パチンカス両親の下で育った女がとらわれる家庭の理想。被害者は大らかな夫
(回答者に交代)
三石由起子:
はい、こんにちは
相談者:
よろしくお願いし・・
三石由起子:
アハ・・
相談者:
こんにちは、よろしくお願いします。
三石由起子:
はい、はい
なんかね・・聞いててえ・・
相談者:
はい、#$%◆
三石由起子:
欲張りだなあと思った。
相談者:
あ(苦笑)
三石由起子:
あのねえ、親との関係に違和感を持ったりさ、
相談者:
はい
三石由起子:
親の事が大っ嫌いっていう人って・・そんなに珍しくはなくて・・
相談者:
・・はい
三石由起子:
よくいるんだけど。
相談者:
ええ
三石由起子:
そういう時さ、普通はね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの親あ、より、マシならいい、みたいに思うのよ。
相談者:
そうなんですか。
三石由起子:
う、うん、うちの親は、こんなだったと・・
相談者:
はい
三石由起子:
あ、これよりはるかにマシだわっていうとこで、みんなね?・・ラッキーと思うんだけど、
相談者:
ええ
三石由起子:
あなたが望んでるのって親と真逆の事が欲しいわけですよ。
相談者:
・・はあ
三石由起子:
うん、それってえ、欲張り過ぎだよ。
相談者:
欲張り過ぎ?
三石由起子:
欲張り過ぎ。
相談者:
はい
三石由起子:
で、あなたが望んでんのは「親と全く逆の反面教師として」?
相談者:
・・はい
三石由起子:
「全く別の家庭を作りたかった」って言ったじゃない。
相談者:
言いました。
三石由起子:
うん、それは無理だしさ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
できるわけないんですよ、そんな事が。あのね?
相談者:
・・はい
三石由起子:
「明るい家庭がいい」ってあなた言ったけど、
相談者:
はい
三石由起子:
「明るい家庭がいい」っていうのはさ、あなたの趣味でさ、
相談者:
はい
三石由起子:
何を思って明るいっていうのか?っていうのも、それぞれの感覚で違うんだよ?
相談者:
・・ですよね。
三石由起子:
うん
相談者:
は・・
三石由起子:
だからあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
あなたはね、もう親忘れなきゃダメよ。
相談者:
親を?
三石由起子:
うんー、育った環境が、不幸だったっていう事に・・こんなに、いつまでも引きずられてたら、勿体ないと思うのね。
相談者:
・・はい
三石由起子:
20、うんだって、二十歳で出てえ、来てるわけですよ?
相談者:
はい
三石由起子:
で、もう26年経ってんだよ。
相談者:
そうですね。
三石由起子:
うん。「親を反面教師をして」の理想の家庭なんてあるわけないじゃん。そこにはさ・・ご主人の意思何にもないじゃん・・分かる?
相談者:
・・あ、そうですね。
三石由起子:
うーん、あなたが実家、っていう物をベースにして、
相談者:
うん
三石由起子:
これと反対の家庭がいいんだってあなたが言ってるだけで、
相談者:
・・ああー
三石由起子:
で、家庭っていうのはさ、
あなたとご主人と作るものであって、
相談者:
はい
三石由起子:
あなたの実家を反面教師にして作るものじゃないわけでしょ?
相談者:
・・そうですね。
三石由起子:
そうでしょ。
・・だからさ、旦那と何が一緒に楽しいかなー?っていう事を思うべき、でしょ?
相談者:
・・主人と、はい
三石由起子:
うん。それ、それとさ・・なんでこのお、ご主人が気が付かないんだろう?って、例えば、ガソリン?
相談者:
あ(苦笑)、はい
三石由起子:
ね。
相談者:
はい
三石由起子:
気が付かない人って気が付かないんだよ、ホントに。
相談者:
・・ん、そうみたいですね、も・・
三石由起子:
そうなのそうなの。だからさ・・
相談者:
ええ
三石由起子:
それ気が付か、あなた自分でさ、き、
「こーんな気が付かない人だから上手くやれてる」って・・分かってるじゃん。
相談者:
・・
三石由起子:
あのね?、つまりね?あなたのご主人はこういう人だ、こういう人だ、こういう人だっていうのを・・
相談者:
うーん
三石由起子:
おーんなじ事でね、惚気(のろけ)るう、ことが出来んだよ。
相談者:
あー
三石由起子:
「うちの主人はまったく気が付かない人で」って、
「ガソリン無くなっても平気なんですよ、ホホホ」・・
「なんて大らかないい主人でしょう」って、そういう事だって出来るわけでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
あのさ・・欠点っていうのはさ、美点と裏腹じゃん、絶対に。
相談者:
・・そうなんです・・
三石由起子:
優雅な人っていうのは動作は緩慢だし。ね?
相談者:
ええ、ええ
三石由起子:
そ、分かるでしょ?
相談者:
分かります。
三石由起子:
うんーうん。だからさ、あの、「好きだ」っていう気持ちい、をね?
相談者:
はい
三石由起子:
伝えないとダメよ。
相談者:
・・うーん
三石由起子:
伝え、伝えないとお・・あの、自分の方でね、失ってしまうのよね。
相談者:
・・
三石由起子:
だから、あ、こんな気が付かなくて・・ステキ!とかさ。
素敵って思わなくても「ステキ!」とか言ってみるとね、
相談者:
・・あー
三石由起子:
あ、ステキだって思ってたよな、昔。っていう事を思い出すしね。
相談者:
ええ
三石由起子:
「ステキ!」って言われた、あの、旦那も・・悪い気はしないしさ。
相談者:
・・うんー
三石由起子:
そうするとまた同じような、あの・・状況っていうか、態度が見えた時に・・
相談者:
はい
三石由起子:
自分は笑えるじゃない?、「あ、まっただあ」って。
相談者:
あー
三石由起子:
だってさ、例えばこれが子どもだったら、そうするでしょう?
相談者:
そうなんですよ。
三石由起子:
「ホントにうちの子はの、のんびりした子でね」・・
相談者:
そう
三石由起子:
「こんな事も気が付かないのよ」っておんなじ事、笑えるじゃん。
相談者:
子どもの事は流せるんですよね。
三石由起子:
そうでしょう?
相談者:
ええ
三石由起子:
だか(苦笑)、旦那の事も流してよ。
相談者:
あ(苦笑)
三石由起子:
うん。だっ、多分ね、
相談者:
はい
三石由起子:
そこが好きで結婚したはずなのよ。
相談者:
・・あー
三石由起子:
あのさ、24年も経つと忘れちゃってんのかもしれないけど、
相談者:
うんー
三石由起子:
なんで忘れちゃったかっていったら、1つには・・
相談者:
はい
三石由起子:
あなたが実家に捉われ過ぎてると思うんだよね。
相談者:
うーん
三石由起子:
うん。あれと反対の、家庭を作ろうなんて、馬鹿な事ばっかり考えてるから。
相談者:
あー
三石由起子:
こ、この夫とどんな、家庭を作ろうか、だけ考えてたら・・
相談者:
はい
三石由起子:
そういう比較にはならなかったと思うんだよね。
相談者:
なるほど。
三石由起子:
うーん
相談者:
うん
三石由起子:
あのね、胸に手を当ててね・・
相談者:
はい
三石由起子:
ね・・えーと、紙と鉛筆を持って来てさ、
相談者:
はい
三石由起子:
結婚した時に・・
相談者:
ええ
三石由起子:
旦那の、どこが好きだったか?っていうのをね、
相談者:
はい
三石由起子:
無理矢理20個書いてごらん、20個。
相談者:
20個、はい
三石由起子:
うん。それでね、毎日確認するの。
相談者:
はあ
三石由起子:
それでね?、毎日読むの。
相談者:
はい・・
三石由起子:
自分でね。
相談者:
読む?
三石由起子:
うん、で、たまに、それを・・言ってやる。
相談者:
・・フフフ(苦笑)
三石由起子:
「わたしこういうとこが好きだったのよ」って。
あのね、よく見たらね、変わってないんだよ、きっと。
相談者:
ん、そう、かもしれない、うんー・・
三石由起子:
うん「結婚した時はこうだったけどお」・・「今変わっちゃってこうだった」って話じゃないじゃない、あなたの話は。
相談者:
そうですね。
三石由起子:
そう、だからさ(苦笑)
結婚してる時に、美点だと思ってたものがさ、
相談者:
はい
三石由起子:
段々飽きて来てさ、段々腹立って来たって・・これ、ご主人にしてみればさ、身も蓋もない話じゃん。
相談者:
うん
三石由起子:
だって、ね・・夫を責める事で、あなたの理想の家庭が出来るわけないじゃん。
相談者:
・・そうですよね。
三石由起子:
うん、うん。凄いあなた・・え、気が付いてるかどうか知らないけど・・呑気な惚気、言ってんだよね。
相談者:
あーあー・・
三石由起子:
うん・・そこ気が付いて。
やっぱりね、自分が、どんなに幸せかっていう事を気が付く事もね?
相談者:
うん
三石由起子:
ホントに大事だと思うんだ。
相談者:
そうですね。
三石由起子:
うーん
相談者:
あの、褒めるっていう事を、やってないなと思うので最近。やってみます。
三石由起子:
うん、やってみてー。
相談者:
はい、分かりました。
三石由起子:
喜ぶと思うわ。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
強い執着があり
憎しみ、恨みつらみも是、執着
気重い声から
捨てる事の来ない不幸がやってくる