涙の夫にほだされた調停員が離婚の決心をないがしろに地獄に連れ戻す絶望映画
テレフォン人生相談 2018年4月23日 月曜日
50歳の女性。3歳年上の夫と結婚して25年。3人の子供をもうけたが、子供が物心ついたころから、殴る蹴るの夫の暴力が止まらない。3年前に子供と家を出て、別居している。もう帰りたくない。どうしたら?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女50歳 夫52歳 結婚25年 3年前から別居中 子ども3人のうち2人(娘と息子)と同居の3人暮らし
今日の一言: 最も卑怯な男。すぐに深く深く反省します。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
はい、わたしは50歳です。
加藤諦三:
50歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えーっと、ご主人何歳ですか?
相談者:
52です。
加藤諦三:
52歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
3人、おります。
加藤諦三:
3人・・で、今3人・・と、あなたは一緒に・・暮らしてんの?
相談者:
あ、はい、あの、2人は一緒に暮してますが・・
加藤諦三:
2人は一緒に暮らしてる、はい
相談者:
はい、1人は・・
加藤諦三:
で、1人はもう家、出てるわけですね?
相談者:
あ、はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。それで、どんな相談ですか?
相談者:
主人とは、別居中なんですけれども、
加藤諦三:
あ、どのぐらい前からですか?
相談者:
はい、えー3年前、からです。
加藤諦三:
そうすっと3年前から3人で暮らしてるという事ですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
これはあの・・お嬢さん?、それとも息子さんどっちですか?、この2人・・
相談者:
あの娘と、息子です。
加藤諦三:
娘と、む、息子、はい。
相談者:
はい
加藤諦三:
分か、分かりました、それで?・・で・・
相談者:
え
加藤諦三:
別居お・・
相談者:
はい
加藤諦三:
の、原因は、どういう事なんですか?
相談者:
あ、元々は、主人が・・あの、子ども達に暴力を振っていたんですけど。
加藤諦三:
暴力を振るってる?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、あのお・・家を出たん・・ですけれども・・
加藤諦三:
つまり子どもに暴力を振るうって、どの程度の暴力ですか?
相談者:
叩いたり、殴・・ったり蹴ったり・・
加藤諦三:
殴って蹴るっての・・
相談者:
あはい
加藤諦三:
かなり、激しい事ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん
相談者:
あと怒鳴ったりとか。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
で、これは何?
相談者:
はい
加藤諦三:
日常的に行われてたの?、この暴力が。
相談者:
ほぼ毎日だったです。
加藤諦三:
えー?!、ん、物凄いね。
相談者:
はい
加藤諦三:
殴る蹴るの暴力を、ほぼ毎日?
相談者:
はい、あ、と、あの、なんか言葉が凄かったので・・
加藤諦三:
・・うんー、なんか・・
相談者:
もう、ホント、何かあると、
「死ねえ」とか。
「食うな」とか。
加藤諦三:
・・「死ね」とかね・・
で、結婚してからはどのぐらいなんですか?、あなた達。
相談者:
今、ちょうど20う、5年。
加藤諦三:
25年。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでこの暴力が始まったのはいつ頃からですか?
相談者:
長女が生まれて、
加藤諦三:
うん
相談者:
1年ぐらい経ってから・・ま、ね、産まれたばかりの、頃も、あの、「泣き声がうるさい」とかは言ってたんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
直接、なんか、子どもに、するようになったのは・・しゃべるようにな・・った頃に、ゴミ箱に捨てたりとか・・
加藤諦三:
うん、そうすっと、な、何年?、もう20年ぐらい前の話、からですか?
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
だけど、殴る蹴るって、も、お医者さんに、行くような・・ものじゃないんですね?
相談者:
お医者さんには連れて行った事ないですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの・・鼻血・・が出て・・
加藤諦三:
あ、鼻血で、ね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・そうですかあ・・
そいで、あなたは、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
何とかこれ、離婚しなければっていう風に思わなかったの?
相談者:
あ、10年くらい前にも1度家出たん、出たんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんかそれは調停、に、行ったんですけど、ちょっと上手く行かなくて。
で、なんかあの、調停員の人にも
「凄く反省してるから」って、い、言われて。
加藤諦三:
あ、このご主人が?
相談者:
はい。で、まだ、子どもも小さかったので、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、「1度戻った方がいい」と説得されて・・で、凄く反省もしてるので、
まー、なんか、泣いて謝って・・ま、元々なにか・・
加藤諦三:
や、泣きます泣きます。こんなのは。
相談者:
あー、そ・・
加藤諦三:
だって・・あの、依存心が強くて1人じゃ生き、生きて行けないんだ、もう。
相談者:
あー、結局もう、もっと酷くなって・・
加藤諦三:
反省してるなんていう事は・・このタイプの男性に反省なんていうこと真に受けるってのおかしいのね。
・・
それであなたとの関係はどうだったんですか?
子どもに対する暴力は・・それとして。
相談者:
わた、わたしにはあ、直接殴ったりとかはなかったんですけど・・言葉で凄かったです。
加藤諦三:
例えばどんな言葉?
相談者:
まあ、やっぱり「死ね」とか。
加藤諦三:
うん。
むしろあなたにい・・彼の無意識の中で、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたに・・依存しながら、あなたを恐れていた。
相談者:
あ、そうなんですか・・
加藤諦三:
だと思うけど僕は。
相談者:
怖かったんですか・・
加藤諦三:
だ、だから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その怒りを、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたに依存してるから、
相談者:
はい
加藤諦三:
子どもに向けていたんだよ。
相談者:
・・あー
加藤諦三:
依存する相手に対する恐れがあるんです。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
で、この矛盾をどうにも葛藤できない。
夫婦の矛盾なんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
その夫婦の矛盾を全部子ども達に向けて爆発させていた。
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
だから離婚しなくて済んでいる。
相談者:
・・そうですね、はい
加藤諦三:
だからあなた達が離婚しない事の犠牲がこの3人だよ。
相談者:
・・ん、はい
加藤諦三:
そして・・お子さん達・・今、下の子・・1番ん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
息子さんは何歳?
相談者:
21です。
加藤諦三:
21歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
で今・・こんだけ酷い環境に育って、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんと息子どういう・・お子さんになってるわけ?
相談者:
今はもう働いてなくて・・引きこもりではないんですけど・・
加藤諦三:
は、はい、はい
相談者:
ほとんど、家に居て・・わたしの帰りを待ってるみたいな・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
うん、厳しく言う事も出来ない・・し・・#$%◆
加藤諦三:
厳しく言っちゃ可哀想だってぇ。
相談者:
はい
加藤諦三:
厳しく言うんじゃなくて・・
「お母ちゃんごめんね」っていう、こう・・ことでしょう。
相談者:
はい・・で、なんかでもメソメソしてるのも嫌みたいで、
加藤諦三:
あー、まあ、そうです・・
相談者:
「いつも笑っててくれ」・・って。
加藤諦三:
ま、そうでしょうね。だって・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・楽しい・・夕げなんて・・みんなして・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ね・・
相談者:
あ・・
加藤諦三:
楽しい話題があって、
相談者:
お・・ん、ないです。
加藤諦三:
5、5人で、夕食を食べたなんていう・・体験は、も、ゼロでしょ?
相談者:
ん、ないです。食べてると怒ってたんで。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい、なんか最近は・・主人が・・あの息子に対してやった事が、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんか・・わたしがやった事になってるみたいで(苦笑)、あの、息子の中では。
・・わたしがやった事になってるみたいで・・
加藤諦三:
あー、うんうん
相談者:
で、なんか・・あの、そんな酷くはないんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
責めるっていうか・・
加藤諦三:
あなたをね?
相談者:
はい。なんか、
「お母さんあの時あーいう風にしたんだ」って言われるんだけどま、「それはわたしじゃなくてお父さんじゃないの?」って・・言っても・・
「都合の悪いところはみんな、自分のせいじゃない方にするんだ」とかって、何か、言って、なんか、なんか、頭の中ですり替わっちゃったみたいです。
加藤諦三:
うーん
相談者:
でも、なんか、ま、それも、しょうがないかなと思って、
加藤諦三:
まあ・・ん、しょうがないっていうか、息子さんの中では・・
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱり・・もちろん、殴った・・父親も許せないけれども、
相談者:
はい。そうだ・・
加藤諦三:
それを見ていた・・
相談者:
うん、うん
加藤諦三:
あなたも許せないんだよね。
相談者:
うんー、そうだと思います。#$%◆
加藤諦三:
で、今日の相談っていうのは?
相談者:
はい。今、家を出て、あの・・3人で3年間暮らしてて、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしは、なんかこの、なんか、ま、色々問題はまだあるんだけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの・・この、今の方が、凄く、精神的にもわたしも落ち着くし・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あと、楽だっていうのもあって、これを壊したくないんーです。
加藤諦三:
うん
相談者:
だけれども、夫は、あのお・・やり直したいみたいで、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・あん「何とか戻って来てくれないか?」って言うんだけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんかそんなまた戻ってもおんなじ事の・・ま、もっと酷くなる・・と思うんですね。
加藤諦三:
うん、酷くなりますね、これは。
相談者:
はい。
で、だからもう、こん・・
加藤諦三:
要するに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あの「戻って来てくれ」と言って、るけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
戻りたくはないけれども、どうしたらいいでしょうか?という事ですか?
相談者:
そうです。はい、はい
加藤諦三:
はい、今日はですねえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の中川潤先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
ひひひどい話
このおかーちゃんオツム弱いのか?
子供の事思うと読んでいて苦しくなりました
毒親め
調停員もどうしようもないね〜
ウンザリしました
こういうひどいパターンの時いつも思うけどその後が気になるなあ。
多少アフターフォローしないと救われないでしょ
このお母さん、いろいろと大丈夫?理解不能なところがたくさん。
あなたのせいで子どもが犠牲になってること気がついてるのかな??
ゴミ箱じゃなくて、ゴミ捨て場って言ってます。
なんか、他人事みたいですね。自分の子がそんな事されてんのに。自分の事ばっかじゃん。そりゃ子供はお母さん助けてくれなかったって言うわ。止めたら自分がやられると思ったんじゃないの?よくニュースになるやつ。
この相談の本質は
薄情な己の行動で子供たちに嫌われています
ではないでしょうか
役立たずの調停員に限って言えば最近離婚したアナウンサー夫婦を思い出す。あの元夫婦も親権は母親。決め手は父親の育児実績よりも(母親は週刊誌にあるように不倫していたにも関わらず)「母性優先」。もっとも、母親実家が裕福というのもあるけど。父親サイドは面会権を人質に取られたようなもので慰謝料も請求できなかった模様。
なんにせよ、日本の家裁や離婚調停が母性に理想高過ぎて、かえって不幸になる人が多いのが実情…まともな裁判官や調停員もいるのだろうけど。相談者が自暴自棄になるのも無理は無い。理想を押し付ける調停員に二枚舌の夫に囲まれて。ただし、相談者以上に絶望や不信感を得たのは子供である。
そもそも、暴力してくる人に精神的に搾取されコントロールされてる(素養もあったわけですけども)わけで、離婚する!と決めた段階でその隷属から抜け出せてないと、どこ行っても「コイツヨワイ」とモロバレするしそう扱われる…
離婚できて仕事いけばまた支配される。いじめられる。人格も存在も否定される。
って女性は少なくもないので、
世の中の理解も進んで欲しいなぁと思います。
法に携わる人の育ち方を考えても、基本的にはというかほとんどの人は自分の立場がうまくいくように振る舞いたくなるだろうな、と私は思います。テスト自体はありませんが、社会の中にも偏差値は息づいてるので…