勉強は七難隠す。見過ごされたSOS。息子自ら適応障害を宣言し不登校
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こ、こんにちは、お願いします。
大原敬子:
今あの、お話を伺っていてね・・叫んでるんです、お子さん。訴えてる。
相談者:
は、(泣)はい
大原敬子:
子どもがね?
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さん、疲れたあ」って言った時・・
相談者:
はい
大原敬子:
それから、「お母さん、もうこれしたくないよお」って言った時、
相談者:
はい
大原敬子:
「放っといてくれよ!」って言った時、
「あんたなんか邪魔だよ!」って言った時、
相談者:
はい
大原敬子:
親はその時に、言葉の奥のものを、理解出来るだろうか?って事なんです。
相談者:
・・
大原敬子:
たぶん、「あらやだ」・・「何よ、今までお弁当も作ってあげたのに」とかね?
「こんな言葉言うの?」って、言っ・・と、取るお母さんが、多いんじゃないかと思うんですね。
あなたはどうでしょうか?って事です、
相談者:
・・あはい。わたしもそうだと思います。
大原敬子:
そうですか。
もう一つはね?・・子どもの食事を見てない親が多いんですね。
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
例えば、すっごくしょっぱい物欲しがったり・・とてつもなく辛い物欲しがったり、
スナックだけを食べるって方、
或いは、ジュース類を飲む子、
そこにもその子どもの心があるんです、実は。
相談者:
はい
大原敬子:
もう一つはですね・・男の子の場合、特に多いんですけども。
鼻の上にですね?
相談者:
はい
大原敬子:
赤あ、く、なってしまったり。ニキビが出た時、
相談者:
はい
大原敬子:
も、これ、すごいSOS、Sなんだけど、親は、
「あら、吹き出物ね」で終わってしまうんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
そして・・
「今日学校で何かあったの?」って、「なんでもないよ」って、親は見てないんですけども。
子どもの、ほっぺを見ると分かるんです。
普通の顔がすうーっとどちら側、左側が恐怖なんですけどね。
相談者:
はい
大原敬子:
青い筋が出て来るんです、すうーっと薄っすらと。
相談者:
はい
大原敬子:
で、右側は・・不貞腐れてる時なんです。
淡あ、く出るんです。
それを親は見ているだろうか?って。
相談者:
・・
大原敬子:
次、口内炎です。
口内炎、恐れ、心配、恐怖なんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
でも、子どもは自分が、恐怖と分からないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから身体に出るんですよね。
相談者:
・・はい
大原敬子:
こうして、考えると、わたし達は子どもを見て、あ、学校行けない、悪い。
つまり、親の・・価値観?、自分が今まで生きて来た価値観の中で、
相談者:
はい
大原敬子:
子どもを勝手に・・自分たちが判断して・・自分ん、の、思惑の通りに、動かなくなると・・親は、「何かあったんだ」、
「何か病気なんだ」って、決めてしまうんです。
相談者:
はい。ああ、はい
大原敬子:
もっと言うと、ほとんどの、親が、あなた達が、だけじゃないですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
子どもが一生懸命勉強しました。
或いは、子どもが一生懸命お掃除しました。
相談者:
はい
大原敬子:
その瞬間は「すごいわねえ」って褒めるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
3日しました。
そうすると、それは、「あ、こんなもんだ」って。
「これがこの子は好きでやってるんだ」ってふうに、親は勝手に思ってしまうんです。
相談者:
はあ
大原敬子:
「あの時に、『え?、すごい』って褒めてくれたんだけど、今日一週間でしょ?、褒めてくれないよねえ・・なあんだ・・止めようかなあ」って思った時に親が・・
「どうしたの?」・・「いつもやってるのに」、「あなた最近、怠けてるわよ」って言うんですよ。
相談者:
・・ああ
大原敬子:
そうすっと子どもは、「もう止めた」・・「なんだこれ」って思ってしまうんです。
子育てっていうのは・・
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
子どもが始めた時に褒めますね?
誰でも褒めます。そうですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、次に、「あら、3日も続いた」って時に、「頑張ってるね」っていう、エールが欲しいんです。
相談者:
・・うーん
大原敬子:
そして、1週間、2週間になるとしなくなります。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっと、今日これお母さん、例えばお掃除の場合ですね?
「お母さん、やっといた」・・「今日繋がったね」、「点々点々、アリさんじゃないけども、小ちゃな毎日を続けて行こうね」って。
「明日はやってみてごらん」って言うと子どもはね?、「あ、やっぱりやってみよう」と思うんです。
「お母さん見てるんだ」、「お父さん見ててくれるだ」と思うと、子ども方・・
相談者:
うん
大原敬子:
励みでやるんです。そうして、一貫性っていう子どもが繋がって行くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
分かります?
お子さんの方がずっと賢い。
ただ・・悲しいかな・・子どもは上手く表現出来ないんですね。
相談者:
・・はい(涙声)
大原敬子:
知ってる言葉っていうのは、も、「辛い」「嫌だ」、「止めたい」、「行きたくない」、「お腹が痛い」、「空いた」・・
相談者:
はい
大原敬子:
「腹立った」。こんな・・言葉しかないんです。
相談者:
あはい、はい
大原敬子:
子どもといっても、28歳でも30歳でも、今ないんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
「何かイラつく」で終わってしまうんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
その時に大人がキャッチするのは・・食べ物を見たり、顔の表情を見たり・・吹き出物を見たり。
それから、男の子場合に・・襟、黒お、く、汗染みが出た時には・・相当苦しいんです。
そういう事を、ふと察知した時に・・じゃ、次の、倒れる前に、どういう、その、補強をしようかな?ってフォローしようかなっていうのが、大人なんです。
もし、あなたがですよ?、責めてるわけじゃないけど、今後止めて欲しいのは、
相談者:
はい
大原敬子:
「いや、無理してるのね」って。
「頑張ってる」って。「なんか手伝おうか?」っての。
どっかでほんとに、ちょっと背中を押してあげたら・・
相談者:
はい
大原敬子:
彼は違ったんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「なぜ僕は続かないんだろう?」、
「なぜお兄ちゃんみたいに行かないだろう?」っていうところに、「うんー、適応障害」て決めるの。
決めてしまったら楽ですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
そういう事を、「僕は適応障害なんだから」・・「しょうがないんだ」ってしまう。
とかく今の子ども達は病気を作るっていうんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
作る事によって、親からの、責められる事を、防ぐっていうんです。
相談者:
ああー・・
大原敬子:
防衛です。
相談者:
はい
大原敬子:
で、月に2、3回しか行ってないの?
相談者:
はい
大原敬子:
月に2、3回?
相談者:
朝、起きれないんで、昼からになってしまうんですよ。
大原敬子:
子どもが・・
相談者:
はい
大原敬子:
一応、遅れても学校に行くっていう事は・・やる気はあるんですよ。
相談者:
・・うん
大原敬子:
「なんとかして、勉強しよう」、。「学校に行こう」って気持ちは分かりますか?お母さん。
相談者:
(鼻をすする)・・うーん、「座ってるだけでも、いいやんか」って、言ったら・・
「その座ってるだけがしんどいねん」って言って・・昼から行く時も・・仕方なく?、ため息ついて・・行くような、感じですね。
大原敬子:
偉いですよね。
相談者:
はい、そうですね。
大原敬子:
なんとか彼は・・
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
「なんとか自分だけで」・・「頑張って学校に行こう」って気持ちは分かりますか?
相談者:
・・この間・・2、3日前に・・
大原敬子:
うん
相談者:
学校に行って、あの、お話したら・・辞めるつもりで・・行ってたみたいで、
で、「辞めたかったんか?」って聞いたら・・
大原敬子:
いや・・
相談者:
「うん・・」
大原敬子:
「辞めるつもり」ってお母さんおっしゃったのは、詳しくおっしゃって。
分からない意味が。どういう事?
相談者:
あの・・
大原敬子:
どういう事で気付いたんですか?
相談者:
先生との懇談中にね?
大原敬子:
うん
相談者:
・・顔色が、曇ってて・・ちょっとため息ついたような顔になってたんで・・
大原敬子:
いや、懇談中の話はなんですか?
相談者:
あのお・・
大原敬子:
お子さんが顔色変わった時には・・どんな話題がありました?
相談者:
・・休学させる、とかいうのを、わたしが聞き出してた・・時ぐらいですかね?
大原敬子:
そうでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
あのね?、子どもが学校に一緒に行くって、「なんとか」・・
相談者:
はい
大原敬子:
「なんとか、今の状況を」・・
相談者:
はい
大原敬子:
「変えよう」と思って行ったんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
ところが、休学とか云々って話になって、現実ですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
したらこのお子さんね?
「僕、自分で調べたの」・・「適応障害」って子なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
「じゃ辞めます」ってなりますよね?
相談者:
・・あ・・はい
大原敬子:
デリケートな部分です、すごくここ。
すっごいダメージですよ?この子にとっては。
相談者:
・・うんー、はい
大原敬子:
連れてってしまった以上・・学校に行こうと思っても行けないじゃないですか。
相談者:
・・はい・・
大原敬子:
休学も退学もいつでも出来るんですよ、これ。とことんまで、
時間を延ばして延ばして延ばして、とことんまでです。
相談者:
ああー
大原敬子:
「今日一日頑張ってみようね?」って。
「今日一日じゃ、家(うち)でこうしてみようか?」って。
今日一日をいかに生きるかを教えるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
それで今、ほんとに怒りましたのは・・ちょっと待って、この状態で・・もう休学決めちゃうの?
退学決めるの?って思ってるんです。
相談者:
ああー、ええ
大原敬子:
夏休みまで待っても良かったんじゃないの?
相談者:
・・はあ
大原敬子:
今回の動きを全部見ると、大雑把(おおざっぱ)に・・
相談者:
はい
大原敬子:
見ますと、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの不安とか心配が・・高じて・・
相談者:
そうです。
大原敬子:
お子さんを置いといて・・先に突っ走ってしまった、行動じゃないですか?
相談者:
心配ばかりで何もしてやれないんですよ。
大原敬子:
・・
相談者:
そうですね(泣)
大原敬子:
いや泣かないで。
相談者:
はい(泣)
大原敬子:
泣くのは、お子さんですよ?
相談者:
・・
大原敬子:
しっかりしなくちゃ、あなた。
相談者:
は
大原敬子:
今日の、相談の答えは・・この子が問題ではないって事です。
相談者:
はい
大原敬子:
ほんっとにキツい事言いましたけども・・ぜひともこの坊やちゃん守って欲しいんです。分かります?
相談者:
はい、はい
大原敬子:
じゃ、加藤先生お願いします。
(再びパーソナリティ)
どうしてもモヤモヤしたので、批判を承知で吐き出させてもらいます。
どうしてお母さんが責められているの…?
(読んでいてそう感じました)
このお母さんは、真剣に悩んで次男に向き合っている様に感じましたが、大原先生は自分の持っている用事のお母さん像に当てはめて回答していませんか。
そもそも幼児と思春期は悩みも違いますしね。
家庭内の環境がベースになっているにしても、外からの影響も大いにあり得るでしょう。
お母さんはSOSに反応して、悩んでいるじゃない。
この電話こそ、お母さんからのSOSだと思うのですが、追い詰める結果になっていないか心配になりました。
SOSをキャッチして、その後どうしたらいいのか、もっと具体的なアドバイスが欲しかった。
それに父親や長男との関わりも聞かずに、お母さんの対応にだけ口出ししていることも引っかかります。
お母さん、そんなに頑張らないよ〜。
「頑張らないよ〜」ではなく、
「頑張れないよ〜」です。
失礼しました。
最近、このような2番目の子の問題が多いような気がします。
お兄ちゃんやお姉ちゃんに対する負けん気の強さから、必要以上に親の言うことを聞いたりして、注目を集めたい。それが原動力の弟、妹たちが疲れ果てた結果、病気だの、毒親だの言い出しているのだと思います。
親や上の兄姉達がいろいろなことから盾になっていることも知らずに、感心されたい一心でしか頑張れない自分に気付いてしまったんじゃないかな、結構ショックだと思う。誰かが褒めてくれないと頑張れない、怠け者と思われたくない。結局甘えん坊なんだけど、産まれる前から手助けをしてくれる人がいるのだから、その役割は避けようがないですよね。どうしようもない。悔しかったら本気出すしかない。感心されなくてもバカにされても割りと平気な自分になるしかない。もともと2番手なのだから。言い訳だけしてても辛いだけだ。
こういう回の大原先生には、ある種の胡散臭さを感じてしまう。
「わかりますぅ?」「坊やちゃん」は大嫌い。
私は、理解力が足りなくて、大原先生の回答は、ところどころわからなかったです。
うちの高校生の息子は、思春期で、親にじっと見られるのはいやがるだろうから、普段は、あんまり顔を見ないです。
すごく食欲があって、元気でよかったー、とか、顔が日に焼けたな、部活がんばってるんだな、とか。そんなことくらいしか、見てないです。
こどもは、感受性がむきだしで、親の、口には出さない思いを敏感に感じとるから、私は、欲を出さないように、本人が元気で楽しんで生きてたら、それで十分、といつも自分に言い聞かせてます。
こどもの顔色より、自分の内面に気をつけているので、大原先生の回答は、うーん、と悩んでしまいました。私は、顔を見なさすぎかな、嫌がられても、顔をよく見た方がいいのかなー。
加藤先生の言葉は、納得がいって、やっぱり、親は欲を出しちゃだめだなぁ、と再認識しました。期待という名の、無言の圧力って、ホントいやなんだよなー。
お子さんの顔をよく見て(そして微笑んで)あげることは大切だと思います。「親がいつも見守ってくれている」と子どもが自覚する事は凄く良いことだと思うので。
思春期には、多少反抗的になるかもしれませんが、それは多分に「照れ」の裏返しだと思います。
なんだかお母さんかわいそうだなあ。こんなに責められて……。
多分あれこれ原因を考えては自分自身を責めてからの相談のようにも感じます。朝起きられない……起立性調節障害の可能性もありますね。
そうは言ってもお母さん(相談者)
学校の勉強が遅れることしか関心がないように思われました。
まだ高校1年の一学期半分も終わってないのに
泣くようなレベルの話ではないような・・・
親に泣かれると、子供としてはますます逃げ場がなくなってしまいます。
spiralspineさん、高校生の基本不機嫌息子に微笑みかけるのは、私にとっては、修業です(笑)特に朝!!
この間、1年ぶりに、面白いこと言ってくれましたが。
この間、知り合いの中年男性に、高校生の時が精神的にも体力的にも一番きつかった、と聞きました。女性の私には、よくわからなかったですが。
相談者さんの息子さんも、きついんでしょうね。口出しせず、ゆっくり見守ってあげてほしいです。
それと、管理人さん同様、メンタル強いなと思いました。
親の態度次第では、自分で、がんばって乗り越えそうな気がします。
修行、確かにそうですね〜。
でも口角を少し上げて、チラッと視線を送って「おはよう」だけで十分だと思うんです。
一瞬の、顔筋の緊張と緩和。
慣れればどうって事ないですよ(笑)
他の方もコメントしてますが、今回のケースで大原さんでは何も解決にも足しにもなりません。この番組は、確かに責められるべき相談者が多数ですが、そうでない、sosの相談者もおられます。そんな時 、回答者が大原さんと聞いた瞬間、もうリスナーは、あ、責められる、いつも型にはまった答えだろうと想像し、案の定です。今回も話をこねくりまわして理解し難かったです。
このお母さん、暗いよねーー!
それに、どうしてここまで方言で話すのか。
いまどき標準語は普通に暮らしてたら身につくでしょ。
使い分けも出来ないなんて。