家族をないがしろに浮気する夫との離婚を阻む家業へ愛着と跡継ぎと子供たちの反対
テレフォン人生相談 2019年10月10日 木曜日
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女46歳 実家の家業を継ぐ夫43歳 結婚20年 長男19歳 長女16歳 次男14歳 義父母と同居 父は他界 母は健在
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
ドリアン助川:
えー、今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
えーと、浮気ばかりちょっと繰り返す・・旦那に対しての、
ドリアン助川:
はい
相談者:
相談なんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
結婚して・・ま、今年で20年経、ちまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたし自身も嫁いで、まあ、長男の嫁として、義理の両親と・・同居して、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、自営など、今まで手伝って生活しているんですが、
ドリアン助川:
はい
相談者:
3年前え、長女が、中学に入って、
ドリアン助川:
はい
相談者:
不登校にな、りまして、
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
ま、夫婦の問題として?、二人で解決したかったんですけども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたしの「子育ての仕方などが悪いから、そうなった」と、言われまして、
ドリアン助川:
は、はあ
相談者:
だからといって、協力的な姿勢はなく・・仕事は、ま、一生懸命するんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
家のことはほとんど、しませんで、
ドリアン助川:
うん
相談者:
病院とか学校・・不登校の、なんかそんなサークルなどに?、出向いてちょっと自分なりに、解決への道へ進んで、来たんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、夫婦の溝が出来てしまったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、ま、終いには、家には、あまりいなくなって、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
朝、帰って来たりとか・・別の女性と?、ま、二重生活をしていたり、
ドリアン助川:
ふうーん
相談者:
ま「離婚もして欲しい」と、一方的に、ま、言われ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、わたしも3人の子どもも、いますし、
ドリアン助川:
はい
相談者:
許せない気持ちで・・ずっといまして、
ま、唯一味方になる、というか、頼りになったのが、義理の・・父親あ・・だったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、そのあと、ま、家族会議などをして・・まあ、旦那も家に帰って来るようにはな、りまして、
「別れた」とは言ってたんですけど、結局子どものお、受験の前の日でも?、平気でえ、泊まっていたりとか、
ドリアン助川:
ふうん
相談者:
嘘ついてまして、ま、その女性にも?・・借金など、貢いだり色々、ちょっと高額な請求書も家に届いたり、してまして、
ドリアン助川:
はあ
相談者:
その女性え、とは?、関係は終わったようなんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
また、そのあと別の女性と、付き合ってるみたいなんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
やっぱり浮気は一生治らないし、こんなことを・・繰り返しながら(苦笑)、わたし人生を終えるのも?、辛いなと思ってえ、
ドリアン助川:
ふうん
相談者:
どうすればいいのか?ホントに分からなくて・・
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
相談、しました。
ドリアン助川:
あなたさま今おいくつですか?
相談者:
あ、46歳です。
ドリアン助川:
46歳?
相談者:
はい
ドリアン助川:
旦那さんは?
相談者:
43です。
ドリアン助川:
43歳?
相談者:
はい、はい
ドリアン助川:
旦那さんのお家に嫁ぐという形になったんですね?
相談者:
そうです。結婚して・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
都会から、田舎の方に、
ドリアン助川:
ああー
相談者:
嫁ぎまし、た、はい
ドリアン助川:
はい
相談者:
実家の方の、
ドリアン助川:
はい
相談者:
家業を継いで、るといった形ですね。
ドリアン助川:
継いで・・あ、なるほどね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
それでお子さん3人?
相談者:
長男が、19歳
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、長女があ、16歳
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、次男が14歳です。
ドリアン助川:
中学不登校で、すけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
今16歳というと高校の年齢ですが、
相談者:
1年生です、はい
ドリアン助川:
高校に行ってるんですね?
相談者:
はい、高校には、行き始めて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
わたし自身も、なんか、長いトンネル、やっと抜けたと、思って、るんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
やっぱ、また違うトンネルに(含み笑い)・・
ドリアン助川:
また違うトンネルが・・
相談者:
突入したな・・
ドリアン助川:
トンネルだらけ?
相談者:
そうなんです(苦笑)
ドリアン助川:
ありゃりゃありゃりゃ
相談者:
はあい
ドリアン助川:
で、旦那さんに彼女が出来て、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、相手の女性の、
相談者:
はい
ドリアン助川:
借金を肩代わりしたんですかね?
相談者:
相手がサロンを経営してまして、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それの商品を・・多額な分、購入したり、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
プレゼントですか?
ドリアン助川:
ええ
相談者:
貢いだ品物の、請求書が、ま、届いてまして・・
ドリアン助川:
ああー
相談者:
はあい
ドリアン助川:
商品て、具体的にはどういうもんですか?
相談者:
女性が使うような化粧品ん、や・・
ドリアン助川:
化粧品
相談者:
栄養補助のサプリメント・・
ドリアン助川:
ああー
相談者:
はい
ドリアン助川:
なるほど。
相談者:
そういうのを1年分まとめて買ったりとか。彼女というのは・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
バツ2で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
3人の子持ちだったんです。
ドリアン助川:
うん
相談者:
だからやっぱり・・ね?上手く行かないと思ったのか・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
ちょっと分からないんですけど、わたしが離婚しない、から・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
どうなったのか分からないんですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
上手く行かなくなったみたいなんです。はい
ドリアン助川:
で、消えたんだけど・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
また新しい人が。
相談者:
またやっぱりい、飲み屋、夜・・出会った方みたいなんです。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
突きとめてみたらあ・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
やっぱりそのアパートから出て来たり?
ドリアン助川:
・・アパートまで、あ、張り込みに行ったんですか?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
それはなんで分かったんですか?
相談者:
こっそりやっぱ・・携帯見て、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
その、お店に・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
夜、送ったこともあったのでえ、
ドリアン助川:
あー、そういうことで。
相談者:
はあい
ドリアン助川:
旦那さんが・・相手の女性のアパートから出て来たのは何時頃ですか?
相談者:
朝の5時い、ぐらいです。
ドリアン助川:
あなたもその時間にそこにいたってことですね?
相談者:
そうです、もしかしてと思って・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
行ってみたら・・
ドリアン助川:
それで、どうしたんですか?
相談者:
わたしが訊いてみたら・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・「ただの友だちだ」って・・
ドリアン助川:
ふんふんふん
相談者:
言ってるんです。
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
でもその方は・・一人で住んでるわけだし、そんな、「泊まったり」い・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
「してるのはちょっと、おかしい」と言ったんですけど、
ドリアン助川:
うん
相談者:
わたしの方が逆に「ただの友だちなのに」・・
ドリアン助川:
ふん
相談者:
「疑う方がおかしい」って言われたんです。
ドリアン助川:
で・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
義理のお父さんは、えー、あなたの味方、なわけですね?
相談者:
「わたしと、子ども達のことは」ん、「守る」とは言ってくれたので、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
うん、「別に出て行く必要もない」って・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
わたしとしては、別居でもした方がいいかな?とか・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、思ったりもしてるんです。
ドリアン助川:
義理のお母さんは?
相談者:
お義父さん自身が・・あの、亭主関白の方で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
自分の意見も言わないし、
ドリアン助川:
あ、義理のお母さんがね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい。お子さん達は・・あなた、方の夫婦仲について気付いてますよね?
相談者:
ああ、ま、子どもお、の方にも、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
主人の方から、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「自分は出て行くけど、ここに、居ていいんだよ」とか・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
言って来たので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
分かってます。
やっぱり子ども達は離れたくないみたいなんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で今、一番上の、長男は、勉強しに・・学校行ってますので、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
真ん中のその、不登校だった女の子は、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「無理しなくて、もう・・いいんじゃないか」って、「別に離婚してやっていこうよ」とは言うんです。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で、一番下のやっぱ・・中学校1年生の次男は、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「3年間だけ、我慢してほしい」って、「俺が中学卒業するまで」・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
「我慢してくれ」って泣きながら言われたもんで(苦笑)・・
ドリアン助川:
ええー
相談者:
うん、ATMだと思ってえ・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
我慢するべきなのか?、でも・・なかなか割り切れなくって・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
まだ、2年半近くあるので、
ドリアン助川:
はい、はい
相談者:
とわたし自身が・・
ドリアン助川:
うん
相談者:
精神的に・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
ちょっと参ってしま、ってえ・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
うーん
ドリアン助川:
そっかそっか
相談者:
うーん
ドリアン助川:
あなたは、あなたの、お、お父さんお母さんには相談しましたか?
相談者:
あー、父は、他界していないんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
母は、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
やっぱり、ま「戻って、来てみたら?」とは言ってくださるんですけど、
ドリアン助川:
うーん・・うーん
相談者:
ね?今まで、我慢してやって来たのにい・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
なんか・・
ドリアン助川:
とはいえ、まだ46歳だしね?
相談者:
うーん・・はい、また、ね?やっぱり、やり直した方がいいのかな?とか思ったり・・
ドリアン助川:
うーん
相談者:
それに、ちょっと・・
ドリアン助川:
そうですね。
相談者:
その狭間に・・
ドリアン助川:
どうなんでしょうね?、あなたの胸の中に決意のようなものはあるんですか?
相談者:
やっぱりこんな繰り返されるんだったらあ・・
ドリアン助川:
ええ
相談者:
思い切ってえ、一番下が、中学、卒業した・・頃までにはあ、この関係を?、終えたいなとは思ってるんです。
ドリアン助川:
うーん、どういう道が・・あなたにとって、穏やかな、人生につながるのか?という話ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
はい
じゃ今日の先生に、
相談者:
はい
ドリアン助川:
聞いてみましょう。弁護士の、塩谷崇之先生です。よろしくお願いします。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
身も蓋もない救いの無い無慈悲な御言葉。
田舎の老舗の親方ってこんなダサい男でもつとまるのか。
切羽詰まった感はないんだよな。この人
まずまちがいなく何もしないと思うな
何もする気ないんでしょ?
なにをされても
語尾を伸ばす感じが生理的にヤダなって思いながら聴いてたんですけど、ひと通り話し終わった時に、少し息を吐いてホッとした様子があって、真面目な女性で、本当に悩んでおられるんだなぁと思いました。
でも、都会から彼だけを頼って嫁いで、家業を手伝って、そのうえ、3人も子どもつくるなんて、無防備過ぎます。
離婚したら家も仕事も失うのに。
自分で稼げないとこんな惨めな思いをしないとならない。
専業主婦願望なんか口にする若い子たちにこういう回を聞かせてやりたいものです。
田舎の老舗の親方ってこんな男でもつとまるのか。
お客に恥ずかしいと思わないのかしら