（回答者に交代）

高橋龍太郎：
あ、高橋です、よろしくお願いします。

相談者：
すいません、お世話になります。

高橋龍太郎：
えー、お酒は毎日、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
それだけ飲んで、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
前日・・どんな事、喋ったか？っていうような事、あんまり覚えてないっていうような事はないんですか？

相談者：
多少はあります。

高橋龍太郎：
多少っていうのは・・酔い潰れるまま寝ちゃって、終わりの方は何喋ったか？よく覚えてないっていうような寝、寝方をしちゃってるって事ですか？

相談者：
そう、ですね。

高橋龍太郎：
んー。前はどうやって寝てたんですか？お酒飲んで。

相談者：
同じような飲み方してたんですけど、

高橋龍太郎：
ええ、ええ

相談者：
現場が変わってからあ、

高橋龍太郎：
うん

相談者：
ちょっと・・記憶でないのが多いような気がしますけど、自分で。

高橋龍太郎：
記憶がないのが増えちゃった？

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ふうーん・・で・・早く寝ちゃえばいいのにい・・寝ないで・・ぐにぐに、ぐにぐに色んな・・えーストレス発散のような、言動を色々やっていて、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
でも、それをあなたは覚えてなくて、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
他の人は、それをずっと見てるわけですよね？

相談者：
そうですね。

高橋龍太郎：
ふうーん。それで・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
睡眠は十分取れるんですか？

相談者：
今は、だもんで、お酒を減らすために、

高橋龍太郎：
うん

相談者：
睡眠導入剤い、もらって・・とっとと寝るようにしてますけど。
「酒飲んどるとこは嫌だ」って言われた、も・・ものですから。

高橋龍太郎：
ふうーん。で、お酒の量はどれぐらい減ったんですか？

相談者：
んー・・半分ぐらいになったと思うんですけど。

高橋龍太郎：
うん・・例えばビール２リッター、２リットルから３リッターとあと焼酎って・・それだけ飲まなきゃ・・なんない理由は何でですか？

相談者：
んー・・何でですかね？・・昔から・・結婚・・

高橋龍太郎：
これが何年ぐらい続いてるんですか？

相談者：
もう・・２０年。

高橋龍太郎：
２０年ぐらいね？

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ふうーん。ま、お酒っていうのはホントに、個人差があって、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
大量に飲みながら、生涯を、普通に全うした人もいれば、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
その半分ぐらいの量で１０年でアルコール依存症になって、も、廃人同様になっちゃう人もいるし、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
色々ですけれど。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
お酒飲みながら、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
自分の、記憶がなくなっちゃう事をブラックアウトっていうんですけれど、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ブラックアウトが、どんどん、どんどん増えて来ると、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ま・・家族、とも亀裂、もしくは・・勤務状態に、大きな変化が出て来て、問題飲酒っていうんです。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
で・・仕事の方で、何かミスがあるって事はないですか？

相談者：
は（わ）ないです。

高橋龍太郎：
ふうーん・・じゃあ、まだギリギリかな？

相談者：
はい

高橋龍太郎：
自分の思うようにならないような・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
自分のストレスを、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ずーっと、酔いながら、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
巻き散らしてたら・・それを聞いてる家族としてはどんな気持ちになると思いますか？

相談者：
いや、ストレスがあると思ってなかったんですよ。

高橋龍太郎：
おお

相談者：
家（うち）で、そう、愚痴を、家族の前で言った・・（苦笑）ことがないんですよね。

高橋龍太郎：
ない？

相談者：
はい

高橋龍太郎：
んでえ・・ないのに何で家族は・・嫌がるようになったんですか？

相談者：
うーん・・何でですかね？

高橋龍太郎：
だって２０年間同じスタイルでお酒を飲んで来たんでしょ？

相談者：
はい

高橋龍太郎：
うん。や、だから・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
えー、２０年間・・ずっと我慢してたら、５人も子ども、お子さんが出来ないわけだから。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
少なくとも最近になって、あなたの、お酒の飲み方に、

相談者：
変化があったんでしょうね。

高橋龍太郎：
うーん。変化があったんですよね？

相談者：
ですよね？

高橋龍太郎：
うん。だから、そのブラックアウトって、あなたが、思い出したくない時に、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
奥さんが愛想を尽かすような、色んな言動をしたって事ですよ。

相談者：
あーあ

高橋龍太郎：
アルコール依存症って、積算なの。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ちょうど堤防が壊れるようにどんどん、どんどん・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
脳が、ダメージを受けた物が表面化するだけで。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
何で今、突然、おんなじ・・お酒を飲み方してるのにみんなで問題にするんだよっていうように・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ある日気付くんですけれど、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
それが問題飲酒って事なんです。ブラックアウトとか問題飲酒って事なんです。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
で・・それを・・もし、止めようとしたら・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
で、お酒を・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
出来るだけ減らす。もしくは、可能であればお酒を止めるっていう事が一番ですよね。

相談者：
あーそうですね。

高橋龍太郎：
うーん、で、睡眠薬をー・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
使うのは、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
原則、酒を飲まないで使って下さいって書いてあるんですよ。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
お酒を飲んだ上に睡眠薬を使うと、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
睡眠薬への依存性も・・っていうのは、どんどん効かなくなって来るので、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
薬の代謝が早くなって。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
両方の依存性が増すっていう風に言われているの。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
だから・・さっき聞いた、ビール２リ・・２、３リッターと、焼酎飲むっていうのの半量で、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
睡眠薬使うと、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
少しずつ・・脳がダメージを、受けるっていうー・・ことが、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
むしろ、進行しちゃう事になります。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
だから睡眠薬、飲んで寝るんだったらば、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
お酒の量も、５分の１ぐらいにしなきゃなんないし、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
出来れば、お酒なしで・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
睡眠薬だけで寝る方が、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
ずっと、健康って事になります。

相談者：
そうですね。

高橋龍太郎：
うん・・で・・あなたは、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
お酒で、ストレスを発散したい・・ことが、望む事なのか？

相談者：
はい

高橋龍太郎：
奥さんとの仲を取り戻して・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
家族と、一緒にこれから生きて行きたいのか？、今、選択を迫られてるって事だと思いますよ。

相談者：
そうですね。

高橋龍太郎：
うん。そしたらば・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
もし、家族を選ぶ、奥さんを選ぶって事であれば、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
むしろ、中途半端な・・

相談者：
はい

高橋龍太郎：
酒量を減らして、ただ寝るだけって言ったって、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
それは家族には、マイナスがゼロになるだけで、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
プラス点にはならないけれど、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
いや、もうこの間（かん）の酒の飲み方について反省して、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
「自分は酒を」・・「止めるので」・・「生まれ変わった自分を見てくれよ」って事であれば、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
それは、マイナス点がプラス点に変わると思いますけど。

相談者：
はい

高橋龍太郎：
その、積極的に、アルコールを止めるっていう方法を、

相談者：
はい

高橋龍太郎：
選ばれた方がいいと思いますよ。

相談者：
はい分かりました。

（再びパーソナリティ）