俺様オヤジの背筋凍る。余命一年と術後の世話を天秤にかけて悩む妻


テレフォン人生相談 2019年6月4日 火曜日

夫にすい臓癌が見つかり、幸運にも(すい臓癌は手遅れが多い)手術が可能と言われ、検査入院から自宅待機中。
手術日が迫る中、前向きな夫を横目に、術後の事などを考えると手術に対して後ろ向きな感情が生じる相談者。

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女76歳 夫81歳 別に暮らす長男52歳独身 家庭持ちの次男49歳は子供もいる

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談でえす。

相談者:
はい、お願い致します。

今井通子:
はい、こちらこそお。

相談者:
よろしくお願いします・・

今井通子:
今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
はい、わたくしの、気持ちを、どうふに持ってっていいか?(ため息)・・

今井通子:
はい。あの、お年はおいくつですか?

相談者:
はい、76です。

今井通子:
76歳。

相談者:
はい

今井通子:
ご結婚されてます?

相談者:
はい

今井通子:
ご主人はおいくつ?

相談者:
81です。

今井通子:
81歳、お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
おります。

今井通子:
男女別と、年齢を教えて下さい・・

相談者:
男2人です。

今井通子:
はい

相談者:
えっと、52歳と49歳です。

今井通子:
はい。あもう、あの、独立されてますよね?

相談者:
はい。あの、次男は結婚して子どももおりますが・・

今井通子:
はい

相談者:
長男の方は、他に暮らしておりますが、まだ結婚はしておりません。

今井通子:
あ、独身でいらっしゃる?

相談者:
はい

今井通子:
はい・・で?、何に対して、自分の気持ちを整理出来ない?

相談者:
はい、あの・・えーと、おっ・・とが、

今井通子:
はい

相談者:
えー、膵臓(すいぞう)癌の手術をしないといけないんですが、

今井通子:
あら!

相談者:
(ため息)あまりにもあの、急、展開で始まりましたので、

今井通子:
うんうん

相談者:
一応あのお・・手術するという日程まで決まってるんですが、

今井通子:
はい

相談者:
今、家(うち)へ帰って来てるんですが、

今井通子:
はい

相談者:
検査入院から、帰って来まして、

今井通子:
はい

相談者:
落ち着くにしたがって、なんか・・手、手術してもいいのか悪いのか?って・・ちょっと、悩んでおります(荒い息遣い)。

今井通子:
あのお・・病院では「手術出来る」って言われたの?

相談者:
はい。あの、とても珍しい・・ステージ3で、

今井通子:
うん

相談者:
あの、「十分出来る」と。

今井通子:
あー、そうなんですか。

相談者:
はい

今井通子:
それは、ま、ラッキーでしたね。

相談者:
はい、あの、みなさんそうおっしゃるんですけど・・

今井通子:
うん

相談者:
あのお、ちょっと認知症が入ったり・・それから81歳って、結構、年齢高いですね?

今井通子:
そうですよねえ。

相談者:
はい、で・・あの、あと、どうなるのかな?っていう思いがしてます。

今井通子:
はい。これあの・・ご主人の方が、手術をした方がいいか?、悪いか?じゃなくて、あなた自身が悩んでらっしゃんの?

相談者:
そういう事です。

今井通子:
ご主人はなんておっしゃってんの?

相談者:
あのお、もう前向きです。

今井通子:
あー、なるほど、なるほど。

相談者:
はい、はい・・

今井通子:
はい

相談者:
あの先生から、説明があった時に、

今井通子:
はい

相談者:
「します!」って・・

今井通子:
あ・・

相談者:
はい

今井通子:
おっしゃってんのね。

相談者:
はい、はい

今井通子:
はい。で、あなたが・・どうなるか?っていう風に悩んでらっしゃる理由は何?

相談者:
はい。少お、し、認知症が入ってる事と・・

今井通子:
はい

相談者:
そのお・・入院した後に、体力がどのぐらい戻るのか?とか。

今井通子:
うん

相談者:
うん。えーっと・・その手術をした事によって、あの、色々後遺症も出るみたいですので・・

今井通子:
はい

相談者:
うん

今井通子:
あ、これはあれですか?、じゃ、ご一緒に行って・・

相談者:
はい

今井通子:
先生から色々、説明は、聞かれたわけ?

相談者:
はい、聞きました。はい

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
例えばどういう事が、しん、あの、具体的には心配ですか?

相談者:
・・

今井通子:
認知症っていうのは・・

相談者:
はい、それが一番・・

今井通子:
これが・・要するにあれですかね?

相談者:
はい

今井通子:
手術なんかして・・

相談者:
はい

今井通子:
入院していると、なお、進んじゃうんじゃないか?みたいな?

相談者:
はい、はい

今井通子:
はい

相談者:
はい。それが一番、あの、悩みです。

今井通子:
うん。あと、あのお、歩いたり・・

相談者:
はい

今井通子:
なさるのは、普通なの?

相談者:
あのと、まだ、とても元気なんです。

今井通子:
あー、なるほど。

相談者:
はい、で、認知症って言いましても、

今井通子:
はい

相談者:
そのお、全然分からないわけではなくて、

今井通子:
ええ

相談者:
あのお、まだハッキリしてるところはあるんですが、

今井通子:
ええ

相談者:
あの、分からないとこも・・だいぶ出て来ております。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
あとは、その、手術後の、後遺症?

相談者:
はい

今井通子:
それは、どういう事を、聞かれました?

相談者:
あのまず、「糖尿病」お・・を、「が、発生するかもしれない」とか・・

今井通子:
うん

相談者:
そういった話はされました。

今井通子:
はい

相談者:
はい、そいで、「インシュリンを打つのに」・・

今井通子:
うん

相談者:
あのお・・「ご自分では無理だろうから」・・

今井通子:
うん

相談者:
あの、「奥さまとか」・・

今井通子:
あー、なるほどね。

相談者:
はい。「周りの人の手伝いがいる」ていう事が・・

今井通子:
うんうんうんうん

相談者:
言われました。はい

今井通子:
これ、えー、今はじゃ、お2人で住まわれてる?

相談者:
はい、2人住まいです。

今井通子:
独身の方の息子さん・・近、場にいらっしゃらない?

相談者:
そんな近くありません。

今井通子:
近くないのね?

相談者:
はい、はい

今井通子:
遠いのね?

相談者:
はい、遠いです。

今井通子:
はい
それから、結婚されている・・次男の方のほうは?
遠い方にいらっしゃる?

相談者:
はい・・

今井通子:
そうすると・・

相談者:
1時間以上掛かります。

今井通子:
あの、ご近所の方とかでえ・・

相談者:
はい

今井通子:
ご一緒になんか、あの、なんか、やってもいただけるとかっていう方はいらっしゃらない?

相談者:
それがですね・・

今井通子:
うん

相談者:
あの、今までずうっと長い間掛けて、主人、周りの人たち、みんなと喧嘩してしまっ・・

今井通子:
ア・・ハハハ(苦笑)

相談者:
ハハハ(苦笑)・・で、わたしも・・

今井通子:
はい

相談者:
ご近所と、ご挨拶も中々出来ないような状態になってますので。

今井通子:
あーあ、なるほど、そうすると・・

相談者:
な、その辺でも、わたしはとても心配なんです。

今井通子:
うーん、なるほどねえ。

相談者:
はい・・うん

今井通子:
「注射しましょう」みたいな、「薬飲みましょう」なんていう時に、

相談者:
はい

今井通子:
従ってくれないかも?

相談者:
はい。今も、あのお・・薬を飲ませるんですけれども・・

今井通子:
はい

相談者:
絶対にわたしには、管理させてくれないで、

今井通子:
うん

相談者:
自分が、勝手に、好きな時に飲みます。

今井通子:
ふうんーんー

相談者:
飲まないよりいいと思って・・

今井通子:
うん

相談者:
あのお、そうさせては、いるんですけれど。

今井通子:
なるほど、なるほど。

相談者:
で、え、あの、薬を飲むのも、自分の薬を飲むのに引っ掛けて、あのお
「飲んだ?」とかって言っては・・

今井通子:
うん、うん

相談者:
持って行って、飲ませるようには、こ、してるんですけど。

今井通子:
うーん

相談者:
絶対に、あの、わたしの指、指示には従いません。

今井通子:
あー

相談者:
はい

今井通子:
元々ご主人ってご病気はなさった事ある?

相談者:
ないです。

今井通子:
じゃ今回はどうして分かったの?

相談者:
「お小水の色がおかしい」って言うので、

今井通子:
はい

相談者:
あの、いつもの掛かり付けのお医者さんに行きました。

今井通子:
はい

相談者:
そしたらば、「血液検査しましょう」っていう事で、

今井通子:
はい

相談者:
検査を、出しました。

今井通子:
はい

相談者:
それでその結果を聞きに、翌々日の朝早く行きましたら・・

今井通子:
ええ

相談者:
あの、先生が、「この結果見た限りでは、僕の手には負えないから、すぐに」あの「大きい病院行きなさい」と言って・・

今井通子:
あーははは

相談者:
それで紹介状を書いて下さいまして、

今井通子:
はい

相談者:
そのまんま、あの、大きい病院行きました。

今井通子:
はい

相談者:
そして、そこで、また明日の朝早く・・来るか、このまんま、入院っていう事で、

今井通子:
はい

相談者:
で、また、朝あ、連れて行くと大変なので・・「行かない」って言い出しますので、

今井通子:
ええ

相談者:
そのまんま・・

今井通子:
入院し・・

相談者:
「&#△%で入りましょ」って言って・・そのまま入りました。

今井通子:
はい

相談者:
はい、そして、色んな検査を、致しました・・

今井通子:
うん

相談者:
その結果、「手術をした方がいい」ってお話を、されまして、

今井通子:
はい

相談者:
うん、そいで、一応、全部、承諾をして、

今井通子:
はい

相談者:
帰ってまいりました。

今井通子:
なるほど。

相談者:
あはい、そして、んで、家(うち)に、帰って来て、

今井通子:
うん

相談者:
しばらく落ち着くにつれて、なんかわたしの気持ちが(苦笑)、

今井通子:
うーん

相談者:
あの、とても、うん、複雑な気持ちになって来まして、

今井通子:
ええ

相談者:
やっていかれるのかしら?っていう、思いが、しております。

今井通子:
うん

相談者:
わたしが、どうふうに気持ちを持ってったらいいのか?

今井通子:
うん・・

相談者:
うん

今井通子:
よ、要するに、その手術をするという事に対して、

相談者:
はい

今井通子:
あなたとしては、

相談者:
うん

今井通子:
その、術後の事が・・

相談者:
はい

今井通子:
主にご心配よね?

相談者:
はい
はい、そうです。

今井通子:
で、それに対してどうすればいいか?っていう事ですよね?

相談者:
はい、はい・・もう・・

今井通子:
じゃ、手術をしなかったらどうなると思う?

相談者:
1年ちょっとという事で・・伺いました。

今井通子:
・・で、それはそれで認められるの?

相談者:
・・それも(荒い息遣い)・・その辺が、なんかすごく・・うーふ、複雑なんです。

今井通子:
・・
分かりました。今日はですねえ・・

相談者:
はい

今井通子:
精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。先生よろしくお願い致します。

相談者:
はい、お願い致します。

(回答者に交代)


「俺様オヤジの背筋凍る。余命一年と術後の世話を天秤にかけて悩む妻」への2件のフィードバック

  1. 見つけない方が幸せだった
    方法がない方が納得できた
    医者のすることに間違いはあっては困る
    だからといって
    医者の方法が絶対正義だと呑気になれるなら助かる(医者が
    先のない長い地獄をへとへとになってお迎えを待つのか
    一週間そこらでポックリ逝けるのか
    ヘボい医者が出しゃばった以上、選べるようで選べない
    急に悪くなってあっさり死ぬ・・ことはもうできない
    現行、安楽死は認められていなく
    死ぬ人は誰の一人もいないのに
    医者の大義とは死を絶対的に回避することである
    死をそこまで回避することが果たして自然なのだろうか
    病気なんぞ知らなければ
    明日死ぬ未来があるのに今日を笑って過ごせますか?
    あなたも私も誰もが明日死ぬ運命はあるわけです
    膵臓の進行癌でまだギリ助かると言うその病院
    名前こそださないけれど、それ聞いたら・・

  2. 手術して経過が良くなってもそのあと面倒見るのはこの奥さんだもんなぁ
    しかも旦那は痴呆入ってるみたいだし
    考えさせられる相談だ

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