夫婦関係に行き詰る「あなたは敵陣の中にいるスパイ。信頼されたことがない」

(回答者に交代)

大原敬子:
まずあなたはね?、ほら「はあい」、これはあなたの感情なんです。
「はあい」て言ったのはね?

相談者:
はい

大原敬子:
その前の、あの、お母さんの時ですね?・・夫との関係で。
その時あなた「はあい」です。
それまでは、「そうですねえ」、「そうですね」がとても多いんです。
でね?「そうですね」ていうのはね?
「あなたがそうおっしゃるならば」・・「そうかもしれませんね」ってことで。
誰が問題出したか分からなくなってしまって。
「あなたが言ったんですよね?」・・「自己拡張、そうですね」、「そうかもしれません」であなたは、納めちゃうんです。
これがあなたの手法なんですよ。
それが・・

相談者:
はい

大原敬子:
ホントに好きな夫にストレートに行かなくなってしまった、原因ですってこと、まず言いたいんですね。
で、次がですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
いろんなこと喋りますね?

相談者:
はい

大原敬子:
そのとき、あなたが自分で、決着つける「そうですねえ」って、「大体」「えー、こういうこと始まるんですよね」って評論家になっちゃうんです。
自分で、ぜーんぶ(全部)、答え出しちゃってるの。
だからあなたは自分で、

相談者:
はい

大原敬子:
火を点けて、

相談者:
はあい

大原敬子:
「火が点いたんですよねえ」って言うんです。
・・で、「いや、あなたが点けたんですよ」と、「あ、そうか、そういったら、わたしが点けたかも、でもそれは、ちょっと火が恋しかったから」て、やってしまうんです。
だ、どんどん、話が、被害者になったり加害者になったり・・
だ、聞いてる方が、真面目に聞いてたら分からなくなっちゃうんですね。
「はあい」って時は・・あなたの、琴線に触れた時には「はあい」って、怒りの声になるんです。
これがあなたの本質にある物です。中に。分かります?

相談者:
んー

大原敬子:
うーん

相談者:
(苦笑い)

大原敬子:
「そうです」言わないでしょ?(苦笑)認めたくないからね?
「うーん」って「バカじゃない?あなたは」。
ちょっと自分に非がいくと「そうですね」。
「加藤先生がおっしゃるならば、あー、そうかもしれません」って言えば・・自分に非はないでしょ?

相談者:
・・うーん

大原敬子:
それがあなたの性格です、いいですか?

相談者:
はい

大原敬子:
で、簡単に言えば、あなたは夫に甘えたいんです。

相談者:
・・

大原敬子:
ところが、自分から甘えたいってことは言えない。
あなたの本質はですね?
「こういうこと言われちゃってえ」って言った言葉。

相談者:
はい

大原敬子:
「『女の子が、いればね』って言われた」って。

相談者:
はい

大原敬子:
これはあなたが一番夫に求めた、物なんです。
「近所の人にこんなこと言われちゃって」って、夫は、「ああ、ああ、ああ、いんじゃない、放っとけよ」って言われたら、「そういうことじゃないのに」って、あなた思うわけですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
「なんだ君、そうして近所の人に言われたんだ」って・・「結構苦労する・・」、な「何か、僕出来ることあるかい?」とかって、肩でも抱いてくれたら、ならなかったんです、はっきり言えば。
もう一つは、「『女の子』」お、「『がいればね』って言われちゃった、わたしい」ってあなたが夫に言いました。
夫が「いいじゃないか。君が産んでくれた2人の息子いたよ」って、「僕はこれで十分だよ」って、抱いてくれたら、あなたはこんな性格にならなかったんです。
でも、こういう、

相談者:
◆#$%

大原敬子:
(苦笑)うふ、あなたはね?、求めてるの、今日の相談はこういうことなんです。
だから離婚をしたいなんて、ないんです。
夫が・・わたしが求めていることを、気づけば夫は好きなんです。
今日の相談内容は、

相談者:
はい

大原敬子:
夫に・・甘えられないってことです。
「今後このまま行ってしまったら」、「もう、夫とはやって行けないわよ」って、「離婚するわ!」っていうように、自分が、「はあい」って、あの声です。
で、電話したんです、今日。違います?

相談者:
甘え、ちゃ・・い、いけないって、言い方あれなんですけど、

大原敬子:
はい、逃げない。ちょっと置いといて。
じゃ、聞きます。甘えたいんでしょ?夫に。
それを夫は気づかない。
段々、段々夫はイライラする。話をすればするほど夫が・・「もう、君のお母さんに似てるよ」って言われて、あなたはカチンと来たんですよ。

相談者:
はあい

大原敬子:
お母さんに似てるのが嫌じゃないんです。
お母さんと、お父さんの関係に、なることの恐れが、あなたに怒りに変わったんです、今日。
あなたの今日の相談は、

相談者:
はい

大原敬子:
夫に、甘えられないことが、寂しかったってことじゃないですか?

相談者:
寂しいというよりか、理解してもらい・・

大原敬子:
そんな綺麗事言わないで、理解云々って。わたしあなた理解してるじゃない?
それであなた満足ですか?

相談者:
・・え、理解してもらえてるんですかあ?(苦笑)

大原敬子:
もらえてるから、あなた今、しゃ、しゃべってるじゃない?どんどん。
すでに・・

相談者:
はあ

大原敬子:
甘えたいの距離に近づいて来てるんですよ、あなた。
なんか餌釣ってるみたい、わたし、イヒヒ(苦笑)

相談者:
(苦笑)

大原敬子:
おいで、おいで、おいでで。
で、あなたはそれに「うん、そんな甘えたいんじゃないんです。わたし甘えるってことが嫌いなんです」

相談者:
あ・・

大原敬子:
「理解してくれ&#△%」・・

相談者:
あ、嫌いじゃないですう。

大原敬子:
ええ?

相談者:
嫌いじゃないです。

大原敬子:
じゃ、どっちなの?

相談者:
その甘えるとかいう言葉が・・嫌いとかじゃなくてえ、表現が下手くそなんですよね。

大原敬子:
じゃ、なんです、愛して欲しい。
間違えてますか?わたしの、推測が?

相談者:
これが、この性格、こう言うのがあ・・素直じゃない・・っていう、言われるのも・・があ・・その辺が、分からなくて(震えた声)、わたしもずっと悶々と悩んでたんですけれどもお・・
なんかよく、ほら「自分と向き合いなさい」とかって言うじゃないですか。
・・でも、ホントこんな年になってえ・・自分のことすら分からない、自分もすっごい情けなくってえ(涙声)・・
それでなんか世間とも、上手く(泣)、やって行けない?、っていうことを、言われてえ(泣)
それだったあ、らあ、もうなんか・・一回い、も、子どもも成人したからあ・・あの、1人になってえ・・ホントに自分がこう出来ていけないのかあ?、ちょっと試してみようかな?っていうところもあったんですよね。(鼻をすする)

大原敬子:
「わたしは寂しいんですよね」って、「ホントは、好きです」とかって言えたらね?、どんなに楽だろうって。
この「言えないこのわたしが、今苦しんでるん、です」ってことが言いたいんでしょ?あなた。まず1つ。

相談者:
はい

大原敬子:
素直じゃない。
「好き」って言われた時に・・人は「不愉快」とは絶対言わないんですよ?
あなたはこれから絶対身につけること。
47歳、いい?

相談者:
はい

大原敬子:
「好きだ」とか・・「いい人ね」とか・・「ありがと」・・これが言えなくちゃ。
今涙したじゃないですか、はじめて。
1つ、壁は取れたんですよね?

相談者:
(鼻をすする)

大原敬子:
まず、自分が泣いたことを認めて、「そうですね」って。
「なぜ泣いたんでしょうか?」ったら、共感です、これ。

相談者:
わたし、なんの壁があるんですかね?

大原敬子:
知ってるよ、あなたは。

相談者:
ホントの自分は・・どれなんだかが分かんない。

大原敬子:
恐怖、恐れ・・自己蔑視。
あの人はこうハッキリ言った時に、相手は自分をどう判断するかがあなた怖いんです。

相談者:
あ!そうですね。そこで、否定されえ、るのが怖いのかもしれない、です。

大原敬子:
ほら・・そこですよ。
この先ずうっと、老いても一緒に生きたいと思うならば、

相談者:
はい

大原敬子:
これからあなたが絶対的なさるべきことは、「あの人が」、「この人が」と、第三者の名前をあげる時は、夫婦仲も、人間関係も、信頼関係ないですよ?
人の名前を出したり、そういう時は、「わたしは怪我しないように」、「わたしじゃないよ!」と。
でも、こう言われちゃったってことで、仕向けてるんです。
これは・・自分の心のベクトルと、真逆に行っちゃいます。
そしてあなたが言ったように・・悩んでしまうということです。
今日、あなたの涙は、やっぱり心は分かってる方なんですよ。

相談者:
・・

大原敬子:
そしてわたしは自身持って今、勝手に自分の判断でね?あなたと同じように。
うん!、あなたの本心は、的は突いたなと、思って、加藤先生にバトンタッチします。

(再びパーソナリティ)

「夫婦関係に行き詰る「あなたは敵陣の中にいるスパイ。信頼されたことがない」」への11件のフィードバック

  1. 相談者さんあなたは今日はとってもラッキーです!だって、ウルベじゃなかったもの!

  2. かなり編集でカットされたと思われる、三者の激しい攻防。なんで相談者はこんなにも徹底抗戦を続けたのかね。
    明らかに不満げにトーンの変わる「はぁい」から、泣きながら質問をするラストに至るまで、いまいち納得できていなかったようだけど、相談者の心に少しでも希望は生まれたかな?
    ただ、加藤さんの言う「気づけば解決します」というのには、私も実践的にはどうなのかな、と思ってしまう。悩みの底にいる者にとっては、もう少し確信できる言葉が欲しいのだと思う。

    KBCの聴取者の、にせ三石さん(笑)が『テレフォン人生相談でした』に寄せたコメント。「〜夕食に旦那の好きなもんでも作って並べてねえ、〜」のアドバイスには笑った。いかにも三石さんが言いそうだし、けっこう的を射たアドバイスのような気もする。

  3. 女の子がいたらよかったのに
    と言われたと言うやり取りを推測してみた。
    相談者が風邪かなにかで大変だったのに、家事から何からいつも通りに
    やらされた、とこぼした
    →そら大変でしたなー女の子でもいたらよかったのになあ

    あくまでも推測ですが
    良くあるやり取りで
    悪意は感じられない。
    何でもかんでも被害妄想が強すぎるので旦那さんがそんな反応なのかなと思いました。

  4. 無神経な言葉を吐く人は、
    悪気は無かったのひとことで
    すべてが丸くおさまると思ってるのかね?
    相談しようにもまわりが無神経な人ばかりでは、口をつぐむしかなく
    さぞかし相談者もつらかったろう。

    好きでそんな嫌な仮面かぶってるわけないよ。
    かぶらないと、どこまでも、自分がさいなまれるなら、しょうがないじゃないか

  5. いつも思いますが、偽善者にこの二人のコンビは最強ですね。

    男だろうが女だろうが、こどもが元気に生きててくれるだけで十分じゃないですか?
    相談者さんが、20代ならともかく、この年で、今さらそんなことどうでもよろしいがな、と思えないのかね~。 
    そもそも授かっただけでも有り難いことなのに。
    聞き流せないのは、自身も不満だらけだから?

    真の感謝がないんでしょうね…

    1. 相談者さんは「女の子がよかった」なんて
      言ってないし、ただ「そんなことないよ」みたいなご主人のやさしい言葉を期待してただけでしょうよ。
      第一「女の子ならよかったのに」それどういう意味なのか…
      もし「家政婦代わりで便利」などという意味なら誰に対しても失礼だし、挨拶代わりに使われてるような、ど田舎なら確かに
      気にしていたらまともな人ほど生きていくのは難しそう。

      1. 私が感じたのは
        相談者さんがまず自分で愚痴か、自虐的なことを言ってるのに
        それに対して人がなにかコメントしたら
        (言葉選びのセンスがなくても、多くは励まそうとしてくれたもの)
        「あなた!本当はそう思ってたのね!キー!」と
        枝葉を取って反撃するタイプなのかなあ?と思いました。
        いや、アンタ自分で最初に言うてたでしょうよ?(被害者にすり変わる瞬間)
        加藤先生が、あなたは厚かましい、ふてぶてしいとおっしゃったのは
        そう言う意味かと・・・

        こんなことでイチイチ突っかかられてたら
        それは親しい人も出来ませんて。
        うっかり何か言ったら怒らせる可能性のある人とは
        友達になりたくないでしょう、ふつう。

        1. もちさんへ

          おっしゃることよくわかります。

          テレフォン人生相談で毒を吐き出して、ご自分のててる
          ラジオも聴いて、今は少しでも楽になっていたらなあてん

  6. ふてぶてしくて、あつかましくて、嫌な人
    っていう感じですよね。まさに。
    「はぁい」
    こんな怖い返事する妻なんて、家にいて欲しくないし、付き合いたくない。
    泣いて、やっと聴いてるこちらもホッとしたました。

  7. 女の子も欲しかったけど、夫が非協力的だったのかな?
    とりあえず愚痴や悪口は聞いてる方は気分悪いし、いつもそんなんだとうんざりして聞きたくないって。
    愚痴悪口を言う表情や口調、お母さんにそっくりってそういうとこじゃないの~

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