間の間はそのアパート、家賃はどうなってたんですか?

相談者:
う、それがちょっとよく分からないんですけども・・えっと何、ヵ月か前に、

加藤諦三:
はい

相談者:
一応その、賃貸会社の方から、

加藤諦三:
はい

相談者:
連絡がありまして。

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお・・
「息子さんおられますか?」っていう、ふうに、電話掛かって来たんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい。でも、あの、も、一緒に住んでないので、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、「いないです」っていう風に、

加藤諦三:
うん

相談者:
言ったら、切られたんですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい。#$%◆

加藤諦三:
で、その時に、そのお、家賃の話も何にも、し、出ない?
・・ただ・・

相談者:
そ・・そうです。

加藤諦三:
「息子さんいます?」・・

相談者:
「連絡取れますか?」っていう・・感じで、電話が掛かって来たんですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい。
でも、あのお・・始めのうちは、あのお、何回か電話した時は、な・・鳴ってたんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
電話ね。

加藤諦三:
うん

相談者:
はい、でも取らないんですね。

加藤諦三:
要するに、息子さんが、いる事になってるアパートの部屋の、電話が鳴っても、息子さんは出ないと。

相談者:
あ、いえいえ、あの、携帯、携帯です。息子の携帯。

加藤諦三:
あ、息子さんの携帯?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
で、あのお・・出て行って、まなし(*)は、その・・えっと、電話番号お・・が分かってたので、

(*)まなし:間無し
関西弁で、間を空けず、絶え間なく  

加藤諦三:
はい

相談者:
何回か、主人もわたしも電話入れて、

加藤諦三:
うん

相談者:
あのお、してたんですけれども、

加藤諦三:
うん

相談者:
もうあのお・・やっぱり・・えっと・・親の電話に出たくないのか知らないですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
電話、出なくてですね、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、しまいには・・電話番号を、変えてしまって、

加藤諦三:
うん

相談者:
そっからわたし達は、もう分からなくなってしまったんですけれども。

加藤諦三:
それはどのぐらい前ですか?
要するに携帯に・・繋がんなくなっ、なり出したの。

相談者:
えーとね、それが、もう・・えーと、4年ぐらい前ですね。

加藤諦三:
あーあ、はあ、はあ、はあ

相談者:
はあ

加藤諦三:
そうすっと4年前の時に・・には、まだ・・あの・・賃貸会社の方からの、連絡とかなんかそういうの・・

相談者:
あ、そういうのはないです。

加藤諦三:
ない、とわけですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
それで、あの・・

加藤諦三:
はい、要するに、息子さんと連絡がつかなくなってから4年?
はい、それで?

相談者:
はい
それで・・えーとお・・その何ヵ月か、ん、前ぐらいに、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、賃貸会社から電話掛かって、来たので、

加藤諦三:
うん

相談者:
「もうここには、居ません」ていう風に、

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお・・えー、あ、言ったら、
「あーそうですか」って言って切られたんですね。

加藤諦三:
あ、そ「そうです」・・

相談者:
内容も言わ、言わなくって、

加藤諦三:
ん、という、ん、そうですね。

相談者:
はい

加藤諦三:
「あーそうですか」って言って切っちゃったっていう事は・・内容何にも言わないって事ですよね・・

相談者:
そうですよね。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
で、あのお・・えーと・・それからしばらく経ってから、

加藤諦三:
はい

相談者:
訴訟予告と通知書が、

加藤諦三:
あー

相談者:
えーと、郵送で、家(うち)に、えーと、子ども宛の・・名前で、

加藤諦三:
ええ

相談者:
送られて来たんですね。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、そのお、予告通知書お、の、えーと、解約精算金・・を払って下さいっていう風に、

加藤諦三:
はい

相談者:
書かれて・・送られて来てるんですけれども、

加藤諦三:
はい。と・・あー、「何ヵ月前」という、おっしゃってますけど、おおよそどのぐらい前ですか?

相談者:
通知書が送られて来たのですか?

加藤諦三:
はいはい

相談者:
あ、通知書が送られて来たのは・・えーと、3日あ・・

加藤諦三:

相談者:
ぐらい前なんですね。

加藤諦三:
あー、なるほどね、はいはい

相談者:
はい、ほんで賃貸会社から電話掛かって来たのは・・い、でも、2、2ヵ月ぐらい前だったと・・

加藤諦三:
2ヵ月ぐらい

相談者:
2、3ヵ月かな。

加藤諦三:
2、3ヵ月前ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、今日あなたとし、しては・・要するに、もう・・居場所も分からないし、連絡もつかないし、

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、この、息子さんが、アパートに入る時あなたは・・あの、保証人かなんかになってんですか?

相談者:
いえ、なってないです。

加藤諦三:
保証人になってないの?

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっと・・あのお・・息子さんは、誰・・かの保証人って・・必要だった・・気がするんですけど。

相談者:
いやあ・・

加藤諦三:
親あ、にはとにかく、何かそういう・・ことは・・
何?、一切頼んでないわけですね?

相談者:
そうです、あのお、家出て行く時も、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「一切ならない」っていう風に・・言ってたので、それでも、あの、「なって欲しい」って・・言ったんですけどね、

加藤諦三:
・・はい

相談者:
断ったんですね。

加藤諦三:
・・あ、あ、な、な、あの、保証人に・・なる、こと自体を断った?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
あー・・
という事はもう、出て行く時に、もう・・年齢も年齢だから、

相談者:
はい

加藤諦三:
「俺も1人でやる」という・・そういうような形の出方ではなくて、

相談者:
う・・
いや、あ、本人はそう言ってました。

加藤諦三:
あ、そういう言い方で?

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の年齢からか・・

相談者:
「も、何でも自分でする」っていう風に、

加藤諦三:
ええ

相談者:
言ってました。

加藤諦三:
あー分かりました

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、今日のあなたの相談というのは?

相談者:
はい

加藤諦三:
この3日前に来た、解約精算・・金、の請求というのに、

相談者:
はい

加藤諦三:
どう対処したらいいんでしょうか?って事ですね?

相談者:
そ、そうです。はい

加藤諦三:
はい分かりました

相談者:
はい

加藤諦三:
今日あのスタジオに弁護士の中川潤先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

(回答者に交代)

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