ディスチミア、気分変調症。後先考えずに男ファーストで行動する娘35
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
はい、こんにちは
大原敬子:
あのお、今このお嬢さんのパターンって、
相談者:
はい
大原敬子:
今、すごく多いんですね
ディスチニア症候群と言いましてね、20・・
相談者:
なに症候群?
大原敬子:
ディス、ディスチニア(*)。
加藤先生ご存知だと思いますけども。
25、6ぐらいから、
(*)ディスチミア: Dysthymia、気分変調症
相談者:
はい
大原敬子:
よく、ふいに会社が来なくなったとか、
相談者:
ああ、はい、はい、
大原敬子:
それから、どんどん変わっていく、
相談者:
はい
大原敬子:
男性のところに走る
相談者:
はい
大原敬子:
多いんです、今
相談者:
あー
大原敬子:
で、これが、かどうか?を知りたいので、ちょっと伺っていいですか?
相談者:
はい、いいです
大原敬子:
お母さん、結構、子育てに無関心でした?
相談者:
いえ、そんなことないです
大原敬子:
子どもとのトラブルが起きるならば、
相談者:
うん
大原敬子:
ま、見て見ぬふりをしようとか、
相談者:
はい
大原敬子:
そういうことはありませんでしたか?ってことまず1つ聞きたいんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
ダメよ!、っていうことを・・言いたいけれども、この子は一旦こうなったら言うことを聞かないので、
相談者:
はい
大原敬子:
なんとなく、不承不承、しょ、承諾していながら、した・・してない・・してないっていう・・そういう子育てはしてませんでした?
相談者:
あー
無関心ではなかったけども、その二番目の、言っても聞かない性格だから、ま、んん、言わないっていうか、そういうのは、
大原敬子:
無関心ってのはそういうことなんですよ
相談者:
あた、あったと思います。
大原敬子:
この子を、
相談者:
はい
大原敬子:
この子をこれがダメだっていうことを、わたしは言おうと。
相談者:
はい
大原敬子:
いうことで、子どもと、関わり合っていくんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
ところが、あー、疲れちゃう、もういいわ、も、はい、わかりましたって、やってしまうことは、
相談者:
はい
大原敬子:
関心がないと同じなんですね。
相談者:
あー、そうですか、あー
大原敬子:
これが一つそうなのね
で、次にですね、お嬢さんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
ヒステリーはどうですか?
一旦言うこと聞かなかったら、も、ギャアギャア言っちゃう?
相談者:
はい、言います、攻撃型。
大原敬子:
そして、お母さんっていうのは抑えが利かない。
相談者:
自分の、言ってることにもう、段々、こう、興奮してくるっていうか、
大原敬子:
そ、うん、なるほどね
相談者:
そういう、激昂型にはなります。
大原敬子:
なりましたね。
で、次にですね、
相談者:
はい
大原敬子:
例えば兄弟いますね?何人か
相談者:
はい、はい
大原敬子:
でも、この彼女、仕事抜きにして、
相談者:
はい
大原敬子:
結構、自分がリーダーシップを握るときありませんか?
相談者:
ああ、そう、リーダーシップとりたがります。
大原敬子:
ね
で、次は、お母さんと、なんでもない関係ない話のときには、
相談者:
はい
大原敬子:
結構、この子って意外と、あたしの気持ちが分かるわっていう感じで、話しやすい。
相談者:
はい、話しやすいです。
大原敬子:
そうですね
相談者:
はい
大原敬子:
ていうことは、ん、も、これお母さんに、んん、申し訳ないんですけど、その部類に入ってるんですね。
相談者:
ああ、そうですか
大原敬子:
要するに、幼児期に良い子だったんです、一見。
相談者:
ああ、幼児期に良い子?
大原敬子:
うん
相談者:
おしゃべりしてても楽しいし、お友だちもいっぱいいるし、
大原敬子:
そうですよね
相談者:
明るいし、
大原敬子:
明るいし
相談者:
はい
あとお、
大原敬子:
お友だち・・
相談者:
コミュニケーション・・あの、
大原敬子:
うん、もう取れると思ってるでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
それをしなければ自分が生きてなかっ、生きなかったらね、いけないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすると、このお嬢さんが、全部、職場放棄って分かるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
職場放棄は、
相談者:
はい
大原敬子:
表面的には、◆#$%いくんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ある日ね、
相談者:
はい
大原敬子:
「君これやってくれないか?」って言った時に、
「出来ない!」って思ったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
元々が、お父さん、お母さんが、求めていた自分ではなかった自分ですからね、
相談者:
はい
大原敬子:
だから、職場でもそうなんです。
すと、「どうしようか?この仕事を」と思うと、
相談者:
うん
大原敬子:
全部捨てて逃げちゃうんです
相談者:
あー、はい、はい
大原敬子:
それは見事に断ち切るように。
相談者:
ああ、はいはい
大原敬子:
怖いから
相談者:
はあ、ああ、はい
大原敬子:
知らない、知らない、知らないぃ、で逃げて行ってる、行ってしまうんです。
相談者:
ああ、はい
大原敬子:
だから、この子の、こういうタイプの特徴は、知らない、知らない、分からなあい!ってことが多いんですね。
相談者:
あー
大原敬子:
あとはもう、
相談者:
はい
大原敬子:
そのまま、飛び出しちゃう。
相談者:
はい
大原敬子:
飛び出すときは、夜も昼も関係ないです。
相談者:
ああ、はい
大原敬子:
そして
相談者:
はい
大原敬子:
お財布、無くても飛び出しちゃう。
相談者:
ああ、はい
多分、そうだと思います
大原敬子:
そうでしょ
相談者:
はい
大原敬子:
準備がないんです。もう、飛び出そおうーと思うと飛び出しちゃうんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
これ今、多いんです、こういう子、お嬢さんが。
相談者:
へえー
大原敬子:
このタイプは、
相談者:
はい
大原敬子:
わたしじゃ(が?)ないんですよ
相談者:
ああ
大原敬子:
お母さんが、お父さんが、みんなが悪いっていうふうに、
相談者:
ああ、はい、はい
大原敬子:
人に持ってってしまうんです。
相談者:
ああ、はい、はい
大原敬子:
これが特徴なんです
相談者:
はああ
大原敬子:
だから、わたしじゃ(が?)ないんです。
わたしもこうして逃げたのは、わたしじゃなかったの。
相談者:
はい
大原敬子:
お父さん、お母さん
相談者:
そうです
大原敬子:
そ、そ、やっぱりそうですか。
それ、よんだ(?)人、平気・・
あなたたちがいけないんんだと。
相談者:
あ
大原敬子:
わたしがこうしたのは、えー!あなたたちじゃないか。
相談者:
はい
大原敬子:
と、お父さんもお母さんも、え?、いつの間にかわたしたちになっちゃったの?って言うんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
の子は自然に、自分たちの悪かったように持っていってしまうのが、このタイプです。
相談者:
はあー
大原敬子:
で、なぜか?って言うと、
相談者:
はい
大原敬子:
一番不思議なのは、お母さんにね?、先ほど、
相談者:
はい
大原敬子:
無関心ではなかったですか?、ってわたし言いましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
その無関心ってのは、その加藤先生、まさにおっしゃった、同棲です。
相談者:
はあ
大原敬子:
同棲も、えー、良くないのに、と思っても、
相談者:
はい
大原敬子:
この子がうるさくなったら手に負えないから
相談者:
はい
大原敬子:
ま、いいかなと。
相談者:
はい
大原敬子:
で、所詮、結婚すればいいわってに、思って許したんだと思うんですね。
相談者:
あー、はいはい
大原敬子:
そうすると、こういうタイプは、本来は、お父さん、お母さんはすごく恐れてる子なんです。
相談者:
あー
大原敬子:
と、ある日突然、お父さん、お母さんが、絶対、これを許さないと思うことを、お父さん、お母さん、許してしまったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
牙が出るんです。
「アレ?」「なあに?」「なんでアタシ」
学生時代に、お父さん、お母さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
怖いと思ったから、わたしこうしてたけども、
「ええ?」「なんだ、簡単に乗ってしまう・・」
わたしが今まで描いていた、怖いお父さん、お母さんは、どこに行ったのか?と思った時に、怒りが出るんですね。
相談者:
あー
大原敬子:
そして、好きなことやり出すんです。
どんどん、どんどん
エスカレートしていくんですよ、どんどん
相談者:
はい、そうですね
大原敬子:
そうです
相談者:
はい
大原敬子:
だから、お父さん、お母さんが、今、電話云々って、なんてことない。
相談者:
あー
大原敬子:
降参してしまって、もっと・・ね?
相談者:
うん
大原敬子:
苦しんだ方がいいわって。
わたしはこんなに苦しんだんだって言うんですよ。
相談者:
うん、はいはい
大原敬子:
このタイプは。
相談者:
あー
大原敬子:
ですから、もお、もし、これが合っているならばですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
今、聞いていますと、同棲して、別れて、
相談者:
はい
大原敬子:
結婚して、別れて、二年目に、辺りで今の人、出たって言うんですけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
わたし、切れていないと思いますよ。
ずるずるずるずるってつながってるんです、全部。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
で、嫌になったこと切り替えて言っちゃうんです。
相談者:
あー、はい
大原敬子:
だから、また元に戻ってきます。
相談者:
・・
大原敬子:
そのとき、戻ってくる時に、
相談者:
はい
大原敬子:
一般的には、
相談者:
はい
大原敬子:
や、きっと、こんなことしてね?
相談者:
はい
大原敬子:
お父さん、お母さん、申し訳ないだろうなとかね、
相談者:
はい
大原敬子:
会わせる顔がないと思いますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
だって、わたしをこんな苦しめたのお父さん、お母さんですもの。
相談者:
あー、はい、はい
大原敬子:
だから、堂々と帰ってきます。
(苦笑)ほんとに。
相談者:
あー
大原敬子:
お母さんからすると、「え?、あなた、よく帰ってこれるわね」
ってあなた思います。
相談者:
はい
大原敬子:
お嬢さん、
「もっと、ちゃんと、歓待しなよ、わたしを」って。
相談者:
あー
大原敬子:
「苦しんだのよ、あたしは」って帰って来るんです。
相談者:
あー
大原敬子:
このズレが怖いんです。
相談者:
あー
大原敬子:
それ、お母さん理解すれば、
相談者:
はい
大原敬子:
「あ、おかえり」
「元気だったの?」
で、いいじゃないかしらね?
相談者:
あー
大原敬子:
これからどうすれば?何も言わないことです。
相談者:
あ、これからどうすれば?とかは言わない?
大原敬子:
お嬢さんの方が、もっと違う世界からあなたたちを見てるってことです。
だ、まったく違う世界なんです。これ
相談者:
あー
はい、なんとなく分かります
大原敬子:
ですから、
相談者:
はい
大原敬子:
今日の相談ですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
ご心配なさらずに、
相談者:
はい
大原敬子:
ただ、「あっ、結構、子育てで、」
相談者:
はい
大原敬子:
「何が原因かな?」ってことだけは、お母さんが、理解してあげること?
相談者:
あー、はい、分かりました
大原敬子:
だと思います。先生いかがでしょうか?先生お願いします。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
すごく難しい回で
意味のある相談だと思います