ごめんで済むのか?衆目に晒された万引き容疑。外出もままならない83歳
テレフォン人生相談 2019年9月3日 火曜日
5年前にスーパーで警備員から万引きと間違われた。
その場で疑いは晴れて、その後に店長から謝罪も受けたが、要求した文書化は聞き入れてもらえず。
今だに気持ちが収まらない。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女83歳 夫は6年前に他界 息子63歳 娘61歳 二人共家庭持ちで孫もいる
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし
今井通子:
もしもーし
相談者:
よし、よろしくお願いします。
今井通子:
はあい
今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
あのね?
今井通子:
ええ
相談者:
5年前スーパーでね?
今井通子:
ええ
相談者:
万引きを、間違われたんですよ。
今井通子:
あら!
相談者:
わたし初めてのことでね?
今井通子:
はい
相談者:
入り口の横でね?
今井通子:
ええ
相談者:
レシートと品もん(品物)を広げたんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら、え、あの&#通ってる人が、「あー、万引きで捕まえられたんやな」って、思って通ったと思いますよ。
今井通子:
ああー
相談者:
警備の・・
今井通子:
はい・・
相談者:
警備の人がね?
今井通子:
ええ
相談者:
「野菜がね、袋からね、少しはみ出しとったのでね」・・
今井通子:
ええ
相談者:
「万引きと思おたんですう」て・・
今井通子:
うーん
相談者:
言われたんですよ。
今井通子:
なるほど。
相談者:
うん・・ほで、警備員の人と、店長さんがね?、「店の」ンフフ(苦笑)、「間違いを、書いてもらえませんか」って・・
「店が間違ったんやから」て、わたし言うたんですよ。
今井通子:
ええ
相談者:
ほいでなかったら人から言われた時、何も・・証拠がないからね?
今井通子:
ええ、ええ
相談者:
そしたら、「とんでもない」、ンフフ(苦笑)、言われたんですよ。
「そんなの」あの、「スーパーが」ね、「書かれへん」言うてね。うん
今井通子:
あら!、そうなんですかあ。
相談者:
はい
今井通子:
はい、それで?
相談者:
あ、うん、「謝ることは何回でも謝ります」って言われてね。
今井通子:
うん
相談者:
うんー、それがあの、わたしにはもう、納得、い、いかんとねえ・・
今井通子:
はい
相談者:
そやけど、あの、わたしと友だち、とお、警察、と、消費者センターにも行ったんですよね。
今井通子:
ええ
相談者:
ケアマネが、あの、元警察官やったのでね、
今井通子:
ええ
相談者:
相談したらね、「出るとこへ出るんやったら」・・「とっても、体力がいる」言うて、「あんた、その覚悟をしとかんったら」・・「自分がダメになるよ」って言われてね。
今井通子:
うん
相談者:
うーん。
自分はそんな、フン(苦笑)、疑われるようなことしてたんかなあ?って思うてね、情けんのうなったり(ため息混じり)・・
今井通子:
ええ
相談者:
うーん
も、そやけどもう、謝ること、あや、「なんぼでも謝る」って言われたどうしようもないしね、もう、ほんなやったら・・もう、仕方ないかねえっておばちゃ、一人のおばちゃんとスーパーの、て、あの、店のやり方と、そんな、やり合ってみたとこで、が、んー、あ(苦笑)、勝つわけがないて、思うて自分は、引き下がったんですけどね。
今井通子:
はい
相談者:
うん。それ以来、うん、もう、アハハ(苦笑)なーんか、外にも・・出るのが嫌になってね、誰かが・・え、見て、◆#$%□&▽と違うかなあ、て思うたりして。
今井通子:
うーん、なるほど。で?、その、ご相談はそうするとどういうことになりますか?
相談者:
あの、もう・・日が、経ってるからね?
今井通子:
うん
相談者:
あの・・も、店に、あれ言う、あれもないけど・・どんな、気持ちでね、これから、い、あの、毎日を過ごしたらええかなと思うて。
今井通子:
ああーなるほどね。
相談者:
はい
今井通子:
ところで・・おいくつですか?
相談者:
83歳です。
今井通子:
83歳
相談者:
はい
今井通子:
あのお、ご結婚はされてます?
相談者:
あはい
今井通子:
じゃご主人は・・
相談者:
あの・・前に、亡くなってるんです。
今井通子:
はい
相談者:
うん
今井通子:
そうすると、お一人の生活長いの?
相談者:
6年ちょっとですね。うん
今井通子:
6年?
相談者:
はい
息子らがね?
今井通子:
うん
相談者:
あの、毎月、あの、娘と・・来てはくれるんですけど、やっぱり晩は、帰ってしまうからね。
家族があるから、んな、やったらやっぱり、晩になったら、色んなこと、考え出してね。え・・
今井通子:
あ・・お嬢さんも坊ちゃんもいらっしゃるんですか?
相談者:
はい。いてます。
今井通子:
あの、どちらが上?
相談者:
男の子が、上です。
今井通子:
おいくつですか?
相談者:
えーと、60、3歳です。
今井通子:
63歳
相談者:
はい
今井通子:
あのお・・
相談者:
娘が61歳です。
今井通子:
61歳
相談者:
はい
今井通子:
あの・・息子さんの方は・・あ、会社にお勤めか、自営か・・
相談者:
はい、あの・・
今井通子:
なんか・・
相談者:
会社、ま、まだ会社です。
今井通子:
あ、まだお勤めなのね?
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、お嬢さんの方は?
相談者:
パートに、行ってるんですけどね。
今井通子:
・・お二人共結婚されてる?
相談者:
あはい・・家庭持ってます。
今井通子:
てこ・・あー、ていうことは、お孫さんは?
相談者:
孫もいてます。
今井通子:
あ、いらっしゃるの?
相談者:
はい、両方ともね。
今井通子:
そうですか。
相談者:
ああ
今井通子:
ということで、その5年前の件は・・
相談者:
(ワン)
はい
今井通子:
警備の方と、が、そもそもがどうだったの?
相談者:
あ?
今井通子:
あの・・お支払が終わって、外へ出ようとした時?
相談者:
はい、はい、出、出た時にね?
今井通子:
うん
相談者:
あの言われたんです。
今井通子:
出た時に?
相談者:
もう、も、外へ出た時に。
今井通子:
もう、そ・・
相談者:
後ろから来てね。
今井通子:
ちょっと待って、外へ出てから?
相談者:
はい、外へ出てから。
今井通子:
・・外へ出ちゃっ、てから、でも・・そういうの言えるのかな?
相談者:
買いもん(買い物)してから、あの・・玄関から出ますやんか?
今井通子:
ええ
相談者:
店の。
今井通子:
はい
相談者:
そっから、出たとこで、後ろから言われてね。
今井通子:
うん
相談者:
「いや、わたし取ってませんよ」って・・「ほな、あの、見てください」言うて、もうすごく玄関の、中でね?
今井通子:
ええ
相談者:
広げたんですよお。
今井通子:
それ・・
相談者:
そやからみんなが見とったん、と違うかな?、思うてね。
ぜひ、ちょっと品もん(品物)と、出したら、「すんません!、間違ってましたあ」って、言われたけど・・
今井通子:
うん
相談者:
もう人は、あんた、そんな、人は思うてませんもんね。
今井通子:
うん、通りすがりの人はね。
相談者:
ううん
今井通子:
うん
相談者:
分からんもん。
今井通子:
うん
相談者:
わたしも初めてのことで「そんな入り口で出すもんじゃない」て人に言われてね、エッヘヘ(苦笑)うん
今井通子:
フフ(苦笑)うん・・いやでもあれでしょ?、ちゃんとレシート見せて品物並べてるんだから、
相談者:
はい
今井通子:
通りすがりの人も、間違いだって分かるんじゃない?
相談者:
いやあ、それを聞いとる人がおればええけどね。うんん・・
今井通子:
うん、だってほら・・
相談者:
黙って通る人もおるもん。
今井通子:
だって普通、あの、後ろに連れてかれちゃったりするじゃないですか。
相談者:
あーあ、いや・・
今井通子:
うん、事務方のほ、事務室の方に。
相談者:
はい
今井通子:
うん、だから、お、大ぴらに・・
相談者:
そんなのも、も、考えつけん、しませんでしたわ、初めてのことやったから。
今井通子:
うーん
相談者:
うーん
今井通子:
す・・
相談者:
全然考えてもなかったもの。
今井通子:
で、そこって・・スーパーって・・あの、お近くなの?
相談者:
ち、近いです。
今井通子:
歩いて何分ぐらい?
相談者:
歩いて10分ぐらいです。
今井通子:
あ・・じゃあ、そこ、止められないですね。
相談者:
いや、ま、あっちこっちあるからね、そこ行かんでもええ、行けますけど・・
そやけど、「自分では、やってないのやからっていう」、あ、「気持ちで、行けばええ」って、友だちは言うんですけどね。
今井通子:
うん
相談者:
うん。「そんな、控えめにする必要ない」って、言うんですけど。
今井通子:
うん
相談者:
やっぱり気が引けます。そやからどういう、気持ちでね、
今井通子:
うーん
相談者:
先生、あれ・・気持ちを持ち替えたらええかな?思うてね。
今井通子:
うん
相談者:
書いたもんやったら・・なんぼでも、コピー出来るんやから、「あとで」、す、「すごい請求が、来たらどうしようもないから」・・「会社の、方針やから書くことはできません」って。
「謝るのはなんぼでも謝ります」って言われたんです。
今井通子:
「間違えました」っていう、のことを書面に書けないっていうこと?
相談者:
はいはい
今井通子:
はい
相談者:
「会社の方針や」って言われました。
あ、まあ、「悪い人やったら」&#、「こんなんしてないのに」、あの、「あれ、言われたやろ」言うて・・アハハ(苦笑)、「悪い方に、請求されたらいかんって思うたんです」。
あの、おー、店長さんがそんな、言うんですよ。
そやから、先生あの、お知恵を・・ハハ(苦笑)&#△%ないかな思いまして。
今井通子:
うん・・そうすると、それでなんか・・あの、ケアマネの、方がなんか元警察官で?
相談者:
あら・・
今井通子:
で、「訴えるみたいなことは、しない方がいい」って言われたわけ?
相談者:
いや、あの、いー、しないようには、なくて、あの、「体力がすごくいる」て、訴えるには・・
今井通子:
うん
相談者:
あの・・行かなあかんでしょ?
今井通子:
はい
相談者:
ね?自分も出て行かないかんやろうからね?
今井通子:
ああ
相談者:
そ、そんなのに、「体力がいりますよ」って言われたんで。
今井通子:
ああ
相談者:
うん
今井通子:
それってだけど、あれでしょ?
まず最初に訴えて、
相談者:
うん
今井通子:
えーと、裁判沙汰になった時でしょ?
相談者:
そう、そう、そう
今井通子:
うん
相談者:
うん
今井通子:
まあ、だから、あの、訴えて・・あの、和解しようっていう話になれば・・そんなことはないですよね?
相談者:
あーあ、ね?
今井通子:
うん
相談者:
あー、そやけど、和解には、あー、かけ、わたしは、「書いてください」って言うんやけど、向こうは、「書かれへん」って言うんやから、中々、和解には・・ん、&#△%
今井通子:
ならないだろうと。
相談者:
うん・・なんか、ええ・・あの、お知恵はないかな?思うて。思いな、直せる・・
今井通子:
分かりました。今日はですねえ・・
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の塩谷崇之先生がいらしてますので、
相談者:
あ、そうですか。え・・
今井通子:
な、法的に簡単な手段があればそれもそれだし、
相談者:
うん
今井通子:
うん、メンタル的にもどうしたらいいかっていうことを・・
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
途中から聞いたのでわからなかったけど、これ5年前のはなしだったんですね。
まるで昨日のことみたいに喋るからw
友人にもケアマネージャーにも言って、ラジオでも晒したんだから、もう許してあげてもいいんじゃないかな?
スーパー側としては、ネットを駆使するおばあちゃんじゃなかっただけラッキーですね。
相談者の第一声の甲高い声で、ちょっと知性がなく、自分中心の話し方に驚きました。
83歳で、お元気な感じもしますが…
本当にお気の毒だし、大変不快な思いをされたと思います。
でも、5年も前の話しなのですねー、ちょっとビックリ。他に悩みもなく、健康なのでしょうねー。
ただ、店側も謝罪したのだし、これ以上どうしようもないと思います。
万引きに間違われたとしても、私やってませんよーと言い、誤解が解けたらそれでいいんじゃない?とも思えますが…もちろん不快な気持ちはわかりますが、大ごと過ぎる気もしました。
許してあげた方が、相談者自身も気持ち良く生きられるのではないでしょうか?相手の過ちを責めて、恨んで生きるのは、もったいないですね。
83歳、仏様になる前に仏の心で、人の過ちをゆるせる器になれると、周りも自分も幸せになれる思います。
年長者として、成熟した振る舞いを期待したいです。
この方が長い人生をずっと真面目に生きてきたとして、幕引き寸前にこんな汚名を着せられたらやはり忘れられないだろうし悲しいだろうと思う。
今の生活がその事を思い出さないくらい充実していればいいんだろうけど淋しいのかも知れないね。
李下に冠を正さずの言葉の通りスーパーなんかでは疑われるような仕草はしないようにしないと。
私も気をつけようと思った。
本当にお気の毒です。私がその立場なら謝罪されるだけではおさまらないです。
謝罪の言葉ではなく、もっと怒りの心を聞いてあげて、いやしてもらう場が必要と思いました。
謝られても許せないなら、裁判でもするしかないんじゃない?
店側に何を求めてるの?
ご主人を亡くして一人暮らしで心細いときに
万引きの疑いをかけられたら
それは堪えるでしょうね。
もし息子さんが同居してて
「そりゃけしからんな!」と言って
店に怒鳴り込む(ポーズだけでも)などしてくれたら
もっと早くに溜飲が下がったかも。
要するに、寂しいんですね。