よその子をツネったり押したりする少女の家は夫婦間の暴力が日常
テレフォン人生相談 2019年6月1日 土曜日
離れて住んでいる孫がスイミングスクールの年少の子をつねったり押したりする。
学校の教室でもやっている様子。
娘夫婦の身体的暴力を含む喧嘩を日常的に見せられているので、娘に注意はしているのだが・・
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女68歳 夫は20年前に他界 別居の長女38歳 長女の夫49歳会社員 孫娘8歳(小2)と7歳 長男35歳 次女30歳
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
ドリアン助川:
・・あ、よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
ドリアン助川:
えー、今日どんなご相談ですか?
相談者:
はい。あのお・・わたしの、孫娘、のことなんですけど。
あの・・
ドリアン助川:
お孫さんのこと?、はい
相談者:
はい、はい
あの、小学校2年生になるんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお・・プールう・・に、通い、ってまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そのプールで、あの、授業中に、あのお、年下の女の子をつねったりとか、押したりとかするんです。
ドリアン助川:
ん・・えー、年下の、女の子っていうと・・えー、小1の子、ですか?
相談者:
あの、1・・うん1、とか幼稚園とか・・
ドリアン助川:
あ・・幼・・
相談者:
自分よりか年下。
ドリアン助川:
はい、はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
じゃこれあの、学校のプールじゃなくて、
相談者:
あの、はい、スイミングのですね。
ドリアン助川:
はい、はい、はい
相談者:
で、それで・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
あのお、今、小学校2年生なんですけども、1年生の時は、そおんな事なかったんですけど、2年生になっても・・
クラスの中でも、「時折、見受けられる」って・・先生から、言われてるんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で・・ちょっと・・あの、わたしは不安になりまして・・
ドリアン助川:
うん。つまりこれはプールの事だけじゃなくて、
相談者:
はい・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
全体的に。
ドリアン助川:
全体的に、
相談者:
はい
ドリアン助川:
そのお、ま、つねったり叩いたりっていうような事を、
相談者:
はい
ドリアン助川:
教室でもやってるという事ですね?
相談者:
はい、そうです。
ドリアン助川:
ああー
相談者:
だからもう、なんか・・やっぱりお友だちからね?なんか、嫌われますよね?
ドリアン助川:
うーん
相談者:
優しい・・子だったら、あの・・好かれるけど、っていうとこもあるし。
「なんでするの?」とか言っても、あん、まりい、返、返、返事しないんですよね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
「あなただってされたら嫌でしょう?」って言うけど、ですね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
でも親が・・割と子どもの前で喧嘩したりとか、結構・・小さい時からやってたんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
だからわたしは、あの、むすう、めですから、娘にあの、「子どもの前で絶対、喧嘩したり、したら」・・「ダメよ」とは言って来てるんですけどね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
うん
ドリアン助川:
あなた様失礼ですけども、おいくつですか?
相談者:
68歳
ドリアン助川:
68歳
相談者:
はい
ドリアン助川:
娘さんは?
相談者:
38歳
ドリアン助川:
38歳。それで、えー・・
相談者:
その下に、年子の7歳の、
ドリアン助川:
はい
相談者:
妹がいるんです。
ドリアン助川:
7歳の妹さんがいらっしゃる・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。えー・・
相談者:
あの
ドリアン助川:
その、娘さんのご夫婦が・・喧嘩、を割としてしまう?
相談者:
・・そうです。わたしい、には自分の非を言わないん、じゃないかなと思うんけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
された事を言うんですよね。主人からされた事を。
ドリアン助川:
はい
相談者:
うんだから、わたしい・・の娘ですから・・あの、ずっと見て来てて、口がちょっと、多いんですよね。
ドリアン助川:
はい
相談者:
嫁ぐ前から、も、兄弟喧嘩する時も、もう・・
「黙んなさい」とか言うけど・・黙らないでこう言ってしますから、もう・・ちょっと・・弟の方が怒って・・
バーンって・・(苦笑)叩いたりするんですよ。
ドリアン助川:
うん、あの・・
相談者:
お・・うん
ドリアン助川:
弟さん・・と、娘さん・・
相談者:
わたしの長男が・・
ドリアン助川:
え、え
相談者:
35歳です。
ドリアン助川:
さ・・はいはい
相談者:
で、次女は30歳です。
ドリアン助川:
はい、3人いらっしゃるのね?
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
はい。今、お話されてるのは38歳の・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
長女の方。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
この方が昔から、割とこう、弁が立つというか・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー
相談者:
弁ていうよりですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
もうなんか・・言ったら、おしまいのとこがあるじゃないですか?、それを、なんか、言ってしまうからですね・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
気に触るような事を言うんですよ。だから主人に対しても・・も、言ってはいけない事を言ってるんだろうと思うんですけどね。
ドリアン助川:
「主人」っていうのはその、旦那さんですね?
相談者:
はい・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
連れ合いですね。
ドリアン助川:
あの、あなた様あ、ご夫婦はどうだったんですか?
相談者:
え?
ドリアン助川:
この3人のお子さんを育てる時に・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
夫婦喧嘩とかなかったですか?
相談者:
あー、いや、も、絶対しません。
ドリアン助川:
絶対なかった?
相談者:
はい
ドリアン助川:
へえー
相談者:
も、あの、子どもの前ではもう、そ、それに・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしをあの、主人から何言われようと、わたしは耐えてま、黙ってました。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
口返答なんかした事ないです。
ドリアン助川:
ああー、お子さん達の前で?
相談者:
あの・・気持ちは、ありますよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ありますけど、わたしはあの、自分の親と、同居してたんですよ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
だから、親に迷惑掛けるし、もう主人が・・言う事は正しい、みたいな感じで、も、子どもの前では絶対、逆らったりはしませんでした。
ドリアン助川:
ふうん・・さ、そして、そういう中で、そのお嬢さんが・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、家庭持たれて。
そして・・
相談者:
ええ、そうです・・
ドリアン助川:
ま・・
相談者:
11歳年上なんですよ。だから49歳?
ドリアン助川:
49歳の旦那さんがいらっしゃる。
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
はい、49歳の旦那さんと、えー、今、8歳、7歳の、
相談者:
はい
ドリアン助川:
お子さん2人。ほんで・・
相談者:
うん
ドリアン助川:
この8歳の子が・・プールん中で、年下の子・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
叩いたり、つねったり。
相談者:
そうそ、するんです。
ドリアン助川:
それから教室でもそれやってると。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、これがだから、仲間同士でね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ま、男の子なんかでは結構あるんですよ。
相談者:
はい
ドリアン助川:
仲間同士で、
相談者:
はい
ドリアン助川:
あー、どつき合ったりっていうのは。
相談者:
はい
ドリアン助川:
それは割りとあるんですけども、そうじゃなくて、仲間じゃない子にもやっちゃうんですか?
相談者:
そうなんですよ。だからその、結局、弱い人間っていうのかですね・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
だから・・あの、「お父さんが」・・「お母さんに」・・「手を出してる」・・「ことを多々見てるもんだから」・・「その辺でやっていいと、思うんじゃないの?」って、わたしは娘に言ってるんですよ。
ドリアン助川:
・・ああー
相談者:
だから、「あんた達夫婦が、原因じゃないの?」ては言ってるんですけど。
イライラが、ある時に、そのお、当たるらしいんですよ。
ま、「小学校に言って来な」っていう、て行く前に、上の子に対して、その連れ合いが、「グズグズするな」とか、こ・・なんて言うんだろ、罵倒するみたいな言い方をするらしいんですよ。
だからそこでまた・・「そんなに言わんでよ」とか言う、い、言う・・会話が出来て来て・・嫌な気分になって学校に行くとか・・なんかそんな感じなんですよ。うん
ドリアン助川:
ま、家庭ん中結構、今、ギスギスしてるわけですね?
相談者:
そうです、もう、保育園の頃からでしたもんね。
ドリアン助川:
うん、この、お孫さんの、お父さんお母さん。
相談者:
はい
ドリアン助川:
つまり、あなたの娘さんと、旦那さんの間で・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
肉体的な、喧嘩だったり、殴ったり蹴ったりあるって事ですね?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
首を掴んで投げ飛ばされたりと、か。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そういうのを全部、子ども達が見てるんですよ。
ドリアン助川:
はあーあ
相談者:
うん、だから・・で、最近は・・「もうお母さん離婚していい」とか言ってその・・小学校2年生の子が言う(苦笑)・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
言い出したとか。うーん、で、その下の子も、あの、「今のはパパが悪い」とか・・ま、色々・・なんか・・言うみたいです。
ドリアン助川:
うーん、それで肝心のお嬢さんは・・これ色々問題が今、広がって来ちゃってね?
お孫さんの話じゃなくなって来ちゃった部分もあるんですけども。
相談者:
は
ドリアン助川:
肝心のお嬢さんはなんておっしゃってるんですか?
相談者:
「離婚したいけど、離婚したらやっぱり」・・「子どもに負担掛けるし」・・「お父さんがいない生活は」と・・「可哀想だから」とかなんか、言うんですよね。
ドリアン助川:
でもお父さんというのは・・
相談者:
その、暴力と・・
ドリアン助川:
あのお、暴力振るうし、
相談者:
はい
ドリアン助川:
子ども達に対してもいい態度取らないわけですよね?
相談者:
そうです、だからですね・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
こう、浮き沈みが激しいって・・いい時はいいんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
気持ちの、その・・落差が激しいんですよね。
ドリアン助川:
この49歳の旦那さんは何してる人なんですか?仕事は。
相談者:
あの、会社員です。
ドリアン助川:
会社員?
相談者:
はい
ドリアン助川:
会社員・・
相談者:
会社員で・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
ま、一応・・役う、職・・は持ってるんですよ。
ドリアン助川:
うん
相談者:
だから部下がいるんですけどね。
ドリアン助川:
でも、浮き沈み、あの・・
相談者:
はい、だから・・
ドリアン助川:
気分の・・
相談者:
「おかしいんじゃない?」って・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
あ、あの、そうやって、な、あ、「管理職とか出来ないんじゃないの?」とかいって娘にわたし言うんですけどね。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、娘も、自分の非は、わたしには言ってないと思うんですよ。
自分が一言多かったから叩かれたとか、いう、感じは言、言わないですもんね。
ドリアン助川:
でもね?、たとえ、一言お、多くても、二言多くても・・
相談者:
うーん
ドリアン助川:
髪の毛掴んで投げ飛ばしたりとか・・
相談者:
ねえ!
ドリアン助川:
それは・・全然別の話です、それは。
相談者:
うん
ドリアン助川:
うん
相談者:
だからですね、なんか・・わたしもなん・・あの、人生相談、毎日聞かせていただいてるんですけど、すごいためになるんですけど・・
・・だ、どこに相談に行っていいのかですね?ちょっと分からなくて。
ドリアン助川:
うんー
相談者:
もう・・電話したんです。
ドリアン助川:
ま、まだまだ伏線はありそうですけども。今のお話を聞くと・・娘さんの家庭が今荒れてると。
相談者:
はあい
ドリアン助川:
で、これはもう旦那が暴力を振るう旦那だと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、子ども達に対しても、子ども達を嫌な気分にさせるような事をすると。
相談者:
絶対良くないと思います。
ドリアン助川:
んで、この8歳の・・お孫さんが・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、行動が荒っぽくなって来た。
相談者:
はい
ドリアン助川:
いきなり、仲間でもない人間を叩いたりするようになった、と。
相談者:
そう
ドリアン助川:
えー、という事ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
問題が始まったと。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、さあ、一体、どうしたらいいのか?と・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
いうとこですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい、それでは今日の回答者の先生紹介いたします。
三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です。
相談者:
はい
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
はい
(回答者に交代)
この手の相談
「子ども夫婦(家族)の問題」への回答は
どの回答者も同じで
「子ども夫婦(家族)の問題であって、相談者の問題ではない」というもの。
確かに、その通りだが、
親として子どものことが心配な気持ちはよく分かる。
そして、家族の問題に、第三者が介入できないならば、DVや虐待からは救えない。
この相談者も、一緒に住んでいないし、実の娘からだけの話を聞いているだけで、実際のところはどうなのか、正確な判断はできないだろう。
でも、娘家族のことではあるが、相談者が何もできないわけではないと思う。
孫が、自分より小さな子にひどいことをするのは、まだモヤモヤする色々な感情を言葉では表現できない故の行動で、やはり何かしらのストレスがあるのだと思う。
相談者が祖母としてできることは、孫に愛情を注ぐ、伝えること。どれくらいの頻度で会う機会があるか分からないが、会う機会があったら、三石先生も言っていたが、絵本の読み聞かせとか(一緒に図書館にいくとか。)、散歩に行く、とか、一緒に遊んで触れ合って、「大好きだよ。おばあちゃんは味方だよ。」という気持ちを伝える。そして、孫が何でも話してくれるような信頼関係を築いていくことを意識して、接する。
他人は変えられない。
娘とその夫の性格は変わらないでしょう。お孫さんは、家の雰囲気が悪い中で、いつも緊張を強いられているのかもしれません。(想像ですが。)
そんなとき、相談者が心の拠り所になってほしい。
お孫さんが、心穏やかにすくすく育っていかれることを願っています。
私が子供の時周りの大人達が特別優しかった意味に、50近くになって、初めて気づく。
親の愛情に飢えてる私がかわいそうだったのでしょう。いつも同じ汚れた服を着てるし。
あの時優しくしてもらったおかげで、今まで生きてこれた気がします。
相談者さんも、お孫さんがほっとするような環境をつかの間でも作ってあげてください。
楽しく笑って、ほんの少しでも、家のことを忘れられたら、なんとか生きていけます。そして、大きくなったら、早く家を出ること。そのためにも、今から、絵本を読んであげて勉強に取り組みやすくしたり、家事を教えてあげて生活力をつけてあげたりしてほしいです。
娘はあてになりません。夫と共依存の関係にあって、子供のためにそこから抜け出す勇気がないからです。
上のお二人の適切なコメントに心が救われました。
同感です。相談者さんがねむこさん達のコメントを読んでくれていると良いですね~。
ドリ助と三石先生は合わんのでしょうね
つか、
最後にドリが前に出るのは・・閉まらんよ
進行と回答者の役割意識がドリには足らん
まして感情を出すのも未熟