勉強は七難隠す。見過ごされたSOS。息子自ら適応障害を宣言し不登校

テレフォン人生相談 2019年5月27日 月曜日

小学校の頃から友だち関係で先生と相談することはあったが、成績は良く、言われなくてもプリントをトイレまで持ち込んでやるような子。
それが中3の二学期ぐらいに自分で調べたのか適応障害だと言い出し、不登校になり、行っていた塾も辞め、診療内科に通院している。
現在、高1になったが、朝起きれずに、月に2,3回、午後から登校する程度。
先生からは単位制の学校への転校を勧められている。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 関西なまりの女53歳 夫55歳 長男22歳 次男高1 4人暮らし

今日の一言: 子どもを強引に自分の箱の中に入れ込まない事。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
は、こんにちは、よろしくお願いします。

加藤諦三:
はい
最初に、年齢教えて下さい。

相談者:
53歳です。

加藤諦三:
53歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?

相談者:
55歳です。で・・

加藤諦三:
お子さんは?

相談者:
えーと、22歳の長男・・

加藤諦三:
はい

相談者:
大学生・・

加藤諦三:
はい

相談者:
えと、次男、高校、1年生です。

加藤諦三:
高1。で、今はそうすると4人で暮らしてんですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。でどんな相談ですか?

相談者:
えっと、次男、高1の、子どもなんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、中3の2学期途中から、不登校になりまして、今は・・高校に行ってるんですけど・・月に・・2、3、回学校に行くような感じで。
朝が・・起きれないので・・昼からの登校がほとんどです。

加藤諦三:
学校まで・・どのぐらい掛かるんですか?

相談者:
1時間ぐらいです。

加藤諦三:
1時間?、結構・・

相談者:
はい

加藤諦三:
遠いとこに・・

相談者:
そうですね。電車を乗り換えてですね。

加藤諦三:
乗り換えてですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい・・で、「中3の時から」ってえ・・さっきおっしゃってましたけど・・

相談者:
はい

加藤諦三:
中3の時から不登校で・・

相談者:
その・・2学期の途中に・・

加藤諦三:
うん

相談者:
自分で、調べたみたいで、

加藤諦三:
うん

相談者:
「自分は、適応障害やから、学校行かれへん」って言って。

加藤諦三:
うん

相談者:
そっから・・ちょっと不登校になり出して。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、心療内科に、すぐ連れて行って・・

加藤諦三:
うん

相談者:
で、ま、簡単なカウンセリングう、と、お薬で、ずうっと様子、見てまして。

加藤諦三:
あ・・

相談者:
で・・

加藤諦三:
そうすっと今は、あの、心療内科に通院中なんですね?

相談者:
通院中です。

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
・・ま・・不登校になるまでは、あの、塾に行って頑張ってたんで・・ま・・

加藤諦三:
「塾に行って頑張ってた」という事は、何?中学校の時、に・・

相談者:
はい

加藤諦三:
学校と塾と両方行ってたわけですね?不登校・・

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
になる前は。

相談者:
はい
そこお、には長男も行ってたんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
安心して、通わしてたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
中3の・・1学期ぐらいまでは頑張ってたんですけど、も、その辺から、なんか
「キツい」「しんどい」っていうのを・・ちょっと愚痴るようになって来まして、

加藤諦三:
うーん

相談者:
で・・結局は、ま・・途中で辞めてしまいまして。
あとから分かったんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、勉強も・・しんどくなったっていうのも分かるんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
ちっちゃい時から、人間関係がこう、上手い事、行かない子で、

加藤諦三:
うん

相談者:
で・・あの、お勉強は、あの・・割と出来る子だったんでそっちの方・・全く心配していなか・・ったんです。

加藤諦三:
うん

相談者:
で・・逆に・・に、お友だち関係の事で、あの、先生と相談さしてもらう事がよくありまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、小学校の頃は・・ま、なんとか・・あの、お友だち、いてたみたいなんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
あの、中学に入って・・特に・・中3の時には・・そ、本人から聞いたんですけど・・
「ひとりぼっちやったあ」っていう風に・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
はい・・ほんとに、あの、この子自身ね・・真面目な(涙声)子で。
で、あの、「勉強しなさい」って言われなくても・・たとえば・・あの、塾行く前に、トイレにプリント持って入ったりとか、そんなん誰も言ってなのに・・も・・宿題から何から、言われる、までに、キチっとした子です。

加藤諦三:
で、今日の相談というのは、この子が今・・月に3回ぐらいと言っても・・おー、お昼からと。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、こんな状態で、も、不登校が、一応、高等学校には、いるけれども、中学校の・・

相談者:
はい

加藤諦三:
3年から続いてる、この事をどうしたらいいでしょうか?っていう事ですね?

相談者:
と、どう接して、どう育てたらいいか?も、ちょっと分から、なくなっても来てますし、

加藤諦三:
はい

相談者:
で、2、3日前に、あの、高校に行って、先生と・・話し合いしたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
「授業日数がそうなったら・・足りなくなって来て」っていうお話から・・先生が切り出されたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
「単位制の」?

加藤諦三:
うん

相談者:
「そういう高校に行かれるのも一つ」・・「違いますか?」っていうふうにおっしゃられたんで、その事も、教えてもらえたらと思うんです。

加藤諦三:
はい、分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はあのスタジオに、幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
お願いします。

(回答者に交代)


「勉強は七難隠す。見過ごされたSOS。息子自ら適応障害を宣言し不登校」への12件のフィードバック

  1. どうしてもモヤモヤしたので、批判を承知で吐き出させてもらいます。

    どうしてお母さんが責められているの…?
    (読んでいてそう感じました)
    このお母さんは、真剣に悩んで次男に向き合っている様に感じましたが、大原先生は自分の持っている用事のお母さん像に当てはめて回答していませんか。

    そもそも幼児と思春期は悩みも違いますしね。
    家庭内の環境がベースになっているにしても、外からの影響も大いにあり得るでしょう。
    お母さんはSOSに反応して、悩んでいるじゃない。
    この電話こそ、お母さんからのSOSだと思うのですが、追い詰める結果になっていないか心配になりました。
    SOSをキャッチして、その後どうしたらいいのか、もっと具体的なアドバイスが欲しかった。

    それに父親や長男との関わりも聞かずに、お母さんの対応にだけ口出ししていることも引っかかります。
    お母さん、そんなに頑張らないよ〜。

    1. 「頑張らないよ〜」ではなく、
      「頑張れないよ〜」です。
      失礼しました。

  2. 最近、このような2番目の子の問題が多いような気がします。
    お兄ちゃんやお姉ちゃんに対する負けん気の強さから、必要以上に親の言うことを聞いたりして、注目を集めたい。それが原動力の弟、妹たちが疲れ果てた結果、病気だの、毒親だの言い出しているのだと思います。
    親や上の兄姉達がいろいろなことから盾になっていることも知らずに、感心されたい一心でしか頑張れない自分に気付いてしまったんじゃないかな、結構ショックだと思う。誰かが褒めてくれないと頑張れない、怠け者と思われたくない。結局甘えん坊なんだけど、産まれる前から手助けをしてくれる人がいるのだから、その役割は避けようがないですよね。どうしようもない。悔しかったら本気出すしかない。感心されなくてもバカにされても割りと平気な自分になるしかない。もともと2番手なのだから。言い訳だけしてても辛いだけだ。

  3. こういう回の大原先生には、ある種の胡散臭さを感じてしまう。
    「わかりますぅ?」「坊やちゃん」は大嫌い。

  4. 私は、理解力が足りなくて、大原先生の回答は、ところどころわからなかったです。

    うちの高校生の息子は、思春期で、親にじっと見られるのはいやがるだろうから、普段は、あんまり顔を見ないです。
    すごく食欲があって、元気でよかったー、とか、顔が日に焼けたな、部活がんばってるんだな、とか。そんなことくらいしか、見てないです。
    こどもは、感受性がむきだしで、親の、口には出さない思いを敏感に感じとるから、私は、欲を出さないように、本人が元気で楽しんで生きてたら、それで十分、といつも自分に言い聞かせてます。
    こどもの顔色より、自分の内面に気をつけているので、大原先生の回答は、うーん、と悩んでしまいました。私は、顔を見なさすぎかな、嫌がられても、顔をよく見た方がいいのかなー。

    加藤先生の言葉は、納得がいって、やっぱり、親は欲を出しちゃだめだなぁ、と再認識しました。期待という名の、無言の圧力って、ホントいやなんだよなー。

    1. お子さんの顔をよく見て(そして微笑んで)あげることは大切だと思います。「親がいつも見守ってくれている」と子どもが自覚する事は凄く良いことだと思うので。
      思春期には、多少反抗的になるかもしれませんが、それは多分に「照れ」の裏返しだと思います。

  5. なんだかお母さんかわいそうだなあ。こんなに責められて……。
    多分あれこれ原因を考えては自分自身を責めてからの相談のようにも感じます。朝起きられない……起立性調節障害の可能性もありますね。

  6. そうは言ってもお母さん(相談者)
    学校の勉強が遅れることしか関心がないように思われました。
    まだ高校1年の一学期半分も終わってないのに
    泣くようなレベルの話ではないような・・・
    親に泣かれると、子供としてはますます逃げ場がなくなってしまいます。

  7. spiralspineさん、高校生の基本不機嫌息子に微笑みかけるのは、私にとっては、修業です(笑)特に朝!!
    この間、1年ぶりに、面白いこと言ってくれましたが。

    この間、知り合いの中年男性に、高校生の時が精神的にも体力的にも一番きつかった、と聞きました。女性の私には、よくわからなかったですが。
    相談者さんの息子さんも、きついんでしょうね。口出しせず、ゆっくり見守ってあげてほしいです。
    それと、管理人さん同様、メンタル強いなと思いました。
    親の態度次第では、自分で、がんばって乗り越えそうな気がします。

    1. 修行、確かにそうですね〜。
      でも口角を少し上げて、チラッと視線を送って「おはよう」だけで十分だと思うんです。
      一瞬の、顔筋の緊張と緩和。
      慣れればどうって事ないですよ(笑)

  8. 他の方もコメントしてますが、今回のケースで大原さんでは何も解決にも足しにもなりません。この番組は、確かに責められるべき相談者が多数ですが、そうでない、sosの相談者もおられます。そんな時 、回答者が大原さんと聞いた瞬間、もうリスナーは、あ、責められる、いつも型にはまった答えだろうと想像し、案の定です。今回も話をこねくりまわして理解し難かったです。

  9. このお母さん、暗いよねーー!
    それに、どうしてここまで方言で話すのか。
    いまどき標準語は普通に暮らしてたら身につくでしょ。
    使い分けも出来ないなんて。

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