亡き父の評価が180°反転、認知の母の心変わりに娘が悩む本当のワケ

テレフォン人生相談 2018年8月16日 木曜日

以前は父と一緒のお墓に入りたくないと言っていた母がアルツハイマーを患ってから逆のことを言うようになって戸惑っている。
どっちを尊重すべきか。

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女61歳 母84歳 父は1年10ヵ月前に他界

柴田理恵:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもしよろしくお願い致します。

柴田理恵:
はい、はい。えー今日はどんなご相談ですか?

相談者:
あのです、ね、

柴田理恵:
はい

相談者:
あの今、84歳になる・・

柴田理恵:
はい

相談者:
アルツハイマー病になっております母の件ん、についてなんですけれども。

柴田理恵:
はい、はい

相談者:
まだ、認知症になる前に、

柴田理恵:
はい

相談者:
実家の母と・・

柴田理恵:
はい

相談者:
わたしと・・あのお、よく・・電話で話をしておりました。

柴田理恵:
はい

相談者:
で、その話のお・・中の、

柴田理恵:
はい

相談者:
1つに、

柴田理恵:
はい

相談者:
「自分が亡くなった時には」・・

柴田理恵:
はい

相談者:
「父と同じ墓に入れないで欲しい」と。

柴田理恵:
あーあー・・はいはい

相談者:
ええ、「という事」を、「覚えといてちょうだいね」って言われたんです。

柴田理恵:
はい、はいはい

相談者:
もう・・認知症になりまして、

柴田理恵:
はい

相談者:
あの、今の、状況で、その事をもう一度、確かめえ、たりもしたんですけれども、

柴田理恵:
はい

相談者:
今となっては、

柴田理恵:
はい

相談者:
「一緒に」・・「お墓に入りたい」と・・お墓・・

柴田理恵:
あ、今は「入りたい」とおっしゃるんですか?

相談者:
「入っていいよ」って言うんです。

柴田理恵:
あ、「入っていいよ」、はい、はい、はい

相談者:
ええ。父の事も、

柴田理恵:
うん

相談者:
あのお・・「いい人だった」って。ですが、まだ、病気前の、母は、

柴田理恵:
はい

相談者:
もう結構、アハ(苦笑)、父に苦労、させられまして、

柴田理恵:
はい

相談者:
あの、色々と・・うーん、辛い言葉とかも、ま、今で言う・・暴言ですよね?

柴田理恵:
はい、はい

相談者:
そういう事とかも、たくさん、あって、

柴田理恵:
はい

相談者:
あの、少しの、DVもあったんですよね。

柴田理恵:
あー、はい、はい

相談者:
ええ、で、そういう事で、本当にあの、「あの人はもう、病気なんだよね」って・・でよく、電話で言ってたんですね。

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
でえ、あの色々な、こう愚痴とか、聞かされていまして、

柴田理恵:
うん・・うん

相談者:
ま、そういう風にあのもう一緒の・・お墓に入りたくないっていう事は・・

柴田理恵:
うん

相談者:
わたしも、納得してたっていうか・・

柴田理恵:
あー・・

相談者:
ええ

柴田理恵:
あの・・えっと、お話の途中ですけど、あなたは今、おいくつですか?

相談者:
あ・・あ、失礼しました。

柴田理恵:
いえ、うん

相談者:
はい、61歳です。

柴田理恵:
はい。
夫婦仲としても、やっぱり良くなかったって事なんですかね?

相談者:
いや、それがですね・・

柴田理恵:
うん

相談者:
あのお・・ま、表面的には・・

柴田理恵:
うん

相談者:
優しい夫?

柴田理恵:
うーん

相談者:
でえ、あのお・・そういう、こう、イメージはない・・

柴田理恵:
うん

相談者:
人でしたね。

柴田理恵:
何年ぐらい前に亡くなったんですか?

相談者:
1年10ヵ月ですか。

柴田理恵:
はあ、は、ははあー

相談者:
はい、はい

柴田理恵:
はい。じゃ、最近ですね、その、えっと、じゃお父さまがお亡くなりになった時、は・・お母さんは、アルツハイマーじゃなかったんですか?

相談者:
あ、いえ、実はですね・・

柴田理恵:
うん

相談者:
あのお、その・・前に、

柴田理恵:
うん

相談者:
父を、自宅介護してたんです。

柴田理恵:
はい、はい、はい

相談者:
で、あの、その時も、もう凄く我儘な?

柴田理恵:
うん

相談者:
横暴な・・父の、

柴田理恵:
うん

相談者:
もうホントに、あの、しもべのようになって。

柴田理恵:
うーん

相談者:
ほとんど、も、外出もままならないような?・・

柴田理恵:
うん、うん

相談者:
状態でもう、父の世話に・・明け暮れてたんですよね。

柴田理恵:
はい、はい

相談者:
ま、こんな言い方おかしいかと思うんですけれども・・

柴田理恵:
うん

相談者:
なんかもう父にマインドコントロールされてるごとくに、

柴田理恵:
うーん

相談者:
家にばかり、あのお・・

柴田理恵:
うん

相談者:
ま、閉じ籠るような?

柴田理恵:
うん

相談者:
状態になってまして、

柴田理恵:
うん

相談者:
その辺りから・・

柴田理恵:
うん

相談者:
ちょっと、様子う、が、変わって来てたんですね。

柴田理恵:
はあーあー

相談者:
あの、物お、忘れも酷く、

柴田理恵:
はい

相談者:
普通、今までの、母ではないなっていう感触は、電話とかでも・・

柴田理恵:
はあー

相談者:
あったんですねえ。

柴田理恵:
はあ、はあ、はあ、はあ

相談者:
そんな、感じで、わたし達も心配はしてたんですが、

柴田理恵:
うん

相談者:
亡くなる前に、ま、病院に入ってたんですけれども、

柴田理恵:
うんふん

相談者:
病院に、への、お見舞いの事もそれから・・えーっと葬儀の事も、

柴田理恵:
うん

相談者:
全く覚えてませんね。

柴田理恵:
・・あーあー・・その頃は、でも、ちゃんとしてらっしゃ・・った?

相談者:
ええ、あのお、それなりに、対応してたんですけれども、

柴田理恵:
あー、はあ、はあ、はあ、は

相談者:
あの、今は・・

柴田理恵:
はい

相談者:
1年10ヵ月、亡くなって経ってますけれども、

柴田理恵:
はい

相談者:
いまだに、「お父さんどうなってるの?」って、聞きます。

柴田理恵:
あーあー、なるほどねえ。

相談者:
ええー、入院しているのか?

柴田理恵:
うん

相談者:
どこにいるんだろう?っていう感じなんです。

柴田理恵:
はあー・・もうホントに・・スポっとこう・・

相談者:
ええ

柴田理恵:
なんか糸が切れたみたいになられたんですかね?

相談者:
ええ、ええー・・ええ、なんかこう・・

柴田理恵:
うーん

相談者:
ホントに・・底が抜けたって言うんですかね?

柴田理恵:
うーん

相談者:
底の部分が・・なくなってるようなんですねえー・・

柴田理恵:
うーん、なるほどお、じゃ、ご相談の内容はですね・・

相談者:
はい

柴田理恵:
えっと今、そのアルツハイマーを患ってらっしゃるお母さまが・・

相談者:
はい

柴田理恵:
あの、ま、全然しっかりしてる頃には、

相談者:
ええ

柴田理恵:
そのお、「お父さんとおんなじ」・・あの、「お墓に入るのは嫌だ」っておっしゃったけど、

相談者:
はい

柴田理恵:
今は・・

相談者:
ええ

柴田理恵:
「いいよ」、「いい人だったよ」っておっしゃると。
それでいいかどうか?って・・

相談者:
ええ、ええ

柴田理恵:
いう、お悩みでよろしいですか?

相談者:
それをどう、ええ、あのわたしは判断、すべきなのか?と思うんですけれども。

柴田理恵:
あ・・分かりました。

相談者:
はい

柴田理恵:
え、じゃ、えっと先生に聞いてみましょうかね?

相談者:
あ、はい

柴田理恵:
はい。今日の回答者の先生は、精神科医の高橋龍太郎先生です。

相談者:
はい

柴田理恵:
先生お願いします。

(回答者に交代)


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