テレフォン人生相談　2019年11月9日　土曜日

パーソナリティ：　今井通子
回答者：　塩谷崇之（弁護士）

相談者：　男６２歳農業　妻５０歳　結婚２０年　４年前から別居中　長女１９歳　次女１６歳　三女１３歳　母８４歳と二人暮らし

今井通子：
もしもし？テレフォン人生相談です。

相談者：
あ、お願いします。

今井通子：
はい
今日はどういったご相談ですか？

相談者：
妻が出て行ってからあ・・えーっと４年ん、が経過したんですよね、それで・・離婚ん、を、えー、したいと思いまして。はい

今井通子：
まず、あなたおいくつですか？

相談者：
えーっと６２歳ですね。

今井通子：
６２歳

相談者：
はい

今井通子：
奥さまは？

相談者：
えーっと５０ですね。

今井通子：
５０歳？

相談者：
はい

今井通子：
・・ご結婚して何年目ですか？

相談者：
２０年ですね。

今井通子：
２０年？

相談者：
はい、はい

今井通子：
お子さんいらっしゃいます？

相談者：
はい、おります。えーっと上がね、えー、１９歳ですね。

今井通子：
あ、男、女？

相談者：
はい、女ですね、お、女３人です。

今井通子：
あ・・

相談者：
はい

今井通子：
１９歳、はい

相談者：
１６歳ですね。

今井通子：
１６歳

相談者：
はい

今井通子：
三女の方は？

相談者：
えー・・１３歳ですね。

今井通子：
１３歳？

相談者：
はい

今井通子：
この、あの、お嬢さんたちは・・お、奥さまと一緒に出てっちゃった？それとも・・

相談者：
うん、そうですね、下、二人が最初出て行って、えー、上、は、あの、「お母さん、とは行かない」と言って、こう、あの、残ってたんですけど。
ま、それで、あのお、わたしが、大学へ・・大学っつってもあの、都会、の、大学へ、あの、マンション借りて・・そっから通ってたんですけど、あのお、その、子も、不登校なっちゃってですね、それで、えー「お母さん・・ところへ行く」と言って、はい、あの、引き払ってえ・・あの、つい最近行ったところですね。

今井通子：
あ、なるほど。

相談者：
はい

今井通子：
そうすると、もう、あなたは今お一人ということね？

相談者：
あのお、母と住んでます、８４歳です。

今井通子：
あ、お母さまいらっしゃるのね？

相談者：
はい

今井通子：
と、ご結婚する時は、これ恋愛結婚？お見合い結婚？

相談者：
はい、恋愛い、ですね。

今井通子：
恋愛結婚？

相談者：
はい

今井通子：
で、お住まいは、そうすると、あなたのご実家に、みなさんで住んでらした？

相談者：
そうです、はい

今井通子：
で・・その、出て行かれた理由はなんでした？

相談者：
うんーと、んー、ま「一緒に住みたくない」とかあ、なんか、そういう、よく分かんないような・・理由だったですね。
ま、わたしも・・そうですね、ま、リーマンショックぐらいから、こ、じわじわ儲からなくなって、ま、一生懸命・・仕事はしてたんですけど、

今井通子：
あ・・自営でらっしゃる？

相談者：
はい、自営です。はい

今井通子：
はい

相談者：
それで、生活費も、あの、１６万渡してたんですけど、

今井通子：
はい

相談者：
ま、家は農家ですのでね、あの、食べるもんは作ってますし（ため息）。

今井通子：
ご実家だからお家も、だ、あるしね？

相談者：
そうですね、はい

今井通子：
はい

相談者：
で、えー、その１６万から、あの・・税金とか電気水道・・光熱費ですね、それから・・

今井通子：
はい

相談者：
車、の、車検とか保険とかそういった物まったく・・支払いしてなかったんですよね。

今井通子：
はい
で、どっから支払った？

相談者：
んー、で、ま、経営の方から、こ・・ま、無理して、一生懸命、支払ってたんですけど、だからその・・う、１６万・・ある程度、貯めて、そこの中からですね、ある程度貯めて、それで、出て行ったんじゃないかなとは思ってるんですけどね。

今井通子：
ふん、うん（含み笑い）あ、なるほど。
あの、１６万はあげていたけど、その１６万は、

相談者：
はい

今井通子：
生活費には使っておらず・・

相談者：
そうですね、はい

今井通子：
はい
えー、むしろ、奥さまの、お小遣いになってたって。

相談者：
うん、お小遣いっていうか・・貯金してたんでしょうね。

今井通子：
うん

相談者：
ま・・うん、食べるもん・・

今井通子：
だからそれを貯金していたと？

相談者：
うん、そうですね、食べるもんちょっと買って来るぐらい・・ですね。

今井通子：
うん
で、それはそうすると・・かなり昔から、奥さまとしては、何かがあって・・や、だから４年前に出てった？

相談者：
うーん（ため息）うん、ま・・

今井通子：
その理由が何かあるんじゃないの？

相談者：
いや、それ、もよく分かんないんですけどね、ま・・ま、わたし一人・・でこう、ま、徹夜で作業してても、「学校の」・・「行事の」こう、「打ち上げがあるから」とか、言って、手伝ってくれなかったりとか・・んん、なんか最後の方はそんな感じだったですね。

今井通子：
なるほど。
で・・今回、あなたが、離婚しようと思ってらっしゃるわけよね？

相談者：
そうです、はい

今井通子：
で、その時のための、どういうご相談なんですかね？今日は。

相談者：
んん、まあ、離婚、成立させたいなと思ってるんですけど、ま、裁判・・ですよね、まあ、えー、出て行ってから１年半ぐらいの時に、えー、調停したんですけど・・ま、不成立う、ですね。
あ、ま、妻は、あの・・出て行った、くせに、こ、「離婚はしたくない」とか言うもんですから。

今井通子：
はい（苦笑）

相談者：
ま、わたしも、あのお・・出て行く時も、こう、腹に据えかねて、たんで止めなかったんですよね。

今井通子：
はい
で、今は、だけど、奥さま、じゃ・・下のお子さんお二人と・・

相談者：
はい

今井通子：
それが例えば、奥さまのご実家の近く？

相談者：
・・えーっと、実家に一緒に、実家ですね、実家、あの、父親一人しかいませんので。

今井通子：
あ・・

相談者：
あのお、実家に、はい

今井通子：
奥さまの・・

相談者：
はい

今井通子：
ご実家に帰ってるってこと？

相談者：
そうです、はい

今井通子：
なるほど。
これ２年前ですか？、その、調停したのは。

相談者：
えー、そうです、はい

今井通子：
調停の時は、離婚はしたくない・・

相談者：
そうですね。

今井通子：
よ、要するに、理由は・・えーと「一緒には住みたくないけど」・・

相談者：
そうですね。

今井通子：
「離婚はしたくない」っていう話ね？

相談者：
はい
そうです、それで、ま、「父親のない子どもにしたくない」みたいな、そんな理屈でしたね。

今井通子：
ふうーん

相談者：
は・・んまあ・・

今井通子：
で、今あなたとしては・・

相談者：
はい

今井通子：
奥さまがいない。

相談者：
はい

今井通子：
えー、今後のことを考えると・・

相談者：
はい

今井通子：
今、離婚して？

相談者：
んー、ま、離婚して？・・んま・・出来れば再婚したいですけど、ま・・

今井通子：
なるほど。

相談者：
今んところ、相手もいませんしね（苦笑）。

今井通子：
うん（含み笑い）、まあね・・

相談者：
うん、はい

今井通子：
いつ、出来るか分かんないですもんね？

相談者：
はあ

今井通子：
ということで、そうするとご相談は？・・その１年、一回調停も失敗しちゃったんだけれども・・

相談者：
はい

今井通子：
ど・・

相談者：
ま、離婚成立させたいん、です、ということですね。

今井通子：
で・・ええ・・

相談者：
はい

今井通子：
で、どうしたらいいかっていうことですか？

相談者：
はい、はい、そうです。

今井通子：
はい、今日は弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてますので、

相談者：
はい

今井通子：
伺ってみたいと思います。

相談者：
はい

今井通子：
先生よろしくお願いいたします。

（回答者に交代）