兄を失い自殺願望を口にする息子に寄り添ったつもりが最悪だった母の一言
テレフォン人生相談 2019年1月11日 金曜日
次男が小学低学年の7年前に長男が事故で亡くなる。
高1の次男は通学の満員電車でパニックになり、車でおくるものの校門の前で引き返す。
自殺を口にし、SNS等にも書き込む。
早世した兄を思うと笑ったり楽しんだりする自分に罪悪感を持つらしい。
女友だちが心配して先生に報告し、学校から連絡を受けた。
相談者が一緒に弱音を告げたところ、次男の期待する言葉とは違ったもよう。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女51歳 夫53歳 次男15歳(高1) 7年前に中1だった長男が他界
今日の一言: 自分の心の中を告発する。この癒しの力は大変なものです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
&#△%、はい・・51歳です。
加藤諦三:
51歳。ご主人何歳ですか?
相談者:
53歳です。
加藤諦三:
53歳。お子さんは?
相談者:
15歳・・
加藤諦三:
はい
相談者:
高校1年生の、息子です。
加藤諦三:
どんな相談ですか?
相談者:
息子お、が、えーと昨年から・・
「自殺」う、「したい」と、ん、嘆い・・時々、学校行ったり、行かなかったりで、高校も無事い、入学、できたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
休ん、だり、してます。
加藤諦三:
高校生活は全体としては・・ごく普通に、スタートしてるんですか?
相談者:
電車の、ラッシュで・・
加藤諦三:
あ・・
相談者:
パニックになり・・
加藤諦三:
はいはい
相談者:
高速を使って・・
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、乗せてってます。
過呼吸でえ・・で、その日は何とか学校まで行ったんですけれども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
保健室で、休みに行ったって事で、
加藤諦三:
うん
相談者:
で・・すぐ病院で、お薬をもらったんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱりちょっと自信がないという事で、
加藤諦三:
うん
相談者:
行きだけ、送って行きまして、帰りは、自分で帰って来ます。
はい
加藤諦三:
先年から、「自殺したい」、「自殺したい」と、ま、要するに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
中学校の頃からですよね?、言い出したという事ですけれども。
相談者:
そうですね、はい・・はい
加藤諦三:
月に1回や2回、そういう事をよく言うのか?
相談者:
7年前に・・
加藤諦三:
はい
相談者:
当時中1だった兄がいまして・・
加藤諦三:
はい
相談者:
交通事故で・・
加藤諦三:
はい
相談者:
亡くな・・ったんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それがきっかけで・・
自分が幸せに、なっちゃいけないとか・・自分が・・少しでも、笑顔でいると、あとになって自己嫌悪に陥るとか・・
そう、いった事を中3になって・・あの、感じ始めまして、
加藤諦三:
うーん、うん
相談者:
で、一度、「死にたい」っていう事をわたしに・・言ったものですから・・
加藤諦三:
んはい
相談者:
ま・・わたしも、ちょっと気が動転してしまって・・
加藤諦三:
はい
相談者:
「あなたが死ぬなら、わたしも、一緒に死ぬから」って言ってしまった事が、
加藤諦三:
うん
相談者:
頼りになる・・力強い言葉が欲しかったようなんですけれども・・もうこんな母親は・・も、相手にならない、という・・気持ちになって・・
加藤諦三:
はい
相談者:
それから、あの、SNSとかに、よく・・
「死にたい」「死にたい」と言ったり、
加藤諦三:
はい
相談者:
気が許せる、女友達がいまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
その子に、依存するんですね。
「死にたい」、「今から死ぬ」とか。
そういうのをわたしは学校の先生から聞いて知ったんですけれども。
加藤諦三:
学校の先生が言うと、要するに「気の許せる」・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、「女友達がいるんですよ」という事を、あなたが聞いたという事ですね?
相談者:
・・ん、その子から「『死にたい』っていうのを聞いたから」・・「止めて下さい」みたいな感じで、学校から連絡を受けた、んですけれども。はい
加藤諦三:
そうすっとこの「死にたい」っていうのは・・
相談者:
わたしの前では言わないですが、なんか頻繁に、あの、SNSでは、
加藤諦三:
ええ
相談者:
「今日死ぬ」・・とか、言っているそうです。
加藤諦三:
あなたがさっきですね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
「わたしも一緒に死ぬから」・・
相談者
はい
加藤諦三:
と言・・ったと。
相談者:
はい
加藤諦三:
そしてその時に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
息子さんは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
こんな母親・・に、頼れないというか・・
相談者:
はい、はい「お母さんはあの時からもう信用してない」っていう感じで。
加藤諦三:
あ・・「信用してない」と言った。
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
「『一緒に死ぬ』なんて、そんな親がいるか」みたいな、感じで言われてしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
それからわたしには、言わない。
加藤諦三:
お父さんは、おと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
つまり、あなたの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人は、なんて言ってるの?
相談者:
はい
「本人に、もう」・・「任せるしかない」とは言いますが、
加藤諦三:
はい、と言・・
相談者:
車で・・学校の門まで行ったんですけれども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱ行けれないって事で帰って来たんですけれど、主人は、
「門まで行けただけでも」、「着替えて行っただけでも」・・「それだけでもいいから」って言って慰めて、
加藤諦三:
ええ、はい
相談者:
行ってしまえばいいんですけど、行く前が、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・えー、完璧主義でプライドも高くて、に・・2日休んだ事で勉強が・・ちょっと遅れて分からないと。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで宿題も、課題も、い、やってない。
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうのでもう、気が、いっぱいいっぱいにな・・ってしまうんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
それは、兄が亡くなる前からそういう・・性格なんですけれども。
加藤諦三:
お兄さんの事を・・どうしても長男だから大切にしたとか、そういう事はあるんですか?
相談者:
長男は・・病気があったものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
心配でえ・・
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
今思うと・・わたし・・次男の事をほったらかしにして・・
加藤諦三:
うん
相談者:
長男に目を向けてたような気もしまして。
加藤諦三:
ん、うーん
相談者:
で・・次男は、こ、癇癪(かんしゃく)持ちなん、ですけれど、長男は、天真爛漫な性格だったんですね。
加藤諦三:
・・とまあ・・次男と、そ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
するとやっぱり、どっかで面白くない、っていうのは・・
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
それは、ありますよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん
相談者:
それが、も、痛いほど分かって来てえ・・
加藤諦三:
あはい
相談者:
「寂しかったねえ」っていう話をこの前も、話し合った時にしたんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、「うん、うん」って言って終わっただけなんですけれど。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はいー
加藤諦三:
それで・・今日のあなたあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
の相談というのは、どう対応していいか?っていう事ですか?
相談者:
・・そうですね。あとその女んー、の子の友だちを・・凄い振り回してるんですね。それをわたしい、に向けてくれたらいいなと思うんですけれども。
わたしとしてはその女友達い、に迷惑掛けてるのが、申し訳ないのと・・
加藤諦三:
はい
相談者:
あと、本人も、希望を持って・・生きて行って欲しいなという思い・・なんです、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあのスタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので・・
相談者:
はい、はい・・はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
大原先生の回答の時の、このお母さんの考えていることがよくわからない。
一緒に死ぬ、なんて、なんかドラマのセリフみたい。
死にたいのは、お母さん本人かな?
長男の死で精神的に疲弊してるのか、いい親の仮面かぶってるのか、愛情がないのか、周りから次男の自殺願望を言われて困ってるのか、何なのでしょうか?
こどもの死の辛さは知ってるはずなのに、なぜか他人事に見える。
学校なんてどうでもいいじゃない!
お母さん、「死ぬな、生きて」とは絶対言わないんだね
息子さんが一番言って欲しい言葉なのに
大原先生の言う事よくわかるんだけど、違うと思った点は「お母さんは、子育て間違えたのかしら?」「悲しい」
なんて言われたら、ふざけるなって思うな。
俺こんなに辛いのに、悲劇のヒロインぶるなって。
私とは違うけど、両親特に父親に叩かれたり蹴られたり、髪の毛持って引き摺り回されたりした身としては、子育て間違えたかしら?
なんて言われたら怒りがある。
体罰して育てたから、こんないい子になったって言われたんだけれども、それも怒りだったから。
子育て間違えたかしらじゃなくて、あなたには小さい時に辛い思いさせてしまった。のがいいと思うんだけどなぁ。
でも自分の長男が亡くなってしまって、次男まで死にたいなんてSNSや友達に言ってたら、尋常ではいられない。
自分の子供が亡くなるって想像しただけで辛くなるのに、このお母さんは長男を亡くしてその辛さをを経験してるんだもんね。辛いよね。
長男亡くして相談者自身も死にたいと思っていて出た言葉かもしれないし
この言葉を聞いてこの次男は「こんな親信用できない」って思ったかもしれないけど
「母も自分以上に辛いのかもしれない」と気付ける子もいるはず。
親としてはどんなときもその子に見合った言葉をかけてあげれればベストだと思うけど現実それはなかなか難しい。
この次男にとっての自殺願望を払拭させる答えってなんだったんだろう
カノジョ?がいることがすごい!
意外とイケメンだったりして。
自殺願望者のなかでは勝ち組だよ(笑)
彼女に死にたい!って
少し前の構ってちゃんみたい
たとえ兄が自死しても堪えて親を思いやる子もいるし
良くも悪くも次男の性格なんだろうね
ただ大原先生の回答って決めつけられて時々訳分からなくなる。
大原先生15分の中でうまくやってると思うよ。
訳分からなくなるのは読み手の力量不足。
俺の中ではマド愛先生と二大先生。