涙の夫にほだされた調停員が離婚の決心をないがしろに地獄に連れ戻す絶望映画

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
ええ、もう僕は、今、あのお・・

相談者:
はい

加藤諦三:
側で、手、た、叩きたい、ような気持ちです。

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
あのね・・

相談者:
はい、わたしもなんか・・

加藤諦三:
す・・そこで・・

相談者:
「離婚しなさい」って言ってくれて・・ホッとしたっていう・・

加藤諦三:
もう離婚なんて当たり前の話です、これ。

相談者:
あ・・なんか、いけない事のような気がしてて・・

加藤諦三:
も、それはもう、と、全く間違い。

相談者:
はい、ちょっとホっとしました。
なんか離婚って、いけない事だと・・だと思ってたので。

加藤諦三:
あのね・・

相談者:
はい

加藤諦三:
もちろん、その、あなたが強くなれば・・未来は必ず拓けます。

相談者:
あ、はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございました、失礼します。

加藤諦三:
最も卑怯な男。すぐに・・深く深く反省します。

(内容ここまで)

女 「子どもがしゃべるようになった頃に、ゴミ箱に捨てたり」

!?

でもあっさり加藤先生がスルーしちゃうもんだから、

だよなぁ、アタシの勘違いだよなぁ、
いくらなんでも、子どもをゴミ箱にとか(苦笑)
女が目的語を省くからイカン。オモチャかなんかでしょ?

 

勘違いじゃねえじゃん!

いくら一歳前後とはいえゴミ箱には入らんと思うのだが。
アレかな、外に出すようなやつ?

 

 

 

 

 

 

勘違いと言えば、どういう勘違いから恋愛に至り、そして結婚にまで至ったのかを聞くといいかも。
特に独身女性にとって、優れたコンテンツになるにちがいない。

年齢を聞くぐらいに定番の質問にしたっていい。

加藤 「最初に年齢とナレソメをおしえて下さい」

いき遅れが増えるだけかもしれんが。
痛し、かゆしだ。

 

アタシは離婚調停の経験はないけど、家事調停には3年携わった。
(長すぎ)

だから、女が話す調停員の件は良く分かる。

裁判所のアナウンスでは、有資格者や社会経験に富む調停員が中立の立場で双方から話を聞き、なんちゃらかんちゃら・・

ところが実際は、これがだいぶ違う。
調停員の法律知識の無さは目を覆うばかりだったが、まあ、それは運が悪かったことにしよう。

それよりも戸惑ったのは、調停が始まってしばらく、やり合う相手が調停員だったことだ。

もちろん、調停員は相手の言い分を伝える役割だから、それはいい。
そうじゃなくて、明らかにその役割を超えていたこと。
当時は???だったが、今ならその理由が分かる。

彼ら調停員は、調停を成立させることに意欲を持っているということだ。

そもそも私的に解決できないから裁判所を利用しているわけで、のっけから主張がぶつかるのが当然。

ここから調停を成立をさせるためには、どちらかの、あるいは両方の妥協が欠かせない。
ここに調停員が介入してくるわけだ。

本来、調停を成立させるか、不調で終わらせるかは、100%当事者の意志による。

なんなら話し合う余地はないと言って、裁判所からの呼び出しに応じなくても構わない。

相談者の場合、申し立て側だから、一回目は出席しないといけないだろうけど、そこで主張の違いが明らかであれば、継続を拒否すればいい。
あとは審判なり、裁判に移るだけだ。

話し合いを拒否したことで、その後の審判や裁判で不利になることはない。

多くの人はこの仕組みを知らないから、調停員のペースに巻き込まれる。
つまり調停成立に向けて説得に応じることになる。

調停員が当事者のうちのどっちを説得にかかるかはケースバイケースだ。

例えば、一方が代理人弁護士で、もう一方が素人なら文句なしに素人の方を説得にかかる。
アタシのケースがこれ。

弁護士 vs テレ人のヘビーリスナー

そら説得されるわな(笑)

 

どっちも素人なら、迷いを見せた方、妥協してくれそうな方を説得する。
相談者の場合はコレだ。

だからねえ、あそこで与(くみ)しやすい人だと思われちゃダメなの。
ここは中川センセの言うとおり。

中川センセは相談者の意志の弱さを責めるんだけど、
初めての経験で、
ただでさえ勝手がわからない中で、
裁判所の一室で、
年配の二人から諭されてみ?

女 「アタシが悪者みたいで・・」

こうなるのもムリはない。
アタシも同じ感覚に見舞われた。

てか、中川センセだって知らないハズはあるまい。
ま、分かった上で、覚悟を求めたんだと思うけど。

10年前の調停員は、女に申し立てを取り下げさせ、一組の夫婦の危機を救ったと自己満に浸っている。

 


涙の夫にほだされた調停員が離婚の決心をないがしろに地獄に連れ戻す絶望映画」への7件のフィードバック

  1. ひひひどい話
    このおかーちゃんオツム弱いのか?
    子供の事思うと読んでいて苦しくなりました
    毒親め
    調停員もどうしようもないね〜
    ウンザリしました

  2. こういうひどいパターンの時いつも思うけどその後が気になるなあ。
    多少アフターフォローしないと救われないでしょ

  3. このお母さん、いろいろと大丈夫?理解不能なところがたくさん。
    あなたのせいで子どもが犠牲になってること気がついてるのかな??

  4. ゴミ箱じゃなくて、ゴミ捨て場って言ってます。
    なんか、他人事みたいですね。自分の子がそんな事されてんのに。自分の事ばっかじゃん。そりゃ子供はお母さん助けてくれなかったって言うわ。止めたら自分がやられると思ったんじゃないの?よくニュースになるやつ。

  5. この相談の本質は
    薄情な己の行動で子供たちに嫌われています
    ではないでしょうか

  6. 役立たずの調停員に限って言えば最近離婚したアナウンサー夫婦を思い出す。あの元夫婦も親権は母親。決め手は父親の育児実績よりも(母親は週刊誌にあるように不倫していたにも関わらず)「母性優先」。もっとも、母親実家が裕福というのもあるけど。父親サイドは面会権を人質に取られたようなもので慰謝料も請求できなかった模様。
    なんにせよ、日本の家裁や離婚調停が母性に理想高過ぎて、かえって不幸になる人が多いのが実情…まともな裁判官や調停員もいるのだろうけど。相談者が自暴自棄になるのも無理は無い。理想を押し付ける調停員に二枚舌の夫に囲まれて。ただし、相談者以上に絶望や不信感を得たのは子供である。

  7. そもそも、暴力してくる人に精神的に搾取されコントロールされてる(素養もあったわけですけども)わけで、離婚する!と決めた段階でその隷属から抜け出せてないと、どこ行っても「コイツヨワイ」とモロバレするしそう扱われる…
    離婚できて仕事いけばまた支配される。いじめられる。人格も存在も否定される。
    って女性は少なくもないので、
    世の中の理解も進んで欲しいなぁと思います。

    法に携わる人の育ち方を考えても、基本的にはというかほとんどの人は自分の立場がうまくいくように振る舞いたくなるだろうな、と私は思います。テスト自体はありませんが、社会の中にも偏差値は息づいてるので…

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