人は忘れることで幸せに生きられる。記憶を掘り起こす対象から離れよう
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
あ、はじめまして、高橋です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
高橋龍太郎:
ま・・縁を切るって、ね?、戦前は、それこそ・・勘当っていう・・親子が・・ホントに法律的にも縁を切るってことは可能だったけど。
今の新しい民法では、そういう法律的に縁を切るっていうしくみは・・保証されていないので。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ま、あくまで精神的なものなんだけれど。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
縁を切るっていうあなたの、気持ちを、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、最大限・・えー、相手にアピールして、連絡を取り合わない関係を作るっていうことは・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
基本的に言うと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あなたの・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今の・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
心の健康には・・ある意味では必要なことだと思いますよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
要するに、虐待を受けた、子どもというのは、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
親が、それこそ、結び付いてる限りは・・いつまで経っても、虐待を受けた体験を、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今あなたが、有り有りと記憶してるように、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その古い記憶であるにも関わらず、古い記憶の層に、仕舞い込むことが&#△の。
相談者:
うん
高橋龍太郎:
なぜかっていうと、会うたびに・・昔の古い記憶を全部、ひっくり返してまた新しい記憶に、させられてしまうから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから・・古い記憶を・・ずっと、自分の・・記憶の、古い層に、それこそ普通に、仕舞い込むように、人間はみんなそうやって・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
嫌な記憶を・・自分の、要するに古い記憶に閉じ込めることで、今を、気持ちよく生きてるわけ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
でも今のあなたは・・そんな風にお母さんからしつこく連絡を受けたり、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
なんで看病しなきゃなんないっていうような、事態があるたびに、嫌な記憶を全部、掘り起こされるから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
精神的にもすごく辛くなると思うのよね?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、それは、もうあなたが言うように、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
え、お母さんと縁を切るっていうことに、僕は大賛成です。
相談者:
ありがとうございます(涙声)。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
(鼻をすする)
高橋龍太郎:
ね?
で、おまけにい、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そういう事情を分かってくれた上で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
一緒に夫婦になってくれるご主人や・・
相談者:
(鼻をすする)はい
高橋龍太郎:
それ、義理の両親がいるわけだから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もう、自分の居場所はそこと決めて。
相談者:
(鼻をすする)はい
高橋龍太郎:
もうお母さんとは、もう一切連絡を取らないよっていう姿勢を、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
示して、なんら、恥じることはないと思いますよ。
相談者:
ふん、はい
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
すいません、泣いちゃって(鼻をすする)
高橋龍太郎:
うん・・だから・・
相談者:
(泣)
高橋龍太郎:
ま、もちろん・・事務的な連絡とか、親族肉親だから・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
何らか連絡、とかあったとしても、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それはそれで、その、用件次第で、連絡を取ればいいし。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それ以外向こうが、何を言って来ても・・一切、それこそ、メルアドも消して・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
連絡取れないようにして、なんの問題もないと思うよ?
相談者:
(鼻をすする)はい
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
(鼻をすする)
高橋龍太郎:
そうじゃないと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
一生あなたはその、嫌な記憶を掘り起こされながら生きてかなきゃなんないから・・人生が辛くなっちゃうの。
相談者:
そうですね、もう・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
人生・・そうですね。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
主人と・・(鼻をすする)、その結婚をする、前は、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ホントに、(鼻をすする)辛くて。
高橋龍太郎:
うん
相談者:
も・・なんか連絡来るたんびに、その・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
昔のことを思い出しちゃって。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
(鼻をすする)でも、なんか体は震えちゃったりとかして?
高橋龍太郎:
うん
相談者:
うんで、ま、電話が終われば、ホッとするから。少しそこで楽になるんですけど。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
うん、なんかそういうことが何回も続いてて。
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
(鼻をすする)うん。なんかもう、な、その時からちょっと縁を切りたいなって自分では思って・・
高橋龍太郎:
そうだね。
相談者:
こ・・
高橋龍太郎:
うーん
相談者:
インターネットで、こ、いろんなこと調べて。
んも、なんか、思って、や・・や、なんか実行に移そうと思うんだけども、
高橋龍太郎:
うん
相談者:
中々出来ず(鼻をすする)、今日まで来ちゃってて。
高橋龍太郎:
そうだね、あの、ま、これはま色々学説もあるんだけれど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それを複合型のPTSDっていうの。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
要するに、PTSDって普通は、も、命が掛かるような衝撃的な、ことがあって、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それがずうっと、例えば、何年にも渡ってっていうことなんだけど。
一つ一つの事象は、命に関わるようなことではないんだけれど・・もう、ずうっと長期間に渡って、虐待を受けた・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
子ども達っていうのは、生涯ずうっと、そういう・・掘り起こされる、記憶の・・ま、反乱みたいなことに悩まされるので、
相談者:
うん
高橋龍太郎:
それを防ぐ、まず第一歩はもう、その、対象から、とにかく距離を取るってことが一番大事なので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
あなたの選択は全然間違ってないし、正しいと思います。
相談者:
ありがとうございます。
高橋龍太郎:
うーん、うん
相談者:
(鼻をすする)なんか・・ちょっと楽になりました。
高橋龍太郎:
うん、ぜひ・・
相談者:
うん
(再びパーソナリティ)