過干渉の母と無関心の父に奪われた人生に欠かせないwe-feeling
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はいどうもこんにちは(咳払い)
相談者:
こんにちは
マドモアゼル愛:
はい。えーと・・加藤先生と、ま、今お話をして・・今の状況はね、よく・・伝わって来て・・抱えてる問題はやっぱ大きいよね?確かにね。
相談者:
・・うーん
マドモアゼル愛:
見せかけの平和を守るため、・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あなたの魂を犠牲にして来た・・20年、生きて来てるわけよ?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
当然・・憎んでるに決まってるじゃない?
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
母親を。
本当は。
相談者:
だと思います。
マドモアゼル愛:
だよね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
その・・憎しみが・・母に向かうのがまず第一の・・ポイントなのよ。
相談者:
・・うん
マドモアゼル愛:
自分には向けちゃいけないの。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね。
僕はあなたはお父さんを嫌ってないように気がします。
相談者:
・・うんー
マドモアゼル愛:
本当のとこは。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
ただ、お父さん、あなたを守ってくれなかったから。
相談者:
・・うん、ふふん(苦笑)、そうですね。
マドモアゼル愛:
うん、お父さんにも怒りはあると思う。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
例えば・・お父さんとお・・あなたの・・普通の親子関係、父親に甘える・・あなた・・を見てお母さんが、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
情動が不安定になった可能性ってない?
相談者:
覚えてない・・
マドモアゼル愛:
ま・・
相談者:
ま、ただ・・父親が、
マドモアゼル愛:
ん、うん
相談者:
わたしが、ちょっと怪我をした事があって、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
それを凄く心配してくれた時に、
マドモアゼル愛:
し、親身になって、うん
相談者:
「なんでそんな心配するのよ」
「ただウソ泣きしてるだけじゃない」みたいな、感じで、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
父親の事を・・母親が怒鳴ってたのは覚えてます。
マドモアゼル愛:
僕ね・・そういう事があるような気がしてしょうがないの。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
長じて尚・・ん、要するにファザーコンプレックスもあると思うのよ、だから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そうすっと不適切な・・え、今の関係っていうのも・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ちょっと流れが見えるじゃない?何となく。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
うん、あのお・・お父さん、との・・情緒の、交流を禁止されていたんだと思うよ、きっと。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
赤ちゃんから子どもの頃。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
だから、う、奪われ、禁止され・・操作されて来たって事だから・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんに、ホントは暴力・・あの、コントロールされるっていうのは暴力を振るわれるって事なんです、実は。
相談者:
・・はい
マドモアゼル愛:
だ、暴力振るわれたくないから先回りして、自分が、親分に合わせていったっていう中で・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
あなたには相当、母に対する怒りと同等の自分に対する失望と・・失意があるわけ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
ね?
自分なんか、っていう、気持ちになっちゃうよね?やっぱりね。
相談者:
うんうん・・はい
マドモアゼル愛:
でも・・今、ちょうど物理的にお母さん、と離れたわけだから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
やっぱりここでどうにか・・するしかないんだよね。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
うん。そいで・・こういう事を、尋ねて来られたこと自体が・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何かあなたの中でやっぱ動き出している?、このままじゃ、不味い、わたしは自分を・・変えたいと思っている・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
スタートなん、だよね?本当の意味で。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
動き出したものはね?僕はね、止まらない気がすんのね。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
なのでね・・リストカットしたくなったら、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これは自分・・にするべきもんじゃないなと。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
母親に写真にしてみようとかね(苦笑)例えばよ?
相談者:
あはは(苦笑)
マドモアゼル愛:
ホントに。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
お母さんが選んでくれた・・欲しくもなかったこの・・服にやってみようとか。
相談者:
あー、は、なるほど(苦笑)。
マドモアゼル愛:
それだけでも新しい情緒が、情感が動き出すかもしれない。これは、ま、聞いてる人はね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「そんな」・・あの、「物騒な事を言わないで」・・って言うかもしれないけども、
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
プロセスなんですよね。もちろんお母さんの事を憎まない方が・・いいの、こんなのは理想・・的には、そんなのは当たり前の話だけれども。
憎んでも、仕方ないような事を、されていた構図があれば、それに気付いて行かなくちゃいけないんですよ、やっぱり。
そいで、一番・・あなたに欠けてるのは・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういう事でわたし達っていう世界を奪われちゃってるんです。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
一番最初にお父さんとあなたの、わたし達を奪われてんです。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
それから・・全部お母さんのコントロール下にあるから、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何やんのも、会社に居るのも、わたしの、孤独なわたしが居るんです。
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
そうじゃないのよ。
わたし達がこの職場で働いてるんです。
相談者:
・・
マドモアゼル愛:
わたし達がこの満員電車に、不愉快ながら・・揺らされて・・みんな大変なんです。
相談者:
うん、うん
マドモアゼル愛:
常に・・自分・・だけっていう、世界観を捨てて、常にわたし達で今やっているんだっていうところで・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
行くと。
ま・・習慣だから段々、そういう気持ちになって来るわけよね。
そうすと、知らない間に・・
「あれ?、これさ、でも、ほら、あの人がやってくれたから」とか・・職場で・・これまで・・そんな事言えなかった・・ことが、普通に言えている自分を発見したりすんのよ。
相談者:
・・うんー
マドモアゼル愛:
そうすると・・人は・・わたし達という意識で生きてる人を・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
疎外する事出来ないのよ。
相談者:
・・なるほど。
マドモアゼル愛:
必ず疎外出来ない。でもあなたには・・学校に行ってる時も、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
クラスに居る時も・・クラブに居る時も、そして今、会社に居る時も・・1回としてわたし達という気持ちを持った事が、ないのよ。
相談者:
・・ないです。
マドモアゼル愛:
な・・うん、だってわたしを、守るために精一杯だったんだもん。
相談者:
うーん
マドモアゼル愛:
ね?、せめて、たまに思い出して、わたし達というものを、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
えー、認識するようにしてもらいたい・・ね。
相談者:
分かりました。
マドモアゼル愛:
うん、はい、加藤先生にもう1回聞いてみます。はい
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
自分のことを言われてると思いました。
50過ぎて自分探しです。
わたしたちという意識か…
なるほど。
今まで生身の人間は避けて
本ばかり読んできたので
著者でもいいと言われると、
仲間がたくさんできた気がして
なんとなく救われた感じがします。