何を話しても自分のことに引込む80歳の母親に小さい頃を思い出してイラッ
(回答者に交代)
三石由起子:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは、お願いしまーす。
三石由起子:
お話聞いててさ、
相談者:
はい
三石由起子:
なんーて素直な娘だろうと思いました・・
相談者:
いや(苦笑)
三石由起子:
あたし、あなたのこと。
相談者:
(苦笑)いやわたしは・・
三石由起子:
すんごいあたし驚いてるんだけど。
相談者:
すっごい、キツいです、でもわたしは。
三石由起子:
い・・いやいやあのお・・母親とね?・・娘としてね?・・なんてこう、仲良しっていうかさ。
相談者:
(苦笑)
三石由起子:
いや、わたし、お、あなたね?、それ気がついてないとこが凄いと思うんだけど。
81歳ですよ、お母さん。
相談者:
そうなんです。
三石由起子:
ね?、あなたは55歳ですよ?
相談者:
そうです。
三石由起子:
普通はねえ?
相談者:
うん
三石由起子:
81歳の母親にい・・
相談者:
はい
三石由起子:
自分の愚痴を聞いてもらおうとか・・
相談者:
はあい
三石由起子:
相談しようとか・・
相談者:
・・ああー
三石由起子:
ちょっと報告しようとかって電話しない。
相談者:
・・ああー・・
三石由起子:
分かる?
相談者:
なんかね?
三石由起子:
うん
相談者:
寂しい、あの・・母はあ・・
三石由起子:
うん
相談者:
何ていうかなあ、凄く・・寂しく・・育った、人なんですね。
三石由起子:
うん、ま、いいよ、お母さんの事はどうでもいいけど、
相談者:
あはは(苦笑)
三石由起子:
あなたの事を言ってんだけどさ・・
相談者:
はいはい、はい、そうですね、はい
三石由起子:
普通はねえ?
相談者:
ええ
三石由起子:
この81歳の・・
相談者:
はい
三石由起子:
母親に対して・・
相談者:
はあい
三石由起子:
相談を持ちかけたり・・対等に話をしようとしないわけよ。
相談者:
あーあー
三石由起子:
で、わたしが凄く関心するのは、
相談者:
はあい
三石由起子:
まずあなたが電話掛けてるわけよ、お母さんにね?
相談者:
そうなんですよ。
三石由起子:
それで・・
相談者:
はい
三石由起子:
対等に話をしようとしたり・・
相談者:
はい
三石由起子:
相談しようとしたり、してるわけよ。
わたしこれが凄いなと思ったの。
相談者:
はあー
三石由起子:
これって、娘としてえ・・母親に対する甘えなのよね。
相談者:
あーあー
三石由起子:
で、凄くいい関係なんだろうなあと思ったのね。
相談者:
・・ああー
三石由起子:
うーんだからね?
相談者:
はい(苦笑)
三石由起子:
普通はね、親に解決なんかしてもらおうと思わない、ん、だけ、ど、
相談者:
あ、はいうーん
三石由起子:
ね、それがね?
相談者:
はい
三石由起子:
それがね?あなたが・・
相談者:
はい
三石由起子:
自分で気がついていない・・素直な娘だなってわたしが関心するところなんですよ。
相談者:
ああー
三石由起子:
ママと、五分五分でね?、力を拮抗させてさ、
相談したり・・話をしたり、しようとしてるのに、向こうは向こうの話(はなし)しかしないって・・あのね、そんなの当たり前だって、81歳の。
相談者:
あ(苦笑)
三石由起子:
ンフフフフフ(笑)
相談者:
フフ(苦笑)
三石由起子:
でね?・・で、わたし笑っちゃったんだけどさ、
相談者:
はあい(苦笑)
三石由起子:
だからね?、なんと素敵な娘だろうってまずわたしそれをね?、わたしあなたを褒めてあげたいしね、
相談者:
いやあ、ありがとうございます。
三石由起子:
いやそれが、うん・・
相談者:
はい
三石由起子:
それがね?今、ずうーっと続いてたらね、大したもんだよ?
相談者:
ああー
三石由起子:
だからいつまで経ってもあなたのお母さんが若いの。あなたの心の中でね?
相談者:
ああー
三石由起子:
だから81になってないわけ。
相談者:
ああー
三石由起子:
そしてあなたも自分の中で55じゃないのよ、娘なのよ。
相談者:
ああーでも・・
三石由起子:
だから・・も・・
相談者:
はい
三石由起子:
拮抗して話をしようとしてるじゃん。
わたしこれ、うんと大事だと思うよ、例えばね?、子どもを育てる・・ときもね?
相談者:
はあい
三石由起子:
上から目線でえ、「あー、あー」「いいわ、いいわ」とか、そんなじゃね?、やっぱり子どもって育たなくてさ、
相談者:
はあい
三石由起子:
2歳の子どもと本気で喧嘩するような・・親でないと・・
相談者:
はあい
三石由起子:
あの、まともな幼児教育って出来ないのよ。
相談者:
あああー
三石由起子:
それ、それをねえ?・・
相談者:
はい
三石由起子:
あ、思った時にね?
相談者:
はあ
三石由起子:
81歳のですよ・・
相談者:
(苦笑)
三石由起子:
後期高齢者に対してね?
相談者:
ハハハハ(苦笑)
三石由起子:
「こーいつ、自分の話(はなし)ばっかりしてイライラする」とかね?・・「よくこんな」あの、「憎たらしい事が言えるもんだ」ってさ、
相談者:
あそう・・
三石由起子:
腹を立てる娘素敵!
だからね・・せいぜいイライラしてさ・・今度イライラしたらさ・・
相談者:
アッハハハハ(笑)
三石由起子:
あ、わたしがあ・・まだお母さんにこんな事求めてんだなとか・・
相談者:
ああー
三石由起子:
まだ対抗しようとしてるんだなとかさ、
相談者:
あ、そう、ちょっと・・
三石由起子:
そんな風にちょっと思ってみたら?
相談者:
そうですね。
三石由起子:
うん、「直せ」って言わないから。
相談者:
そ、それが・・
三石由起子:
わたし、イライラしてて欲しいわ、ずっとお。
相談者:
いや、いや(苦笑)
三石由起子:
いやいやいや、あの・・うん、あの、他所から聞くとそういう感じよ?、わたしなんかは。
相談者:
ああー
三石由起子:
うん
相談者:
もう・・
三石由起子:
うん
相談者:
ああ
三石由起子:
だからね?
相談者:
でも、ああ・・
三石由起子:
普通の・・
相談者:
うん
三石由起子:
お婆ちゃんで、あって欲しいっていうのは間違いです。
相談者:
・・わたしが普通・・
三石由起子:
そうです。
相談者:
ん、はい(苦笑)
三石由起子:
あなたが、普通の55歳になったら・・
相談者:
な、れ、ば・・はい
三石由起子:
庇えるんだよ。
相談者:
ああ、なるほど。
三石由起子:
うーん、うーん
相談者:
はい、そうですね。
三石由起子:
でも素敵だからやって。
今井通子:
フフ
相談者:
いや
三石由起子:
アハハハハハ(笑)
相談者:
(苦笑)いいです。
(再びパーソナリティ)
あははは。
ケンカできていいねぇー。
私50前、いまだ母に凍る。母に一つ文句言ったら、即、精神病んでる扱いされる。
幼児から抑えつけられ、思春期には女としても踏みにじられ、我が子ができたら母親としても失格扱い。
今は、我が子には、抑えつけないで、幸せに育ってほしいと、必死。
自分は恐ろしくてできなかった反抗期を、こども達は普通に私に反抗するんだもんねー、うれしいけど、ちょっとだけ複雑な心境。
もう、自分と母との関係はどうにもなんないから、せめて連鎖を防ぎたい一心。
いいなあ、母とケンカしてみたかったー
ああ、聞いていてこちらまで素直で親しい、気安く優しい気持ちになった。
こんなステキな回もあるんだなあ。
でもご本人はご本人なりに、小さい頃から苦しんだり耐えたりしていたんだと思う。そして、未だにイライラしてるけど、それでも母を愛していて、そのことを自覚してちゃんと受け入れてる。
自分の気持ちを認めている人の話は、赤の他人でも、聞いていて心を寄せることができる。自分も自分に素直になって、誰かを好きな気持ちを肯定できる。
そんなことを考えた回でした。
先生方に軽くいなされた感はありますね。
モノは考えよう的な・・・
この相談者のイライラはもっと深刻かも。
相談者の気持ちが良く理解出来るので。
これからお母さんが歳をとって、自分ではなんにも出来なくなって介護が必要になったら、自然に関係が変化してイライラが少なくなるかも。(イヤ、多くなるかも?)
私の場合は 口を開けば愚痴と悪口ばかりの母に嫌悪以外の気持ちを感じた事がなかったし、一生心が通じ合うことも無いだろうとあきらめていました。
ですけど、時が過ぎて今100歳に近い母を引き取り、自宅介護が始まり変化がありました。母は認知症も軽く、他者への攻撃的態度も健在ですが、それ以上に良い面も発見しました。自分でも信じられないのですが、お互い感謝しあえる仲になりました。
膨大な介護の負担と引き換えに・・ではありますが。
関係は変化しますよ。良い方に変化しますように。
よくある女親と娘の軋轢
相談者は真剣でも本当に追い詰められてたり酷い虐待を
受けてる人はこんな思いにはならない。
未だ親を見ると吐き気をもよおす人もいるから。
先生が言うように幸せだ。羨ましいなぁ。
遠回しに叱られてると思うんだけど・・三石先生に
あと、呆れられてまともに取り合ってもらえてない?
素直ですね~って”幼稚”と似たようなもん
三石先生は
結局、当人以外が不幸にならない問題は
どうぞおやんなさい。
これすき