大声で暴れる昼夜逆転ヒッキー娘。共犯者はあなた
テレフォン人生相談 2018年8月15日 水曜日
母子家庭。
娘は中学でイジメに遭い、教師からも突き放されて不登校に。
中卒で入った専門学校を三ヶ月で辞めて以來引きこもり。
昼夜逆転でインターネットとゲームにふけっている。
たまに友だちと出掛けることもあるが、今の生活は秘密にしているもよう。
気に障ると物に当たって暴れ、「殺される!」と叫んでご近所が通報し、警察が来て虐待を疑われたりした。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰・作家・翻訳家)
相談者: 女52歳 21の娘が8ヶ月のときに離婚
ドリアン助川:
もしもし?、テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもしい?
ドリアン助川:
あ、よろしくお願いします
相談者:
はい、よろしくお願いします
ドリアン助川:
今日、どんなご相談ですか?
相談者:
あのお、21歳になる娘のことで、ちょっと、ご相談したいんですけどもお
ドリアン助川:
はい
相談者:
今あ、何もしてなくて、家で、あの、インターネットとゲームしてる状態で
ドリアン助川:
はい
相談者:
仕事にも就かないんですよ
ドリアン助川:
えー、貴方様、おいくつですか?
相談者:
あ、わたしい、あの、52歳です
ドリアン助川:
52歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
お子さんは他にはいらっしゃるんですか?
相談者:
おりません
ドリアン助川:
あ、一人娘?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
旦那さんは?
相談者:
いません、あのお、別れました
ドリアン助川:
あ、おいくつのときですかあ?・・
相談者:
えー、子どもが8ヶ月のときです
ドリアン助川:
子どもが8ヶ月のとき
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃ、もお、シングルマザーとしてその後ずうっと頑張って来られた?
相談者:
はい、そうです
ドリアン助川:
はいはい
で、この21歳の娘さんというのは、高校は行かれました?
相談者:
いや、あのお、中学校出て、専門学校言ったんですけど
ドリアン助川:
あ、中学出て専門学校?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
専門学校を、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
3ヶ月で中退しました
ドリアン助川:
はい
ということは、16歳ぐらいから
相談者:
そうです
ドリアン助川:
もう学校へは行ってないってことですね?
相談者:
行ってないです、はい
ドリアン助川:
でえ、この16歳から21歳までのこの5年間というのを、家でゴロゴロしてるという感じ・・
相談者:
そうですね、一度お、三日間だけえ、仕事に就いたことがあるんですよ
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
そんときにい、仕事お、が分からないからっていうことでえ
ドリアン助川:
ええ、はい
相談者:
じゃあ、あの、「先輩の人に聞いたら?」って言ったら、「よお聞かん」って言うんですよ。
ドリアン助川:
うん
相談者:
「よお、喋れない」って言うんですよ
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
それで結局三日間で辞めましたけども
ドリアン助川:
んん
中学の三年間というのは、特に問題もなく?
相談者:
いや、中学校2年生からほとんど、休む方が多いくらいでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
中学校からずうっといじめられてきて、
ドリアン助川:
ああ、はあ、はあ
相談者:
「お前」、なんか、あの、「成績が悪いから、来るな」って。
「クラスの成績が下るじゃないか」とか
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
「気持ちが悪い」とか
ドリアン助川:
んん
相談者:
そう言われて◆#$%されてきたもんで、
ドリアン助川:
んん
相談者:
学校行きたくないっていうことで、ほとんど行ってないんです
ドリアン助川:
ふうん
相談者:
小学校の頃が、ま、友だちもいてえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
男の子の友だちも沢山いてえ
ドリアン助川:
はい
相談者:
元気よく遊んでたもんでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
中学校になってからあ・・その小学校から付き合ってた友だちも段々、段々、離れてってえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、全く居ないわけじゃないんですけどお、段々数が少なくなってきちゃったんですよ、友だちの
ドリアン助川:
はいはいはい
相談者:
はい
ドリアン助川:
成績は実際に、あんまり良くなかったですか?
相談者:
◆#$%良くないですよ、全然悪いです
ドリアン助川:
悪い?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん・・
ま、成績悪いのはね?
相談者:
ええ
ドリアン助川:
ともかくう、その気持が悪いってのはどういうことなんでしょうね?
相談者:
ま、触ったら「気持ちが悪い」って言われるっていうかあ・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
子どもが、何かに多分、触れると、「気持ちが悪いな」とかあ
ドリアン助川:
じゃあ、なんか、その、その辺りからなんか、こう・・お嬢さんにとっても、社会というか、外側への壁のようなものが出来始めたかもしれないですね。
相談者:
そお、ですねえ・・
ドリアン助川:
んん
相談者:
でも、ま、小さい、小学校の、5,6年制のころも、学校では大人しい子、ま、友だちもいてって・・でも家帰ると、暴れたりい、
ドリアン助川:
お嬢さんが?
相談者:
する子だったんですよ
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
うん・・
ドリアン助川:
暴れるっていうのは家の中の物を壊す・・
相談者:
家の中で暴れ・・こ、うん、壊してますね
ドリアン助川:
ああ
相談者:
ガラスは割れてますし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
壁は壊れてますし
ドリアン助川:
はあー
それ小学校の頃から?
相談者:
小学校の頃から暴れてます、ま、中学校も暴れてましたけどお
ドリアン助川:
あのお、お母さんは仕事されてたわけですよね?
相談者:
あ、仕事してます
ドリアン助川:
ということは日中は居ないわけですよね?
相談者:
居ないです
ドリアン助川:
お家に一人で帰ってきて、一人でお母さん帰って来るまで待っているわけですか?
相談者:
ま、待ってます、◆#$%
ドリアン助川:
その間に暴れちゃうと。
相談者:
ていうことは無いですね
ドリアン助川:
それはない?
相談者:
アタシの顔を見て、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
何か小言を言うと暴れる・・
ドリアン助川:
あー
相談者:
はい
ドリアン助川:
母親に対して暴れるっていうことですね・・
相談者:
暴れるん・・はい、そうですね
ドリアン助川:
うーん、それ、殴られて、蹴られでもしたんですか?
相談者:
いや・・親に対して殴る蹴るはしないですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
物に当たってえ
ドリアン助川:
はい
相談者:
物が、壊れるっていうのが・・
ドリアン助川:
ふうん・・で、そういう日々があって、
相談者:
あってえ、まあ、
ドリアン助川:
でえ、ま、16歳のときに、専門学校も辞めて、
相談者:
辞めて
ドリアン助川:
で、ま、アルバイトも続かず
相談者:
はい
ドリアン助川:
あとはお家でゴロゴロという
相談者:
はい、そうですね
ドリアン助川:
うん・・
あの、今、友だちはいないんですか?
相談者:
友だちは、ま、3,4人ぐらいいるもんで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
その友だちと、二、三ヶ月に一回ぐらいは、あーの、ご飯食べたり、
ドリアン助川:
はい
相談者:
カラオケ行ったりっていうことはしてます
ドリアン助川:
あ、してる
相談者:
はい
ドリアン助川:
この家でゴロゴロんときは、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
あのお、ゴロゴロと一言で言っても色んな、時間の使い方あると思うんですけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
だいたい何をしてますか?
相談者:
昼間は寝て、夜インターネットとゲーム、ですね
ドリアン助川:
ふうん・・
相談者:
その中学校でイジメられていたことを
ドリアン助川:
はい
相談者:
今だに、言ってるんですよ。
ドリアン助川:
うん
相談者:
「わたしはイジメられて」
ドリアン助川:
はい
相談者:
「先生にもこう言われて」って、いうことを今だに言うもんで
ドリアン助川:
はい
ん、そのぐらい・・
相談者:
ちょっと、心・・心お、的には・・何かあるのかな?って・・は思いますけどお
ドリアン助川:
でえ、今は、家でゴロゴロの21歳
相談者:
ゴロゴロしてます、はい
ドリアン助川:
うーん・・
相談者:
で、結局、そのお、ゴロゴロしてることも、友だちには黙って、その3,4人の友だちと付き合ってるもんで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
自分自身も、ちょっと、こういう生活送ってるっていうことを知られるのは、ちょっと、プライドが許さないみたいで・・
ドリアン助川:
うーん・・
で、そういうとこ、割としっかりしてるんですね?
相談者:
ま、しっかりしてますね
ドリアン助川:
つまり、ちょっと今、自分が外れちゃった、生き方してるっていうのは、本人も意識してるってことですね?
相談者:
そおですね、このままじゃいけないって、まあ、働かなきゃいけないっていう気持ちはどっかにあるみたいなんですけど、
ドリアン助川:
ふうん
相談者:
結局、面接を受けるのに電話をかけないかん。
ドリアン助川:
はい
相談者:
電話をかけたら、どうやってしゃべっていいのか?分からない。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
面接するときに、何を言っていいのか分からない
ドリアン助川:
うん
相談者:
だから行けれない
ドリアン助川:
うん
相談者:
そうやって言うんですよ
ドリアン助川:
お母さんは、じゃ、膝突き合わせて、トコトン話したことはあるんですか?
相談者:
膝突き合わせて話をしたらあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
結局う、も、自分の気に障ることを言ったら、もお、大暴れされますから、この・・
ドリアン助川:
今でも?
相談者:
この年になっても、ま、気に入らないことを言うと、もう・・暴れます。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
そうすると、今度アタシ、夜中に、ワァワァ言われると、仕事行かなきゃならないもんで、ちょっと辛いもんで・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、気の障らないようなことしか言わないですけどお・・
ドリアン助川:
うーん
本人も辛いんでしょうね
相談者:
まあ、どっか、葛藤っていうのも、あるかもしれないんんですけどお・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、自分自身もこのままじゃいけないというのはどっかで思ってる、んでしょうけど、ま、やる意欲が・・ないみたいで・・
ドリアン助川:
うーん
暴れ始めたのは、小学校の頃からだって、おっしゃいましたね?
相談者:
そうですね、小学校の頃からですね
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、児童相談所に相談したりだとかあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
まあ、あまりにもやかましいもんで、近所が警察に通報したりだとかあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
交番からおまわりさんが飛んで来たこともありますしい、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
夜中に暴れるもので
ドリアン助川:
うーん
相談者:
結局、近所に迷惑ですもんでえ、
ドリアン助川:
ええ、ええ、ええ
相談者:
ま、だいたい、「殺されるう!」「殺す気かあ」って言うからあ、結局、(苦笑)近所も・・
ドリアン助川:
それは何?、どっちが言うんですか?それを
相談者:
子どもが言うんですよね
ドリアン助川:
殺さると?
相談者:
はい
だもんで、あーの、おまわりさん来て、婦人警官が来て、虐待の跡がないか?、こう、検査するぐらいな?
ドリアン助川:
はい
そういう行動、お母さん、とったことあるんですか?
相談者:
とったっていうか、ま、それは、ま、一回や二回、殴っ・・あのお、ビンタ、張ることもありますけどお、
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
そんなあ、ことは、したことはないですけどお、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
殺す気か?っていうのは、なんか、こう、口ぐせみたいにして、出てくるみたいで、
ドリアン助川:
うん・・
相談者:
アタシもいつまでも若くないし、この先、子どもどうやって、生活していくのか?っていうことを考えると、やっぱり不安になって来ますよ。
ドリアン助川:
うーん・・
相談者:
どうしたら前向きになるのかな?っていう・・
ドリアン助川:
そこの、部分ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん・・
分かりました。
では今日の回答者を紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
三石メソード主宰、作家で翻訳家、三石由起子先生です。
よろしくお願いします。
(回答者に交代)
聞かなかったけど
この母親の素行に問題があるパターンかと