退職金で家買ってすっかんぴんの熟年離婚。年金分割できますやろか?

テレフォン人生相談 2019年6月29日 土曜日

経済的理由から、だいぶ前(10年以上?)から離婚は考えていたが、今の気持ちはほぼ固まっていて、夫も同じ気持ちであることを確認した。
夫は10年前に(定年?)退職して、退職金を得たが、家の購入費用とパチンコで残っていない。
離婚後の収入として夫の年金分割に期待しているが、今ですら余裕がない状態で分割は可能か?

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 関西なまりの女64歳 夫69歳 別居中 離婚して子どもと暮らす長男39歳 次男37歳

今日の一言: なし

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
もしもし?

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
お願い致しますう。

加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。

相談者:
はい。えーと、わたし、64歳です。

加藤諦三:
64歳、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?

相談者:
え、69歳です。

加藤諦三:
69歳、お子さんは?

相談者:
えと・・男の子、おふ、二人で、

加藤諦三:
はい

相談者:
長男が・・39歳。

加藤諦三:
はい

相談者:
次男が、37歳です。

加藤諦三:
と、二人共もう・・

相談者:
はい

加藤諦三:
家出てるわけですね?

相談者:
はいー

加藤諦三:
はい、分かりました。それでどんな相談ですか?

相談者:
はい
もう、結婚生活も・・長いんですが、

加藤諦三:
はい

相談者:
えとお・・

加藤諦三:
そうですよね?・・

相談者:
はい

加藤諦三:
息子さん39歳ってことはもう・・

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
長いですね。

相談者:
はい、それで、主人、と・・

加藤諦三:
はい

相談者:
別れるにあたって・・あの・・

加藤諦三:
あ、「別れるにあたって」って、もう別れると、気持ちの上で・・

相談者:
ん・・

加藤諦三:
決め、ているんですか?

相談者:
は(わ)、九分九厘、ゆう感じです。

加藤諦三:
・・ああ

相談者:
それに当たってえ、

加藤諦三:
はい・・はい

相談者:
ギャンブルが好きで、

加藤諦三:
あ・・ご主人ギャンブルが好き?

相談者:
はい

加藤諦三:
あ、これはギャンブルが”好き”という程度ですか?

相談者:
ん・・

加藤諦三:
そ、それとも好きをちょっと通り越してえ、ギャンブル依存症とかって・・

相談者:
依存し、依存症というのかも、・・そこら辺は・・もうちょっとよくう、あの・・お金のことに関してはあ、主人があ、全部握ってまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
生活費、といって、貰ってる、感じ、なんですね。

加藤諦三:
あ・・なるほど。生活費としてもらっていてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
それ以外をギャンブルに使ってるということですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
あ・・それはあ、ギャンブル依存症ではないですね。

相談者:
あ、そうなんですか。

加藤諦三:
うん、あの、単純にギャンブルが好きということ・・

相談者:
あ、あーあー

加藤諦三:
でしょうね。はい、はい

相談者:
それで、

加藤諦三:
はい

相談者:
も、一応、10年前に退職しているんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで・・ま・・あの、新しく、住む、お家も買ったりして、

加藤諦三:
うん

相談者:
ま・・退職金で、買いました。

加藤諦三:
はい

相談者:
でも、残りのお金、わたしは、ちょっと、いくらぐらい、あるのかが全く分からずですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
ある・・ことから・・ゼロ、ていう、ふうに・・分かったんです。

加藤諦三:
ということは、新しい家(うち)を買ったことで、

相談者:
はい

加藤諦三:
退職金は全部、もう無くなったということですね?はい

相談者:
はい、退職金と、あと・・自分でギャンブルです。あの、パチンコですね。

加藤諦三:
パチンコですね?はい

相談者:
はい。それで、無いんです。もう

加藤諦三:
はい

相談者:
で、今、もう、年金生活っていう形なんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、その年金生活も、

加藤諦三:
はい

相談者:
もう、段々ちょっと、こう、今のこの世の中で、

加藤諦三:
うん

相談者:
引かれるものが、い、ありまして、

加藤諦三:
うん

相談者:
少なくなって来てますう。

加藤諦三:
はい

相談者:
それで・・やって行けないー・・行けなくなって来たあ、っていう・・

加藤諦三:
やって行けなく・・なって来たというのは、二人で今まで生活・・もう息子さん達、出ているわけですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
だ、二人の生活が、もう・・

相談者:
うん

加藤諦三:
今までは出来たけど、今・・出来なくなって来たということですか?

相談者:
そうなんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
というのも・・またちょっとそこで一つ問題が起きてるのんで、

加藤諦三:
はい

相談者:
長男の方が・・

加藤諦三:
はい

相談者:
あのお、別れまし、離婚しまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
孫・・子どもは・・

加藤諦三:
はい

相談者:
長男が・・親権取って看ているんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で・・それで・・孫の世話をしに・・

加藤諦三:
あなたが?

相談者:
えと、夫婦で。

加藤諦三:
・・夫婦で、ってことは、その・・あなたのご主人と一緒にということ?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
そして、行って、世話を、してたんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、わたしが、ちょっと体調崩しまして、

加藤諦三:
はい

相談者:
はい
ちょっと別居っていう形になったんです。

加藤諦三:
あ、別居は・・してからどのぐらい経つんですか?

相談者:
別居して4年ですね。

加藤諦三:
あ、もう、かなり前ですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
で、その前からずっと単身赴任だったんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
で、単身赴任も、もう15年ほど・・

加藤諦三:
はい

相談者:
に、なるんですけども。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい
それで、お金がないっていうことで、

加藤諦三:
うん

相談者:
それ、以前から・・色々・・葛藤がありまして。

加藤諦三:
うん

相談者:
別れえー・・たい、なあっていう気持ちはもう徐々に、徐々にっていう感じだったんです。

加藤諦三:
強くなって来た・・それで今、も、別れて話は出ているんですか?出ていないんですか?

相談者:
・・ちょっと出かけました。

加藤諦三:
ちょっと出かけた・・

相談者:
はい

加藤諦三:
要するにあなたの方から、

相談者:
はい

加藤諦三:
「もう・・別れましょう」というのは・・

相談者:
あの、それも・・主人の方からは、

加藤諦三:
ええ

相談者:
今までから・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
その、気持ちはあったけども、直接的な言葉としては、

加藤諦三:
ええ

相談者:
・・発してないんです。

加藤諦三:
・・「直接的な言葉発してない」ってのは・・どういう言葉を直接・・発して・・

相談者:
あ、「別れよう」ていう言葉を。

加藤諦三:
ご主人が?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、あなたの方は「別れよう」という言葉をもう言ってるわけですね?

相談者:
今回、今回、初めて言いました。

加藤諦三:
はい・・はい

相談者:
たら・・その言葉に対して・・
「俺は」・・「そう思ってた」、「そういう気持ちがあった」・・

加藤諦三:
あー、はい

相談者:
て、初めて・・向こうの気持ちが・・分かったようなことなんです。

加藤諦三:
あはい、はい、はい
ということは、別れる別れないの話ではなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
お互いに別れましょうという風にもう、なってるわけですね?、あ、なってるっていうのは、気持ちはもうお互いに別れることになってるわけですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい。それ・・

相談者:
それで・・

加藤諦三:
はい

相談者:
・・わたしもこれから・・一人での生活になると・・

加藤諦三:
はい

相談者:
年金だけでは・・心もといので、

加藤諦三:
はい

相談者:
持てないので、
今・・言われてます、年・金・分・割・・

加藤諦三:
はい

相談者:
に関してえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
こういう状態・・貯金も無くう、

加藤諦三:
はい

相談者:
主人の生活もある中でえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
年金分割があ、

加藤諦三:
はい

相談者:
通るのかどうか?って・・

加藤諦三:
ていうのが今日の相談ということですね?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はスタジオに弁護士の中川潤先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)


「退職金で家買ってすっかんぴんの熟年離婚。年金分割できますやろか?」への2件のフィードバック

  1. 長男のとこにいる旦那を追い出して、自分が入るにはどうすればいいか?という相談かなあと思いました。

  2. 私も長男の家で生活しようと考えていると思いました。だから、とりあえず生活費の事だけしか考えていないのでは無いかしら。
    夫の次は息子に依存して暮らしていくのでしょうか。
    退職金は住宅購入に殆ど消えてしまうと思いますが、その金額も知らなかったのかも知れませんね。
    退職後は生活の質を落とさなければ、年金生活は苦しくなるのも珍しくないと思います。
    世間を知らずにこれまで暮らしてこれた、幸せな奥さまだった気がします。

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